ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
・・・えっと、とても言いづらいのですが
今回の内容は色々とぶっ飛んでいます。
作者の妄想が爆発した結果がこれです・・・
生温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
悠里、穂乃果、海未、ことりの2年生組しか登場しません。
それから今回の内容の時系列ですが、
2期第2話と第3話の間の話(つまり2.5話)だと
思っていただければ幸いです。

それではどうぞ。



第61話 未来から来た3人の少女達

今日は休日。

だった筈なんだけど・・・

 

「なんで生徒会の仕事なのー!?」

「穂乃果、手を動かしてください!」

 

ほのちゃんが嘆いて

みーちゃんが注意する。

このやりとりは今ので3回目だ・・・

 

「・・・まさか南先生から直接お願いされるなんて」

「ことりもびっくりだよ・・・」

 

実は南先生から生徒会関連の書類を

お願いされたんだ。

しかもただの書類じゃない。

これを最後に南先生がいる理事長室に

持って行って確認のサインを貰わなければ

ならない重要書類なんだ。

 

「・・・校内に僕達しかいないっていうのが」

「なんとも言えないですね・・・」

 

僕の言葉に、みーちゃんが苦笑いしながら同意する。

そう。今日は休日な為、僕達4人と

理事長である南先生しかいないんだ。

 

「しかもまだこんなにあるよ!」

「・・・ほのちゃん、あと2時間さえあれば終わるから」

「それは悠里君がやった場合では・・・」

「あはは・・・」

 

しょうがないじゃん・・・

幸い明日は休みだし・・・

早く終わらせて羽を伸ばそうっと☆

 

「・・・もう、早く終わらせよう」

「うん、穂乃果頑張る・・・」

「嘆いても仕方ないですよね・・・」

「そうだね・・・」

 

早く終わらせたいので

僕達は作業を続けた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー2時間後ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「・・・終わったぁ~」」」」

 

書類という名の死闘を制し

休まずぶっ通しで終わらせた。

さてと・・・

 

「・・・これを理事長室に持って行って終了かな」

「穂乃果もう疲れたよー・・・」

「私だって同じです・・・」

「ことりも・・・」

 

僕達は疲れながらも

書類を理事長室に運ぶ為

移動する事にした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーコンコンーー

 

 

 

 

 

 

「どうぞ」

 

南先生の声がしたので

僕達4人は中に入る。

 

「「「「失礼します」」」」

「ごめんなさいね?、急にこんな事頼んで・・・」

 

南先生は申し訳なさそうに謝るが・・・

 

「・・・そんなに気にしてませんよ?」

「悠里くんは優しいわね・・・」

「・・・さぁ。どうでしょうね?」

 

とりあえず頼まれた書類を

南先生に渡す・・・

 

「・・・これで全部です」

「あら、ありがと♪。4人共そこで座って待ってて?」

「「「「あ、はい・・・」」」」

 

というか普通に座っていいのだろうか?

ここ、理事長室であっているよね?

ことちゃんですらオドオドしてるし・・・

 

「・・・僕、飲み物買ってくるね」

「ゆうちゃん、穂乃果のも!」

「・・・とりあえず多めに買ってくるかから」

「悠里君、持つの手伝いますか?」

「・・・あぁ、大丈夫だよ」

「ゆーくん本当に大丈夫?」

「・・・心配性だなぁ、大丈夫だよ」

 

音ノ木坂の自販機は種類が多いので

何種類か選んで買うか・・・

僕は一旦、理事長室をあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side穂乃果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆうちゃんが飲み物を買いに行っている間、

穂乃果達は待っている事にした。

 

「そう言えば、ゆうちゃんって誰似なんだろ?」

「急にどうしたのですか?」

「えへへ、何となく気になって・・・」

「それ、ことりも気になってた。」

 

すると理事長が・・・

 

「悠里くんは、どちらかっていうと母親似ね」

「お母さん、そうなの?」

「えぇ。藍里は昔から自分より他人を優先する子だったから、悠里くんも

似たんでしょうね。」

「あの、悠里君のお母様って・・・」

「音ノ木坂を卒業した後でも結構有名よ?、特に海外の人からは」

「え?、そうなんですか?」

「花怜ちゃんの母親の未花ちゃんと藍里が揃うとね」

 

花怜ちゃんのお母さん?

 

「確か『表裏の月姫』って呼ばれてたかしら・・・」

「なんか凄そうな名前ですね・・・」

「ことりも・・・」

 

穂乃果達が談笑していると

突然・・・

 

 

 

 

 

 

ーーカッ!!ーー

 

 

 

 

 

室内の筈なのに眩い光が襲った・・・

 

「「「「な、なに!?」」」」

 

光が収まり、

そこに現れたのは・・・

 

「ここどこ~?」

 

9歳くらいの女の子でした・・・

 

「この子、誰・・・?」

「でも誰かに似てません?」

 

ことりちゃん、海未ちゃんが

女の子を観察する・・・

でも穂乃果は違った・・・

 

(この子と会うの初めてじゃない・・・)

 

すると女の子は

穂乃果を見るなり・・・

 

「あ!。お母さん~!」

 

そう言って抱きついてきた。

え?、お母さん?

 

「「「えええー!?」」」

 

待って待って!?

穂乃果、こんな子知らないよ!?

とりあえず・・・

 

「ねぇ。お名前言える?」

 

すると女の子は笑いながら・・・

 

水無月悠乃果(みなづきゆのか)!!」

 

あれ?、ゆうちゃんと同じ名字?

穂乃果は理事長に・・・

 

「理事長、ゆうちゃんって妹いるんですか?」

「いえ、悠里くんは1人っ子よ・・・」

「いたとしても未柚ちゃんぐらいですよね・・・」

 

海未ちゃんが言うと

悠乃果ちゃんは・・・

 

「悠乃果のお家はね、()()()っていうんだよ!」

「「「はっ・・・?」」」

「成程、そういう事・・・」

 

それって穂乃果の家だよね!?

も、もしかして・・・

 

「ね、ねぇ。悠乃果ちゃん・・・?」

「なあに、お母さん~?」

「お、お父さんの名前って分かる・・・?」

 

するとなんの躊躇いもなく・・・

 

「お父さんの名前はね、()()()()()!!」

「もしかして穂乃果と、ゆうちゃんの・・・///」

 

こ、子供!?///

それくらい動揺していた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side海未

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は正直、目の前の光景に驚きを隠せませんでした・・・

すると次の瞬間、さっきと同じ光が襲った・・・

 

「ここ、どこですか~?」

 

そこに現れたのは、悠乃果ちゃんと同じ

9歳くらいの女の子でした・・・

 

「ふえぇぇん~!!」

 

その女の子は不安になったのか

泣き出してしまいました。

 

「だ、大丈夫ですか?」

 

私が駆け寄ると、

私の顔を見るなり・・・

 

「お母様~!」

「えぇ!?」

 

私に抱きついてきました。

お、お母様?

わ、私が・・・?

 

「「「えええー!?」」」

 

ま、待ってください!?

状況が追いつけません!?

ま、まず、この子の名前を聞かなくては・・・

 

「あなたの名前は?」

 

私は出来るだけ不安がらないように

優しく聞いた・・・

 

水無月里海(みなづきりう)ですぅ・・・」

 

また悠里君と同じ名字です・・・

すると、ことりが・・・

 

「なんか海未ちゃんに似てない?」

「あ、確かに似てる!。恥ずかしがり屋なところとか!」

 

里海ちゃんは私の足にくっついたままです。

な、なんか可愛いです・・・///

はっ!?、とりあえず大事な事を聞かなくては・・・

 

「里海ちゃんの家は何をしているんですか?」

「うぅ、()()()で弓道や日舞をやってますぅ・・・」

 

どうして私の家の名前が・・・

私の事を『お母様』と呼び、

更には悠里君と同じ名字・・・

 

「・・・はっ!」

「お母様・・・?」

「り、里海ちゃん?、あなたのお父様の名前は?」

 

すると笑顔で・・・

 

「お父様の名前は()()()()()です!」

「は、はぅ・・・///」

「海未ちゃん大丈夫!?」

「お母様!?」

 

わ、私と悠里君の子供という事実に

衝撃を受け私は倒れてしまいました・・・

 

 

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideことり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未ちゃん気絶しちゃったけど

大丈夫かなぁ・・・

すると、またさっきの光が・・・

 

「ここどこ・・・?」

 

現れたのは、悠乃果ちゃん、

里海ちゃんと同じ9歳くらいの女の子・・・

 

「あ、ママ!」

「えっ!?」

 

ことりを見るなり

トテトテとやって来て・・・

 

「ママー!」

「ふえぇぇ~!?」

 

ことりに抱きついてきたのです。

急な事なので驚いちゃった・・・

 

「えへへ~♪」

「か、可愛い・・・///」

 

ことりの頬をスリスリとしてくるので

自然と、ことりも癒されてました。

この子、なんて名前なんだろう・・・?

 

「えっと、お名前は?」

 

ことりの腕の中にいる子に

名前を聞くと、その子は・・・

 

水無月ゆとり(みなづきゆとり)~♪」

 

この子も、ゆーくんと同じ名字だ・・・

ゆとりちゃんは、お母さんの方を

見ると・・・

 

「あ、おばあちゃん~♪」

「あらあら♪」

 

お母さんのところに行き

抱っこをしてもらってました・・・

 

「お母さん、満更でもない顔してるよ?」

「だって初の孫よ?、それに可愛いじゃない♪」

「あはは・・・」

 

あれ?、あのリボンもしかして・・・

 

「ねえ。ゆとりちゃん?」

「なあに~?、ママ~?」

「パパのお名前分かる?」

 

すると目をキラキラさせながら

 

「ゆとりのパパは、()()()()()っていうんだよ~♪」

「ちゅ、ちゅん!?///」

「だから藍里の面影もあったのね~♪、納得だわ♪」

 

お、お母さん!?///

今の言葉で理解した・・・

もしかして、こ、ことりとゆーくんの・・・///

 

(こ、子供・・・///)

 

 

 

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局、8種類くらい買っちゃったよ・・・」

 

どういう訳か紅茶の種類だけでも

軽く10種類はあった。

みーちゃんの苦手な炭酸飲料はなかったから

いいけど・・・

 

「・・・今日の夕飯、何にしようかな?」

 

そろそろ材料が少なくなってきたので

今日の帰りにスーパーに寄って帰ろうかなと

考えながら理事長室に戻ってきた。

 

「・・・遅くなってゴメンね」

 

と僕が中に入った瞬間・・・

 

「お父さん~♪」

「お父様~♪」

「パパ~♪」

 

3人の9歳くらいの女の子達に

抱きつかれた・・・

 

「・・・何これ?」

 

僕はそう呟くしかなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・迷子?」

「うん、そうみたいなの・・・」

 

僕が、ほのちゃんに聞いたところ

僕が飲み物を買っている間に

校内に、この子達が迷子になっていたらしい・・・

それにしても・・・

 

「ほのちゃん、顔赤いけど・・・?」

「そ、そんな事ないよ!?///」

 

ほのちゃんだけじゃない・・・

 

「・・・みーちゃん?」

「にゃ、にゃんでもにゃいですよ!?///」

 

更に言うなら・・・

 

「・・・ことちゃん?」

「ぴぃ!?///」

 

僕がいない間に何があったの・・・?

 

「・・・で、この子達どうするの?」

 

いまだに僕から離れようとしない

ほのちゃん似の子、悠乃果ちゃん。

みーちゃん似の子、里海ちゃん。

ことちゃん似の子、ゆとりちゃん。

 

「「「そ、その・・・///」」」

 

3人が顔を赤らめながら

モジモジしはじめた・・・

すると南先生が・・・

 

「悠里くんの家で預かる事はできない?」

「1人暮らしだからいいですけど・・・」

「じゃあ、ことり達3人も泊めてあげてもいいかしら?」

「お、お母さん!?///」

「・・・ことちゃん達が良ければ」

「「「いいの!?///」」」

 

まぁ、驚くよね。

当たり前だけど・・・

年頃の男女がって言うのも・・・

 

「・・・どうする?」

 

正直な話、この子達の面倒を

僕1人で見るのは、ちょっと辛い・・・

だって女の子だしね・・・

 

「「「行きたい!!///」」」

「・・・即答!?」

「ふふ♪、決まりね♪」

 

こうして南先生の許可?

がおりて3人の子供を預かる事になった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side穂乃果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果達はスーパーに向かっている。

理由は、ゆうちゃんが材料が少ないから

買わなきゃいけないって言ってた・・・

それにしても・・・

 

「「「お買いもの、お買いもの~♪」」」

 

悠乃果ちゃん達3人は楽しそうだった。

正直、今ゆうちゃんの顔がまともに見れない・・・///

 

「ねぇ。海未ちゃん、ことりちゃん・・・」

「なんですか?」

「どうしたの?」

「2人は平気・・・?」

「私、悠里君の顔見れません・・・///」

「ことりも・・・///」

「だよね・・・///」

 

考えている間にスーパーに着いた。

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

side海未

 

 

 

 

 

 

 

スーパーに着いたのはいいのですが・・・

 

「・・・何食べたい?」

 

悠里君が私達に聞いてきました。

そうですね・・・

 

「穂乃果はハンバーグ食べたい!」

「悠乃果も!」

「・・・ほのちゃん、悠乃果ちゃんはハンバーグっと」

 

悠乃果ちゃんのこういう自由なところって

穂乃果に似たんでしょうか・・・

 

「ことりはオムライスがいいな~」

「ゆとりもママと同じがいい~!」

「・・・ことちゃん、ゆとりちゃんがオムライスっと」

 

ゆとりちゃん、ことりのふわふわな感じが

似てますね・・・

 

「あのぅ・・・」

「・・・どうしたの?」

 

里海ちゃんが何か言いたそうだったので

悠里君が目線に合わせてしゃがみ聞くと・・・

 

「私は何でもいいですぅ・・・」

「はうっ!!///」

「・・・みーちゃん大丈夫?」

 

い、いけません・・・///

里海ちゃんの仕草が可愛すぎます・・・///

私、平常心を保ってられるか不安です・・・。

すると悠里君は・・・

 

「そっか。何か食べたいのがあったら遠慮しないで言ってね?」

「は、はい///。お父様・・・///」

 

悠里君は里海ちゃんの頭を撫でていました。

なんか癒されます・・・///

 

「・・・じゃあメモを渡すから終わったらここに集合ね?」

「悠里君、お会計のお金とかは・・・」

「・・・僕が纏めて払うから気にしないで?」

「で、ですが・・・」

「・・・じゃあ里海ちゃんの面倒、よろしくね?」

「わ、分かりました・・・」

 

こうして各自で食材を買う事になりました。

私は里海ちゃんに・・・

 

「はぐれると危ないですから手を繋ぎましょうね?」

「はい、お母様・・・///」

 

未来から来た自分と悠里君の子供と分かっていても

やっぱり可愛いですね///

母性本能が出てしまいます・・・///

 

(いつか悠里君に・・・)

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideことり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことりは今、ゆとりちゃんと一緒に

ゆーくんから頼まれた食材を探しています♪

 

「ママー、卵あったよ~」

「じゃあカゴに入れてね?」

「は~い」

 

えへへ~///

なんか嬉しいなぁ~///

あ、そういえば・・・

 

「ねぇ?、ゆとりちゃん?」

「なあに~?」

 

小首を傾げた!///

か、可愛い~///

 

「パパって、どんな人?」

「パパはね、優しくて強くてカッコいいってママが言ってた~」

 

未来の私って

なにを言ってるんだろ・・・///

聞いてて凄く恥ずかしいよぉ///

ゆーくんが優しいのは知ってるけど///

 

「ママ~?」

「な、なあに~?///」

「ママはパパの事嫌い?」

「な、なんでそう思ったの?」

「ここに来るまでパパから距離を置いてるように見えたの~」

 

子供は鋭いところがあるって

お母さんが言ってたけど

本当みたい・・・

 

「うぅん、ことりは大好きだよ?」

「じゃあなんで~?」

「は、恥ずかしいから、かな・・・///」

「ふぅ~ん♪」

 

あれ・・・?

ことり、もしかしてからかわれてる?

こういう小悪魔的なところ

自分に似たのかな・・・

ことりが言うのもなんだけど・・・

 

「次は何買うの~?」

「えっとね・・・」

 

いつか、ゆーくんに言えると

いいな・・・///

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから無事に買い物が終わり

自宅に着いた。

 

「・・・ただいま」

「「「お、お邪魔します・・・」」」

「・・・誰もいないけどね?」

「「「ただいま~♪」」」

 

子供は元気だね・・・

僕は苦笑いしながらも

ほのちゃん達6人をリビングに案内した。

 

「・・・適当なところに座ってて?」

「あ、うん・・・」

 

ほのちゃん、ぎこちないけど

大丈夫かな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side穂乃果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて、ゆうちゃんの家に来たけど

なんだか落ち着かないなー・・・

 

「穂乃果、落ち着きがないですよ?」

「海未ちゃんもじゃん・・・」

「そ、それはそうですが・・・」

 

ことりちゃんはというと・・・

 

「ゆ、ゆーくんの家・・・///」

 

ダメだ、落ち着いてないみたい・・・

だって好きな人の家に上がるのって

緊張するんだよ?

ゆうちゃんの方を見てみると・・・

 

「・・・どしたの?」

「な、何でもないよ!///」

「・・・あ、何飲む?」

 

ゆうちゃんが聞くと

悠乃果ちゃん達が・・・

 

「悠乃果、梅干し紅茶がいい!」

「り、里海も梅干し紅茶がいいですぅ・・・」

「ゆとりもパパの梅干し紅茶がいい~♪」

 

あれ・・・?

梅干し紅茶って確か、

ゆうちゃんが好きな飲み物だよね?

 

「・・・すぐ作るから座ってて待ってて?」

「「「はあ~い」」」

 

この後、穂乃果達7人で遊んだりした。

トランプをやってる時に海未ちゃんと里海ちゃんが

負け続いたけど・・・

 

「そろそろ夕飯でも作るかな・・・」

「ゆうちゃん、手伝うよ!」

「悠乃果も!」

「・・・じゃあお願い」

 

3人で夕飯の準備をする事になりました。

海未ちゃん達には食器などを出す手伝い

をしてもらった・・・

 

「お父さん、ピーマン入れるのー?」

「・・・あれ嫌いだった?」

「苦いの嫌ー!」

「・・・ほのちゃんみたい」

「うっ!?」

 

だってピーマン苦いんだもん・・・

 

「・・・細かく切れば大丈夫だよ」

「そうなのー?」

「・・・味、実際消えるしね」

「お父さん、すごーい!」

 

ほ、穂乃果も料理、頑張って

みようかな・・・///

それにしても何だか新婚さんみたい・・・///

 

(いつか穂乃果の想いを伝えたいな・・・)

 

ゆうちゃんと悠乃果ちゃんを

見て、そう思った・・・

 

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー次の日の朝ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゆうちゃん大変だよー!」

「・・・どしたの?」

 

ほのちゃん達が慌てて

2階から降りて来た・・・

 

「里海ちゃん達が起きたらいないんです!」

「昨日までいたのに!」

 

みーちゃん、ことちゃんも

かなり動揺していた・・・

 

「・・・ちょっと2階に行ってみよう」

 

僕達は2階に行く事にした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side穂乃果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしよう・・・

朝起きたら悠乃果ちゃん、

里海ちゃん、ゆとりちゃんの3人がいなくなっていた。

昨日の寝る時間まで一緒だったのに・・・

 

「・・・手紙がある」

 

ゆうちゃんは、テーブルの上に

置いてあった手紙を取った・・・

 

「私達が起きた時はなかったのに・・・」

「何もなかったよね?」

 

周りを探しても見つからなかった。

穂乃果達が見落としてたのかな・・・

 

「・・・はい」

 

すると、ゆうちゃんは

穂乃果達3人に手紙を渡してきた・・・

 

「・・・ほのちゃん達3人宛てみたいだよ」

「「「えっ・・・?」」」

「・・・僕は下で待ってるね?」

 

そういうと、

ゆうちゃんはリビングに戻って行った・・・

 

「穂乃果、手紙の中身は何でしょう?」

「開けてみてよ」

「うん・・・」

 

手紙を開けると

私達3人をイメージした3色の手紙が

3枚、入っていた・・・

 

「悠乃果ちゃんからだ・・・」

「里海ちゃんのもあります・・・」

「ゆとりちゃんのもある・・・」

 

穂乃果達は、

無言でそれぞれの手紙を読みました・・・

 

「「「・・・ひっく!!」」」

 

手紙を読み終えたあと

穂乃果達は、その場で泣き崩れた・・・

その理由は・・・

 

「ゆ、うちゃん・・・」

「悠、里君・・・」

「ゆー、くん・・・」

 

たった1日の出会いだったけど

悠乃果ちゃん、里海ちゃん、

ゆとりちゃんが綴った手紙の内容は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果達3人だけしか

理解できない内容でした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
自分は何を書いているのでしょう(苦笑い)
だけど後悔はしてません!
次回は、2期第3話の『ユメノトビラ』の回
を執筆したいと思います。
頑張りたいと思いますので
次回もよろしくお願いします。

・・・A-RISEとの対面どうしよう?(遠い目)

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