なんやかんやで赤龍帝   作:黒鬼

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どうも、作者です。
本編戻ります、前回に更新した話は番外編の方に載せてあります。
紛らわしくてすいませんね。

じゃ、最近はスランプですが行ってみましょう、恐らく今年最後の更新です。

ダラっと行っちまえ!




『なんやかんやで急展開』

 

 

 

 

 

 

 

パクパクもぐもぐゴックンむしゃむしゃ。

 

初日の修行(笑)を終え、夕食にありついている俺。

 

 

登山がてらに木場ちゃんが取ってきた山菜、リアスちゃんが仕留めてきた猪、

これまたリアスちゃんが釣ってきた魚、どれもが美味しく調理されている。

ていうかリアスちゃん修行しろよ、キャンプ気分か。

ちなみに料理は妹メイドさんと姫島先輩、アーシアちゃんが作ったらしい。

ぶっちゃけ俺が今日一番動いてないのだが、俺が一番食っていると思う。

いやぁ、俺ってば燃費が悪くて悪くて。

よく寝て、よく食べて、よく休む、コレがベストです。

 

 

オニオンスープはどうやらアーシアちゃんが作ったらしい。

俺が飲んでると、こちらを穴が開くほどガン見してくる。

「これ、美味しいね」と言ってみると、それはもう花が咲いた様な笑顔で喜んでいた。

うん、今日のアーシアちゃんも分かりやすくて結構です、可愛いよね。

 

 

「お口に合いましたでしょうか?」

 

 

妹メイドさんが俺を見る。

うん、普通に美味いけど、なんで俺に聞くんだろう?

やっぱし唯一の男だからかな。

異性の意見っていうのは女子からすると有益なのかも?

料理など微塵も作れない俺からすると、一生理解出来ない感覚である。

美味いのは確かなので、首をコクコクと縦に振る。

すると満足げに俺から目線を逸らす。

反応としては及第点だったらしい、女心はわからんちん。

 

 

夕飯を食べ終えた後は風呂に入り、疲れを癒す。

男子は俺一人だったので、もはや貸切状態。

広ーい露天風呂を貸切、いやー、天国でした。

 

 

女子が風呂に入っている間は妹メイドさんの監視が付いていた。

どうやら俺が覗きに行かないか警戒しているらしい。

塔城後輩なんかは、風呂に行く前にギラついた眼で睨まれた。

「お前覗いたら分かってんだろうな?」と目は口ほどにモノを言っていた、怖い。

女子が最初、その後は俺、最後に妹メイドさんの順で風呂に入った。

リアスちゃん達は妹メイドさんも一緒に入ろうと誘ったが、

使用人と主及び客人達とが一緒に湯船に浸かるわけにはいかない、

と断固として譲らなかった。

一応俺も客人扱いなので、俺が二番目、俺は順番とか気にしないって言ったのにね。

 

 

二日目は新人であるアーシアちゃんの為のお勉強会である。

完全に俺は爆睡していたので内容はほとんど覚えていないが、

アーシアちゃんがなんか聖書を読んでダメージを食らっていた。

なんで聖書で苦しんでるの? 邪教崇拝なの?

あ、悪魔とやらの設定か、今更ながら細かい所まで凝ってるね。

もうお祈りくらい許してあげようよ。

この世界には三大勢力がいるってのはドライグから聞いてはいたが、

それらの組織の幹部の名前まで覚えなきゃいけないらしい。

中二病も大変だー。

 

 

キリスト教を信仰して神様天使様のお力を借りてうんたらかんたら、っていう組織が教会。

魔王様サイコーってなってて、貴族社会を模してるのが悪魔社会。

元は天使で欲望に負けて地上に堕ちちゃったけど、

開き直ってレッツッパーリしてるのが堕天使達らしい。

 

 

悪魔界ではなんでも、魔王は四人もいるそうだ。

組織のトップが四人って、なんか派閥とかありそうでめんどくさそう。

RPGでもよくある展開の魔王達を束ねる真の黒幕、つまりは大魔王はいないのか、

と聞いてみた所、リアスちゃんは苦笑しながら首を傾げていた。

妹メイドさんなんか、もはや「バカは死ね」といった目線だった。

おいそれドライ過ぎるだろ。

言っとくけど俺はメンタルそんなに強くないんだからな。

あまりの扱いの酷さに心が壊れてうっかり首を吊っちゃうかもしれない。

もしくはそんな蔑みの視線に快感を覚え、新たな扉を開いちゃったと同時に、

自分がここまでの変態だったのかと絶望して高い所から身投げしちゃうかも。

ってどっちにしても死んじゃうのかよ。

 

他にもアーシアちゃんが教会の知識、

退魔師(エクソシスト)としての知識をみんなに教えていた。

悪魔は教会にとっては存在自体が罪的な認識であり、

例えめちゃくちゃ性格が良く、虫も殺せぬ心優しき人でも、

悪魔なら見敵必滅らしい。

対して悪魔側はほとんど無いケースではあるが、欲に負けて闇堕ちしまったり、

アーシアちゃんの様にやむなく悪魔側になってしまったりする人もいるそうで、

実力があれば一応ある程度は許容されるらしい。

 

それって一方的な情報漏洩とかありそうなんだけど。

悪魔側が有利じゃない?

 

 

うん、二日目以降のここ数日は大した変化は無かったので省かせてもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日が経ち、とある深夜。

突如寝ていた俺に向かって殺気が向けられた。

我が兵藤家内で向けられる殺気に比べればほんの些細なモノだが、

明確に俺に向けられたモノだった。

 

俺の今寝ていた寝室は二階の一人部屋だ、降りてこいということだろうか。

 

 

何事だろうという疑問と多分あの人だろうという予想、

そしてほんの少しの警戒心を持って俺は一階へ降りる。

リビングに近づくごとに感じる人の気配。

向こうも俺が降りてきたことに気付いたらしく、空気が柔和する。

ああ、やっぱりこの人か。

 

 

「こんな時間にどうしたんですか?」

 

「どうも寝付きが悪くって」

 

 

白々しい。

俺にガンガン殺気飛ばしてた奴がよくもまぁぬけぬけと。

リビングのソファに座って優雅に紅茶を飲んでいる彼女。

ゆったりとした雰囲気を醸し出してはいるが、俺を見る目が穏やかではない。

なにやら探りを入れている様な目付きである。

俺から何を引き出したいのだろうか?

 

 

「少し、お話しませんか?」

 

「うん、俺も聞きたい事あったし」

 

 

ねぇ、その綺麗な笑顔の裏で何を企んでるの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





短いよね、うん。
まぁ仕方ない仕方ない、ということにしとこう。
いやはや皆さん、クリスマスは楽しめましたか?
感想欄を見る限りではリア充やカップルを呪い殺さんかの如く呪詛を唱える方もチラホラ。
作者さんはクリスマスどう過ごしたの? という質問がございましたので答えます。
単刀直入に言いますと、デートに誘われたので行ってきました。

付き合っている人とかそういう浮いたモノではないです。
仕方なくです、やむなくです、事情ありきだったのです。
作者の友達が付き合っている人が、
「俺の友達で○○ちゃんの事好きな奴がいて、クリスマスにデートしてあげてくれない?
 いやほらもちろん二人きりにはさせないって、だから俺らとダブルデートでもどう?」
と言われたのです。
作者的に男ならテメェで言えよ、友達使うなと言いたかったのですが、
友達とその付き合っている人には常日頃から非常にお世話になっておりまして、
断るに断れませんでした。
地獄でした、泣きそうでした(笑)。

何があったかまで聞きたくはないと思うのでこの話はこれで終わり。
あ、変なことはされてませんよ、一応。


えー、読者様の中にチラホラと、
「何故自分の家に作者はサンタコスで来なかったのか」
とバッシングを受けました。
何で!? え、サンタコス着て来いですと!? 
コスプレイヤーでもないのにどうしろと…、家も知らんのにどうしろと…。
あ、いやその二つがクリアされれば行くというのではなく……。
流石は我らが読者様です、作者の発想を余裕で超えてきやがります。

【一言】
もちろん時間間に合わなかったんだし、作者ちゃんはノーパンミニスカサンタになってますよね?ブラ?ああ、それならここに(ポケットから出す)。
次のイベントは元旦。着物って下着つけないって本当ですか?襲ってもいいですか?更新頑張って下さい!パソコン前で全裸待機する高三な俺
【一言】
どうも~一人寂しくメリークルシミマスだった者です。いや~黒歌たんと一誠きゅんが可愛かったですね~。作者さんミニスカサンタコスも見たかったものでもしかしたらクリスマスに家に現れてくれないかな~と全裸待機していたのですがきてくださいませんでしたね(:_;)プレゼントに婚姻届を用意していましたのに。それではこの作品は大好きですので、これからもがんばってください!更新楽しみにしています!!


ええ、そうです。
今週もぶっちぎりで頭がヤバイです。
もう後書きの名物達だからね、
変態道を正道として進み極めんとされていらっしゃる方々だからね。

そして我らが変態キングの感想はコレ。
【一言】
メリークリスマス!やったあ!!作者さんからのプレゼント(番外編)だあ!!
おお!一誠きゅんのクリスマス話!短時間で書いたとは、いやはや我々変態にとって最高のプレゼントクリスマスらしいクリスマスをおくってない私にとっては感激すぎて涎が止まりませんジュルリそれはそうと作者さんは世界中の子供達へプレゼントをお配りになりますか?もし配るのなら作者さんはサンタコス(普通)で、トナカイは紳士諸君を使ってやってください鞭打ってやってください
ハァハァアンアンブヒブヒという具合に鳴きますから僕ですか?僕はもちろん




ソリで!ハァハァ
そしてプレゼントは愛と希望と夢と紳士淑女のたしなみと作者さんのお兄さんをあげてやってください さあ、野郎共!準備はいいか!!



極まってます、仕上がってます。
そりの発想は無かった……、そう来るとは思わなかった。
せいぜいトナカイ役で鞭をくれぐらいだと思ってた……。
やはり侮ってはいけないらしい。


えー、批判殺到のイッセーくんの心情のシーンですが、
アレはあくまでイッセーくん一個人の思想です、皆さんには皆さんだけの思想信念があり、
彼にも自分の、自分だけの思想や物事の見方というものがあります。
思想良心の自由という人権があるように、皆さんと考えが異なっていても、
それが間違いであるとは言えません、思うだけなら自由なのですから。
なので皆さんとの見解とイッセーくんの見解が違っていたとしても、
「こういう人もいるんだなぁ」と軽く受け止めて頂ければ幸いです。

はい、長々とスイマセンでした。
コレが今年最後の更新だと思います。
では皆さん、今年一年ありがとうございました、良いお年を。
ではさようなら。


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