ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はスクールアイドルの回です
至らない点もあると思いますが
よろしくお願いします。

それではどうぞ。


第9話 解決策・・・。それはスクールアイドル!?

ルーちゃんとティアちゃんに

相談をした次の日・・・

 

僕は2人に言われた事を思い返していた。

 

「今は焦らなくてもいい・・・

それに僕自身がやりたい事かぁ・・・」

 

前者はまだ分かるとして

後者は意外と難しいんだよね・・・

そんな事を考えてる内に教室に着いた。

 

「・・・おはよー。」

「おはようございます。悠里君」

「おはよ~。ゆーくん」

 

みーちゃん、ことちゃんが挨拶をする。

・・・あれ?

 

「ほのかちゃんは?」

「穂乃果は『先に行ってて』と言ってたので

たぶん寝坊かと」

 

みーちゃんが頭を抱えこんでいた・・・

もしかして。

 

「いつもの事だもんね~」

 

ことちゃんが微笑みながら言った。

ほのちゃん、朝弱いのかな?

 

「みんなおっはよー!!」

 

噂をすればなんとやら・・・

 

「ほのかちゃん、おはよ。

・・・その手に持ってる大量の雑誌は?」

 

ほのちゃんはよくぞ聞いてくれましたとばかり

 

「うん!!。まずはみんなにこれを見てほしい」

 

そう言い、ほのちゃんは自分の机に雑誌を広げた。

僕が、ざっと目を通したところ

ほのちゃんが持ってきた雑誌全てに気になる言葉が。

それは・・・

 

「スクールアイドルだよ!!。最近有名じゃん?」

 

そう、『スクールアイドル』。

昨日、僕が読んでた雑誌にも載っていたのだ。

もしかして、ほのちゃん・・・

 

「ほのかちゃんが思いついた解決策って・・・。」

 

僕が聞くと笑顔で

 

「うん!!。ゆうちゃん、スクールアイドルをやろう!」

 

(ルーちゃん、ほのちゃん本当に解決策だしてきたよ・・・)

 

僕が苦笑い気味に考えていると・・・

 

「こっちは大阪のスクールアイドルで、こっちは福岡の

スクールアイドルなんだって!!」

 

なんだっけこの喋りかた?

・・・マシンガントークだったかな?

ことちゃんは話を聞きながら苦笑いしてるしね・・・

 

「・・・あれ?」

「ゆうちゃん、どうしたの?」

「うみちゃんは?」

 

さっきから、みーちゃんの声がしないなぁと

思ったら廊下へ出ようとしていた。

・・・みーちゃん、いつの間に?

 

「海未ちゃん!」

「ひっ!」

「まだ話は終わってないよー!」

 

みーちゃん、嫌な顔してるけどどうしたんだろ?

もしかして・・・

 

「はぁ、『私達でスクールアイドルをやる』とか

言い出すつもりでしょう?」

「うわ!?。海未ちゃんエスパー!?」

「誰でも想像つきます!!」

 

・・・そう思うのは、ほのちゃんだけだと思う。

 

「だったら話は早いね。今から生徒会に行ってアイドル部をー」

「お断りします。」

 

・・・そうなるよねぇ。

 

「なんで!?」

「思いつきで始めたところで状況が変わるわけが無いでしょう!」

 

ほのちゃんも・・・

 

「だってこんなに可愛くてキラキラしてて楽しそうなんだよ!

こんな可愛い服着て、みんなの前で歌うとか普通はできないんだよ!」

 

みーちゃん、ほのちゃんは喧嘩を始めた・・・

僕とことちゃんは苦笑いしながら見てるしかなかった。

 

「・・・ねぇ、ことりちゃん」

「なぁに~?」

「・・・止めなくて、いいんだよね?」

「いつもの事だし大丈夫なんじゃないかな?」

「そ、そうなんだ・・・(昔からそうだもんねぇ)」

 

すると、みーちゃんが

 

「私はそんなことを言ってるんじゃありません!

こんな事で本当に生徒が集まると本気で思いますか!」

 

(確かに普通は、みーちゃんの言ってる事が正しい・・・)

 

「そ、それは・・・。人気が出ればだけど・・・」

 

(確証はない。でも、ほのちゃんの解決策も正しい・・・)

 

「その雑誌にあるスクールアイドル達もプロと同じ努力をし、真剣にやってきた人たちですよ。穂乃果のように好奇心だけで始めても上手くいくはずがありません!」

 

・・・なら僕が出す答えは。

 

「どっちも正しいんじゃないかな・・・」

「「え?」」

「ゆーくん?」

 

3人は不思議そうに僕のほうを見た。

 

「悠里君それはどういう・・・」

「うみちゃんは、常識的に考えて言ったんだよね?」

「は、はい。」

「ほのかちゃんは、『これならなんとかなるかも!!』

って思って提案したんでしょ?」

「う、うん。」

 

やっぱりね・・・。

僕は、ことちゃんのほうを向き

 

「・・・ことりちゃんは、どう思う?」

「え、えと。・・・まだ分からない。」

「その答えも正解だよ。

・・・結局ハイリスクハイリターンでしか

ないから。だけど考えてみる価値はあると思う」

 

・・・それに

 

「3人共、可愛いんだしさ。

似合うと思うよ。アイドル」

 

「「「っ!!!///」」」

 

ーーキーンコーンカーンコーンーー

 

・・・あ、授業始まる。

 

「ねぇ」

「「「は、はい!!///」」」

 

どうしたんだろ?。ほのちゃん達・・・

 

「スクールアイドルの件、放課後までに考えてみたら?。

今はさ、焦っても仕方ないと思うから・・・」

 

僕は、3人にそう言った。




話を上手く纏めるの難しいですね・・・
次回は、キャラ視点を多く書いてみようと思ってます。
頑張っていこうと思いますので
これからもよろしくお願いします。

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