ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
ルビィちゃん、誕生日おめでとう。
今回の内容ですが、
ルビィちゃんの視点で執筆してみました。
話の内容は、第103話の『喫茶店にて』の続きに
なっています。

それではどうぞ。


特別編 ルビィの誕生日

こ、こんにちは。黒澤(くろさわ)ルビィです…

ルビィは今、お姉ちゃんと喫茶店に来て

注文した品を待ってます…

そ、それにしても……

 

「ルビィ、どうしたんですの?」

「えと。このお店、みゆお姉ちゃんが本当に1人でやってるのかなって…」

「正直、私も半信半疑ですわ……」

「失礼ですね。基本的に未柚1人ですよ?」

「「ぴぎぃ!?」」

 

びっ、びっくりした……

お姉ちゃんと話してたら

背後から声がしたので

振り返ったら両手にデザートが乗った皿を

持った、みゆお姉ちゃんがいました。

 

「ところでダイヤ?」

「な、なんですの未柚姉様?」

「未柚の頭に乗っているケーキを取ってもらえませんか?」

「……2皿ありますけど、どっちですの?」

「黄色のケーキがルビィ、緑のケーキがダイヤのです」

「わ、分かりました……」

「あ。ルビィも手伝うね?」

「お手数おかけします」

 

ルビィとお姉ちゃんは落とさないようにケーキを取る。

正直に言うと取る方が危なっかしいよぉ……

 

「こちらが期間限定のクリスマスセットです」

 

みゆお姉ちゃんがテーブルに置いた

ケーキはクリスマスをイメージして作られてた。

砂糖菓子で造られたサンタさんもあった……

あれ?。でも……

 

「それはミユから2人への誕生日ケーキよ」

 

ルビィの言いたい事が顔に出ていたのか

厨房からティアお姉ちゃんが出てきて

そう言った……

 

「ルビィにはスイートポテト、ダイヤには抹茶ケーキです」

「あの、未柚姉様?」

「そのケーキは未柚からのサービスなのでお代は要りませんよ」

「で、ですが…」

「未柚が好きでやってる事なので気にしなくてもいいですよ」

「そうよ。ミユなりの優しさなんだから」

「は、はい///。未柚姉様ありがとうございます」

「どういたしまして♪」

 

ティアお姉ちゃんのフォローもあってか

お姉ちゃんは笑っていました。

 

「あ、美味しい♪」

「甘さもちょうどいいですわ……」

「それは良かったです」

 

みゆお姉ちゃんが作るお菓子や

ケーキは美味しいなぁ~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーカランカランーー

 

 

 

 

 

 

 

ルビィとお姉ちゃんが食べてると

お客が来店するベルが鳴った。

 

「あ、誰か来たみたいですね…」

「ミユ。この時間はあの子でしょ?」

「そうでしたね。忘れてました…」

「ティア姉様、未柚姉様。お知り合いですか?」

「2人もよく知ってるわよ」

 

ルビィ達も知ってる人……?

すると入って来たのは……

 

「こんにちは~」

「遅いわよルナ……」

「ごめんごめん~」

「る、瑠菜お姉ちゃん!?」

「る、瑠菜姉様!?」

「あ~。ダイヤちゃんとルビィちゃん~♪」

 

ルビィに裁縫のやり方を

教えてくれた瑠菜お姉ちゃんだった。

 

「瑠菜お姉様、今日は遅かったですね?」

「うん~。実はかくかくしかじか……」

「まるまるうまうまですね…、納得です」

「珍しい事もあるものね」

「ティア姉様!?、今の内容分かったのですか!?」

 

ル、ルビィ。全然分からないよ……

しかもティアお姉ちゃんも瑠菜お姉ちゃんの話に

ちゃんと相槌うってるし…

 

『うんうん、それでそれで?』

 

あれ?

なんか聞き覚えのある声が……

 

『あ。お邪魔してるよ~♪』

「「ぴぎぃ!?」」

「花怜お姉様、いい加減に窓から入るの控えてください……」

「…カレン。ダイヤとルビィが驚いてるじゃないの」

「…あはは~」

『あ、あわわわ!?。驚かせてゴメンね!?』

 

ルビィとお姉ちゃんの隣にきたのは

紛れもない花怜お姉ちゃんだった……

 

「花怜姉様、お久しぶりです」

『ダイヤちゃん久しぶり♪。背、伸びたね?』

「いえ。花怜姉様こそ、お変わりなく…」

「あ、あの…」

 

ルビィの事覚えててくれてるかな…?

 

『ルビィちゃんも久しぶり♪。大きくなったね♪』

「えへへ…///」

 

頭を撫でながら言ってくれた。

花怜お姉ちゃんは、ゆうりお兄ちゃん達が

遊びに来てくれた時にルビィと遊んでくれたの……

だからルビィには大好きなお姉ちゃんが

5人もいます。

 

『あ。未柚ちゃん。私、Zなんとかさんで!』

「わたしはプリンアラモード~♪」

「全く2人は…」

「ティアお姉様、紅茶のおかわりはいかがですか?」

「自分でやるから大丈夫よ。ダイヤは?」

「私も自分でやりますわ」

『未柚ちゃん、今回はパーフェクトフォルムで!』

「まさかの50%フォルムじゃないのですか!?」

「カレン、思い切って注文したわね……」

「それ以前にZなんとかさんってなんですの!?」

 

えへへ♪

こういう賑やかなの

ルビィ好きだな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談なんだけど、

花怜お姉ちゃんが頼んだ

『Zなんとかさん、パーフェクトフォルム』を

みゆお姉ちゃんが台車で運んできて

あまりの巨大さに驚いちゃった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ルビィちゃんの口調が難しいですね…
『サンシャイン!!』のキャラ全員ですが…(苦笑い)
こんな感じではありますが、
次回もよろしくお願いします。

がんばルビィ!(一度言ってみたかった)

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