今回で1期は最終回です。
少し短いかもしれませんが
よろしくお願いします。
それではどうぞ。
ことちゃんが留学する当日。
僕は、ほのちゃん、みーちゃん以外の6人
・・・つまり1年生組と3年生組に
ある事を伝えてある。
その内容は・・・
『講堂でμ'sの復活ライブを行う事』
絵里さんと希さんにステージの場所を任せ、
にこさんには、凛ちゃん達1年生にダンスの
復習を任せてある。
みんな、9人でまた一緒にライブをしたいと
いう気持ちが伝わってた。
後は・・・
「・・・ほのちゃん次第だよ。」
屋上で座りながら呟く
僕がやれる事はやった。
きっと3人で笑える日が来るのは近いと思う。
・・・何故かって?
(ほのちゃんの目に迷いが無かった・・・)
『やるって言ったらやる!』・・・。
この言葉を口にしたら、とことん最後まで
やるっていう・・・
ある意味、ほのちゃんにしかできない事だ。
そんな事を考えていたら、ほのちゃんとみーちゃんから
メールが届いた・・・
「仲直りできたんだ・・・」
みーちゃんからのメールの内容は・・・
件名:ありがとう・・・
悠里君のおかげで穂乃果に謝る事ができました。
今、穂乃果は空港に向かっています。
先程、絵里と希から復活ライブをすると聞きました。
衣装は、どうすればいいと思いますか?
(復活ライブと言えば・・・)
僕はすぐに
みーちゃんにメールを返信した。
件名:僕は何もしてないよ
制服でいいんじゃないかな?
みんな音ノ木坂の生徒なんだし、
復活ライブにはピッタリの衣装だと
僕は思うよ?
するとメールが来て
採用されました・・・
他のみんなも賛成みたい。
(ほのちゃんからは・・・)
メール内容を確認してみると・・・
件名:ゆうちゃんのおかげ!
海未ちゃんに自分の気持ちを伝えられたよ。
ことりちゃんも連れて一緒に帰るから
待っててね!
「・・・2人共。過大評価しすぎだよ。」
本当に僕は何もしていない。
こんな事は他のメンバーでも
できる事だ。
件名:僕は何もしてないよ
今は素直に受け取っとくよ
2人が帰ってきたら、すぐに
講堂でライブやるからね。
みんなで待ってるから・・・
「時間あるし、少しだけ学校抜け出そう・・・」
・・・抜け出しても、だ、大丈夫だよね?
ーー神田明神ーー
「なんとなくここに来ちゃうんだよね・・・。」
自分でも分からないが何故か
神田明神に来ていた。
それは恐らく・・・
『あれ?。ゆうり君?』
「・・・
『え!?。なにが!?』
僕の急な自問自答にオロオロする花怜ちゃん。
「・・・僕の独り言だから気にしないで」
『そう言ってはぐらかす・・・』
「あれ~?。ゆうくん?、花怜ちゃん~?」
声がしたので振り向くと
ルーちゃんがいた。
「・・・ルーちゃん?。どうしたの?」
「ルナだけじゃないわよ?」
『あれ?。ティアちゃん?』
隣にはティアちゃんもいた。
どうして2人共ここに・・・?
「簡単に言うと、ユーリと同じ理由よ。」
「そうなの~」
「瑠花さん、よく許可したね?」
「お母さんなら、音ノ木坂に行ったよ~♪」
「「『・・・ん?』」」
今、ルーちゃんは何て言った?
「3人共、どうしたの~?」
僕は首を傾げながら聞く
ルーちゃんに・・・
「・・・瑠花さん不在なの?」
「そうだよ~?」
「・・・ルナ。私、初耳なんだけど?」
「そうだっけ~?」
『・・・何しに行ったの?』
「遊びに行くって言ってたよ~?」
・・・じ、自由すぎる。
「じゃあ僕ら4人も音ノ木坂に行こうか・・・」
「結局そうなるのね。ユーリ?」
「・・・そろそろμ'sの復活ライブ始まるみたいだし」
『え!?。そうなの!?』
「じゃあ早く行こうよ~」
実は、みーちゃんから
たった今メールが来たのだ。
その内容が・・・
件名:今どこですか!?
悠里君どこですか!?
先程、穂乃果とことりが帰ってきて
今からライブが始まるのですが
悠里君が何処にもいなくて心配です・・・
「・・・どうしよう」
「とりあえず行きましょ?」
ティアちゃんの指示で
僕達4人は音ノ木坂に向かって走った。
ーー音ノ木坂学院、講堂ーー
「悠里くん?。ど、どうしたの?」
「瑠菜までどうしたの?」
「あらあら、大丈夫?」
・・・講堂まで走った結果、
南先生、瑠花さん、真姫ちゃんママに
心配された。
「こ、こういう時の、花怜ちゃん・・・」
「き、奇遇ね。私も思ってたわ・・・」
「ほ、本当だよ~・・・」
すると花怜ちゃんが姿を現し・・・
『ズルくないからね♪』
そして花怜ちゃんは南先生の方を向き・・・
『南先生♪、瑠花さん♪。お久しぶりです♪』
「「か、花怜ちゃん!?」」
「あら~♪。もしかして
『わぁ♪。ママの事知ってるんですか?』
「もちろん知ってるわよ~♪」
・・・真姫ちゃんママ。花怜ちゃんを見ても平然としてる。
「カレンを見ても動じないわね。」
「僕も驚きだよ・・・」
「ほえ~。」
すると後ろから・・・
「ゆうり
「悠里さん!」
「あら。悠里くん!」
「・・・(スッ)」
雪穂ちゃん。亜里沙ちゃん、
ほのちゃんママ、ほのちゃんパパだった。
『わぁ♪。雪穂ちゃんに穂乃果ちゃんママ♪』
「えっ!?。花怜
「まぁ♪。花怜ちゃんじゃない♪」
「お母さん何で動じないの!?」
ほのちゃんママもかー・・・
「・・・僕はもう驚かないぞ。」
「・・・(ポン)」
「あ、ありがとです。」
ほのちゃんパパが肩を置きながら
同情してくれた。
「ゆうくん~。始まるみたいだよ~」
「あ、本当だ・・・」
ステージの幕が上がりライブが始まった。
しかも、この曲は・・・
『START:DASH!!』
「確かに復活ライブにピッタリの曲だ・・・」
『ゆうり君?』
・・・あの時。
ファーストライブの時はメンバーは
まだ3人だったけど、9人に揃ってからは
ほのちゃん達の今までの頑張りもあって
講堂にいる観客は満席だ。
(ほのちゃん、ファーストライブに言った事。覚えてるかな?)
その時、宣言した言葉は・・・
『いつか、いつか必ず、ここを満員にして見せます!!』
そして何より・・・
「ほのちゃん、みーちゃん、ことちゃん楽しそう。」
『そうだね♪』
「ゆうくんも嬉しそうな顔してるよ~?」
「ふふ♪。ユーリ気づいているかしら?」
・・・なんか花怜ちゃん達が言ってる気がする。
しかも南先生や瑠花さん達もニヤニヤしてる気がするよ。
近くにいた雪穂ちゃんに聞いてみると・・・
「教えなーい♪」
「・・・えー。」
(・・・ま、いっか。)
ほのちゃん達9人なら何でも乗り越えてしまう気がする。
・・・これが新しい。
μ'sミュージックスタート!!
今回で
1期13話、終了です。
どのように13話を終わらせるか
悩みました・・・。
次回は、新章『悠里の過去の真相編』
に入ろうと思います。
頑張って執筆しますので
これからもよろしくお願いします。