ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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みなさん、こんばんは。
ゆるポメラです
自分にとって記念すべき第0話です。
初めてで緊張していますが、
楽しんでもらえれば幸いです。

では、どうぞ。


第0話 始まりは唐突に

みなさんは春についてどう思うだろうか?

僕は、春夏秋冬の中で春が好きだ。

なぜなら、時間の流れが早く感じるのが好きだからだ。

 

この時、僕は知らなかった・・・

 

今日という日がいつもと違う1日になるなんて・・・

 

時刻は、7時30分。平日はこの時間に起きている

なんでかって?・・・だって僕高校2年生だし

 

「・・・小さい頃の夢見るとか何かの前兆かなぁ。」

 

どうも。僕の名前は水無月悠里(みなづきゆうり)です。

今年で高校2年になって間もない16歳です。

って、誰に挨拶してるんだろ・・・

今日は何かが、起こりそうな予感がするんです。

 

「あ、朝ご飯作らないと学校間に合わないかも」

 

こんな感じで朝は余裕をもって準備してます。

ちなみに今日の朝ご飯はフレンチトーストとブラックコーヒー

なんでこのメニューにしたかというと、気分的に食べたくなったからだ。

 

「・・・やっぱりフレンチトーストおいしい。」

 

食べ終わり片づけも終え、そろそろ登校しようかなぁと思った時・・・

 

ーーピンポーンーー

 

玄関のチャイムが鳴った。

「・・・え?、こんな朝早く誰だろ?」

 

疑問に思ったが、開けないわけにはいかないのでドアを開けると・・・

 

「おはよ~、ゆうくん。」

「あれ?、ルーちゃん?」

 

同級生でクラスメイトの明美瑠菜(あけみルナ)ちゃんだった。

ルーちゃんとは小学校から中学校までの仲で、僕が本音を言える

友人の1人だ。

 

「ルーちゃん、どうしたの?早起きなんて珍しいね。」

「むぅ~、その言い方だとわたしがいつも寝坊してるって聞こえるよ~。」

「ごめん、ごめん。・・・純粋に気になっただけから」

 

僕が苦笑いしながら謝るとルーちゃんは、とりあえず納得したらしく

「あまり反論できないからいいけど、わたしもなんで早起きできたのか

不思議なんだよね~。」

 

ルーちゃん自身も疑問に思っていたらしい。ここで僕はある事に気づく

「あ、鞄まだ持ってきてなかった!?、ルーちゃん悪いんだけど取りに行って

くるから待ってて」

 

僕としたことが・・・これじゃ何の為に早く起きたんだろ?

するとルーちゃんが

「慌てなくていいから大丈夫だよ~」と言ってくれた。

 

無事に鞄を持ってこれ、さて学校行こうかとルーちゃんに声をかけようとした時

 

ーーピンポーンーー

 

本日2度目のチャイムが鳴った。

今度は誰なんだと、若干の恐怖を感じながらドアを開けると・・・

 

「おはよ。ユーリ、ルナ」

「「ティアちゃん!?」」

「どうしたの?、2人共そんなに驚いて・・・」

 

僕が本音を言える、

もう1人のクラスメイト如月ティア(きさらぎティア)ちゃんだった。

ティアちゃんとは小学3年生からの付き合いでもあり、僕にとって嫌な中学時代の

真相を知ってるのはティアちゃんだったりする。

 

「ティアちゃん~どうしたの?」とルーちゃんが聞くと

 

「・・・えっと少し急がないと学校遅刻するから迎えに来たんだけど」

 

「「えっ!?」」

 

「あと20分したら私達3人、遅刻確定よ?」

「ティアちゃん、それ本当?」

 

と僕が恐る恐る聞くと

「ユーリ、時計見てみて」

「・・・」

 

そして僕は言った。

「ルーちゃん、ティアちゃん急ごう!!」

「ユーリ、切り替えはやっ!?」

「あはは~」

 

こうして3人で走り、なんとか学校に着いた・・・

 

そして午前の授業を受け、昼休みに、午後の授業が終わり

・・・あっという間に放課後になった。

 

「なんかいつも通りだったね」

「そうだね~」

「強いて言うなら、危うく遅刻になりかけたくらいかしら?」

 

そんなこんなで2人に帰ろうかと言おうとしたとき・・・

 

『2年1組の水無月悠里くん、明美瑠菜さん、如月ティアさん、

理事長室に来てくださ~い♪』

 

「「「えっ!?」」」

 

という訳で理事長室に呼び出された僕達3人

正直なんで呼び出されたのか、全く心当たりがない。

とりあえず入ることにする。

 

「・・・失礼しまーす」

「もぅ~、一体なぁにお母さん」

「ルナ、拗ねないの。失礼します理事長」

「はぁい~、急に呼び出してごめんね~」

 

お気づきかもしれないが、のほほんとした感じの人が僕達の高校の

理事長である。

そしてルーちゃんの母親の明美瑠花(あけみルカ)さんである。

僕は、早速気になった事を聞いてみる。

 

「あの理事長、なんで僕達が呼ばれたんですか?」

「うーん、厳密には悠里くんにお願いがあるんだけどね~」

「ほぇ?、ゆうくんに~?」

「・・・ユーリにお願いですか?」

「そうなのよ~」

 

何だろうと思っていると、いつもの感じから一変、

真剣な表情で言った。

 

「水無月悠里くん、あなたに音ノ木坂学院に転入してほしいの」

 

・・・え

 

「「「えええぇぇぇ!?」」」

 

この時、僕は思った。

・・・本当に、唐突だなぁと。

 

 

 

 

 




な、なんとかできた。
初めて、プロローグができました。
次回は、なぜ転入することになったのかの話です。
本編までの始まりが長くなりそうで申し訳ありません。

こんな感じですが、よろしくおねがいします。

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