なんやかんやで赤龍帝 作:黒鬼
ダラっと行きましょ?
「リアス・グレモリー先輩の使いで来たんだ」
「お疲れさん」
翌日の放課後、他クラスの金髪美少女に斬新な逆ナンパ(笑)をされる俺。
周りの野郎共の阿鼻叫喚が耳喧しい。
作者執筆中に横から、
「木場は女がイイ! 女オンナ♀ONNAおんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
と、喚き散らした馬鹿が三人も居やがったので、この仕様なのである。
何でもかんでもハーレムにしときゃあ人気取れると思うなよと感じる今日この頃、
「やったろうやないかい」
と壊れた作者。
一体この小説は何処へ行き着くのか、作者も主人公も分からない。
「貴様、イッセー! 裏切り者め!」
「者共! 出会え出会え!」
と叫ぶ坊主とメガネの
とりあえずは軽く15回ほどのジャーマンスープレックスで沈める。
掃除された小綺麗な茶色の床が真っ赤に染まる頃には、静かになっていた。
「や、やり過ぎじゃないかなぁ……」
「そうでもない」
「あ、パンツ」と耳元で囁いてやれば「何処だ
イエス・キリストも真っ青な復活を果たす馬鹿共に手加減など不要だ。
恐ろしく己の欲望に素直な奴らである。
『相棒も睡眠欲に勝てた事無いじゃないか』
………さて、この金髪ちゃんは何だって?
『サラッと流しやがった……。 どうせ信じてくれないのは分かっているが一応言っておく。
この女も悪魔だ』
お前は誰かが来たら取り敢えず人外扱いしないと気が済まないのか。
なんとも恐ろしい奴である。
そして
『金髪たんハァハァ』とかホントマジで怖いから。
ちょっと目頭が熱くなってきちゃったから。
「僕について来てほしい」
ボクっ娘。
以前、
女なのに一人称を僕と呼ぶ、このギャップが堪らない――と。
まぁ、可愛いんじゃないの?
感想終わり。
「理由は?」
うん、まずはコレ聞くよね。
眼鏡のロリコンの実体験の如くカツアゲだったら嫌だものね。
怪しい人について行ったら、後が怖いものね。
『俺は相棒より怖い奴など知らない』
この赤いトカゲは痴呆が進行しているようだ。
起きていながら寝呆けた事をほざいていらっしゃる。
お前の言い分だとウチのお母様お父様はどうなるんだ。
『アレらはもう言葉では言い表せないだろう?』
全面的に同意。
俺が間違ってた、ごめんなさい。
「昨日、リアス・グレモリー先輩と会ったんだよね?」
「どちら様?」
誰だろう?
聞いたことのある名前だ。
『冥界に初めて行った時にいた紅髪の少女だろう』
あー、あったねぇ、そんなことも。
懐かしきかな、リアスちゃん。
そういえば、この学園の生徒会長さんも見覚えがある。
もしかして?
『ああ、あの時の黒髪眼鏡の少女だ』
セラちゃん(が)大好きソーナちゃんだ。
わぁお、運命だねぇ。
で、行かなきゃダメ?
『だが相棒、こういう状況になったということは、
対人外認識阻害の術式が薄れてきているということだろう?』
みたいだねぇ、マズッたぜ。
そういえば最近、かけ忘れてたな。
更新出来てなかったみたいだ。
でも、昨日の時点ではリアスちゃんにバレてなかったよね?
『ああ、うつ伏せの状態だったからな。
その上、あの時はまだかろうじて、対人外認識阻害が効いていたみたいだな』
かけて行った方がいいかな?
『もう面倒じゃないか? どうせ相棒は俺を宿してるんだ、
これから色んな強者やら女やら出来事などを引き寄せるぞ?
その度一々誤魔化すのは面倒だろう』
確かに、一理ある。
中二病を患っている疫病神を宿しているせいで、巻き込まれ体質になっている俺。
不憫にも程がある。
後でドライグを八つ裂きにせねばなるまい。
なんやかんやで俺はついて行く事にした。
途中、俺と金髪ちゃんを見て突撃してくる
俺達は進んでいった。
行き着いた先は校舎の裏手の、俗に言う旧校舎。
「ここに部長がいるんだよ」
リアスちゃんの事かな?
部活か何かなの?
旧校舎内に入り、廊下を進み、階段を上り、更に奥まで歩を進める。
そしてとある教室の前で止まる。
戸にかけられたプレートには『オカルト研究部』の文字。
ふむふむ、なるほどなるほど……。
「お疲れっしたー」
「待って、帰ろうとしないで? 部活名には事情があるから」
俺の腕を抱きしめ、逃がすまいとする金髪ちゃん。
止めろ、離すんだ。
もうこんな頭の痛そうなモノに関わりたくないんだ。
ドライグだけで手一杯なんだ、
勘弁してください胸当たってますありがとうございます柔らかいです。
『相棒、何か色々混ざっているぞ』
おっぱいが嫌いな男はいないと思う。
俺は枯れていない、普通だ。
おっぱい万歳。
「部長、連れて来ました」
「ええ、入ってちょうだい」
金髪ちゃんに続き、俺も室内へ。
キョロキョロと周りを見渡しながら奥へ奥へと進む俺。
室内の至るところに謎の文字やら模様やら。
不可解である、不気味である。
はい、アウト。
「お疲れっしたー」
「待って、もうエスケープしようとしないで。
言いたい事も分かるけど、ちょっと待って?」
腕に当たるフカフカな感触に負け、俺は話を聞くことに。
この女、中々の策士である。
当ててんのよ体勢に嫌味無く移行し、男に絶大な威力を誇る伝家の宝刀、上目遣い。
この女…、出来る……!的な心境なイッセーくんです。
渋々教室内へ戻ると、ソファーに座っている一人の少女を発見。
なんとも小柄な子である、眼鏡の
「こちら、兵藤一誠くん」
ペコリ。
ペコリ。
無言で頭を下げ合う俺と少女。
ちょっとシュール。
金髪ちゃんも思わず苦笑い。
奥のカーテンが開くと、制服を着たリアスちゃんと黒髪ポニーテールの女子。
先輩かな?
「ゴメンなさい、少しシャワーを浴びていたの」
「あらあら。初めまして、私、姫島朱乃と申します。 どうぞ、以後、お見知りおきを」
「ご丁寧にどうも」
俺達の挨拶を見て、「うん」と頷くリアスちゃん。
そして、突如感じる嫌な予感。
「これで全員揃ったわね。 それじゃあ、イッセー?」
「?」
「私達、オカルト研究部はあなたを歓迎するわ」
「………」
「悪魔としてね」
久々に会った旧友の中二的第一声に絶句。
アンタもう高三だろうが、しっかりしろ。
周りも頷くな、揃いも揃ってか。
まさかこんな所まで俺の、いや、実際にはドライグの中二病は知れ渡っているのか?
中二病って感染するっけ? ウイルス性だっけ?
そう、アレはまだ幼い頃、小学校指定の予防接種の際、
「中二病の予防注射あります?」
と聞き、医者に頭の注射を用意されかけた事を思い出す。
もし頭に注射なんかしやがったらお前の目玉に注射してやると考えていたのだが、
下手に暴れれば母にブチ殺されるので我慢していたのは、今となっては黒歴史。
まさに若気の至りという奴である。
いや、もうそんなことはどうでもいい。
ああ、これからどうなるのやら。
あー、まぁとりあえず番外編はヤンキー編書きます。
やばい、黒歌の出番が……。
コレ、基本ギャグだから女キャラ視点で書けと言われたら……。
地の文がブッ飛んでないと面白くないし……、あんま変な事考えさせたら女キャラの人気が…。
えー、イッセーくんは厨二チートでウザイと言う批判のご感想を頂きました。
読者に嫌われる主人公、斬新だね!
そして他の方から可愛いとも言われる始末、両極端過ぎる……。
えー、ウザかろうがキモかろうが自重はしません、ブッ飛んだ馬鹿共の物語なのですよコレ。
今後読むか読まないかはご自由にお願いします、丁寧な意見のご感想ありがとうございました。
後書きを書けば書くほど酷評と同情を頂いている気が……。
【良い点】
イッセー君や作者さんが可愛すぎること。
【悪い点】
この小説を読んで男が好きになってしまったこと。
【一 言】
作者さんの体操服をクンカクンカ、スーハースーハーしたいよぉおおおおおおおおおおお!!
彼の脳内では一体何が起こったのか……。 チェルノブイリでの悲劇でもここまで荒れてないよ。
きっとリアルで激しい苦しみや悩みがあったに違いない。
そして何かの拍子にそれが爆発したんだ。 そうだ、そうに違いない。
イッセーくんに何らかの感情を抱くのはまだ分かる。
だが何故作者も一緒なの!? イッセーくんとセットなの!? ハッ○ーセット!?
びっくりしたのは読者の皆様のレイナーレの扱いの酷さ。
イッセーくんを刺しやがったとか、カゲやっぱり薄いとか、誰ソイツ?とか。
うん、レイナーレ……、なんかゴメンネ?
【良い点】
・バカさ加減に何だか元気が出ました
・今まで自分のことをどうしようもない奴だと思っていたのですが、この作品の感想欄を見ることで自分もそんなに捨てたもんじゃないと思えました。ありがとうございました。
お前褒める気ねぇだろオイ。 お礼を言われてここまで複雑な心境になったの初めてだコラ。
あのな、こんな頭のパッパラパーな小説書いてる作者がまともなワケねぇだろうが。
もっぺん人生見つめ直して親孝行の一つでもしてやれや、ご両親が待ってるぞ。
まぁ、ビーさんの恋人……と名乗る変態の極致を突っ走っておられる方が出現したりして、
色々と思考回路がこんがらがっている作者ですハイ。
感想の方は数も内容も落ち着いてきまして、後書きで書ける事が結構少なくなってきました。
慣れ過ぎたのか、変態な事書かれていましても「なるほど…」と驚かない自分に驚いてみたり。
毎回思うが後書きが長ぇ。
なので後書きは数回に一回? くらいにしよっかなぁなんて考えも。
ていうか番外編っていつ載せればいいの?
ではまたさようなら。