ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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こんばんは。
ゆるポメラです。
とりあえずできたので投稿します。

ではどうぞ。


第5話 始業式の後・・・

現在、僕達は教室に戻っている・・・

しかし誰も喋ろうとはしない。

なぜなら・・・

 

(廃校かぁ・・・)

 

始業式での出来事が衝撃的すぎて

何て声をかければ分からなかったから・・・

すると、

 

「・・・あれ?。」

「悠里君、どうかしましたか?」

「あの人だかり、何かなと思って・・・」

「本当だ!!。見てみようよ!!」

「あ、穂乃果ちゃん」

 

ことちゃんの制止を聞かず、ほのちゃんは

人だかりの掲示板の所に行ってしまった。

僕達3人も慌てて追いかけた。

 

「・・・・。」

「ほのかちゃん、どうしたの?」

 

しかし声をかけても、ほのちゃんは掲示板を

見たままだった。

気になったので、僕も見てみた。

 

するとそこには・・・

 

『音ノ木坂学院、廃校のお知らせ』

 

と書いてあった。

正直、冗談だと思ってしまった。

だがしかし、これが現実だと伝えるように

詳細も書かれていた。

 

(南先生が言いづらそうにしていたのは、

これが原因かぁ・・・)

 

隣では、みーちゃんと

ことちゃんも驚いていた。

 

でも何とかならないかなぁ・・・

そんな事を考えてた次の瞬間。

 

「穂、穂乃果の高校生活がぁぁぁ・・・」

 

ほのちゃんが後ろにフラフラと倒れた。

すかさず僕は支える。

 

「穂乃果!?」

「穂乃果ちゃん、大丈夫!?」

「2人共、落ち着いて。

・・・大丈夫、気絶しただけみたいだから。」

 

ことちゃんとみーちゃんを落ち着かせ、

ほのちゃんを見る。

 

(・・・相当、ショックだったんだろうなぁ。)

 

ほのちゃんの事だ。

いきなり通ってる高校が『廃校』なんて

言われて、耐えられなかったんだと思う。

 

「とにかく、ほのかちゃんを保健室に運ばないと。

でも保健室ってどこなんだろ・・・」

 

と、悩んでると・・・

 

「あ、ことり保健委員だから案内するから

ゆーくん、一緒に行こ?」

 

ことちゃんが助け舟をだしてくれた。

 

「あ、お願い。

うみちゃん、悪いんだけど次の授業に遅れます

って先生に伝えてもらいたいんだけど・・・」

「分かりました。穂乃果をお願いしますね?」

「・・・うん。分かった。」

 

そして、ことちゃんに案内され保健室についた。

 

ーーガラッーー

 

「失礼します・・・っていない。」

「あれぇ、いつも先生いるのに・・・」

「・・・仕方ない。

とりあえず、ほのかちゃんを休ませないと・・・」

 

 

sideことり

 

穂乃果ちゃんを介抱した後、

ゆーくんは何やらメモを書いていました。

少し気になったので聞いてみようかな・・・

 

「ゆーくん、何書いてるの?」

「え?。先生がいないから、

いつ、何時に保健室のベットを借りてますっていう

連絡みたいなものかな・・・」

「へぇ~。そうなんだ。」

 

ゆーくんって、すごくマメなんだなぁ・・・

 

「・・・まぁ、僕も保健室の常連だったから。」

「・・・そうなの?」

「まぁ昔・・・色々あって気づいたら常連になっちゃったーって

感じだよ。」

 

その時のゆーくんは一瞬だけですが、悲しそうな表情をして

いました。

 

「あ、ほのかちゃんにも伝えておかなきゃ。」

 

そう言って、ゆーくんはもう1枚の紙にメモを書き

穂乃果ちゃんの隣に置きました。

 

「・・・これでよし。

ことりちゃん、教室に戻ろうか。」

「あ、うん。」

 

・・・何だろう。

ゆーくんと話すのは初めてじゃない気がします。

気のせいかな?

 

「ことりちゃん、どうかしたの?」

「え?、うぅん。何でもないよ!!

戻ろうか。ゆーくん!!」

 

教室に戻る際も考えていました。

ことりは何か、大切な事を忘れてるんじゃないかと。

 

 




えぇと、初めて今回
ことりちゃん視点を書いてみました。
・・・原作キャラ視点で書くの
すごく難しいです。
これからもこんな感じで、時々
キャラ視点で書いてみたいと思いますので
よろしくお願いします。

次回は絵里と希を出せたらいいなと思ってます。

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