最初の真相編は前回の
予告通り、ことり編です。
暗い内容が続きますが
よろしくお願いします。
ことり編での主な登場人物は、悠里、ことり、瑠菜の
3人です。
それではどうぞ。
第36話 白の少女との出会いと日々
小さい頃。僕は遊ぶ時は一人だった。
だけど寂しいとかは一切なかった。
ある日、僕の母さんが・・・
「悠里。これから、お母さんの友達の家に行くんだけど
一緒に行かない?」
「・・・僕が一緒に行っても邪魔じゃないの?」
「そんな事ないわよ!。悠里と同い年の子がいるから行きましょ♪」
着いた家は、僕が住んでいる家から
歩いて約20分くらいの場所だった。
着いてすぐに母さんがインターホンを押した。
ーーピンポーン♪ーー
「はぁーい」
玄関から出て来たのは綺麗な女の人だった。
「みなみん♪。遊びに来たわよ♪」
「いらっしゃい♪。藍里♪」
すると僕に気づいたのか・・・
「あら♪。その子もしかして・・・」
「そうよ♪、私の子供の悠里よ♪」
「本当に外見が藍里に、そっくりね。」
僕は挨拶しなきゃいけないと思い・・・
「は、はじめまして。みなづきゆうりです!」
「まぁ♪。小さいのに偉いわね♪」
「悠里、偉い偉い♪」
「本当。藍里とは大違い♪」
「ちょっと!?」
「さ、上がって♪」
「お邪魔しまーす♪」
「お、おじゃまします・・・」
リビングで、母さん達が喋っていると
後ろから視線を感じたので振り向くと・・・
「じー・・・」
僕と同い年くらいの女の子が
こっちを見ていた。
「悠里どうしたの?」
「えっと、あの子。ずっとこっちを見てるから・・・」
「・・・あら。ことり!こっちにいらっしゃい!」
すると『ことり』と呼ばれた女の子が
こっちに来た。
「紹介するわね。私の娘の、ことりよ♪」
「み、みなみ、ことりです・・・」
「あら♪。昔のみなみんにそっくり♪」
「藍里、それどうゆう意味?」
「ほら。悠里、ことりちゃんに挨拶は?」
・・・うぅ。女の子相手に恥ずかしいよ。
「は、初めまして。みなづきゆうりです・・・」
「み、みなみことりです・・・///」
「よろしくね。ことちゃん!」
「うん///。ゆーくん///。」
すると、母さんが・・・
「悠里、せっかくだから2人で遊んでらっしゃい」
「そうね♪。ことり、悠里くんとデートして来たら?」
「・・・あうっ///」
「ことちゃん、どうしたのー?」
「あらあら♪。悠里モテモテね~♪」
その後は2人で近くの遊園地に行ったりした。
その帰りに公園で・・・
「あ、ゆうくんだ~♪」
「ルーちゃんだー。」
「ゆーくん、この子誰?」
「はじめまして~。あけみルナです。ゆうくんとは、おともだちなの~」
「は、はじめまして。みなみことりです。」
はじめは緊張していた、ことちゃんだけど
ルーちゃんの優しさもあってか
打ち解けてきた。
その後は3人で遊びました。
これが僕と
ことちゃんの出会いでした・・・
とりあえず
最初が終わりました。
予定としては、ことり編は
あと3話くらいを予定しています。
これからもよろしくお願いします。