蒼明記 ~廻り巡る運命の輪~   作:雷電p

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第26話




○○3人衆って、なんか強くね?

【前回までのあらすじ】

 

 

 

悪漢「「「「ヒャッハ―!!JKだぜぇ!!!!」」」」

 

 

蒼一「ドーモ、悪漢共のミナ=サン。ニンジャスレイヤー=デス」

 

 

悪漢「「「「ア、アイエェェェェェェ!!?!??ニンジャ!ナ、ナンデェェェ!!!??」」」」

 

 

蒼一「慈悲は無い!イヤァァァァァ!!!!!」

 

 

悪漢「「「「アバアアァァァァ!!!!サ、サヨナラー!!!!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明弘「・・・・てな感じだったぜ☆」

 

島田「なるほど!!!」

 

 

 

蒼一「9割以上の捏造に異議ありぃぃぃ!!!!」

 

 

 

 

 

 

――

――― 

―――― 

 

 

 

悪漢共を成敗した翌日、とうとう最初のライブが明日行われることとなる。

 

 

アイドル活動を始めよう、と穂乃果が言いだして、早数週間、アイツらもそれなりのパフォーマンスができるほどにまで成長することができた。見た目は不十分なところもあるのだが、今日、明日でこれ以上の上達は難しいと判断している。そんな状態でもアイツらはやってみせようとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそんなアイツらの自信に賭けて見ようかと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「蒼君!手伝いをしてくれる友達を連れて来たよ!!」

「おお!待っていたぞ!」

 

 

前に穂乃果に頼んだライブの手伝いをしてくれる友達がちょうどいいタイミングで来てくれた。3人か・・・・まあ、俺や明弘、島田も加えれば6人態勢でバックアップができるってわけだ。

 

 

「それじゃあ蒼君、紹介するね。この子がヒデコちゃん!」

「三宅 英子です。よろしくお願いします!」

「で、こっちがフミコちゃん!」

「山本 文子です!よろしくお願いしますよ~♪」

「最後に、ミカちゃん!」

「原 美佳です。よ、よろしくお願いします、宗方さん」

 

「ああ、ヒデコちゃんにフミコちゃんにミカちゃんだね?忙しくなるかもしれないけどよろしく頼む」

 

 

「「「はい!」」」

 

 

へぇ~、みんないい目をしているじゃないか。こういう目をしている子は出来る子が多いんだ。穂乃果もいい友達に恵まれたもんだな。

 

 

「穂乃果、俺は今からこの子たちと講堂に行って設備のチェックをしてくる。お前は明弘に講堂に来るように伝えてくれ。それと、海未とことりと一緒に衣装のチェックをしてくれ」

「うん!わかったよ!!」

 

 

そう言うと穂乃果はすぐにどっかに行ってしまった。相変わらず、行動だけは早いんだから・・・

 

 

 

「それじゃあ、俺たちも行くとしますか・・・・んで、講堂ってどこだっけ?」

「あぁ、それじゃあ私たちが案内しますね!」

「こっちですよ♪」

「お、おう・・・そんなに焦らなくてもいいじゃないか?」

「いいんですよ、それに宗方さんには聞きたいこともありますからね♪」

「また質問窓口の開設かよ・・・手身近に頼むよぉ~・・・」

「わかってますって!それじゃあ、穂乃果のことなんですけど・・・・・・・・」

 

 

 

講堂までの数分の間、この三人衆(通称・ヒフミ衆)からの質問攻めに遭わされることに・・・

 

ここに来てから、もう3回目くらいになるかなぁ・・・・

 

 

 

 

 

――

――― 

―――― 

 

 

 

 

「ここが講堂で・・・・こっちが放送室・・・・こっちが舞台裏・・・・これが照明・・・・それで、これが舞台になりまーす!!」

「ほぉ~これは!!!」

 

 

講堂全体を見回した時、その構造に驚いた。

生徒一人ひとりが座れるだろう椅子が多く設置されており、また、その素材もいい。放送室内も音響から照明、放送機材が盛り沢山で置かれている。そして、何といってもいい舞台だ!横幅、縦幅ともに申し分無し。穂乃果たち3人だけが歌って踊るには大きすぎるくらいだった。まあ、そこら辺は証明とかで上手く演出させればなんとかすることはできるんだけどな。

 

 

 

「・・・・・よし!形が見えてきたぞ。それじゃあ、それぞれにお願いしたいことがあるんだがいいか?」

「いいですよ!穂乃果ちゃんたちのためなんだからやってやりますよ!」

「そうそう、やるって決めたんだからちゃんとやらないとね♪」

「が、がんばります!」

 

「ほんと、頼もしい限りだよ!そんじゃ伝えるぞ」

 

 

 

お願いといっても本番の時に担当してもらいたいことだ。音響・照明・宣伝の3つだ。ヒデコちゃんには音響、フミコちゃんは証明、ミカちゃんには宣伝を担当してもらうことにした。また、宣伝に関してはそれぞれの担当が準備でき次第、手伝いに入ると言うことに決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい~っす!おっ!やってるようだな~」

 

 

穂乃果に呼びに行かせて十数分くらい経ってからようやく明弘が来た。

 

 

「遅ぇぞ、何やってたんだよ・・・」

「いやぁ~、いいステージ衣装だったわ~眼福、眼福~♪」

 

 

はぁ・・・こんな時でも平常運転かよ・・・・

 

 

「明弘、お前は本番時に音響・照明の方に入ってくれ、演出はすべてお前に任せる」

「あいあい!俺に任せとけ!!ど~れ、どういう機材があるのかなぁ~?」

 

 

あっちで何を見たのか知らないが、かなりご機嫌な様子で・・・・そのまま放送室の中に入って行き、ありとあらゆる機材に触れていた。

 

 

「ヒデコちゃんとフミコちゃんは明弘の指示に従ってくれ。ミカちゃんはこれから生徒に向けての宣伝をしに行くよ」

 

「「「はい!」」」

 

 

 

各自、それぞれの担当するところに向かっていったのだった。

 

 

 

(次回へ続く)

 






ども、うp主です。



まだまだ、忙しい時期が続くというのにスクフェスでは、新イベが・・・・

もちとだけ、時間が欲しかったなあ・・・・・・。



さて、ファーストライブまであと数話と迫ってまいりました。
ようやくここまで来たのだなぁ・・・・寄り道しすぎたw


これ以上、変化が無いようにしていきたいな。




今回の曲は、


奥井雅美/『邪魔はさせない』

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