ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

6 / 187
こんばんは。
ゆるポメラです。
今回は、アニメ1期の第1話のお話です。
少しオリジナル要素も入っているかも
しれませんが、よろしくお願いします。

ではどうぞ。


第4話 変わらない呼び名と廃校の知らせ

とりあえず無事に?

自己紹介を終え、僕は席で休んでいた。

なぜなら数分前、

質問攻めにあったばかりなのだ。

 

(今ならティアちゃんが質問攻めの身になった気持ちが

分かる気がする。)

 

そんなことを僕が考えてると・・・

 

「ねぇねぇ!!」

「え?」

 

声をかけられたので振り返ると

ほのちゃん達3人組だった。

 

「えっと・・・何か?」

「さっき挨拶しそびれちゃって・・・

私、高坂穂乃果!!。よろしくね!!」

「う、うん・・・」

 

(知ってます・・・)

 

「こら穂乃果、水無月君が困ってますよ。

初めまして、園田海未です。よろしくお願いします。」

「よ、よろしくです。」

 

(すみません、知ってます・・・)

 

「まぁまぁ、海未ちゃん。

あ、南ことりです。よろしくね~。」

「うん・・・よろしくね。」

 

(ごめんね。知ってます・・・)

 

どうしよう、どうしよう!?

いきなり、ほのちゃん達から喋りかけられたから

この後なんて言えばいいんだ~!?

 

「よ、よろしくね・・・。

高坂さん、園田さん、南さん・・・」

 

こう言うしかなかった・・・

いい加減、自分の人見知りする性格なんとか

したいな・・・

 

「穂乃果でいいよ!!。()()()()()!!。」

「私の事もことりでいいよ~。()()()()。」

「私も海未で構いませんよ?。()()()。」

「・・・えっ」

 

正直、驚いた。

まさか昔の呼び名で、また呼んでくれるとは思わなかった。

・・・だったら僕は。

 

「よろしくね。

ほのかちゃん、うみちゃん、ことりちゃん。」

 

・・・ごめんね。

今は、こう呼ぶ事しかできないけれど

いつか時が来たら話すから・・・

最悪、忘れられても僕は3人を責めないよ。

 

「そういえば、ゆうちゃんって転入前はどこの

高校だったのー?」

「あ、ことりも聞きた~い。」

「私も気になります。」

「えっとね・・・」

 

ーーキーンコーンカーンコーンーー

 

質問に答える前にチャイムが鳴ってしまった。

 

「そういえば、この後って何するの?

先生は体育館に来いって言ってたけど・・・」

「多分、始業式だと思います。」

 

みーちゃんが教えてくれた。

というか、大和撫子感が凄いよ・・・

昔とは、全然違う。

 

「あれ?。そうだっけー?

穂乃果、覚えてないやー。」

 

そう言って、舌をだしながら笑う

ほのちゃん。

明るいところは変わってないや・・・

 

「もう~、穂乃果ちゃん。先生の話聞かないで

居眠りしてるからだよ~。」

 

そう言いながら、ほのちゃんを優しく注意する

ことちゃん。

・・・というか、とろけそうな声バージョンアップ

してるのは、僕の気のせい?

 

「全く穂乃果は・・・」

「・・・うみちゃんも大変だね。」

「そうですね・・・。」

 

みーちゃんの苦労が、大変なのは僕も知ってる。

大抵の原因は、ほのちゃんだったからなぁ。

 

「それで僕、体育館の場所分からないんだけど・・・」

「だったら、穂乃果達と行こっ。」

「・・・あ、じゃあお願いします。」

 

こうして僕達4人は、体育館に向かった。

 

「うぅ。じょ、女子しか本当にいない・・・」

「ゆーくん、大丈夫?」

「だ、大丈夫・・・。」

 

体育館に着いたのはいいが、周りの視線が・・・

多分、女子高で初めての男子をみるから

どんな人なのか、興味があるんだろう・・・

 

「あ、そろそろ始まるみたいだよ。」

 

ことちゃんが、教えてくれた。

すると、壇上に南先生がきて挨拶を始めた。

 

『みなさん。今日から新学期になりました・・・』

 

やっぱり南先生、理事長感が凄いなぁと思いながら

聞いてると・・・

 

次の瞬間

 

『学院は・・・廃校となります。』

 

・・・・えっ!?。




上手く、キャラの表現ができてるか
不安なところもありますが
次の話も頑張ります。

それではまた。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。