ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

67 / 187
ゆるポメラです。
希ちゃん誕生日おめでとう!
まだ慣れないところがありますが
自分なりに頑張ります。

それではどうぞ。


特別編 紫の少女の誕生日

今日は、希さんの誕生日なんだって。

なので今日は、みんなである場所に向かってます。

その場所とは・・・

 

「いらっしゃいませー、何名様ですか?」

「10人です!」

 

ほのちゃん、ドヤ顔で何言ってるの・・・

そう、実は焼き肉店に来てるんです。

 

「10名様ですね、こちらへどうぞ!」

 

案内された席は

お座敷テーブルだった。

あ、宴会とかで使う感じの・・・

 

「・・・焼き肉店で、この席あるの珍しいな」

「そんなんよ~、ここの店凄く有名なんよ」

「・・・希さん、常連なんですか?」

「ウチ、1人でよく来るんよ」

 

ここに来る途中、絵里さんから

聞いたのだが希さんは、焼き肉が

大好きらしい・・・

 

「・・・肉の種類多い」

『そりゃ、焼き肉店だもの・・・』

 

説明し忘れたけど

実は花怜ちゃんも一緒なんだ。

ほのちゃんが店員さんに10名ですって言ったけど

正確には、1()1()()なんだよ・・・

あはは・・・

 

「私、初めてです・・・」

「ことりも・・・」

 

なんか意外。

みーちゃん、ことちゃんは

焼き肉店に来るの初めてなんだ・・・

 

「それならウチが食べ方を教えてあげる」

「・・・希さん、食べ放題でも頼むんですか?」

「当たり前やん(キリッ!!)」

「『言い切ったよ・・・』」

 

僕と花怜ちゃんは驚くしかなかった・・・

真姫ちゃんも顔を引き攣らしてるし。

希さんって意外と肉の焼き方に

こだわりを持ってたりして・・・?

 

「他に頼みたいのある~?」

『希ちゃん、私はワカメスープとタン塩とハラミが食べたい!』

「花怜あなた食べれるの!?」

『甘いよ絵里ちゃん!、ゆうり君と味覚共有してるから(キリッ!!)』

「ハ、ハラショー・・・」

「花怜ちゃんは王道なの頼むなあ~。悠里くんは、それでええ?」

「・・・いいですよー」

 

ついでにドリンクバーも

10人分頼んだ・・・

 

(ドリンクバーって何杯飲んだら元値とれるんだろう・・・?)

 

僕はウーロン茶とアイスコーヒーを

混ぜた飲み物を調合中・・・

ほろ苦くて、おいしいんだよ。

あくまで僕の個人的意見だけどね・・・

 

「・・・え?、何これ?」

「あ、ゆうちゃん」

「ほのちゃん、どういう状況なのこれ・・・」

「えっとね・・・」

 

僕が席に戻った時には

頼んだ肉が来ていた。

そこまではいいよ?

問題は希さんが凄い形相をしながら肉を焼いていたのだ。

ほのちゃんに理由を聞いたら、頼んだ肉が来てから

ずっとこうなんだって・・・

 

(や、焼き肉奉行だ・・・)

 

漫画とかアニメでは見た事あるけど

まさか身近にいるとは思わなかったよ・・・

しかも迂闊に声をかけれない・・・

 

「あ、あの希・・・」

「まだやで!」

「は、はい・・・」

 

みーちゃんですら引き下がった!?

誰か何とかしてよ・・・

無理っぽいけど・・・

 

『希ちゃん、ハラミの焼き加減はこれで大丈夫?』

「あ、それくらいでええよ~」

『は~い♪。さあ、どんどん焼くよ♪』

 

・・・訂正。

この状況を打破している幼馴染みがいたよ。

僕も焼くの手伝おうかな・・・

 

「・・・じゃあ焼こうかな」

『いぇーい♪』

 

たまには、こういう誕生日会もいいな。

余談だが希さんが焼いてくれた肉は

メチャクチャ美味しかった・・・

 

 

 

 

 

 




なんとか間に合いました。
ちょっと短くなってしまい申し訳ありません・・・
執筆していたら何だか焼き肉が食べたくなりました(苦笑い)
実は自分、レバーが苦手なんです・・・
独特な食感と後味が・・・
皆さんは好きな肉の部位はありますか?
次回は本編を執筆します。
よろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。