第71話
【プロローグ】
[ 音ノ木坂・屋上 ]
「わりぃ、遅くなってしまった!!」
沙織さんとの話し合いの後、そのまま大学からここまで急いできたが、いつもの練習時間に間に合うことができず、大幅に遅れて来るハメになってしまった。
「もう、蒼君たち遅いよ!! 先に、練習始めちゃったよ!!」
穂乃果は俺たちの姿を見ると、頬を風船のように膨らませて、機嫌が優れない顔を見せていた。
他のメンバーも俺たちの姿を見て、穂乃果と同じく怒りかけていたり、心配そうにしていたり、呆れているような顔を見せていた。 まあ、連絡の1つも遣さなかったんだから、こうなることはわかってはいたんだけどね。
その中で、心配そうな顔をしていた、エリチカが俺に尋ねてきた。
「どうしたのよ、蒼一。 あなたが連絡も入れずに遅れるなんて……何かあったの?」
「あぁ……大学のことで少し取り込んでてな………」
「そうなの? ……それじゃあ、仕方ないわね」
俺の置かれている状況を把握してくれたのか、エリチカはそれ以上話すことはしなかった。 エリチカ自身も生徒会長の職と両立させながら活動を行っている身だ、それがいかに難しいことなのかを十分に理解している故に、俺たちの立場を考えてそう言ってくれたのだろう。
そう考えて言ってくれるとしたら、俺も安心することができる。
……まあ、それを理解することができすに、ムスッとしている人が何名かいるのですがね……
「絵里、準備運動とかはすでに終わっていたりするか?」
「ええ、もうとっくに終わらせてダンスの練習を始めようかと思っていたところよ」
「そうか、だったら都合がいいな………」
「???」
エリチカは頭に疑問符を浮かべさせながら首をかしげた。
「おーい! 一旦、全員集合してくれ!!」
俺が合図を掛けると全員が早々と集まってくれた。
「実は、お前たちに話しておきたいことがあってだな…………」
その言葉を切り口に、俺は大学で行われる文化祭のことと、そこで俺たち2人がダンスを披露することになったことを簡潔に伝えた。 俺たちが躍るということを聞くと、全員が揃って驚きの声と表情を表していたが、次第に、表情が柔らかくなり目を輝かせるようになっていた。
そして、ついには…………
「行きたい!! 蒼君、私見に行きたいよ!!!!」
「私も見に行きたいよ~蒼くん!! ねぇ、いいでしょ~?」
「久しぶりに蒼一の晴れ姿を観れるのですね。 想像しただけで胸が高まります!」
「だ、だったら、私も見に行きたいですっ!!」
「蒼くんたちがどんな踊りを見せてくれるのか楽しみだにゃ~!!」
「ふ~ん……いいわね、なんだか興味が湧いてきたわ」
「おもしろそうじゃないの! なんでそのことを早く教えてくれなかったのよ~!!」
「ええやん! そんなら、ウチら全員で行こか?」
「そうね、一度は蒼一たちのダンスを観ておきたいと思っていたことだし、いい機会だと思うわ。 構わないでしょ、蒼一?」
「え? あ、まあ、いいか………いずれはそうしなくちゃいけなかったしな。 今週末だが、問題ないのか?」
『問題なし(です)(よ)(だにゃ)!!!』
みんな口をそろえて行きたいということを俺に示してきた。 もちろん、俺はそれを拒むようなことはしない。 何故ならば、指導者でもある俺たちがみんなに手本を示さなければ、どのくらいまでの練度が自分たちに必要なのかを知ることができない。
本来ならば、穂乃果たちと同じ土台にいる上位のスクールアイドル……ここら辺だと、やはり、A-RISEというグループのライブを間近で見させることがいいのだが………何分、全国ランクNo.1の実力者故、ライブチケットを手に入れさせることは、空を掴むが如くのようなものだ。 選ばれし者にしか得られない貴重なものだ、そう易々と手に入るわけが無かった。
故に、俺たちのパフォーマンスを見て、自分たちが到達しなくてはいけないそれぞれの目標を考えさせるようにしたいのだ。
………参考になればいいのだがな…………
「ということで、俺たちは明日から今週丸々練習を見ることはできない。 だから、後のことはみんなに任せるぞ」
『はい!!!!!』
「それじゃあ、練習を始めるぞ!」
『おー!!!!!』
俺の掛け声に合わせて一斉に元気な声が空に響き渡る。 今日は、今週、俺たちが練習に立ち会える最後の日だ。
しっかりと、やらなければな!!
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――
―――
――――
翌日――――
[ 大学内・広場 ]
「いやぁ~、皆の衆!! よくぞ集まってくださった!!!」
文化祭に向けて、大学の講義が早めに切り上がった昼過ぎ。
俺たちが、仮所属することになったサークル『充電機関』のメンバー全員が学内の広場に集結した。 その数は、男女合わせて、およそ20人だという割と多い人数だ。 年上なのだろう外見をしている人や、同じ講義を受ける同学部、同学年の学生の姿も見え、サークルの部室にこれだけの人数が入るのかが気になるところだ。 その集団のトップであるサークルの部長・槇島 沙織先輩は、全員が注目することができる、少し高い所に立ち、挨拶を行っていた。
「ようやくかの日がやってくるでござるよ………その日のために、どれだけの血のにじむような努力を積み重ねてきたことだろうか…………どれだけの犠牲を払ったことだろうか…………」
沙織さんの檄文が飛ばされると、そこに集まるすべての学生が真剣な表情で見つめていた。 それは、何かを悟ったかのような、勝負を仕掛ける者の顔と変わらなかった。 それほどまでに、ここに集まった人たちは文化祭のためだけに耐えがたい努力を積み重ねてきたというのだろうか!? だとしたら、俺たちも負けてはいられなかった。 俺も気を引き締めて、続きの言葉を耳にした。
「諸君らは………………
萌え萌えで、胸キュンするアニメを鑑賞する時間も惜しみ……!!!」
………ん?
「疑似ハーレム体験を味わえるエロゲの世界へプラグインする時間も惜しみ……!!!」
………………んん??
「W○VE、ア○ター、グ○スマ、メ○ハウス、コ○ブキヤなどから発売された神技師による新作フィギュアのフラゲを行うことにも耐え…………!!!」
………………………んんん???
「そして、何より…………!!!!
立川シティでの『劇場版:ガ○パン 極上爆音上映会ver』の最終上映というビッグイベント参加に耐え………極限にまで極めようとしてくれたこと!!!!
拙者は……………心の底よりも深くッ!! 諸君らの覚悟に称賛を贈りたい!!! 諸君らの覚悟は、最早、ジオン十字勲章ものだと言える!!!」
…………………んんん??????????
俺の耳が悪くなったのかな…………? 何か、いろいろとツッコミたいところがあったのだが……気のせいなのだろうか?
俺は目蓋を手で擦り、耳を大きく広げるようにもう一度、現状を把握しようと務めた。
「さあ、今こそ、ここが踏ん張り時!!! ここに、拙者が集めた27人もの勇敢なる精鋭たちよ!!! かの日のために、さらに己を鍛え上げるでござるぅぅぅ!!!!」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!』
沙織さんの激がこの集団に飛ばされると、それまで溜め続けていたであろうフラストレーションが大爆発を起こしたかのように、男女の雄叫びが熱狂の渦となり、学内中に響き渡ったのだった。
そんな彼らの叫びに、俺はようやく気付かされた…………
…………………やっべ、これ現実だわ。
侮っていた…………いや、予想すらしていなかったというべきだな。 ここのサークルのメンバーが全員、ガチオタであるだなんて、誰が想像するだろうか? いや、勘がいい人はすでに理解していたことだろう。 部室内に置かれてあった数多くのグッズ、柴田先輩と明弘との絡み、そして、沙織さんという存在。 これらを加算させれば、自然とその他のメンバーがガチでヤバイ人たちなのだということがわかるのだろうな。
というか、ここにいるメンバーって、さっき沙織先輩が言っていた逆のことを普段なら平然とやってのけるくらいの力量を兼ね備えていらっしゃるの?!
…………まさに、オタクの鑑とも言える集団だ………
「暫し!! 諸君らにお知らせがある………
知っての通り、当日に同志が2名参加することができなくなった………だがっ!! 同志諸君、怨むな!! 彼らに何があろうとも、拙者たちは何も咎めることはしない! それこそ、真のオタク道なのでござる!! 参加することができない同志がいることを悲しめ! そして、その悲しみを力に変え……立て! 同志諸君!! 彼らのためにも全身全霊を持って成功させるでござるよ!!!」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!』
沙織さんの演説はさらに拍車がかかり、集団から飛び出てくる雄叫びが周辺の空気を震撼させ、さらに、この熱気をヒートアップしていくのだった。
………って、最後のところがギレンっぽく聞こえたのですが……………
「諸君らの中に、彼らが参加できぬことで不安に思う同志もいるであろう…………
だが、心配は御無用でござる!!! そんなこともあろうかと、臨時に、2人の猛者を雇ったでござる!! それをここで紹介するでござる!!」
えっ?! このタイミングで自己紹介かよ!! 無駄にハードルを上げにあげまくって、天井を突き抜けちゃうくらいのプレッシャーを与えてきてるよ、これ!!
「宗方 蒼一殿と滝 明弘殿でござる!!!!!」
沙織さんが声高らかに俺たちの名前を叫ぶと、俺たちを発見したのだろうか、こっちに向かって手招きをして前に来させようとしていた。 集団がざわつく中、次第に視線が俺たちに集中して来るのを感じ取れたので、諦めを感じながら、ここはもう腹をくくるつもりで前に出て行くことにした。
俺たちが前に出てくると、俺たちを知る学生からは驚きの声が、学部・学年違いの学生からは疑問の声が漏れ出てくる。 それもそうだ、ここではあまり目立つようなことはまったくしてなかったし、本番1週間弱な状況に見ず知らずの人間を臨時要員とするなんてことは、一般学生の間ではありえない話なんだからな。
そうした人たちの視線と様々な憶測が飛び交う中で、俺たちは、俺たちなりに胸を張り、堂々とした立ち振る舞いでその場に立ち挨拶をし始める。
「初めまして、1年の宗方 蒼一と言います。 槇島先輩のお誘いを受けで参加させていただくことになりました。 どうぞ、よろしくお願いします」
「同じく1年! 滝 明弘です! 仮のかたちですが、参加させていただくことになりました。 よろしくお願いしやす!!」
2人でお辞儀した時には、全員ではないがそれなりの人からの拍手を受けた。
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――
―――
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「いやぁ~~~、いい感じに紹介が出来て良かったでござるよ~~~♪」
「国葬でも始まるかのような演説を行った後の自己紹介って、どういう羞恥プレイなんですか………」
くるくると渦を巻いたような丸メガネを光らせながら、大口を開けて笑い飛ばしているこの人は、まったく掴みどころが無い。 さっきの無理やりな自己紹介だったり、初対面の時にからかったりと人を振り回すような感じがするような…………ん? 誰かと同じような感じが………
「よっす! お前たちぃ~挨拶御苦労!! これで今日からキミたちも同志だ!!!」
「あ、あはぁ………」
こちらも大口を開いて笑いを飛ばしているこの人、柴田先輩は俺たちに近寄って来て、背中をバンバン叩いてくる。 結構、強く叩いてくるのだが、顔を見ていると悪気は一切なさそうに感じる。 この人も人を振り回しそうな感じがするなぁ………
「おっと! そうだバジーナ、この後の予定のことと踊りに関して打ち合わせがしたいんだけど、時間を開けてくれないか?」
「いいでござるよ、ミツヒデ殿。 拙者もいろいろと話したいことがあったでござるよ」
「バジーナ………? ミツヒデ…………?」
この2人が互いにそう言い合っている様子を見ていて疑問に思っていた。 本名は確か………けど、どうしてそうした名前で呼んでいるのだろうか………?
「ん? ああ、蒼一殿。 これは気にするようなことではござらんよ。 これは一種の源氏名みたいなものでござるよ」
「源氏名? というと、呼び名というヤツですか?」
「ん~……簡単に言えばそうなるな。 俺たちのサークル内では、互いにこうした名前で呼び合っているんだ。 ちなみに、俺は『ミツヒデ』。本名の名前の漢字を逆にしたらそう読むからそうしたんだ」
「ちなみに、拙者は『バジーナ』でござる! 拙者の正体を隠すという意味合いで、どこぞの赤い彗星から拝借したのでござるよ♪」
「赤い彗星って言っている時点で、隠す気は全くなさそうですね………」
そう、このサークル内ではこうした感じでお互いのことを呼び合っているようなのだ。 昨日見せてもらったセットリストにも、カタカナで表記された日本人らしからぬ名前が書かれていたのを思い出すと、メンバー全員そんな感じに呼び名がつけられているのだろう。
ということは、俺たちも必要になるのか……?
「ミ~~ツ~~ヒ~~デ~~~!!! は~~や~~く~~練習しようよ~~~!!!」
後ろから声が聞こえたので振り返ってみると、ショートヘアで半そで短パンのスポーツウエアを着た女性がやってきた。 どうやら、この人もメンバーの一員なんだろうな。
「ちょっと待っててくれよ~シャル。 今は、バジーナと話をしているんだからさ~~」
「え~~! いいじゃ~ん、そんなことより早くお~~ど~~る~~~!!!」
「だから、ちょっと待って~~~!」
「柴田先輩、その人は?」
「ん~? ああ、紹介してなかったね。 コイツは、相良 藤香(さがら とうか)。 俺たちと同じ3年でサークルの初期メンバーの1人であり、サークル内随一の踊り手だ!」
「そうなんですか。 よろしくお願いします、相良先輩」
「んふ~、キミたちがバジーナたちが言ってた期待の新人ね? よろしく~♪」
そう言うと、右手を出して握手を求めてきた。 俺はそれに応えるように握手をした。
「あ! ちなみに、ボクは『シャル』って言うから、今度からそれでお願いね~♪」
「は、はい。 わかりました、シャルさん」
どこからシャルって名前が出てきたんだろうか?ボクっ娘だから、デュノアからきているのかな?
「………シャル……まだか……?」
「!!!」
影の中から出てくるように現れたのは、髪が目にかかるくらいの長さがあり、か細い体をした男性だった。 この場に集まっているどの男性よりも体が小さく、細々とした声で話すため影が薄く感じてしまう。
「クリーク!ちょうどいい時に来てくれたよ!ミツヒデがボクの言うことを聞いてくれないの~!!」
「騙されてはいけないぞ、クリーク!シャルはこの俺を貶めるつもりだ!!」
「……無駄口いらない………すぐに終わらせる………」
「「あ、はい……………」」
なんと! たったの一言で、この2人を黙らせてしまうだなんて……この人すごいな……!
すると、男性はくるりと回って、こちらを向いて言った。
「俺は………藤堂 新八(とうどう しんぱち)。2年生……名は『クリーク』………メイク担当………よろしく………」
「あぁ……はい、よろしくお願いします…………」
う~ん………テンションが低い上に、言葉が少ないから話し辛く感じてしまうな………
しかし、メイク担当か…………どんなメイクをやってくれるのだろうか?
「クリーク殿は、拙者たちがコスプレするのに欠かせない存在なのでござるよ。 何故ならば、顔のみならず、ヘアスタイルや特殊メイクも施すことができる天才的な腕を持っているのでござるよ!」
「へぇ~それは頼もしいですね!!」
なるほど、顔面だけじゃなく、特殊な方のメイクも行うことができるのか………それは是非、その様子や歓声状態を見てみたいなぁ!!
「う~ん………そうでござるなぁ…………致し方ありませんな、ミツヒデ殿。 先に、練習をやるとするでござるよ。 話し合いはその後でござるよ」
「りょ~かい! そういうことなら、仕方ねぇな。 そんならとことんやっちまうとするか!」
「やったぁ!! それなら早く行こうよ~♪」
「………シャル………焦らない………」
「ということなので、宗方殿、滝殿。 後は自主練習ということでよろしくお願いするでござる!」
親指をグッと立てて、こちらに見せつける沙織さんの顔はとってもいい顔でした。
しかし、俺たちに任せた曲を何の査定も行わずにそのままやれって言うのか。 自分たちの曲は自分たちで何とかしろということなのだろうか? それとも、ただ単に見る時間が無いからなのか………どっちにしたって、本番は迫ってくるんだ。 ここは何とかしなくちゃな。
「わかりました。 本番に合わせて、いいものを見せられるように努力させていただきます!」
「はい! その意気でござるよ!!」
そう言い残して、沙織さん以下3名はここを去ってしまい。 俺ら2人だけが残った。
「さぁ~て、兄弟。 まずは何をやるのかい?」
明弘は両手を握りしめて、腕を上へ伸ばしていた。 とても暇そうな感じもするが、コイツはすでに準備が整っているからこうした余裕を見せているのだ。 この状態を保たせなくちゃな。
「そうだな………扇は今持っていないから、Badでいこうか!」
「よっしゃ! そんじゃ、音源を探してくるぜ!!」
明弘はスマホをいじり始めて、Bad Apple!!の音源をようつべなどから調べようとしていた。
「よっし、見つけたぜ!!」
そういうと、明弘はスマホの音量を最大にしてから曲を流し始めた。
(~~~♪~~~♪~~~~~~♪)
曲のイントロが流れ始める………………
この時点から、足踏みを行い始めて臨戦状態を保たせようとしていた。
踊りだしの部分が来ると、脚を左右に動かし始める。
テンポに合わせながら、1、2、1、2、1、2…………………
そして、ここから激しく踊り始めるのだ!!!
(次回へ続く)
どうも、雷電pです。
ふう、なんとか間に合えたかもです。
ちょっと最近、寝不足などで体調がすぐれてはいませんが、精神的には問題はありません。ただ、結構疲れているのよね…………
誰かにマッサージしてもらいたいな………
んで、なんやかんやで、『大学乱舞!!』第3話でした。
ちょっと、落ち着き過ぎた感じの自己紹介になりました。
今回新たに出てきた、蒼一たちの先輩2人はここでのオリキャラです。
クロスキャラではありません。
ただ、境界線がはっきりしないのはいけませんね。
はっきりとさせる必要があるかな………?
さて、この編もあとは3話くらいで終わらせて、さっさと次の編に向けた動きをしていかなくてはいけませんね。俺にとって、今年のこの残りの1月半は神経を研ぎ澄ませないといけないかもしれませんね………………
今年中に、何とかしたいことがあるからね……………
それじゃあ、また次回にお会いしましょう!!
今回の曲は、
OVAアニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より
MIO/『MEN OF DESTINY』
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