ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回から、1期9話の『ワンダーゾーン』の回です。
長くなりそうですが、よろしくお願いします。
ことりちゃん視点も取り入れる予定です。

それではどうぞ。(・8・)


第21話 伝説のメイドさんって実在してたんだ~

オープンキャンパスも無事に終わり

翌日、掲示板に『廃校延期のお知らせ』と書かれていた。

 

(そりゃ、嬉しいよね・・・)

 

授業を受けていた時も、オーラが凄かった。

 

「みんなみんな!!ビッグニュースだよ!!」

 

放課後、部室で嬉しそうに言う

ほのちゃん。どうしたのかな?。かな?。

 

「ほら!隣部室なんだよ!広くなったんだよ~!」

「・・・隠し部屋みたいだね。」

 

しかし部屋広くなったね。

雨の日とかの練習には、いいんじゃないかな?

僕がそんな事考えていると・・・

 

「安心するのは早いわよ」

「あ、絵里先輩・・・」

「生徒がたくさん入ってこない限り、廃校の可能性はまだあるんだから頑張らないと」

 

絵里先輩が、そう言った瞬間・・・

 

「・・・ひっく。ぐすっ」

「え?。うみちゃん?」

 

みーちゃんが泣いていた。どうしたの!?

 

「嬉しいです!。悠里君以外まともな事を言ってくれる人がやっと入ってくれました」

「えぇ!?」

 

あー、絵里先輩どうしていいか分からないのか戸惑ってるよ・・・

すると凛ちゃんが、

 

「それじゃ凛達まともじゃないみたいだけどー」

 

僕は苦笑いする。みーちゃんも大変だったんだよ・・・

 

「ほな、練習始めよか」

 

希先輩がそう言った時・・・

 

「あ、ごめんなさい。私ちょっとこれから用事が・・・。今日はこれで!」

 

ことちゃんはそれだけ言うと帰ってしまった・・・

 

「どうしたんだろ?ことりちゃん、最近早く帰るよねー?」

「ええ、オープンキャンパスも終わって、今までずっと練習ばかりしていましたから、何か用事が溜まっていたりしてたのかもしれませんね」

 

ほのちゃん、みーちゃんが言う。

すると花陽ちゃんが・・・

 

「・・・ことり先輩。彼氏でもできたのかな?」

「・・・ありうるかもね。」

 

僕が花陽ちゃんの言葉に同意すると・・・

 

「「「「「「「「えっ!?」」」」」」」」

 

そんなに驚く?。普通の事じゃない?

 

「悠里くん冷静やね?」

「・・・そうですか?」

「悠里先輩、普通の男子だったら、騒ぎますよ?」

 

希先輩と真姫ちゃんの疑問に僕が理由を答える

 

「ここにいるμ'sメンバーに言い切れる事だけど、みんな魅力的なんだから彼氏いても普通だと僕は思うんだけど・・・」

 

すると花陽ちゃんが・・・

 

「あの、悠里先輩は彼女とかいるんですか?」

「「!?」」

 

ほのちゃん、みーちゃんが反応した気が・・・

多分、気のせい。

 

()()()()()()()()()()僕にできる訳ないと思う。」

「「・・・えっ!?」」

「それに僕なんて・・・」

 

あ、いけない。危うく、ほのちゃん、みーちゃんの前で

言わなくていい事、言おうとしちゃったよ・・・

ふと携帯の時間を見ると・・・

 

「あ、僕も今日は早めに帰りますね。友人と約束があるので」

 

そう言って部室を後にした・・・

ほのちゃん、みーちゃんが何か言おうとしてたが僕は気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「えっと・・・」

 

僕は今、秋葉に来て人を待ってます・・・

その人とは・・・

 

「ゆうくん~」

「・・・あ、ルーちゃん」

 

・・・ルーちゃんです。

 

「今日はごめんね~」

「大丈夫だよ。生徒会の仕事手伝ってもらったし」

 

そう。ルーちゃんが行きたいところがあるって言うから

生徒会の手伝いをしてくれた、お礼として今に至ります。

本当はティアちゃんも一緒に行きたかったけど、今日は予定が

あってここにはいない。

 

「・・・それでどこにいくの?」

「ここだよ~♪」

 

そこはメイド喫茶だった・・・

 

「なんでここにしたの?」

「えへへ~♪。ここ結構人気だから一度来てみたかったの~♪」

「ルーちゃんがいいなら僕はいいけどさ・・・」

「わ~い♪。ゆうくん早く入ろ~♪」

「・・・分かったから。手引っ張らないで。」

 

 

 

ーーカランカランーー

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ♪ご主人さ・・・・ま?」

「「あれ?」」

 

出迎えてくれたのはメイド服姿の、ことちゃんだった・・・

 

「あ~。ことりちゃんだ~♪」

「ぴ、ぴよ!?」

 

ルーちゃんの声に驚いた声をあげる

ことちゃん。焦ってるね・・・

 

「こ、ことり?WHAT!?ダレノコトデスカー?そ、それでは2名様ですね。席へ御案内致します。こここちらへ・・・、どうぞ」

 

一番奥の席に案内されました・・・

 

「ことりちゃん、バイトしてたのかな~?」

「・・・多分、そうじゃない?」

 

席に座りメニューを見ながら

さっきの事について話す、ルーちゃんと僕。

 

「・・・何食べようかな?」

「わたしは~、特大パフェと紅茶にする~。」

「僕はフルーツケーキと紅茶にしようかな・・・」

「すみませ~ん。注文お願いしま~す♪」

 

・・・ルーちゃん早く食べたいのかな?

 

 

 

「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」

「ほぇ~♪」

「・・・でかいね。そのパフェ」

 

ルーちゃんが頼んだパフェが特大とはいえ

でかすぎる・・・

僕はてっきり、普通のパフェの少し大きい感じかなぁと思ってたら

普通のパフェの10倍の大きさだった・・・

しかもルーちゃんは平気で残さず完食してしまうから僕は

そこまで驚かない。

 

「ねぇ~。ゆうくん~」

「・・・?」

「あ~ん♪」

「・・・食べていいの?」

「うん~。あ~ん♪」

 

パフェを一口貰った・・・

あ、甘さ控えめでおいしい・・・

 

「・・・このパフェおいしいね」

「だよね~♪」

 

すると後ろから

誰かに見られている感じがしたので

目線だけ向けてみると・・・

 

 

 

「じー・・・」

 

ことちゃんにカウンター越しだが睨まれた・・・

いや、睨まれたと言うより頬を膨らませながら

こっちを見ていた。

・・・パフェ欲しかったのかな?

 

「ゆうくん~、どうしたの~?」

「・・・何でもないよ」

「ふぅ~ん。」

 

ルーちゃんは何も追求せず、特大パフェをまた食べ始めた。

 

 

 

・・・このフルーツケーキおいしいな。

 




次回は、ことりちゃん視点を
多く書こうと思います。
それではまた次回。

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