ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
ようやく?、本編に入ります。
内容が少し長いかもしれませんが
よろしくお願いします。

それではどうぞ。


1st Season
第2話 音ノ木坂学院へ


・・・転入の件から3日後。

今日から僕は『音ノ木坂学院』へ初登校することになる。

この日は、いつもより早めに起きた。

時刻は6時30分。

何故この時間に起きたかというと理事長に会いに早めに

登校しなければならないからだ。

 

「・・・というか制服とか生徒手帳を揃えるの

早すぎだよ。瑠花さん・・・」

 

それは3日前に遡る。

 

『それで瑠花さん、転入はいつからなんですか?』

『明日から3日後よ~♪』

『『『早っ!?』』』

 

この時は、かなり驚いた。

僕が思うに転入手続きやら、色々かかるんじぁ・・・

 

『あ、ちなみに制服とかは今日には届くわ。

生徒手帳とかは明日には届くから、うちの娘に届けさせる

わね。瑠菜、頼んだわよ?』

『ふぇ?。うん~、任せて~。』

 

・・・とまぁこんな感じのやり取りがあったんだ。

そして瑠花さんの言った通り、帰ってきたときに

音ノ木坂学院の男子用の制服が届き、

その次の日、つまり2日目。

ルーちゃんとティアちゃんが来て

 

『ゆうくん~、生徒手帳を届けに来たよ~。』

『・・・本当に届いちゃったよ。』

『相変わらずルナのお母さん凄いわね・・・』

『・・・まぁ、瑠花さんだしねぇ』

 

とまぁ、こんな感じで今日に至ります。

準備を終えた僕は自宅を出た。

 

そんなこんなで無事に音ノ木坂学院に着いた。

ここに着くまでに、ルーちゃんとティアちゃんから

メールがあった。

・・・ちなみに内容は

 

『ゆうくん、初めての女子高で大変かも知れないけど頑張ってね。

追伸、今日の学校の感想を連絡してくれると嬉しいです。

ルナより。』

 

『ユーリ、辛いこともあるかも知れないけど頑張ってね。

私とルナは、ずっとユーリの味方だから。

追伸、特にクラスでの自己紹介とかあると思うから頑張って。

ティアより。』

 

「2人とも急がしいのにありがたいなぁ・・・」

 

こんな感じで感傷に浸っていると、僕は高校を見た。

「うわぁ・・・伝統って言うだけあって、なんか凄いや」

 

来る途中も思ったのだが、桜並木の道を歩いたら目の前には学校。

例えるなら、桜に囲まれた学校だ。

正直、なんでこんなに綺麗な学校が共学になったんだろ・・・

 

「考えても仕方ないし、理事長に会いに行こう。」

 

こうして僕は、門をくぐった・・・

 

「えっと理事長室は、3階にあるって瑠花さん言ってたな・・・」

 

現在、僕は女子高の校舎内を歩いて理事長室を目指しています。

この時間帯は、どうやらまだ生徒が来てないらしいので誰とも遭遇せず

無事に目的地の理事長室に着いた。

 

「・・・何だろう、ドアの前からオーラが凄いんだけど」

 

そうも言ってられないので、深呼吸をしドアをノックする。

 

ーーコンコンーー

 

「どうぞ。」

 

と声がしたので中に入ることにする。

・・・さっきの人の声どこかで聞いたことあるような。

 

「この度、転入することになりました水無月悠里です・・・って

えっ?」

 

僕は理事長をみて驚愕した。

・・・何故なら

 

「3年ぶりね♪、悠里くん。」

「えええっ!?、南先生!?」

 

中学時代にお世話になった、南先生だった。

 

「瑠花さんが言ってた音ノ木坂学院の理事長って・・・」

「私よ♪」

「そういうオチかぁ・・・。」

「ルカから私の事聞いてないの?」

「音ノ木坂の理事長と知り合いなのって聞いてたので・・・」

「・・・説明が少し足りないわよ。ルカったら。」

 

南先生、もとい南理事長は頭を抱えこみながら小さく溜息をついていた。

 

「・・・あの、どうして僕を試験生に選んだんですか?」

「ルカから共学にする事になったのは聞いてる?」

「一応は。でもなんで共学に?」

「年々入学者数が減って現在に至るわけなの。

そこでね理事会が提案したことが・・・」

「・・・今回の『共学化』なんですね。」

 

とりあえず納得した。

いわゆる『応急処置』みたいなものだろう。

 

「一応、今日の始業式に悠里くんもみんなと一緒に聞いてもらう

ことにもなるけど・・・」

「分かりました。

あの、僕のクラスはどこになるんですか?」

 

僕が心配しながら聞くと・・・

「大丈夫よ。これから職員室まで案内するから。」

 

と南先生が笑顔で言った。

・・・やっぱり瑠花さんと同じで話やすいや。

 

「それから悠里くん、個人的に聞きたい事があるんだけど・・・」

「・・・答えられる範囲なら。」

 

南先生が、不安そうな表情で聞いてきた。

 

「ルカから聞いたのだけど()()()()()()()()って本当なの?」

「・・・本当です。」

 

まさか、その事を聞かれるなんてなぁ・・・

 

「・・・全部は話せませんけど、忘れられても()()3()()のために

やったのは本当です。話せる時が来たら南先生にも

ちゃんと話します。」

 

こう言うしかなかった。

僕の気持ちが伝わったのか、

 

「・・・そう、分かったわ。」

 

とそれ以上は聞かなかった。

 

「さて!!。

じゃあ一緒に職員室に行って悠里くんのクラスを聞きにいきましょうか。」

「はい。よろしくお願いします。」

 

これから残り2年間、どんな高校生活になるんだろう?

 

 




原作キャラとの会話が難しい・・・
今回は、ことりママとの会話を頑張ってみました。
次回は、この小説のメインの2年生組の3人が
出せると思います。
自分なりに頑張って書きますので、
よろしくお願いします。


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