凛ちゃん、誕生日おめでとう。
今回の内容ですが、
凛と花陽が未柚の喫茶店に行く話に
なっています。
にゃー、星空凛だよー。
今日は親友のかよちんと一緒に
お出かけするんだ。
って凛は一体誰に話してるんだにゃ?
「凛ちゃん、どうしたの?」
「うーん、何でもないにゃ!」
「そう?、あ、凛ちゃんこっちにあるみたい」
凛とかよちんが向かってる場所は
未柚ちゃんが営業している喫茶店なんだにゃ。
それで凛達も行ってみようってなったんだ。
「あ、ここみたいだね」
「確かに全然気づかないにゃ……」
ゲームセンターの路地裏にあるって
聞いたけど場所を聞かなきゃ分かんないにゃ…
「かよちん、本当にここで合ってるの?」
「えっと、月見屋って書いてあるから間違いないよ」
「じゃ早く入ろう。凛、お腹空いたにゃ!」
「あはは…、そうだね」
ーーカランカランーー
「いらっしゃいませ」
「こんにちはにゃ~!」
「こ、こんにちは…」
「おや、凛先輩と花陽先輩」
喫茶店の中に入ると未柚ちゃんが出迎えてくれた。
それにしても中が凄く広いにゃ~
「ご希望の席はありますか?」
「凛はどこでも。かよちんは?」
「あ、じゃあカウンターで」
「ではご案内します」
凛達は案内されたカウンター席に座る。
あっ、この椅子、座り心地が良くて
ふかふかだにゃ~♪
「こちらがメニュー表になります」
未柚ちゃんから受け取った
メニュー表の中身を見る。
なんか色々な品が書いてあるにゃ。
ところで『Zなんとかさん』ってどんなのだろ?
凛の思ってた事が顔に出ていたのか……
「あぁ、それは穂乃果先輩のお気に入りの品ですよ」
「穂乃果ちゃんの?」
「普段はあまり注文される事はないですけどね?」
「そ、そうなの?」
「はい」
うーん、穂乃果ちゃんが気に入った品なら
きっと凄いに違いないにゃ!
……多分。
「あ、あの未柚ちゃん……」
「なんですか、花陽先輩?」
「お、お米を使った品はあ、あるかな?」
「お米ですか?」
かよちんはアイドルと同じくらい
お米が好きなんだにゃ~。
お米とアイドルの話になると饒舌に
なるけどね?
…あ、そうだ!
「未柚ちゃん、ラーメンってないのかにゃ?」
「作ろうと思えば作れますよ?」
「じゃあ凛はラーメン!!」
「かしこまいりました。700円ですがいいですか?」
「問題ないにゃ~♪」
「花陽先輩は何かご希望はありますか?」
「えっ、えっと何でもいいの…?」
「はい」
「じゃ、じゃあ、おにぎりを……」
「300円になりますがいいですか?」
「お、お願いします。」
やったにゃー♪
ラメーンが食べれるにゃー♪
「かしこまいりました。他にはございますか?」
未柚ちゃんが他に注文する品はないかと
聞いてきた。
うーん、じゃあ凛は……
「Zなんとかさんを1つくださいにゃ!」
「凛先輩、どの形態にしますか?」
うーん、5種類近くあるみたいだけど
どれにしようかな?
あ、じゃあこれにするにゃ♪
「ぷにちゃんフォルムにするにゃ」
「花陽先輩はどうしますか?」
「じゃ、じゃあ凛ちゃんと同じで……」
「かしこまいりました。」
そう言うと未柚ちゃんは
厨房に向かって行った。
「それにしてもお客さん凛達だけみたいだね?」
「うん、他にどんな人が来てるんだろう…?」
凛とかよちんは
穂乃果ちゃんから聞いたくらいだし…
「色々な人ですかね、この店にご来店してくれるのは」
すると注文の品を持ちながら
未柚ちゃんがやってきた。
ラーメンの器を頭に乗っけてるにゃ…
「こちらが特製ラーメンになります」
「こ、神々しい感じがするにゃ……」
「そしてこちらが特製おにぎりになります」
「こ、これはまさか黄金米!?」
「あ、冷めない内にどうぞ」
「「い、いたただきます……」」
とりあえず一言聞いて欲しいにゃ!!
未柚ちゃんが作ってくれた特製ラーメンは
めちゃくちゃ美味しかったにゃ。
かよちんも特製おにぎりを食べた時は
目を見開いてたんだにゃ!!
ここ本当に喫茶店だよね!?
余談なんだけど食後のデザートに頼んだ
『Zなんとかさん、ぷにちゃんフォルム』は
見た目が凄く可愛かったにゃ~♪
今回は凛ちゃんの視点で
執筆しました。
上手く表現できたか不安でしたが
誕生日記念に間に合って良かったです。
次回もよろしくお願いします。