ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回から1期11話の『最高のライブ』の回です。
上手くできるか不安ですが
よろしくお願いします。

それではどうぞ。


第28話 嫌な雨・・・

夏休みも終わり

学校に向かう途中、

偶然ことちゃんと遭遇した・・・

 

「あ、おはよ。ことりちゃん」

「ゆーくん、おはよ。」

「今日は1人で?」

「・・・うん。たまにはいいかなって」

 

・・・嘘だね。

珍しいにも程がある。

証拠に表情が分かりにくいが暗い。

 

「何か悩みごと?」

「どうしてそう思うの?」

「・・・いつもより元気がないから」

「それは・・・。」

「・・・言いたい時に言えばいいよ」

「うん。」

 

そう言うと、いつもの表情に戻った

でも僕は気になってた。

ことちゃんのあの表情は・・・

 

(絶対、相当な悩みだと思うな・・・)

 

昔、同じ表情をしていたので

僕には分かる・・・

 

(・・・なんか嫌な予感がする)

 

そう思った朝の登校日だった・・・。

 

 

 

 

 

 

ーー放課後ーー

 

 

 

「くじ引き?」

「何故か伝統らしくて・・・」

 

学園祭でライブをしようという事になり

講堂を使用しようとなったのだが、絵里さん曰く

使用権がくじ引きで決めるそうだ。

 

(・・・音ノ木坂って変わった伝統があるなぁ)

 

「それで誰が引くんですか?」

 

μ'sのランキングが19位になってたので

僕が聞くと希さんが・・・

 

「部の代表が引くっていうことになってるんよ」

「でも、にこさんなら大丈夫なんじゃ?」

「「・・・。」」

 

・・・あれー?

絵里さん、希さん。

なんで黙っちゃうの?

 

 

 

 

 

・・・で結果は。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・講堂使えなくなっちゃったね」

「どうしよー!!」

「だってしょうがないじゃない!くじ引きで決めるなんて知らなかったんだから!」

「あー開き直ったにゃ!」

「うるさい!」

「ひぃ~。」

「・・・こればかりは仕方ないから他の場所でやろう」

「でも悠里君どこで?」

「・・・それなんだよね。」

 

みーちゃんの言う通り何処でやるか。

すると、ほのちゃんが・・・

 

「ならここでやろうよ!」

「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」

「ここに簡易ステージを作ればいいんじゃない?お客さんがいっぱい来るし!」

 

・・・屋上でライブか。いいかも。

 

「僕は賛成かな」

「確かにそれが一番μ'sらしいライブやね」

「よーし!凛も大声で歌うにゃ~!」

 

こうして学園祭のライブの場所は屋上でやる事になった。

ことちゃんの方を見たが、やっぱり元気がなかった。

 

(・・・みーちゃんに今日電話してみようかな)

 

 

 

ーー夜ーー

 

 

 

僕は、ことちゃんの事が気になり、

みーちゃんに電話する事にした・・・

 

『はい。もしもし。』

「うみちゃん夜分遅くにごめんね?」

『いえ大丈夫ですよ。どうかしましたか?』

「今朝、ことりちゃんがね・・・」

 

今朝の出来事を、みーちゃんに話した。

 

『そうですか・・・。』

「ことりちゃんに、うみちゃんから聞いてくれないかな?」

『分かりました。私も気になっていたので明日聞いてみます。』

「・・・うん。お願いね。」

 

そう言い僕は携帯電話を切った。

外をみると雨が少しだが降っていた・・・

 

「何だろうこの嫌な事の前触れの雨は・・・」

 

そう思わずにはいられなかった




今回は少し短すぎました・・・
次回も続きます。

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