ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回で合宿編は最後になります。
もう1つは穂乃果ちゃん視点を
多く書いてみました。
最後まで頑張ります。

それではどうぞ。



第27話 太陽の少女の断片の記憶

現在、僕達は昨日の事もあって

午前中は新曲の練習

午後は遊ぶ

夜は凛ちゃん提案の花火。

 

(・・・午後の予定いつ決めたんだろう?)

 

そして完成した曲の名前は・・・

 

 

 

 

『夏色えがおで1,2,jump!』

 

 

 

 

ちなみに、この曲を聴いた時

ティアちゃんが曲に合わせて鼻歌を

歌っていたのは僕しか知らない余談である・・・。

 

 

 

 

side穂乃果

 

 

 

 

 

 

無事に新曲も完成して午後はみんなで遊ぶ事に。

何して遊ぼうかなー?

 

「・・・あれ?。ほのかちゃん?」

「あ、ゆうちゃん。何してるの?」

「お昼寝してたら、みんないなくて・・・」

「他のみんなは外で遊んでるよ?」

「だから気配が無かったんだ・・・」

 

少し考えた後、ゆうちゃんが

 

「ほのかちゃん暇ですか?」

「え?。う、うん・・・」

「ほのかちゃんが良ければ今から僕と遊ばない?」

 

ど、どうしよう///

まさか、ゆうちゃんから誘われちゃった///

本当は穂乃果が誘おうとしたのに・・・

私は迷う事なく・・・

 

「うん///。」

「・・・じゃあ行こっか。()()()()()

 

えっ・・・。ゆうちゃん今、穂乃果の事・・・

 

「どしたの?。ほのかちゃん」

「え?、何でもないよ!。ゆうちゃん行こっ!」

 

・・・気のせいかな?

 

 

 

 

「外に出てみたは良いけど・・・」

「ゆうちゃん考えてないとか?」

「考えてない訳じゃないけど・・・」

 

一体どうしたんだろう?

 

「・・・2人で少し近くまでお出かけする?」

「みんなには?」

「夕方までには戻るって花怜ちゃんに伝えて貰う。」

「どうやって?」

 

穂乃果が花怜ちゃんを見た時、携帯電話とか持ってなかった

と思うけど・・・

そんな事を考えていたら

 

「・・・じゃあ行こう?」

「え!?。もう連絡終わったの?」

「うん。」

 

は、早すぎないかな・・・

私の顔に出てたのか

 

「ちゃんと連絡したよー」

 

こうして穂乃果と、ゆうちゃんで

お出かけする事になりました・・・

 

 

 

 

ーー海沿いの近くの街ーー

 

 

 

 

「わあー。凄ーい!」

「・・・ティアちゃんに聞いたけど実際に見ると凄いや」

 

ゆうちゃんと2人で来たのは昨日、真姫ちゃん達が買い出しに行った

スーパーの近くにある少し大きな街。

 

「・・・せっかくだから何処か寄る?」

「じゃあ穂乃果、あそこのクレープ屋に行きたい!」

「・・・はいよー。行こっか」

 

そう言うと、ゆうちゃんは穂乃果の手を握ってきました。

突然の事だったので慌てちゃった。

 

「ゆ、ゆうちゃん!?///。」

「・・・何?」

「あ、あの。手・・・///」

「・・・たまにはいいじゃない。」

 

ゆうちゃんは何で平然としてられるの?///

穂乃果、恥ずかしいよ///

でも嫌じゃない・・・///。

 

「ほのかちゃん何食べる?」

「イチゴのクレープ食べたい!」

「じゃあ僕はチョコミントで・・・」

 

ゆうちゃんが注文すると店員のお姉さんが・・・

 

「あら~♪。可愛い彼女さんですね~♪」

 

か、彼女!?///

 

「・・・そう見えます?」

「あら。からかってごめんなさい?。はい注文の品よ。」

「・・・あ、どうも。ほのかちゃん?」

 

じゃ、じゃあ///。ゆうちゃんが彼氏!?///

 

「おーい。ほのかちゃーん?」

「え!?。ゆうちゃん?」

「・・・向こうで食べよ?」

「う、うん///」

 

この後。2人で色々な所を回り、

時間も夕方近くになってたので別荘に戻りました。

ことりちゃんと海未ちゃんの視線が怖かったけど

ゆうちゃんと2人で楽しめたからいいや///

 

 

 

ーー別荘の浜辺ーー

 

 

 

「・・・花火やる前に今日の夕飯は何にする?」

『せっかくだからバーベキューとかどうかな?』

 

花怜ちゃんの提案でバーベキューをする事に

なりました。楽しみだなー♪

 

「・・・じゃあ僕、材料の準備してくる」

「ゆうくん~。手伝う~?」

『瑠菜ちゃん、私が行くよ。穂乃果ちゃんも一緒に来る?』

「うん!。穂乃果も行く!」

 

花怜ちゃんに誘われて一緒に

ゆうちゃんの手伝いをする事になりました。

えへへ♪。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

・・・あれ?。

穂乃果、今なんて言ったんだろう・・・

 

 

『穂乃果ちゃん?』

「何でもないよ!。花怜ちゃん行こう!」

『・・・うん。』

 

 

 

晩ご飯も食べ終わって

凛ちゃんが昨日提案した花火をやることになりました。

穂乃果は小さい頃に海未ちゃん達と

夏にやったことがあります。

 

「どれにしようかなー?。海未ちゃんは?」

「私は閃光花火が好きなのでそれにします。」

「あ、ことりも~」

「じゃあ穂乃果も閃光花火にするー。」

 

私達3人は花火をする事になりました。

花火をしていると、花怜ちゃんがやって来た。

 

『3人共ー♪。楽しんでるー?』

「うん!。ゆうちゃんは?」

『・・・1人にして欲しいって』

「「「えっ・・・」」」

 

どうして?

海未ちゃん、ことりちゃんも

言葉が出なかった・・・

 

『・・・ゆうり君にも色々あるの。』

「ねぇ。花怜ちゃんは知ってるの?」

『知ってるよ。瑠菜ちゃんもティアちゃんも』

「・・・花怜ちゃん。1つだけ聞いてもいい?」

『質問の内容によるけど何?。ことりちゃん?』

 

ことりちゃんの表情は穂乃果でも見た事ないくらい

暗かった・・・

ことりちゃんは花怜ちゃんに向かって・・・

 

「ゆーくんの家族が『この世にいない』って本当なの?」

「「えっ・・・」」

 

私と海未ちゃんは、

まるで何かに殴られた感覚に陥った・・・

 

『それ。誰から聞いたの?』

「お母さんが瑠菜ちゃんに聞かれて、それで知ったの・・・」

『・・・さすがに南先生も気づくか。』

「花怜。嘘ですよね・・・?」

 

海未ちゃんが花怜ちゃんに聞くが返ってきた答えは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『本当だよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残酷な答えだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『真相を知ってるのは当事者である

ゆうり君と私と瑠菜ちゃん、ティアちゃんだよ』

 

花怜ちゃんは真剣な表情で言い切った。

 

「・・・ゆうちゃんはどうして言わないの?」

『それは穂乃果ちゃん達が、ゆうり君の事を思い出してあげて?』

 

ゆうちゃんの事?

穂乃果は何を・・・

 

『・・・3人が思い出したら全部教えてあげるから』

 

寂しそうな表情をしながら

そう言って花怜ちゃんは瑠菜ちゃんの所へ行ってしまった。

 

「穂乃果?」

「え?。なに?」

「穂乃果ちゃん泣いてるよ・・・」

 

ことりちゃんに言われて気づきました。

 

「あれ?。私なんで涙が・・・」

 

 

 

 

 

 

 

合宿が終わっても

この涙の意味が分からなかった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は穂乃果ちゃん視点を書いてみました。
やっぱり合宿の回は難しいです・・・
次回は1期11話の『最高のライブ』の回です。
頑張って執筆しますのでよろしくお願いします。

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