なんやかんやで赤龍帝   作:黒鬼

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スランプ気味。
ギャグが思いつかない上にキレが無い。
なので今回ギャグ少なめかも。

まぁ、ダラっといきましょう。





『なんやかんやで映画出演』

 

 

 

「よし、この子も映画に出しちゃおう☆」

 

 

この暴走娘を誰か止めてください。

 

 

少し話を流していたら、急遽出演が確定してしまった俺。 

おいおい、大丈夫かい?

最近イカレた頭をお持ちの歴代赤龍帝達のお友達と名乗る人物からコメントをいただくという、

前代未聞の事態が発生し、作者も俺も戸惑っっている。

その御方もさぞかしイカレた野郎なのだろうと想いを馳せるココ最近なのである。

 

 

笑い過ぎて過呼吸になったり、自習中で睨まれたり、腹筋が割れたりと皆様もお忙しいご様子。

だが、大丈夫だ。 上には上があるもんだ、それを目標にしなさい。

過呼吸になったら次は心臓発作を目指しなさい。

睨まれたら、今度は恨まれなさい。

腹筋割れたら、次回は裂きなさい。

そうすればキミも立派な大惨事だ。

 

 

さて、急遽とはいえコレもお仕事なのである。

ノーギャラは許しませんぜ。

物事には順序というモノが存在する。

まずはみんな大好きお金様の話をつけてからだ。

 

 

映画出演決定から二時間後。

監督との懸命な話し合いの結果、双方の納得のギャラが貰える事になった俺。

気分は上々である。

 

 

『……アレをよく話し合いと呼べるものだ…………』

 

 

何を言っているんだいドライグくん。

監督も分かったと頷いたんだよ?

いやぁ、話の分かる監督で良かった良かった。

セラちゃんもイイ監督を雇ったねぇ。

 

 

『急に馴れ馴れしくなったな……。 これほど現金な奴も珍しい……』

 

 

かなりハブリが良い報酬である。

そりゃあ態度も性格も変わりまっせ旦那。

 

 

まぁ、コチラの提示額を言えば、最初は相手にもされなかったさ。

 

 

「出演料は、コレくらいで」

 

「カッ、冷やかしなら止してくれ」

 

「唐突にこんな状況になってさ? コレぐらいは妥当な線だと思うけど?」

 

「恥を知れ恥を。 こちとらキチンとしたお仕事なの。 

 魔王様のお気に入りでもあんまりナメた真似してると痛い目見るぞボク?」

 

 

口々に文句を言いながら、交渉の為に言葉を投げ合う俺達。

魔王は休憩中で此処には居ない。

二人共、特に監督さん言いたい放題である。

かなりイラついているが、それはコチラもだ。

だが、俺はこんなか弱い子供に優しくも出来ないダメな大人ではない。

 

 

そう、俺は子供なのだ。

子供は子供らしく、言うなれば可愛らしくお願いだ。

両親にキチンと礼儀も教わっている。

目上の人には敬語を使って、ハナシの筋を通そうじゃないか。

 

 

――いいですか? ボクはこの額を請求します。――

 

――ダメ! ガキは大人しく家に帰って寝なさい!――

 

――もう一度言って下さい。――

 

 

監督の足を小道具の釘バットで砕き、手の指を全て丁寧にへし折って差し上げる。

 

 

――何も法外な金額を理由も無く要求しているのではありません。 

  色々な手当てや経費、手数料、迷惑料なども含めてのモノです。――

 

――相手を見て言いなさいよ坊ちゃん。 悪魔ナメてたら死んじゃうよ?――

 

――もう一度言って下さい。――

 

 

突如現れた元締めらしきオッサンと、その取り巻きのイカツイ兄ちゃん達の鼻を

小道具の鉄アレイで潰し、文句がこれ以上言えない様に小道具の鉈で舌をチョン切ってご覧に入れた。

 

 

なんとも怖い大人達である。

か弱い一人の子供を寄って集ってイジメようとするのだ。

なんと汚い世の中か。

だが、子供もタダではヤられない。

可愛らしい、ほんの些細な抵抗を見せてやれば、大人達も観念した。

おハナシ終了のゴングが俺の頭に響いた。

 

 

『何故コイツが五歳なんだ………!』

 

 

黙れドライグ。

 

 

監督さんが撮影に参加出来無くなってしまったので、監督代理が現場に急行。

その監督代理さん、結構綺麗な女なのだが……。

俺を見る目が少々危ない。

 

 

「はぁ…はぁ……、イッセーくん…。 ちょっとお姉さんとイイ事しない?」

 

 

と血走った眼で這いずり寄ってくる。

何というか、こう、何か大切なモノの危機な気がする。

まぁいい、ちょっと甘えてお小遣いでもせびってやればギャラアップ出来るかもしれない。

金の為なら多少の犠牲は厭わない。

 

 

『どうしたらそこまでゲスになれるんだ……?』

 

 

生きることは美しいって言うけどね。

生きるってことは全部が全部綺麗な訳じゃないの。

地べた這いつくばってでも泥水啜ってでも生きようともがき続けるその生き様が美しいの。

 

 

そういう事なんだよ。

 

 

『素晴らしい言葉だが、今この場で言う事ではないぞ』

 

 

五歳児に人生について諭されるトカゲ。

何だコレ?

 

 

無事監督代理に取り入り、報酬上乗せを確立させた俺。

貞操だけは死守したが、その他色々なモノが犠牲となった。

もうピンク色な展開過ぎて、ココで言う事すら恐ろしい程だ。

何とも厳しい戦いだった。

 

 

『歴代赤龍帝に丸投げしただけじゃないか……』

 

 

幼児プレイ趣味の変態がいて助かった。

変態も偶には役に立つ。

俺ならあんな醜態を晒すくらいなら自害しているだろう。

 

 

『結局は相棒の体だけどな』

 

 

後でアイツ(ビーガス)殺す。

 

 

一緒にセラちゃんと修行シーンや俺の仲間入り回想シーン、

はたまた突如撮影現場に現れたカラスみたいな羽生やしたオッサン達ぶっ殺すシーンを撮った。

 

 

『堕天使の中でも結構な実力を持っていたぞアイツ等……。

 ソレを瞬殺とは、さすが相棒と魔王……、ふざけてやがる……』

 

 

滅多と無い堕天使とやらとの戦闘シーン、派手にしろとの監督代理命令。

セラちゃんが周囲の景色ごと氷河期に変え、俺が景色ごと殴って消し飛ばす。

 

 

阿鼻叫喚が響き渡り、家族、恋人の名を叫びながらも氷漬けにされ、

流した涙さえも凍りついた氷像達を、

 

 

「何買おう…、ドゥカティ…いや、アグスタか……?

 いやでも車も……、ジャガーかポルシェ……、でもランボルギーニも……」

 

 

と幼い少年が笑いを噛み殺してブツブツ呟きながらグチャグチャのバラバラに破壊し尽くす。

 

 

魔王主演の特撮番組『マジカル☆レヴィアたん』。

コンセプトは子供向けである。

 

 

『一周廻って心地良くなるほど惨たらしいな』

 

 

さすが冥界、子供向け番組までエゲツナイ。

ていうか今話、グロテスク成分豊富だねぇ、どうした作者。

 

 

撮影も無事クランクアップし、打ち上げにもちゃっかり……むしろガッツリ参加する俺。

この図々しさ、父親似だろう。

 

 

もうすっかりセラちゃんと打ち解けている。

お互いの活躍、頑張りを讃え合って、チューをするほど仲がイイ。

もう勢い余ってレロレロするかもしれない。

え? 

殴る?

やだなぁ、可愛い女の子を殴る訳ないじゃありませんか。

こう見えてもジェントルマンですよ。

 

 

『『『『『『いやいやいやいや』』』』』』

 

 

今否定した奴お仕置きデース。

 

 

他人事じゃねぇぞ、画面の前の君もだよ?

生きて次話を見られるといいね、あははのは。

 

 

 

 

 

 








……何故、サーゼクスとオーディンのTSを望む方が意外にも多いのか……………。
えへへ、もうワケ分かんなくなってきちゃったぜ☆

そして切実にフリードTSをお願いされる始末。
考えてみなさい。
イカレ神父のフリードくんTSバージョンと、
無気力自堕落やる気なしイッセーくん(お金大好き)が絡むシーンを。
殺し合いじゃねぇか。


松田、元浜TSを望んだコンチキショーな御方は成敗致します。
誰がそんな展開を望むんだ。
だから「本編より後書きの方が面白い」とか言われるんだぞ。
だから「ここまで感想がイカレてる作品も珍しい」とか言われるんだぞ。
作者、もう分かんない。


何故こんなにTSが流行っているのだ。
TSは嫌、と申される方もいるのだぞ。
まぁ、作者は否定でも肯定でもありませんが。


グレイフィアの双子の姉(未婚、処女)というオリキャラ希望のコメントはどうしたものか…。
作者的にはアリ。
グレイフィア×サーゼクスのコンビは絶対というのも何となく理解できる作者。
グレイフィアそっくりの姉妹案は未だ否定的なコメント貰ってないのでコレでいいですか?

てか、この作品さ。
適当に暇つぶしと作者の娯楽の為にダラっと何も考えないで書いてるワケよ。
そんな小難しい提案されても作者の頭がオーバーヒートするだけだぜ。
もっと簡単なモンで頼んます。


皆さんのくださるコメントにやる気やら元気やらもらっております。
ありがとうございます、今後もよろしくね。





そして、だな……。






えー、セラフォルー回が終わりました。
つまりはですね…………、













喜べ野郎共!!!

次はイリナ様独壇場だぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
ま、純度100%ギャグだろうけどな!
最近スランプだから今回同様ツマラナイかもしれないけどな!

次回もよろしく、さようなら!


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