ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回から1期10話の『先輩禁止!』の回です。
少しオリジナル要素を入れてみようかなと
思っていますので、
よろしくお願いします。

それではどうぞ。


第24話 総勢13人の合宿 その1

夏休みに入り、

僕は今ルーちゃん、ティアちゃんの

3人で夏休みの宿題を片付けていた。

いくら夏休みが長いとはいえ、その分

宿題も多い。

 

「ふえ~ん。まだあるの~?」

 

ルーちゃんが嘆き始めた・・・

 

「・・・僕は今やってるのが終われば、宿題全部終わりだけど。」

「私はもう終わったわよ。」

「ティアちゃん早いね・・・」

 

そう。ティアちゃんの宿題の進行速度は

かなり速い。その為、僕とルーちゃんに分からないところ

を教えてくれるのだ。

 

「ルナも、それが終われば宿題終わりじゃない」

「多すぎるよ~」

「・・・ルーちゃん頑張って?」

「むぅ~・・・」

 

拗ねながらも続けるルーちゃん。

そしてやっと・・・

 

「「終わった~・・・」」

「2人共、お疲れ様」

「そういえばさ・・・」

「ユーリどうしたの?」

 

宿題で思い出したが・・・

 

「・・・花怜ちゃんがいたら凄いことになってたね」

「確かにカレンはルナより問題ね・・・」

「2人共ひど~い!」

 

そんなこんなで3人で談笑していると

僕の携帯が鳴った・・・

 

「・・・みーちゃんから?」

「ゆうくん~、練習さぼったの~?」

「ルナ、そんな訳ないでしょ・・・」

「・・・今日は練習休むって言ったよ?」

 

そうも言ってられないので電話に出る・・・

 

「はい。もしもし。」

『あ、悠里君。今大丈夫ですか?』

「・・・3人でたった今夏休みの宿題終わったばかりだから大丈夫」

『えっ!?。もう終わらせたのですか!?』

「・・・だってだらけちゃうじゃない?。」

『穂乃果にも見習って欲しいです・・・。』

「・・・あはは。」

 

確かに、ほのちゃんならありえる。

ルーちゃんとティアちゃんを見ると苦笑いしていた。

 

「それで今日はどうしたの?」

『その事なんですが、瑠菜とティアもいます?』

「・・・え?。いるけど?」

『今から3人で神田明神に来てくれませんか?』

「・・・とりあえず分かった。今から行くね?」

『はい。それでは。』

 

ーーピッ!!ーー

 

 

「海未ちゃん何て~?」

「・・・今から3人で神田明神に来て欲しいってさ」

「ユーリ、今日μ'sは練習よね?」

「そのはずだけど・・・」

「とりあえず神田明神に行ってみよ~よ。」

 

 

・・・で。

 

 

 

ーー神田明神入口ーー

 

 

 

 

「・・・あれ?。花怜ちゃん?」

『あ♪。ゆうり君、瑠菜ちゃん、ティアちゃん♪』

「あ~。花怜ちゃん~♪」

「こんにちは。カレン」

 

・・・珍しい。

いつもは本殿の辺りを散策している花怜ちゃんが

入口にいるのは、かなりのレアケースだ。

 

「みーちゃん達、今日練習してるはずだよね?」

『うん。今も練習してるよ』

「じゃあなんで僕達3人に来るように電話したんだろ?」

『あー・・・。実は発端は穂乃果ちゃんなんだよねー。』

「ホノカが?」

「ふぇ?。何言ったの~?。花怜ちゃん~。」

『とりあえず行こっか』

 

こうして花怜ちゃんに案内されると

予想通り、みーちゃん達が練習していた。

 

「うみちゃん」

「あ。悠里君、瑠菜、ティア。」

『海未ちゃん。穂乃果ちゃん達呼んで来たら?』

「そうですね。」

 

花怜ちゃんの問いかけに、

みーちゃんはメンバーのみんなを呼びに行った。

しばらくして、みんなが来た。

 

「ゆうちゃん!。なんで練習来ないの!」

「・・・夏休みの宿題終わらせてたんだけど」

「え!?。穂乃果まだやってないよ!?」

「「『やっぱり・・・』」」

 

僕とティアちゃん、更には花怜ちゃんも溜息をついた。

 

「それより~。なんで、わたし達を呼んだの~?」

 

ルーちゃんが首を傾げながら尋ねると

ほのちゃんは・・・

 

「みんなで合宿に行くの!!」

「ウミ?。まさか私達も?」

「・・・はい。悠里君達を呼んだのはこの事なんです。」

「若干2名ほど、行きたいっていう人が・・・」

「ゆーくん?」

 

ことちゃんが疑問にあげる理由は

花怜ちゃんとルーちゃんが目をキラキラさせながら

僕を見ていたからだ。

・・・でもそれ以前に

 

「どこで合宿する気なの?」

「真姫ちゃんの別荘でだよ!!」

 

僕の疑問に、ほのちゃんが答えた。

・・・真姫ちゃん別荘あるんだ。

 

「・・・まさか僕も一緒に行けと?」

「当たり前だよ!!」

 

ほのちゃんが当然とばかり答えた・・・

なんでー・・・?

 

「でもユーリならまだ分かるけど、どうして私とルナまで?」

 

すると絵里先輩が・・・

 

「あなた達3人には以前、生徒会の仕事を任せてもらったから

そのお礼として、どうしても来てもらいたいの。」

 

「でも~。他のみんなは大丈夫なの~?」

「瑠菜ちゃん、その事は、ことり達も大丈夫だよ♪」

「ゆうくん~。どうする~?」

 

ルーちゃんが僕に聞くが、僕はもう1人連れて行きたい子がいる。

 

「・・・もう1人連れて行きたい子がいるんだけどいいかな?」

 

みーちゃん以外が疑問の声をあげたので説明する。

 

「その子は僕達にとって今でも大切な子だから、その子抜きは嫌なんだ。」

「私もユーリと同意見ね」

「わたしも、わたしも~。」

 

すると、ほのちゃんが

 

「ゆうちゃん、その子って・・・?」

「花怜ちゃん、出てこれる?」

「「・・・えっ!?」」

 

ほのちゃん、ことちゃんが驚きの声をあげた。

 

『もう。気を遣わなくてもいいのにー・・・』

「カレン、さっきまで目をキラキラさせてたじゃない・・・」

「・・・顔に出やすいよ。意外と」

『ゆうり君、ティアちゃんひどーい!(><)』

 

すると、ほのちゃん、ことちゃんが・・・

 

「う、嘘・・・」

「花怜ちゃん・・・。なんだよね?」

『うん?。そうだよー♪』

 

すると周りのみんなも・・・

 

「ゆ、幽霊と喋ってるにゃ・・・」

「す、すごいです。」

「悠里先輩達って・・・」

「・・・これ現実かしら」

「ハ、ハラショー・・・」

「ス、スピリチュアルやね・・・」

 

普通の人は、こんな反応なのかな?。かな?

 

『でも私も一緒に行っていいの?』

「・・・()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

『そ、それはそうだけど・・・』

「カレン、ユーリが一度言い出したら聞かないの知ってるでしょ?」

「そうだよ~。ゆうくんだもん~。」

『・・・もぅ。』

 

僕は、ほのちゃん達に・・・

 

「・・・だから花怜ちゃんも一緒に連れてっていいかな?」

『お、お願いします!』

 

すると、ほのちゃん達は笑顔で

 

「うん!!。穂乃果も花怜ちゃんと一緒に行きたい!!」

「ことりも!!」

「私も花怜と一緒に行きたいです。」

「・・・だってさ。」

 

すると花怜ちゃんは満面の笑顔で・・・

 

『うん!』

 

 

 

 

 

こうして総勢13人。μ'sメンバー9人と

僕達4人での夏の合宿に行く事になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ところで穂乃果ちゃん。合宿は、いつ行くの?』

「明日だよ!。花怜ちゃん!」

『わー♪。楽しみー♪』

 

 

・・・え?。明日?

 

 

 

 

「・・・何だろう不安だ。」

「・・・ユーリ、私も」

「奇遇ですね。私も悠里君とティアと同じです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ことりちゃん~。楽しみだね~♪」

「そうだね。瑠菜ちゃん♪」

 

 

 

 

 

 

・・・本当に大丈夫かな?

 

 

 

 




合宿の回が難しいですね・・・
次回に続きます。
こんな感じですが
よろしくお願いします。

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