ことりちゃん、誕生日おめでとう。
拙い内容ですが楽しんでいただけると嬉しいです。
ことりちゃん視点になります。
それではどうぞ。
「バイトの手伝いをして欲しい?」
「う、うん……」
南ことりです。
いつものお昼休み、屋上でゆーくんにお願いをしていました。
それは今日の放課後に私がバイトをしているメイド喫茶のお手伝いをお願いしていました。
「その…人手が少しでも欲しいって店長さんに頼まれて……」
「ふーん……」
本日7個めのシナモンロールを食べながら、
ゆーくんは考える仕草をしていました。
ほんとにシナモンロールが好きなんだね……
アハハ……
「ほのちゃん、みーちゃんには頼まなかったの?」
「2人にも訊いてみたんだけど、穂乃果ちゃんと海未ちゃんも空いてないんだって」
穂乃果ちゃんは生徒会の仕事。
海未ちゃんは弓道部に出なきゃいけないって言っていた。
その事を彼に話すと……
「そうなんだ? 分かった、僕でいいなら手伝うよ」
「ほんと!?」
「うん」
余りにも嬉しくて、
ゆーくんに抱きついちゃいました♪
せっかくだからお昼休みが終わるまで、
このままでいようかな~♪
「「あー!?」」
突然大きな声がしたので振り向くと、穂乃果ちゃんと海未ちゃんがいました。
…む~、もうちょっとだけこうしたかったのに~……
ちなみにゆーくんのお昼ご飯がまたシナモンロールだという事が分かった海未ちゃんは軽くお説教をし始めました。
ーーそして放課後、ことりのバイト先のメイド喫茶ーー
「…やっぱりこの執事服みたいなのを着るんだね?」
「ゆーくん似合ってるよ♪」
「…世辞でも受け取っておくよ」
お世辞じゃなくて本当に似合ってるんだけどなぁ……
実は私も執事服を着たゆーくんの顔を直視できません///
それだけじゃなく他の店員の女の子も……
「やだあの人凄くかっこいい///」
「ミナリンスキーさんの
ゆーくんの執事服姿に見惚れてました。
それよりも…………か、かかか彼氏!?
ゆーくんがことりの彼氏…………
※ことりさんの妄想劇に暫しお付き合いください
『お帰りなさいませ♡ ご主人様……じゃなくて、あなた♡』
『ただいまー』
『お風呂にしますか? お食事にしますか? それとも…私にしますか?』
『じゃあ…ことちゃんで』
ふへへ~♡
それであわよくば、ゆーくんとあんな事やこんな事をされたり~……
や~ん♡ それで~それで~、壁ドンとかされながら『僕だけのメイドだけになってくれ』って言って欲しいなぁ~♡
「…ことちゃん?」
「ふへへ~♡ なあに~ご主人様ぁぁ……はっ!?」←我に返ることりちゃん
「大丈夫? 顔が凄く崩れてたけど……」
その言葉を聞いた私は、
厨房に一旦逃げ込みました……
さっきの事で恥ずかしくてたまったもんじゃないよぉ……///
(う~、いつも通り接客できるかなぁ? 恥ずかしいよぉ///)
いつもの感じでバイトが終わるか幸先が不安になった私でした。
読んでいただきありがとうございます。
なんとか間に合って良かったです……(焦り)
えーと、次回の内容ですが今回の話の続きを執筆しようと
思っています。
俗に言う、誕生日回後編ですね。
あるキャラを出そうと思ってますのでお楽しみください。
次回も更新が遅かったりとあるかもしれませんが
よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。