今回、ようやく2年生組の3人が
出せるようになりました。
至らない所もあるかもしれませんが
よろしくお願いします。
それではどうぞ。
僕は現在、これから残り2年間を過ごす
教室を担任の先生と歩いていた。
(・・・正直、不安しかない)
あの後、南先生と一緒に職員室に案内され、
今に至る。
分かれ際に、南先生が
『そんなに不安な顔しなくても大丈夫よ。
うちの娘と同じクラスにしといたから。』
と言ってくれた。
・・・でも
「・・・覚えてないよ。僕の事なんて。」
「ん?。水無月なんか言ったか?」
「いえ。なんでもないです。・・・なんでも。」
危ない、危うく先生に聞かれそうになるところ
だったよ。・・・気をつけなきゃ。
そうしてる間に、教室についた。
えっと・・・、2年2組か。
僕は2組の教室なんだなぁ~。
すると先生が
「水無月、少しそこで待機してて。合図したら入ってこいよ?」
「分かりました。」
先生が教室に入っていった。
ここで僕は思った。
「・・・自己紹介、どうしよう。」
そう、今朝のティアちゃんのメールを見て思い出したのだが
僕は自己紹介が苦手だ。
というか全く考えてなかった。
すると、教室のほうから・・・
「えー、今日はみんなにお知らせがある。
・・・とそれを言う前に。南、隣で寝ている高坂を
起こせ。」
・・・あぁ、朝のホームルームって眠いよね。
気持ちは分からなくもないけど。すると教室から
「え!?。あ、はい。穂乃果ちゃん~、起きて~」
「ぐぅ~。・・・もう食べられない」
「穂乃果ちゃん~。」
・・・えっ。
今、『穂乃果ちゃん』って・・・
僕が混乱してると更に
「仕方ない。園田、叩き起こせ。」
「はぁ。分かりました。」
た、叩き起こせ!?
今の声も聞いたことある。でも確信が持てない。
・・・だって今の声が、
正直、僕は焦ってた。すると・・・
「ことり、どいてください。私が起こしますので」
「う、うん。」
・・・やっぱり。
そして教室から盛大な音が聞こえた。
ーースッパーン!!ーー
「痛ったーい。酷いよ!?、海未ちゃん。」
「あなたが寝てるのが悪いのでしょう!!」
「まぁまぁ、海未ちゃん。その辺で・・・」
「ことりは穂乃果に甘すぎです!!」
やっぱり
の3人だった・・・。
「・・・どうしよう。まさか3人と同じクラスになるなんて」
まさか忘れられた、幼馴染みと一緒なんて予想してなかった。
そんなこと考える暇もなく・・・
「高坂も起きたことだし、みんなに嬉しいお知らせがある。
共学化の試験生として男子生徒を転入させることになりました~
ちなみに『イケメン』だぞー。」
・・・はぁぁ!?
あの担任、何言ってんの!?。
「「「「キャーーーーっ!!」」」」
いやいや!?。僕カッコよくないし、
ハードル上げないでー!?
「それでは転入生、入ってこーい。」
この時、僕は思った。
『あきらめるしかない』と・・・
「えっと・・・、
あぁ、終わった。
だがしかし・・・
「本当にイケメンー!!」
「趣味は、何ですかー?」
「彼女はいるんですかー?」
・・・何これ?
正直僕は戸惑った。
だって引かれるんじゃないかと思ったから。
すると先生が、
「はいはい、質問は休み時間にしてくれー。
あ、水無月の席は南の隣なー。」
「分かり・・・ました。」
ことちゃんの隣かー・・・
正確には、左から順に
ほのちゃん、ことちゃん、僕、みーちゃんの順だ。
・・・まさか、この席順も南先生が考えたんじゃ?
と一瞬思ってしまった。
自分の席に着いたときに先生が
「じゃあ、この後の休み時間のが終わったら体育館に
集合な。遅れるなよー。」
とりあえず一言、心の中で言いたい。
(自己紹介なんて2度とやりたくない)
そう思った。
なんとかできました。
転入した時の自己紹介って
こんな感じかなぁと思い書いてみました。
次回は、廃校のお知らせの話を
書こうと思います。
早ければ、今日に投稿できると思います。
これからもよろしくお願いします。