ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回で1期は最終回です。
少し短いかもしれませんが
よろしくお願いします。

それではどうぞ。


第34話 9人の女神は再び歩き出す・・・

ことちゃんが留学する当日。

僕は、ほのちゃん、みーちゃん以外の6人

・・・つまり1年生組と3年生組に

ある事を伝えてある。

その内容は・・・

 

 

『講堂でμ'sの復活ライブを行う事』

 

 

 

絵里さんと希さんにステージの場所を任せ、

にこさんには、凛ちゃん達1年生にダンスの

復習を任せてある。

みんな、9人でまた一緒にライブをしたいと

いう気持ちが伝わってた。

後は・・・

 

「・・・ほのちゃん次第だよ。」

 

屋上で座りながら呟く

僕がやれる事はやった。

きっと3人で笑える日が来るのは近いと思う。

・・・何故かって?

 

(ほのちゃんの目に迷いが無かった・・・)

 

『やるって言ったらやる!』・・・。

この言葉を口にしたら、とことん最後まで

やるっていう・・・

ある意味、ほのちゃんにしかできない事だ。

そんな事を考えていたら、ほのちゃんとみーちゃんから

メールが届いた・・・

 

「仲直りできたんだ・・・」

 

みーちゃんからのメールの内容は・・・

 

 

 

 

 

 

 

件名:ありがとう・・・

 

悠里君のおかげで穂乃果に謝る事ができました。

今、穂乃果は空港に向かっています。

先程、絵里と希から復活ライブをすると聞きました。

衣装は、どうすればいいと思いますか?

 

 

(復活ライブと言えば・・・)

 

僕はすぐに

みーちゃんにメールを返信した。

 

 

 

 

 

 

件名:僕は何もしてないよ

 

制服でいいんじゃないかな?

みんな音ノ木坂の生徒なんだし、

復活ライブにはピッタリの衣装だと

僕は思うよ?

 

 

するとメールが来て

採用されました・・・

他のみんなも賛成みたい。

 

(ほのちゃんからは・・・)

 

メール内容を確認してみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

件名:ゆうちゃんのおかげ!

 

海未ちゃんに自分の気持ちを伝えられたよ。

ことりちゃんも連れて一緒に帰るから

待っててね!

 

 

 

「・・・2人共。過大評価しすぎだよ。」

 

本当に僕は何もしていない。

こんな事は他のメンバーでも

できる事だ。

 

 

 

 

件名:僕は何もしてないよ

 

今は素直に受け取っとくよ

2人が帰ってきたら、すぐに

講堂でライブやるからね。

みんなで待ってるから・・・

 

 

 

 

 

 

「時間あるし、少しだけ学校抜け出そう・・・」

 

 

 

 

・・・抜け出しても、だ、大丈夫だよね?

 

 

 

 

 

 

ーー神田明神ーー

 

 

 

 

 

「なんとなくここに来ちゃうんだよね・・・。」

 

自分でも分からないが何故か

神田明神に来ていた。

それは恐らく・・・

 

『あれ?。ゆうり君?』

「・・・()()()()()なのかなぁ。」

『え!?。なにが!?』

 

僕の急な自問自答にオロオロする花怜ちゃん。

 

「・・・僕の独り言だから気にしないで」

『そう言ってはぐらかす・・・』

「あれ~?。ゆうくん?、花怜ちゃん~?」

 

声がしたので振り向くと

ルーちゃんがいた。

 

「・・・ルーちゃん?。どうしたの?」

「ルナだけじゃないわよ?」

『あれ?。ティアちゃん?』

 

隣にはティアちゃんもいた。

どうして2人共ここに・・・?

 

「簡単に言うと、ユーリと同じ理由よ。」

「そうなの~」

「瑠花さん、よく許可したね?」

「お母さんなら、音ノ木坂に行ったよ~♪」

「「『・・・ん?』」」

 

今、ルーちゃんは何て言った?

 

「3人共、どうしたの~?」

 

僕は首を傾げながら聞く

ルーちゃんに・・・

 

「・・・瑠花さん不在なの?」

「そうだよ~?」

「・・・ルナ。私、初耳なんだけど?」

「そうだっけ~?」

『・・・何しに行ったの?』

「遊びに行くって言ってたよ~?」

 

・・・じ、自由すぎる。

 

「じゃあ僕ら4人も音ノ木坂に行こうか・・・」

「結局そうなるのね。ユーリ?」

「・・・そろそろμ'sの復活ライブ始まるみたいだし」

『え!?。そうなの!?』

「じゃあ早く行こうよ~」

 

実は、みーちゃんから

たった今メールが来たのだ。

その内容が・・・

 

 

 

 

 

 

 

件名:今どこですか!?

 

悠里君どこですか!?

先程、穂乃果とことりが帰ってきて

今からライブが始まるのですが

悠里君が何処にもいなくて心配です・・・

 

 

 

 

 

「・・・どうしよう」

「とりあえず行きましょ?」

 

ティアちゃんの指示で

僕達4人は音ノ木坂に向かって走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー音ノ木坂学院、講堂ーー

 

 

 

 

 

「悠里くん?。ど、どうしたの?」

「瑠菜までどうしたの?」

「あらあら、大丈夫?」

 

・・・講堂まで走った結果、

南先生、瑠花さん、真姫ちゃんママに

心配された。

 

「こ、こういう時の、花怜ちゃん・・・」

「き、奇遇ね。私も思ってたわ・・・」

「ほ、本当だよ~・・・」

 

すると花怜ちゃんが姿を現し・・・

 

『ズルくないからね♪』

 

そして花怜ちゃんは南先生の方を向き・・・

 

『南先生♪、瑠花さん♪。お久しぶりです♪』

「「か、花怜ちゃん!?」」

「あら~♪。もしかして未花(みか)ちゃんの娘さん?」

『わぁ♪。ママの事知ってるんですか?』

「もちろん知ってるわよ~♪」

 

・・・真姫ちゃんママ。花怜ちゃんを見ても平然としてる。

 

「カレンを見ても動じないわね。」

「僕も驚きだよ・・・」

「ほえ~。」

 

すると後ろから・・・

 

「ゆうり(にい)!」

「悠里さん!」

「あら。悠里くん!」

「・・・(スッ)」

 

雪穂ちゃん。亜里沙ちゃん、

ほのちゃんママ、ほのちゃんパパだった。

 

『わぁ♪。雪穂ちゃんに穂乃果ちゃんママ♪』

「えっ!?。花怜(ねえ)!?」

「まぁ♪。花怜ちゃんじゃない♪」

「お母さん何で動じないの!?」

 

ほのちゃんママもかー・・・

 

「・・・僕はもう驚かないぞ。」

「・・・(ポン)」

「あ、ありがとです。」

 

ほのちゃんパパが肩を置きながら

同情してくれた。

 

「ゆうくん~。始まるみたいだよ~」

「あ、本当だ・・・」

 

ステージの幕が上がりライブが始まった。

しかも、この曲は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『START:DASH!!』

 

 

 

 

 

「確かに復活ライブにピッタリの曲だ・・・」

『ゆうり君?』

 

・・・あの時。

ファーストライブの時はメンバーは

まだ3人だったけど、9人に揃ってからは

ほのちゃん達の今までの頑張りもあって

講堂にいる観客は満席だ。

 

(ほのちゃん、ファーストライブに言った事。覚えてるかな?)

 

 

その時、宣言した言葉は・・・

 

 

 

 

 

『いつか、いつか必ず、ここを満員にして見せます!!』

 

 

 

 

そして何より・・・

 

 

「ほのちゃん、みーちゃん、ことちゃん楽しそう。」

『そうだね♪』

「ゆうくんも嬉しそうな顔してるよ~?」

「ふふ♪。ユーリ気づいているかしら?」

 

・・・なんか花怜ちゃん達が言ってる気がする。

しかも南先生や瑠花さん達もニヤニヤしてる気がするよ。

近くにいた雪穂ちゃんに聞いてみると・・・

 

「教えなーい♪」

「・・・えー。」

 

(・・・ま、いっか。)

 

 

 

 

 

 

ほのちゃん達9人なら何でも乗り越えてしまう気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・これが新しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

μ'sミュージックスタート!!

 

 




今回で
1期13話、終了です。
どのように13話を終わらせるか
悩みました・・・。
次回は、新章『悠里の過去の真相編』
に入ろうと思います。
頑張って執筆しますので
これからもよろしくお願いします。

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