忍び寄る影
手紙―――
それは、とある人に差し向けられた一通のメッセージ。
人によっては、それを読んで心から喜び、自然と頬を緩ませてくれる。あるいは、その嬉しさのあまりこちらからも送るという文通が始まることもある。そうした連絡のとり合いがデジタル化していく中においては、今になってはめずらしいかもしれない。
けど、手元に残せるのと、相手の筆跡でどんな思いを抱いて書いてくれたのかを辿るなどの楽しみが利用者を惹き付けてくるのだと言う。
では、もしその手紙が受け手の意図しないことが書かれていたとしたら……?
それを受け取ってしまった1人の少女は、何を思うのだろうか………?
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大盛況を博してその幕を閉じた『スクールアイドルフェスティバル――通称:スクフェス』は、そこに集った人々の心に残る記憶を与えてくれた。
全国各地で一斉に始まったこの一大イベントには、数多くのスクールアイドル、その関係者やファンなどが詰め寄せ、連日高らかに人々の歓声が響くモノとなった。
スクールアイドルと呼ばれる存在が日の目を見るようになって早数年、こうした人々に支えられてきたおかげでこうした規模のイベントを起こせるまでに成長する。そして、その成長の立役者でもある伝説のスクールアイドル『RISER』の存在が色濃く残っている。
そんな彼らが、約1年の時を経て再び人々の前に姿を現した今回のスクフェス。人々の心が揺れ動かないわけがなかった。突然の彼らの登場が人々の熱を最高値にまで引き上げ、続く最後のイベント、『ラブライブ!本選』にこれまでにない期待が降り注がれた。
全国各地のスクールアイドルの頂点を決める戦いがここで決まる。すでに出場が決まっている全国ランキング20位内の各グループたちは、気持ちと身体を整えて本番を今か今かと待ち望んでいた。
それは、彗星の如く現れたグループ『μ’s』もまた同じ。いつもの練習場所で汗を流していた―――
[ 音ノ木坂学院・屋上 ]
「1、2、3、4、5――ターンして、決める! はいっ!」
流水のように透き通った声が空を駆ける。
手拍子が一定のリズムを保ち、正確なタイミングでかかる声が次のモーションの指示を的確に決めていた。
それを難なくこなす彼女――絢瀬絵里は、今日もその鋭い目で他8人の動きを確認していた。
水色の半袖に黒の短パンのトレーニングウェアを着て、滑らかなブロンドの髪を束ねた美しいテールをなびかせながら汗を流す。シルクのような白い肌に反射するほど照り付ける日光に悩まされながらも、μ’sのまとめ役として自分を鼓舞させていた。と言うのも、彼女には少し事情があるのだ。
この間のスクフェスで順位を上げることに成功したμ’sは、晴れてラブライブ本選の出場権を手にした。しかも、その本番は数日後。それまでに、そこで披露する2つの曲を仕上げないといけない。また、彼女たちの母校である音ノ木坂学院の存続が掛かっていると言うことが、彼女の肩に重く圧し掛かっていた。故に、彼女はここで根を上げたくないとしている。
それはまた、他の8人も同じ気持ちだった。
実際、学校存続目的で始めたこの活動。開始してから今日に至るまで彼女たちの知名度と共に学校の知名度も大きく伸びている。しかもそれが、あともう少しで学校存続の域に到達されると言う話を聞かされれば、自ずと気持ちが逸ってしまう。
事実、この練習中、無理をしすぎて肩で息をするメンバーも少なくなかった。
特に、リーダーである穂乃果の熱量は異状だ。汗のかき過ぎで服が重くなっても顔色変えずに激しい動きを連続させている。だが、どれも正確で、本人が平気そうな顔をするので誰も止めようとはしなかった。
穂乃果の胸の内では、かねてより約束していた、とある願いを叶えようとする気持ちが強く後押ししていた。それが今の彼女の原動力でもあったのだ。
本来であれば、それはありえない様子だった。
だが、今日は違う。そんな彼女たちを制止する存在がいないのだ。
μ’sの指導者、宗方蒼一と滝明弘の両名は、ここにいないのだ。
ラブライブ本選がすぐ目の前にあるのにも関わらず、2人はラブライブ運営に呼び出されていたのだ。そのため、今日は2人不在のまま練習が行われたのである。
彼らは彼女たちの実力を信用して出ていった。だが、彼女たちの手綱を引かねばならないこういう時に限っての不在は大きな痛手だった。
「よしっ! うまく決まってたわよ。この辺を目途に少し休憩を挿むわよ」
一度手を鳴らしてみんなに合図を送る絵里。その声を耳にした途端、気が抜けたかのように足を崩して座り込むメンバーたち。
「も、もう……つかれたぁ……」
「足がパンパンだにゃぁ……」
「さ、さすがに、にこもこんなにやると目が……」
「にこちゃんってば、顔真っ赤じゃない。無理し過ぎよ」
「そう言う時は、水を顔に掛けるといいんやで♪」
「ちょっと希。悪ふざけはいけませんよ」
全員日陰に隠れながら各自で水分補給や休息をとって体調を整える。誰しもがヘトヘトな姿で吐く言葉にさえ覇気がない。普段から運動を行っている海未でさえも若干ぼぉーっとした様子になっていた。
「えー! もっと練習しようよ!」
『……え???』
そんな中、穂乃果だけは日差しが照り付ける中、元気に口にする。疲れている彼女たちからすれば当然、驚くものだ。疲れ知らずなのか、それともただのバカなのか、と立ち上がって元気な素振りを見せる姿にみんなが動揺する。
その様子にいち早く反応したのは、にこだった。
「ばっ、ばっかじゃないの!? アンタ、この状況を見てできると思ってんのぉ?!」
「大丈夫だよ。穂乃果はこんなにピンピンしてるんだよ! だから、みんなも頑張ればできるって!」
「みんながみんなアンタと同じだと思わないで!」
「だって、ラブライブなんだよ! 本番はあともう少しなんだよ!? ここでもう少し多く練習すれば、きっと本番でいいパフォーマンスができると思うの! だからやろうよ!」
穂乃果の意思は強かった。あまりにも強すぎて、誰も彼女を止めることができないでいた。どうしてこんなにも強く押して来ようとするのか疑問に思うのだが、疲れてうまく頭が回らない今の彼女たちでは詮索は難しかった。
「もぉ~みんなだらしないよぉ~。みんながやらないなら穂乃果だけやるからね!」
そう言って、穂乃果は、くるりと反転して身体を動かそうとする。さっきの振り付けをもう一度確認しようとしているのだろう、さっきの曲をハミングさせていたのだ。
「待ちなさい穂乃果!」
張った声で穂乃果を制止させようと立ち上がった真姫は、腕を伸ばして肩を掴んだ。
「ふえっ――――?」
するとどうだろう。穂乃果はその場で2、3歩後ろにふらつく動作を見せたのだ。それにその足取りはおぼつかなく、今にもへたり込んでしまいそうだ。
急に掴んだ反動からかもしれない。だが、そんなちょっとした動作に真姫の目が光った。
「穂乃果……あなた、無理してるわよ」
「えっ……? そ、そんなことないよ、真姫ちゃん……」
「嘘。私があなたの肩に触れた時、一瞬力が抜けたわよね? わからないと思ったの?」
「うっ……そ、それは……」
「穂乃果は十分疲れているわよ。身体が悲鳴を上げてるからそんなことになるのよ」
「で、でも……ここでじっとしていたらラブライブに―――」
「バカ言わないの!! そんなに無理して倒れることを蒼一は望んじゃいないわよ!!」
「そ、そう……くん……!」
穂乃果の胸が、どくんっと鳴った。
“蒼一”
穂乃果の愛しいあの人の名前。
それを耳にした瞬間、彼女は急に大人しくなる。さすがの穂乃果も、彼のことを思うとなればその優先順位が変わってしまう。彼女がこうして活発化できている大きな原動力の中心に彼がいる。そんな彼が、もしここにいたとしたらどんなことを言われるのだろうか、と考え込んでしまう。
「穂乃果ちゃん、休も? 蒼くんも穂乃果ちゃんがヘトヘトになって、倒れちゃう姿を見たくないと思うよ? 日陰でことりがうちわで扇いであげるから、ね?」
「ことりちゃん……うん、わかった。そうするよ」
日陰で休んでいたことりも、穂乃果に近付いて休憩を取るよう願った。差し迫るような、少し寂しそうな表情で訴えるこの一言が穂乃果に休む決心を付けさせ、ことりと一緒に日陰に入って行った。日陰に入った途端、穂乃果は壁に寄りかかりながら座り込むと、深い溜め息をする。余程疲れていたのだろう、元気な表情は急にグッタリとしだし、眠たそうに目蓋をパチクリさせていた。
そんな穂乃果に、ことりは冷えたスポーツドリンクとタオルを手渡し、用意していたうちわで扇ぎ始めた。「パタパタ~パタパタ~♪」と何ともかわいらしい擬音を口にするので、じわじわと癒されるのだった。
「ごめんね、ことりちゃん。心配かけちゃって……」
つきっきりで看てくれていることりに申し訳なさそうに言った。
「ううん、平気だよ。それに、ことりは保健委員でもあるから、疲れている人を見ると看病したくなっちゃうの。だから、気にしないで」
ことりは何でもなさそうに微笑むので、穂乃果の張っていた気持ちが和らぎ始める。ことりのそうした行為が嬉しかったのか、にっこり頬笑みだす。
「ありがとう、ことりちゃん!」
「うん―――♪」
「―――“だって、穂乃果ちゃんは蒼くんに必要とされているから”―――」
「えっ、ことりちゃん何か言った?」
「ふえっ!? な、何でもないよ……!」
急に指摘されたので、ことりは一瞬声を荒げながらも否定した。穂乃果も、ことりの動揺には気にもせず、「何でもない」という言葉を鵜呑みにして流した。
だが確かに、ことりは今、何かを呟いていた。
それも、とても悲しそうな表情で………
「……ことり?」
その変化に気が付けたのは、もう1人の幼馴染の海未だけだった――――
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[ ラブライブ!実行委員会・本部 ]
「失礼します。お呼びですか、会長?」
「おお! 来てくれたか! まあ、立ち話もなんだ、座りたまえ」
μ’sの練習から離れてここまで来ていた蒼一と明弘は、すぐさま2人を呼び出した真田会長に面会していた。2人が来るのを首を長くして待っていた会長は、2人を座らせて早速話をし始め出す。
「そんで、こんな時期に俺たちをわざわざ呼び出すって、どんな要件なんすか?」
「うむ、まずはこの資料を見てくれ」
そう言って2人に手渡したのは一纏めされた書類がひとつ。数ページにもわたってとあることが書かれてある資料だ。
「『ラブライブ! 本選 概要説明』――って、重要資料じゃないですかい! どうしてこれを俺たちが!?」
その書類に一通り目を通した明弘は、驚愕しながら会長に差し迫った。と言うのも、この中に書かれてあるのはただの大会準備説明だけではない、運営状況や審査の仕方、判定基準など一般人であり、しかも一グループの関係者に見せるものではなかった。それを何故自分たちに見せようとしたのかが、明弘にとっては理解不能だった。場合によっては違反行為として取り締まられてしまう案件なのだ。
「おいおいおい! まさか、これを見せて俺たちのグループを失格にさせる気じゃぁないですよね?」
「いいや、そんなことは考えてなどいないよ」
「それじゃあなんですかい? これを見せて俺たちに何の得があるって言うんです?!」
「そ、それはだね――――」
明弘からの執拗な質問に押し迫られると、会長もその迫力にたじろぎながら何かを話そうとしていると――――、
「『RISERの出演』――ですよね?」
「ッ――――!!?」
「おぉ、さすが蒼一くんだ。その通りだよ」
淡々と答える蒼一に相対するかのような驚きの表情を返す明弘。話の深層を見抜いたことを称賛する真田会長。
そう、蒼一が示したその答えと言うのが、まさに真田会長が言わんとしていたことだ。
それに納得の様子を見せない明弘に、真田会長はひとつの話をあげた。
「以前、キミたちが関わった“あの事件”が、私たち実行委員会を震撼させたと言うことは言うまでもないだろう。まさか、私たち実行委員会からそうした人物が出てくると言うのは予想もしなかったのだ。無論、この私ですら知りえなかったこと。“あの男”が勝手に実行、委員会の名を悪用したことが一連の騒動の真相になったのだ」
ついこの間のことだ。蒼一たちが長年の探し続けていた犯罪組織をあぶり出していた際、その男の名前が浮かび上がった。しかも、その男は蒼一と明弘――RISERにとっても懇意のある人物であり、実行委員のメンバーでもあった。
だがその男は、その地位と名誉を悪用、様々な犯罪に手を染め続けてきた。そして、その魔の手は蒼一たちの身にも降りかかったのだ。それが原因で、蒼一たちは活動を休止せざるを得ない状況にさせたほか、この問題が明るみにはならなかったものの、実行委員会の名に泥を塗った事実は拭えなかった。
「“あの男”が残していった置き土産というものが、現状の我々を脅かす存在となりつつある。世間からの目を退けさせることはできてはいるものの、汚名が付いたことに変わりはない。それに、これがいつ明るみに出るかもわからないのだ……」
「そこで、俺たちの登場ってわけですかい……?」
「その通り……いや、本当ならこうした形で迎えたくはなかったのだが……。だが、キミたちの活躍によってこの汚名を拭いとることができるものと考えているのだ。現に、キミたちがステージに立ってくれたおかげで我々の名声が高まり、あの事件が世間から無くなろうとしている。我々にとっては願ってもないことなのだ」
真田会長は必死そうにそう蒼一たちに進言した。
と言うのも、あの一件はあまりにも凶悪なモノだったため運営自体が無くなるかもしれない瀬戸際に立たされていた。ただ幸いなことに、この一件には運営が大きく絡んでいたモノではなく、“あの男”とその一派だけが行っていたことから見逃されていたのである。
それでも、運営状況に悪影響を及ぼしたのには間違いなかった。
そこで、RISERを登場させることは、まさに起死回生の一手であった。彼らが活躍していた時代を取り戻すという意味での選択でもあった。会長が彼らと再会を果たした際に真っ先に進言したのもそれが絡んでいた。そして、結果的にRISERを表舞台へと戻すことに成功。ラブライブ本選前に影を落とすことなく繋ぐことができたのである。
そして、本選にまで彼らが絡むとなれば、これ以上に喜ばしいことはなかったのだ。
「会長―――」
目を瞑り黙り込んでいた蒼一が口を開くと、その声に釣られて2人の顔が彼に向かう。涼しげで冷静さに満ち溢れるその表情から何が口にされるのか、彼より二回り以上老けこんだ会長さえも息を呑む。
「俺は別段、誘いを断ることはしませんよ」
「そ、それでは……!」
「正式に、RISERがラブライブのために動くことを宣言しますよ」
「おお! それは願ってもないことだ!! 是非ともお願いしたい!!」
「当たり前ですよ。俺たちは会長のおかげでここまでやって来れましたし、恩義もあります。それに、ラブライブは今の俺たちμ’sの目指す場所でもある。それを無くされちゃ堪りませんからね。いいだろ、明弘?」
「そうだな、兄弟にそこまで言われちゃあ俺も下がることはできねぇな」
2人のその応答に喜びを隠しきれない会長。居ても立ってもいられなかったのか、彼は2人の手を握るとブンブン音を立てて大きく振った。こうした彼の本心から溢れる感謝に蒼一たちも頬を緩ませるのだった。
「ですが会長、これだけは覚えておいてください」
「ん、何かね?」
「たとえ俺たちが関わったからと言って、この汚名が払拭されることはないと思います」
「ど、どういうことかね……?」
「あの組織のトップであった“あの男”が捕まったからと言って、影響を受けたその一味をすべて排除できたわけじゃない。いずれまた、“あの男”に変わる存在が現れて同じことを繰り返すやもしれません。そうなれば、それこそ本当に危うくなるでしょう」
「なるほど、“アキバの裏路地”の件もあるしな。真田のおっちゃん、これは用心しといたほうがいいかもな」
「う、うむ……しかし、ワシとて組織全体を把握できているわけではない。現に、あのような非道な行為を見過ごしてしまっていたのだ……」
「大丈夫だって、おっちゃんならできるさ。元気出せって!」
「お……う、うむ、そうだな。まだやってもいないで弱音を吐くには早すぎると言うものだ。少しずつだが、努力してみるよ」
「おう、それでこそ、真田のおっちゃんだ!!」
渋い表情を見せる会長に対し、明弘は何も問題ないかのような落ち着いた表情を持って応える。それが会長の心に叶ったのか、表情も柔らかくなり優しい目付きになっていくのだった。
ただ蒼一が懸念することはあながち間違いではない。状況が刻一刻と変化していく中、突然何が起こるのか予想もできない事実がある。それに、すべてが終わったと言っても、また次があるやもしれない。そうした懸念が常に彼の中に存在していたのだ。
「まあ、いまのところはそんなに気を張らんでもいいだろう? 事が起きた直後に、また大事を持ち込もうとするなんざ愚か者の思考だ。仮に起きたとしても俺たちで何とかできるだろうよ。ともかく、いまは目の前のことに集中しようや」
「それもそうだな。すみません会長、余計な心配をおかけして」
「いいや、構わないよ。むしろ、そうして念を押してくれることでこっちも気が引き締まるよ」
そう言ってにっこりと微笑む会長は、そのまま彼らを正式にラブライブ実行委員会に招き入れるための手続きを行うのだった。2人もそれに最後まで付き合い、晴れて委員会をバックに活動を行うことが決まったのである。
だが、それと同時に、2人は公式と関わることで生じることとなる大きな誤算を見落とすこととなるのである。
(次回へ続く)
どうも、うp主デス。
かなりの期間を開けてのこんにちわ、です。
仕事の関係上、集中的に関われなかったためにこの作品の休止を行っていましたが、ようやく戻って来れました。
まあ、他作品をぼちぼち進めてはいたのですがね……
そんなわけで、第二章最終編に突入しました。
知っての通り、ラ!の一期を未だに迷走しまくっている次第で、その後半部分たしかアニメ本編3話分をすべてこの話に凝縮させようかと思っています。
読者の皆さんは分かってはいますでしょうが、ただ原作通りでやるわけにはいきません。かなりのオリジナルソースをぶっかけて堪能していただきたいと思っております。
ちなみに、今回の話に出てきた(正確に言えばこれまでに出てきた)気になるワード。それを補完する作品が外伝の方で掲載されております。
もし興味がある人があれば、そちらの方にジャンプして読んでいただきたいです。
本編では語られなかった秘密の話。
コレを読んだ上でこちらを読み返せば、どのことを指しているのかが解るかもしれません。
ということで、また次の話で!
今回の曲は、
FictionJunction YUUKA/『Silly-Go-Round』
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