なんやかんやで赤龍帝 作:黒鬼
説明回な故、ギャグと言える部分が……。
笑える所が無いかもしれません、すいません。
設定は結構適当に、作者独自の解釈だったりするので、サラッとスルーして下さい。
それと、前書きのこの場をお借りして一言。
ドライグごめん。
ダラっと行こうか。
先輩方への御礼を一通り終え、一先ず現状へと意識を戻す。
するとここでフッと疑問が一つ。
ドライグや、眷属になると、今までとどう変わるの?
『まず初めに、悪魔化する。 そうすれば悪魔の仕事をすることになる』
悪魔化――。
ここでも中二病な新単語出現。
もういい、いっそ最後まで聞いてやろうじゃないか。
他にはどうなのさ。
『悪魔になるとかなり寿命が伸びるな、その上身体能力が跳ね上がる。
欠点は天使、堕天使の扱う光や聖なるモノの類に弱くなる、といったところか』
うーん、人生太く短くっというのも結構好きな俺としては寿命云々はどうでもいい。
身体能力はちょっと魅力的。
父には負けたくないのだ、母は強過ぎて怖いから無理。
弱点かぁ、逆説的に言い換えれば、喰らわなければ大丈夫だよね?
『ああ、そうだな。
相棒なら喰らっても何ともない気がするが、喰らわなければ何の問題も無い。
悪魔の仕事に関しては、そこで未だにいがみ合っている二人に聞いた方がイイだろう』
なるほどね。
ここまでしっかりとした設定を考える暇があるなら、もっと時間を有意義に使えないのだろうか。
フムフムとドライグの相手をしていると、みんなの視線がこちらへ向けられている事に気付く。
どうしたのだろう?
「それはそうと、イッセー。 あなたは
今度はリアスちゃんのお口から新単語。
今日はみんな中二具合が絶好調の様だ、イッセーくんはついて行けないとです。
セ、セイ…何とかって何さドライグ。
『端的に言うと俺の事だ。 持っていると言っておけ』
ああ、精神内に中二病患者が居座っているって事か。
確かにそれはイチモツ抱え持ってるな、うん。
「持ってるよ」
「へぇ、キミも持ってるんだ。 じゃあ僕と同じだね」
ニッコリ可愛らしい笑顔を向けて来る金髪ちゃん。
そうか、お前さんも中二病患者を抱えて生きてるのか。
俺と同じでなんと不憫な。
未来あるうら若き女子高生がそんな厄介な問題を……。
「……何で僕はそんな優しい眼で見られてるのかな?」
困った苦笑を浮かべる金髪ちゃん。
ああ、分かる、分かるよ金髪ちゃん。
精神内で中二病患者達及びド変態共が暴れ、叫び、乱れ狂っているのだろう?
同じ悩みを持つ者として、出来る限りの事はしてやりたいと思ってしまうではないか。
俺が心の中で、金髪ちゃんに優しくしてあげようと決心していると…。
「それで、その神器の名前は何かしら?」
名前……。
ドライグじゃあダメなの?
『俺は神器に封じ込められた魂だからな。
俺の名が正式な神器名ではない、神器の名は〝
うわ、何そのモロ中二的な名前。
明らかに無理のあるルビの振り方するんじゃないよ。
コレもう言わなくちゃいけない雰囲気じゃん。
お前それを俺が言って、
「ブ…、ブー……、え、何ソレ?」
とか言われたら、その場で自害する自信があるぞオイ。
『一応13種ある〝
また出た中二的新単語。
イッセーくんもう分かんない。
今話は小難しい話がいっぱいでチョー大変。
神滅具ってアレか?
イエス・キリストを刺した時にロンギヌスさんが使った槍の事でしょ?
何でお前までロンギヌスって言われんの?
ロンギヌスさん知り合いなの?
『イエスを刺した槍は〝
そして神をも殺せる程の力を持つ神器は、その筆頭である〝黄昏の聖槍〟から名を少し取り、
〝
お前らもうラノベ書け。
絶対面白い奴が出来ると思うから。
応援してあげるからこれ以上俺を混乱させないで、面倒事はご勘弁なの。
てゆうかアレだよね。
イエス・キリストの血が付着したから凄い槍になったんだよね。
それで刺した時の返り血を浴びたロンギヌスさんのお目々が治っちゃったんでしょ?
これ凄いのって槍とかロンギヌスさんじゃなくて、イエスの血じゃん。
そこら辺は設定どうすんの?
『嫌に詳しいな相棒。
まぁ、ソレは神が息子であるイエスを神として目覚めさせる為にそういう風にしたんだ。
ただの槍が神の子に効くはずが無い。
神殺しの槍を自ら作り出し我が子にその切っ先を向けさせ、
死した我が子が復活することによって、
イエスが人智を超えた神の領域に至る者という事の証明になる様に差し向けたんだ。
血やらその他の伝承は、
神の力の一端としてイエスを神格化させる判断材料にしたというところだろう』
設定しっかりし過ぎだろ。
最近の中二病患者は偏差値高いの?
アレですか、ヤクザと一緒で大学卒じゃないとダメなパターンですか。
鉄壁過ぎて付け入る隙が無い。
今話は若干の説明回だからか、文字数が多くて作者が大変そうである。
結局、ブーなんとかなどという中二臭い名前を言えるはずもなく、実際に見てもらうことにした。
左手が光り、真っ赤なゴツイ籠手が装着される。
コスプレイヤーなどと呼ばれた日にはドライグを惨殺せねばなるまい。
「コレは……、〝
おい、ブーなんとかじゃねぇらしいぞコラ。
『いやいや! 俺がいる時点で〝赤龍帝の籠手〟なのは確実だぞ!?
〝龍の手〟は俺の下位互換の神器だ、形状が似ているから間違えただけだ!』
クソッタレなトカゲちゃん謂わく、
龍の紋章が刻まれている宝玉の部分を見てもらえば分かるそうで…。
あまりにも必死にやかましく訴えかけてくるもんで、ドライグを一発ド突いてから指摘してみる。
「あら、ホントだわ……。 この紋章…、まさか!?」
『ああ、やっと俺を真に理解してくれる者が……』
トカゲちゃん、頭に大きなタンコブを携えているせいか、シリアスに言っても締まらない。
なんと残念な爬虫類だろうか。
眼には希望の光を宿し、俺の視界を通してリアスちゃんを見つめている。
ドライグが心配だったのだろうか、先輩達も出てきてドライグの反応を窺う。
『苦節十七年…。新生児に半殺しにされるわ、歴代赤龍帝達は変態に目覚めるわ、
相棒は未だに中二病だと言って俺の言う事信じてくれないわで大変な日々だった……。
だが、だが今日からは……、やっと俺を赤龍帝だと認識してもらえる………!』
ほのかに湿った瞳を輝かせ、一心にリアスちゃんの言葉を待つトカゲ。
一通り確認を終え、リアスちゃんは確信めいた様子で俺の左手に装着してある籠手を握る。
そして、ハッキリハキハキとした声で、高らかに宣言した。
「……〝龍の手〟の亜種ね!」
ドライグが泣き崩れた。
前回の後書きの作者神器説が大好評。
みんな変態な神器なんてヤダよ、作者はまともな真人間だよ。
本編で分かりづらいかなぁと思った点をここで少し解説。
イッセーくんはすべての神器が自分の『赤龍帝の籠手』の如く、
その神器に宿るドライグの様な魂や先輩達の意識がいるものなんだと勘違いしてます。
だから木場ちゃんも自身と同じ悩みを持っているんだな、大変なんだなと思ってます。
【一 言】
批判でもなんでもないんですが、作者さんの前書きor後書きに自分達のコメがのる=「さて、今回の変態MVP賞はこちら!!」「最強な変態は俺だぜ!!」的な方程式が確立しているきがする・・・
じゃあ止めようか? 別に作者的にはどちらでもいい。
それで何か問題でもあるだろうか? 無いと思う。
こういうどうすればいいのかよく分からないコメントを送られても困ってしまう。
……こういう事を後書きで一々反応するから評価悪いんだなぁと思う作者。
うん、コメントいっぱい送ってくれてるし、このコーナー続けます、嫌いな人はごめんね?
じゃあ、さっそく……。
【一 言】
この修羅場を解決するにはひとつしかない
作者さんが介入して「うちの一誠君は皆『変態』の共通財産だから独り占めはダメ!」
的な事を言って、作者さんのもうひとつの神器『進化する貴腐人』の禁手『腐界の中の理想郷』を発動し、一誠きゅんをお持ち帰りしてそのままデートするしかない
相変わらずぶっ飛ばしてきたなアンタ!
いつもアンタだけ飛び抜けた変態なんだよ! いつも思うけど!
どんだけぶっ飛びたいの!? ロケットなの!?
【一 言】
お久しぶりです。
先日、6年ほどの付き合いの友人(男)に膝枕を要求されました。眠いとか言ってたので丁重にお姫様抱っこでベッドまで運んでやったのですが、何故か俺が膝枕されてました。どうしてこうなった。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。
私はここ一週間ほど風邪で寝込んでしまったので、作者さんも体調には気を付けてください。
……あ、あの……、どうでもよくない深刻な問題かと……。
も、もうその殿方とゴールインされてはいかがでしょうか……?
その人も多分満更じゃないような気がします。 ご心配、痛み入ります。
【一 言】
夢を見た。夢に出てきた方はこういった。「つらいなら、変態になれ」、と。
ボクはどうするべきなのか。作者と百合的なあれをするべきなのか・・・。
どうして作者を巻き込みたがるの!? 作者は百合趣味ないよ! 確かに同性に告られたけども!
他にも電車で痴漢されたと思ったら友達だったとかそんな事もあったけど!
変態達の怒涛の追撃ですねハイ。
えー、長くなってしまいましたね、ゴメンなさい。
前回の後書きの質問に答えてくださった方は一人だけ……、ちょっとホロリ。
今回はホントに困ってます、どうぞお力添えを……。
今回困っている事とは……、ハイ。
木場ちゃんの下の名前、どうしよう。 作者、ネーミングセンス無い。
グレイフィアの姉か妹もヒロインで出すって言ったけど、名前どうしよう……。
あ、出すのは妹の予定。
出来ればお答え下さい、長々スイマセンでした。
ではまた次回、さよなら。