とある魔術の天地繋ぎ   作:なまゆっけ

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つかれた。


『天地繋ぎ』

――身体が動かない。足が竦む。

目の前の男が放つ殺気に、心臓すら縮んでいる。

鋭い鷹のような眼で上終を見据えれば、それだけで死を確信する。

ヤツは、経験と鍛錬に基づくプロの殺人者だ。レプリシアに一矢報いることができたのは、彼女が強大な力を振るうだけの『子供』だった故のこと。

だが、彼は違う。

的確に力を行使し、蛇のように敵を追い詰める。

「そら、いくぞ」

まるで、息子を遊びに誘うかのような気軽さで戦いは始まった。

否、それはもう戦いにならないだろう。

行われるのは虐殺だ。

強者が弱者を踏み潰す虐殺。

上終とケセドの間にはそれほどまでの実力差があった。

(――来る!)

ダンッ!!!と、ケセド=フロイデンベルクは踏み込む。

瞬間、踏み込んだ右足から衝撃波じみた旋風が巻き起こる。規格外の加速を得たケセドの姿がブレる。

そレプリシアの刺突もかくやという速度で突っ込んでくる群青の突風。

そこから繰り出される攻撃は、掠るのみで骨を粉砕し直撃すれば、それこそ骨も残らないだろう。

「『風の十四枚(ソード)』」

上終の頭をケセドの蹴りが破砕する寸前、群青の突風は突撃を停止して後方に飛び退く。

その一瞬後、不可視の刃が地面のアスファルトごと、マークの直線上の物質を斬り裂いた。

「危ねぇな。男と男の一騎討ちに横槍を入れやがって」

「いえいえ、そこのは喋って動けて小間使いもできる奴隷ですので。男ではありませんよ」

二対一。

青色の男を挟むように上終とマークが位置取っているが、上終はあまりにも脆弱だ。

すると、マークと目が合う。

彼はかつてないほど意地の悪い笑顔で、一枚のカードを取り出した。

「死ね!上終ェェェ!!!」

風の砲弾が生み出され、前方に向けて発射される!!

「――はぁ!?」

驚愕しつつも横に跳んで躱すケセド。

もう一度確認しよう。

上終とマークは、ケセドを挟むように立っていた。つまり、前方に放った風の砲弾は――

「ッッ……があぁあぁあああぁぁ!!?」

――上終に当たる!!

腹部にめり込んだ砲弾は、着弾とともに拡散して大きく吹き飛ばす。

吹き飛ばされた先は黒煙をくゆらせるアパートメント。

「テメェ……!!」

ケセドは殺気のこもった視線でマークを睨めつける。

状況は出来上がった。

マークとケセドの力量はほぼ互角。上終を追うために背中を向ければ追い討ちをくらう。

戦うしかない。

青色の男は覚悟を決めて、『全力』でマークを瞬殺するため術式を起動する。

再来する群青の突風。

迎撃するマークは新たなカードを引き抜き、小さく投げる。

カードを中心に空気が渦巻いたかと思えば、拡散する風の刃が射出された。

ケセドは両手を突き出す。

そして、無数の風の刃と青の掌が交差する瞬間。

「ぬんッ!!」

―――両者の間に、たくましい筋肉を晒した巨漢が上空から割り込んでくる。

「なに……!?」

マークは目を見開いて息を呑む。

彼が信頼を置く『風の十四枚』による攻撃を真っ向から受けたのにも関わらず、

「うむ、中々だ。ケセド、あの小僧を追え。この男は俺が勝つ!!」

無傷。

無欠。

無疵。

まさに鉄壁。

身じろぎ一つもなしに耐え切った筋肉の塊は完全無欠だ。

今のマークにヤツを毀傷する術は…無い。

「さあ!そこな魔術師よ!我が肉体を打倒してみせよ!」

「せいぜい調子こいてろよゴミが……!!」

 

 

「ぐ…うっ」

身体の芯まで響く痛み。

風の砲弾と身体を打ちつけた激痛が意識にヒビを入れていく。

しかしこれは、マークが上終を逃がすために与えたモノだ。歯を食いしばって、思い当たるままに走る。

アレは根性でどうにかなる相手じゃない。

逃げれば殺され、立ち向かっても叩き潰される。

これはマークがくれた最大のチャンス。逃走が成功する確率は爆発的に上昇したといえるだろう。

逃げる。

考えとは裏腹に、全速力から徐々にスピードを落としていく上終の足。

――何故だ。

これはもっとも合理的な選択。マークもそれを望んでした行動のはずだ。

――何故だ。

お前に何ができる。レプリシアに一矢報いたのは二度と無い幸運だ。また、その偶然に頼るというのか?

――何故だ。

逃げろ。逃げろ逃げろ。逃げろ逃げろ逃げろ!!非力なその身でなにを成すというのだ!!

「俺は……」

気づいた頃には、それなりに離れたところに着いていた。

脳裏をよぎるのは、レイヴィニアとマーク以外の構成員たちのこと。……いや、上終にとって、彼らのことは『構成員』と一言で片付けられるほど軽くはない。

「ルーシャン……ニール……アリエル……カーティス……ロブ……!!」

全員と話した。

好きな食べ物から人生体験まで。

他の人間のことを知るたびに、空虚な記憶が埋められていく満足感があった。

レイヴィニアはあらかじめ彼らをアジトから遠ざけていたというが、襲撃者があれだけとは限らない。

何より、あの青色の男のような実力者が他にもいるとしたら………

「くそ…」

だが、上終にできることは無い。

何も無い。

けれど。

それでも。

――彼は、それを見てしまった。

「なんだ、つまらない。団長が敵視する組織っていうのも大したことないのね」

純金の傘を振るい、炎を撒き散らしていく真紅の美女。

ヴァレリア=ティファレト。生命の樹において美を司り、黄金と太陽を象徴する序列第六位幹部。

もちろん、上終には知る由もないが、彼の目が捉えているのはティファレトの周囲だ。

「―――ッッ!!!」

黒服たちが倒れている。

かろうじて命を繋ぎ止めているようだが、すぐにでもティファレトに焼きつくされるだろう。

彼らはあくまで『明け色の陽射し』の構成員の一端だ。多数の構成員を有するこの魔術結社にとっては、彼らを失えどもそれほど痛手ではない。

「それがどうした!!!」

自分に言い聞かせるように叫んで、ティファレトに突貫する。

命が潰えようとも関係ない。

これは心の叫びに従ったまでだ。

上終 神理は決して強くはない。

だがしかし、これは己の精神との戦いだ。他人に敗け、己にも敗けるというのは、どうしても許容できない!!!

「馬鹿が」

酷薄に笑んだティファレト。

手に持つ金の傘が無造作に振り上げられ、上終を焼き尽くそうと迫る。

喩えるのなら、それは地面から生えた炎の大剣。高速で迫り来る炎の大剣を、サイドステップで躱す。

躱しきれなかったのか、焼き焦がされる感覚が左腕を襲う。

動かせることには動かせるが、攻撃手段としては期待できない。

そのダメージに、上終は確信する。

(いける!!)

敵にとって上終は『捕獲対象』だ。

本来ならば、真紅の美女は一瞬で炭化する炎すら生み出せるはずだが、避けられなかった場合死んでしまう。だから、ティファレトはあえて威力の弱い炎を使わざるを得ない。

ティファレトまで数メートル。

そこが上終とティファレトの命運を分ける運命の数秒。

一直線に向かっていく上終はさながら銃弾のようだ。

周囲の仲間たちの声はどこか遠く、隔絶されたかのように離れて聴こえる。

次の攻撃は、横に大きく広がった炎剣。

左右に跳んでも横幅からして回避することは不可能。後ろに跳んでも、数瞬の時間稼ぎにしかならない。

ならば活路は―――

「ああああッ!!」

―――――前!!

スライディングに似た姿勢で炎剣を潜りぬけ、右手を拳の形に握り締める。

「こいつ…!!」

距離を取るものの、その隙にも上終は全身全霊で駆けており、少しの距離しか開けない。

あと、六歩。

届く。

あの魔術師に。

次手は、金の傘を槍のように突き出して放たれる火炎放射。ただし狙うのは上終ではなく、戦闘不能の黒服の一人!

迷いは無い。

上終は、黒服の前に立ちはだかるように飛び出した。

(――勝った!!)

この手に舞い戻ったのは勝利。

上終の敗因は、その偽善者ぶり。

傘を引き戻そうとする。が、動かない。

誰かが引っ張っているかのように。

ティファレトが背中に悪寒を感じるのと同時、火炎放射が遮られる。

遮るのは焼け爛れた左腕。正確には左手が、傘の先を掴んで炎を一身に受けていた。

全身を火傷だらけにして、彼はふらついた足取りで立っていた。

犠牲を厭わないその姿勢にこそ、ティファレトは恐怖する。

(手でわたしの炎を押さえる――? イカレ野郎が!!)

………そして。

ザリ、と足元の砂利が鳴る。

その音が彼女を現実に引き戻す。

「届いた…!!!」

そう、敵に寸前まで接近されているという現実に。

この時、ティファレトは完全に反応が遅れていた。

「まず――」

言いきることは叶わなかった。

大振りで最大威力の右拳が、きれいに顎に突き刺さる。脳を揺らされ、正常な意識を剥奪された後に、間髪入れず追撃が飛来する!

「ごがァ…ぶぐっ!!?」

右ストレートが顔の真ん中に命中し、ティファレトは自分の血に溺れる。

パキパキ、と鼻の辺りから不吉な音が鳴り響き、なけなしの気力で傘を振るう。

それは確かに上終の横腹をはたくが、体重も速度も乗っていないために、貧相な威力になっていた。

「クソ…がァあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

右アッパー。

渾身の力が込められた剛撃は、完全にティファレトの意識をもぎとった。

背中から倒れ落ちる彼女と同じくして、上終も地面に膝をつく。

「……勝った」

何度も何度も反芻する。

勝った……あの魔術師から、勝利を手にした。

相手が全力を出せないという状況ではあったが、上終は勝ちを収めたのだ。

右手を閉じたり開いたりして動作を確認。右腕はまだまだ使えそうだが、左腕は惨状を見ることすら億劫だ。

むしろ、左腕は感覚が途切れているのが不幸中の幸いであるだろう。

背中を叩かれる。

振り返ればそこには、仲間たちが一緒に勝利を喜んでくれていた。

「変人だと思ってたけど、やるときはやる奴だと思ってたぜ!」

「わたしを守ってくれてありがとう!」

贈られる賞賛の数々は、上終にとって現実感がなかった。

未だに勝利したことが信じられないのだから、賞賛もどこか夢のようなモノに錯覚してしまう。

そうして、上終の意識が沈もうとした瞬間、上方より聞き覚えのある声が聞こえてくる。

「マジかよ……本当に倒しちまったってのか?おい、見どころあるじゃねぇか、小僧」

青色の男。

ヤツはちょうど目の前に着地する。

彼の表情には明確な喜色と、ティファレトを見やる瞳には深い失望が混ざっていた。

澄んだ海色の瞳が上終を射抜く。

「じゃあ、第二回戦といくか。小僧」

絶望を露わにする仲間たち。 

指名された上終だけが、傷ついた身体に鞭打って立ち上がる。

「……敵にこんなことを言うのは筋が通っていないとは思うが」

「なんだ、言ってみろ」

「仲間には手を出すな。俺も最大限の抵抗をして彼らを護る」

その言葉に、青色の男はさらに喜色を深めた笑みを浮かべた。

「いいぜ、約束してやる。だから、俺の願いも一つ聞き入れろ」

敵でありながら、提案を許可した彼に不敬を働くつもりはない。

上終は素直に頷く。

「お前の名を教えろ」

「……上終 神理だ」

「『カミハテ シンリ』……珍しいが、いい名前だ」

脚の調子を確かめるように、地面を軽く蹴る。

途端に真剣な表情へ戻る青色の男は、礼儀を以って上終に名乗りを上げた。

「ケセド=フロイデンベルク」

ここに仲間を、誇りを懸けた戦いが幕を開ける。

そのゴングとなるのは――

「魔法名――『慈悲なる刃を下す者(Misericordia111)』!!」

――魔術師の誇りを体現したもう一つの名前!

最初の邂逅の再現となっていた。

群青の突風と化すケセド。

いや、その速さはもう突風に留まらない。

半ば群青の光線となったケセドは上終へ突撃する。先程までの上終なら、ここでバラバラに砕け散り、敗北していたことだろう。

が、今の彼は違う。

突っ込んでくる群青の光線に対して、上終は身を屈めて横をくぐり抜けるように駆けていた。

その狙いは、タイミングをずらすことにある。

到達する地点という上終の位置を、急激に変化させることによって一瞬の戦闘時間を勝ち取る。

見事、横を抜いて距離を離すことに成功するが、やはり恐るべきはケセド=フロイデンベルク。

どういうことか、一本の脚で突進を止め、その脚を軸に回し蹴りを叩き込む。

距離をとっていたことが功を奏し、ギリギリで直撃することはなかった。身体を叩く烈風が、そのキックの威力を物語っている。

「ラァ!!」

裂帛の気合いとともに放たれる前蹴り。

幸運はすでに使い切った。右腕で防ぐことも叶わず、向かいの塀まで飛ばされた。

「が……あっ」

悶絶している暇はない。

即座に横に転がり、追撃を回避する。

既に意識はあってないようなものだ。

一秒なんて話じゃない。

一瞬の刹那が経過するごとに、上終は不利になっていた。

もう幾度か蹴り飛ばされ、その度に三途の川を幻視した。思考は燃え尽きていて、身体だけが戦闘本能を燃やしている。

故に。

ケセドに一撃でも加えるために。

上終 神理は右拳を振り抜く――!!!

「よく戦ったが……これまでだ。お前に魔術や能力があったのならな……」

それは。

呆気無い結末だった。

届くはずだった拳が。

跡形もなく潰れ、血だけ迸らせていた。

そのことを知覚した時にはもう。

上終は、思考を失っていた。

 

 

揺蕩う。

何も無い白色の深海を。

このまま眠るのも悪くない――そう思い、目を閉じようとすると、肩を叩かれる。

「……!?」

ミイラだ。

乾燥肌なんて目じゃないほどミイラだ。

喫驚する上終を見て、バッキバキの皮膚を割りながら笑うジジィ(ミイラ)がいた。

「ほっほ。驚いたかの?」

「これをみて驚かないヤツが、どの世界にいるって言うんだ」

「儂らの世界には腐るほどおるぞ」

なるほど、きっとこのミイラジジィは宇宙人なのだろう。

脳内で結論づけた上終は、人類初宇宙人とのコンタクトを試みる。

「ここはどこだ」

「ふーむ。世界と世界の狭間、といったところじゃろう。理解せんで良いぞ。少年マンガのよくある精神世界みたいにとらえるのがよかろう。儂も実際にここにおるわけではないしの。条件を満たしたときにだけ現れる妖精☆サンとでも思っておれ」

「……じゃあ聞くが妖精。俺はどうなった?」

パキリ、と皮膚が割れる音。

見れば、宇宙人ミイラジジィ妖精は気味の悪い笑顔を貼り付けていた。

「死んではおらん。元の世界ではまだ少ししか時間が経ってないのう」

「じゃあ、戻れるのか」 

然り、と首肯する。

「そのために、このシステムはあるのじゃよ。長くなるが話を聴け。あの世界には、お前さんのような存在が二人いる。『上条 当麻』と『上里 翔流』じゃな」

この時点で上終は困惑する。それと同時に、その二人のことを気の毒に思った。

「ヤツらはそれぞれ右手に『力』を宿しているのだよ。お前と同じにな」

「……俺は魔術なんか使えないぞ」

「魔術ではない。儂らの想いが集積したモノじゃよ。まあつまりどういうことかと言うと――」

樹皮のような手で右手を包み込まれる。

ぞわりとした寒気を感じ、思わず身震いした。

「知覚しろ。あると思い込め。お前には世界を安定化する力がある。その名は―――」

 

 

 

       『天地繋ぎ(ヘヴンズティアー)

 

 

 

―――急激に覚醒していく。

目を開けば、夜空には月が輝いていた。

身体を絶え間なく蝕む痛みと惨状はそのままだが、代わりに入手したのはクリーンな思考と………

「……」

「おいおい……マジで気に入ったぜ、小僧!」

『右手を動かす』。

その力があるという確信はない。

だがそれでも、確かめる価値はある。

上半身を起こし、下半身を支えにして立つ。

右手の掌をケセドに差し向け、上終は力強く言う。

「来い。俺はまだ……敗けてないぞ」

両者の視線が交錯する。

ケセドの身体が、沈んだ。

間違いない。

群青の光線が来る!!

「おおおおォォォ――!!!!」

歯を食いしばり、来るであろう衝撃に備えた。

勝算は右手のみ。

これが通用しないのなら、今度こそ上終は敗北を迎えることになる。

右手が何かに触れた瞬間、上終はそこにあるという力の名前を叫ぶ。

「『天地繋ぎ』!!!!」

その時。

上終の中で、撃鉄を振り下ろすような衝撃がガツン!!!と重く響いた。

右手の先で電気が奔るような感覚の後、この場に居合わせた全員が目を白黒させていた。

「……!?」

『止まっている』。

ケセドが蹴りを放つ姿勢のまま、『完全に停止している』!!

「これが……俺の……?」

その通り。

これこそが上終 神理の力。

『天地繋ぎ』。

判る。

力の全貌が理解できる。

夢の中に出てきたあのミイラが伝えているであろう情報は『天地繋ぎ』の理だ。

「……そうか。ケセド、きっと殺し合いになっていたら、この力があっても敗けていただろう。――こんな騙し討ちのような形で、すまない」

止めたなら、あとは気絶させるなりして無力化するだけだが、周囲にそれができそうなのは一人もいない。

「手を貸してあげよう。安心しろ、殺しはしない」

どこからともなく、炎の海を悠々と進んできた赤髪バーコードの神父が、何らかの文字が描かれた紙を取り出していた。

その紙は炎の奔流へと変化し、ケセドを呑み込む。

「味方……か?」

「普段ならそうなんだが……生憎と、今の僕は敵対するつもりは無い。『レプリシア=インデックス』がいるのだろう?僕をそこへ連れて行け」

レプリシアの名前を出されて、上終はハッとする。

そう、まだ終わっていない。

レプリシアをどうにかしない限り、この戦いが終わったとは言えない。

「わかった。俺も戦う」

神父は上終の傷だらけの身体をじろりと見回して、咥えていたタバコの煙をくゆらせた。

「その傷でか?」

「当然だ。足手まといになるつもりは無い。それに何より――」

激しく光の舞う方角をみつめ、上終は言い切る。

「レイヴィニアの話を聴いていない」

正真正銘、最後の決戦。

その右手が掴むのは……………




ようやく天地繋ぎを出せて一安心。
次回もまた楽しんでいってください。

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