今日は地元の天気が雨なので、
気分がよろしくないです……
作者の愚痴はさて置き今回は海未ちゃん視点になってます。
「おや?、海未ちゃんの様子が……」もあるかもしれませんが、
最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
園田海未です。
今日は私の1日を紹介したいと思います。
と言っても学校生活の事ですが……
「海未ちゃん、おっはよー」
「おはよう~、海未ちゃん」
いつも通り学校に着き教室に入ると、
穂乃果とことりが挨拶をしてくる。
それにしても……
「穂乃果が寝坊しないなんて珍しいですね」
「えー!?、酷いよー!」
だって穂乃果ですよ?
いつもは朝の
これは明日は槍が降るかもしれません!!
「でも穂乃果ちゃん、
「いやー……ゆうちゃんの声だと普通に起きれるんだよね」
ことり?
貴女は今なんて言いました?
穂乃果が早起きできた原因は悠里君ですって………?
フ…フフフフフフフフ……
「おはよ……」
「ゆうちゃん、おはよー」
「ゆーくん、おはよう♪」
あっ♪、愛しの悠里君です♡
…ん?、私の目に狂いがなければ目元にクマができてますね……
むぅ、また夜更かしでもしたんでしょうか……
「…うわー午後から体育の授業とか嫌だ怠いよ」
「ゆーくん、でも今日が終われば明日からゴールデンウイークだよ?」
「嫌だー休みたいー……」
今日の悠里君はやけに機嫌が悪いですね。
こうなったら今日1日は悠里君の監s……コホン!、見守りましょう!!
「ほらーお前ら席につけー、園田お前は何そこで突っ立てんだー?」
…はっ!?
わ、私とした事が!?
とりあえず今日は悠里君の1日観察です!!
ーー1時限目・数学ーー
「じゃーこの問題を……水無月、解いてみろ」
「はい……」
先生が出したのは掛け算の復習問題でした。
でも悠里君、数学は簡単な暗算くらいしかできないって言ってましたけど……
よりによって7の段ですか……
たまに忘れるんですよねアレ。
「えっと……7×1?、確か1+1+1+1+1+1+1で7で……」
あの……悠里君それ何ですか?
その計算方法……普通に掛け算をすればいいんじゃ……
これにはクラスの皆や先生も唖然としていました。
「…7×9?、1+1+1+1+1+1+1で7だから……これを9回?……63っと。先生これで合ってますか?」
「合っているが……お前の計算方法どうなってんだ?」
先生が私達の疑問を代表して聞くと悠里君は……
「えっ…掛け算って足し算をしながら計算するんでしょう?」
色々とぶっ飛んだ答えが返ってきました。
ことりを見ると( ゚д゚)ポカーンとしており、
穂乃果に至っては居眠りをしていました……あのアホは後で説教ですね。
ーー2限目・保健体育ーー
な、何でよりによって2限目が保健体育なんですか!?
授業だから仕方ないですって?
そういう問題じゃないです!、破廉恥です!!
「水無月、25
先生はどうして(・∀・)ニヤニヤしているのでしょう?
えーと25Pは……………こ、子供の作り方!!?
は、破廉恥です!!、そもそも悠里君が朗読する訳が………
「…子供の作り方は一般的に男性と女性による……」
ゆ、悠里君!?
な、なんでそんな平然とした表情で読むんですか!!?
ちょっとことり!!、悠里君を見ながら発情したような顔するのはやめなさい!!
それと穂乃果はなんで制服を脱ごうとしてるんですか!?
貴女はそんなキャラじゃないでしょう!!
「…はぁ。僕には縁もない事を朗読させるとか拷問だよ」
すみません悠里君……
私達の方が拷問に等しいです……///
で、でも……悠里君と……フヘへェ♡
ーー3時限目、4時限目・美術ーー
「今日のテーマは自分の好きなものだ、時間はたっぷりあるからな~」
自分の好きなものですか……
そんなの悠里君に決まってるじゃないですか!!
自慢じゃないですが私の部屋は全て悠里君で埋め尽くしてるんです。
ことりには敵いませんが……
それにしてもどんな悠里君を描きましょうか……?
ボーっとしてる横顔もいいですけど、練習を手伝ってくれる姿も捨てがたいですね……
(私を見つめてくれる悠里君……これにしましょう!!)
我ながらナイスアイディアですね。
それで完成した絵は額縁に入れて自分の部屋に飾って……うふふふ♪
(それで……それで……それでぇ……♡)
ーー昼休みーー
昼休みになり私は悠里君を尾行しています。
穂乃果とことりに止められましたがそんなの関係ありません!!
これでも私、気配を消すのは得意なんですよ?
それはさて置き、どうやら購買に行くみたいですね……
「すみません、シナモンロール10個ください……」
またシナモンロールですか……
もぅ悠里君?、そんなのばかり食べてると偏食になってしまいますよ?
そんな事を思っていたら悠里君を見失ってしまいました。
あれ……悠里君~どこですかぁ!?
ーー5時限目、6時限目・体育ーー
「じゃあ各自、ペアで準備運動しろよー」
先生の合図で準備運動をする事になった私達。
でも悠里君は1人で準備運動をしていました……
うぅ…悠里君と一緒にやりたかったです……
今日は体育館でバレーボールをやるんです。
ちなみにチームは私と穂乃果とことり、そして悠里君です♪
「ひゃん!!」
試合中、ことりは相手のボールを直撃してしまった。
というか何ですか……『ひゃん』って。あざといですね……
「ことちゃん大丈夫?」
「ゆーくん、私ちょっと……動けないかも……」
何故でしょう?
私には、ことりのアレが演技にしか見えないのは気のせいでしょうか……
「先生、ことちゃんを保健室まで運んできます」
「おう~、お前らのチームは次の点数に勝敗に関わらずでもいいか?」
「みーちゃん達に任せます」
そう言うと悠里君は、
ことりをお姫様抱っこをしたまま保健室に向かいました。
いいなぁ、悠里君にお姫様抱っこ……
「ねぇ海未ちゃん……」
「どうしたんですか?」
「ことりちゃんがしてやったりの表情をしているように見えるのは穂乃果の気のせい?」
そう言われた私は、
悠里君に抱えられてることりに目を向ける……
私の視線に気づいたのか、ことりは舌をペロッと出していました。
……はっ?
(こ~と~りぃ~!!!)
あの淫乱トサカ頭!!!
初めから計算済みだったとはいい度胸ですね!!!
しかも保健室には先生が基本いないので悠里君と2人きりなのは確定……
タチが悪いのは、ことりが保健委員なので悠里君にあわよくば何かしらの事をするのは目に見えています。
「先生、私と穂乃果はこの試合辞退します!!」
「は?」
「ゆうちゃんの節操が危ないんです!!」
穂乃果もこういう時だけは行動が早いんですよね。
普段からもちゃんとしてくれれば文句はないんですが……
生徒会の仕事とか……
「待っててくださいね!!、悠里君ー!!」
「ゆうちゃーん!!、今行くからねー!!」
そして案の定、
私と穂乃果が保健室のドアを開けると、
ことりが悠里君に如何わしい行為をしようとしてました。
最近のことりは油断も隙もないです……
やっぱり2限目の授業が終わった時からおかしいと思ったんですよ……
目が発情していましたし……
それに悠里君を監禁していいのは私だけなんです!!
ーー放課後ーー
帰りの
生徒会や部活も珍しくないのでどうするか穂乃果とことりと話していると、
私達の教室に凛と花陽が訪ねて来ました。
「あ、3人共いたにゃー」
「凛ちゃん達どうしたの?」
「えっと…実はね?」
花陽曰く、
ゴールデンウイークの休みに真姫の別荘で泊まりに来ないかとの事。
ちなみに発案をしたのは凛だそうです……
そういえばこの流れ去年の夏合宿の時も見たような気がします……
穂乃果が夏は暑いから合宿だーとかが発端でしたね……
「穂乃果行きたーい!、海未ちゃんとことりちゃんも行こーよ!」
「うん♪、せっかくだしことりも行きたいな♪。海未ちゃんも一緒に行くでしょ?」
「私は構いませんが……」
きっと断ってもことりにお願いされるのが目に見えますし……
「あ。ゆーくんはどうするんだろ?」
「そういえば……ゆうちゃん今、どこにいるんだろ?」
「悠里さんの事なら真姫ちゃんに任せたにゃー」
なんか怪しいですね……
真姫が自分から誘いに行くとか……
そういえば去年からずっと気になっていたんですけど、
真姫って普段は私達の前だと素直じゃないのに悠里君の前だとかなり素直なんですよね……
これを機にちょっと問い詰めてみましょうか……
凛と花陽が教室を後にすると穂乃果が……
「ねぇ今の話2人はどう思う?」
「それって真姫ちゃんの事?」
「うん、だって普段あまり素直じゃない真姫ちゃんだよ?」
「この際ですから、これを機に聞いてみましょう」
「「賛成!!」」
そういえば集合場所や時間等はどうするんでしょうか?
まぁいいです。今夜あたりに連絡が来るでしょう!
(悠里君とお泊まり……す、少しは大胆なアピールをした方がいいですよね///)
とまぁこれが私の1日になります!!
3年生になっても1日、1日を楽しく過ごしています♪
機会があればまたお話しますね?
さて家に帰ったら何をしましょう……
やっぱり……
今日1日で私が密かにやってた悠里君の隠し撮り写真の整理からですよね♪
エヘヘ♡……コノシャシンハ…ワタシダケノモノ……ダレニモワタシマセンカラ……
読んでいただきありがとうございます。
次回も投稿が遅れたりする事もありますが、
よろしくお願いします。