なんやかんやで赤龍帝   作:黒鬼

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遅くなってゴメンなさい。
今後更に更新が遅くなるかもです、何卒ご容赦を。
そして本編が短い……。

ではダラっと行きましょう。


原作開始 第一巻
『なんやかんやで原作開始』


駒王学園に入学して一年と少しが過ぎた、二年生のとある日。

二年に進級し、クラスも変わった。

松田、元浜とは同じクラスになれたが、匙までも同じとはいかなかった。

 

 

「俺一人だけかよ!」

 

 

とクラス発表で騒ぐ匙を見て大笑いしたのはいい思い出。

 

 

そしてこの駆王学園、元女子高というだけあり女子の比率が非常に高く、

その上女子達の容姿のレベルも非常に高い。

匙、松田、元浜(おバカトリオ)に聞くと、

「だからこそこの学校志望したんだろうが、逆にそれ以外に何がある?」

と、真顔で返答。 ダメだコイツ等。

 

 

ツレ達とバカをやり、そこそこ充実している毎日。

そんな今日(こんにち)、帰路についた俺は――。

 

 

「付き合ってください」

 

「勘弁してください」

 

 

告白されていた。

 

 

黒髪ツヤツヤ、スレンダーな美少女。

名前は……、あ…、あま…、あーなんとかちゃん。

この女………、面倒くさそうである。

何となく嫌だ。

雰囲気からして中二病っぽい感じなのだ。

生まれてこの方十七年、この世に生まれ出た瞬間から中二病患者と接してきた俺には、

中二病感知センサーなる能力が開花している模様。

もっと他の処で才能を開花させたかったと嘆くばかりの今日この頃なのである。

 

 

『相棒、そいつは堕天使だ』

 

 

おい、俺のリアルにまで中二設定持ち込むんじゃねぇぞコラ。

俺の嫌悪感をそんな妄想で片付けようとしてしまう、困ったちゃんなドライグ。

もしかしたら頭の中まで暇なのかもしれない、今度休みの日に遊んであげよう。

だから今は良い子にしてておくれ。

 

 

『いい加減俺の言う事を信じてくれ。 

 ほれ見ろ、手に光の槍を作ってこちらに投げようとしているじゃないか』

 

 

んなアホな。

そんな訳――、

 

 

なにこの娘、ヤンデレ?

フラれて串刺しなんて、火サスもビックリな病み具合。

光の槍を創るとか、どれほどの境地のヤンデレに至ればそんな芸当が出来るのだろう?

俺、ここまで病まれる事してないよ。 初対面だよ。

しかし、初対面にも関わらずこの病み具合がガチなのだとしたら、相当のキチガイだ。

フィーリングで病めるモノなのだろうか。

 

 

てか、どうすんのこの状況?

 

 

『もう放っておけばいいんじゃないか?』

 

 

このトカゲ、もはやヤケクソである。

我関さずを決め込もうとしていやがる。

まぁいい、偶にはコイツの言う事を聞いてやろうじゃないか。

 

 

グサッ。

 

 

お腹に槍が刺さる。

刺さるというより、貫通している。

随分と風通しのイイ体へとなったね、夏場にピッタリな体型(スタイル)だ。

でもちょっと痛いかもしれない。

 

 

『普通、痛いじゃ済まないんだが……』

 

 

あ、気のせいだった。

 

 

『痛くもないのか!? 相棒の体はどうなっているんだ!?』

 

 

幼少期、なんか適当に遊んでいたら出来てしまったこの『なんちゃって被ダメージ』。

今日も絶好調である。

原理的に言うと、攻撃が体に当たる寸前にその攻撃の構成物質及び成分を分析し、

体に喰らう前に分解して、

背中から全く同じモノをまるで体を貫いたかの如く再現構築するというモノ。

つまりは飛び道具、訳の分からん中二的エネルギー攻撃、武器などに対して有効である。

流石に拳とか生きているモノの一部は対象外。

武器などを抜かれる時は、刺された時の逆の順序で元に戻す。

ちなみに血ノリは恒例のケチャップ。

 

 

『遊びがどう転んだらそんな事になるんだ……』

 

 

え、なになに?

あの言葉使って欲しいの?

使う? 使っちゃう?

仕方ないなぁー、そこまで言うんなら言ってあげよう。

 

 

なんやかんやでこうな――、

 

 

「ゴメンね。あなたが私達にとって危険因子だったから、早めに始末させてもらったわ。

 恨むんなら、その身に神器を宿させた神を恨んでちょうだいね」

 

 

お前まだいたのか。

すっかり忘れていたではないか。

カゲ薄いんじゃないの?

もうちょっとキャラ立たせないと、この小説では生き残っていけないよ?

感想からしてド変態共の魔境と化しているこの小説、世には百害あって一利なし。

背中に黒い翼生やして、光の槍投げるだけじゃあちょっとねぇ……。

とりあえずキャラ設定考え直して出直せ。

それらの理由により、いい加減に帰って欲しいものである。

死んだフリごっこにも飽きが来たのだ。(←本音)

 

 

帰って寝たいので、もうお引き取り下さいと願う俺。

やっと意味不明ヤンデレ中二病女が去ったと思ったら、

今度はポケットに入っていた何かのチラシが光りだす。

 

 

そして――。

 

 

「あなたね、私を呼んだのは」

 

「人違いです」

 

 

思わず即答。

これ以上の面倒事はご勘弁なのである。

 

 

イキナリ出てきて、勝手にビックリ仰天している謎の女。

俺は未だに死体の真似をしている格好だ。

死体が喋ったとでも思っているのかもしれない。

そして体勢上、俺からは相手が見えない。

誰だコイツ。

 

 

『他人から見たらなかなかアレな光景だぞ、ちなみにソイツは悪魔だ。

 ほれ、昔会っただろう?』

 

 

堕天使の次はまた悪魔ときたか……。

このトカゲ、もう末期症状が出始めている。

つうかこの体勢じゃ見えねぇよバカか。

 

 

「何故その傷で生きているの……?」

 

「ノリと勢い」

 

「……そうなの?」

 

「割とマジ」

 

 

信じられない、と呟く女。

信じたら俺はアンタの常識を疑うところである。

 

 

「帰っていい?」

 

「その制服、同じ学校よね? 明日、話を聞かせてちょうだい」

 

「気が向いたら」

 

 

何か面倒な事になりそうな予感がするが、とりあえず帰って寝よう。

寝る前に黒歌にご飯あげて、お風呂に入れてやらないと。

あ、でも人型になれば俺の負担も減るね、そうしよう。

あの人…、人、猫? まぁいい、人型の黒歌を抱き枕にするとフカフカで気持ちがイイのだ。

最初は彼女も恥ずかしがっていたが、慣れたのか最近はエラく積極的だ。

早く帰って寝ないと、睡眠時間が減ってしまう。

夜は長いようで短いのだ。

 

 

 

 

 




どうも作者です。体操服(使用後)を盗まれたあの作者です。キッチリ靴下まで盗まれてしまった作者です。そろそろ涙がちょちょ切れそうです、ああ神よ、癒しを……。
この作品を読むとゲイ化するという、非常に遺憾な事態が各地で続々発生している模様。
作者の書く文字体には変な洗脳催眠効果でも付与されているらしい。
日本が自滅していくのも時間の問題である。
えー、質問が二つあったので答えます。
一つ、イッセーくんは眷属化できるのか?
この小説のタイトルを思い出していただきたい。
そしてタグをよーく凝視していただきたい、答えは自ずと分かることでしょう(遠い目)。
二つ、イッセーくんの転生特典は?
ああ、そういえばコレ、転生モノだったね、忘れてた。
強いて挙げるとするならば、運の向上と前世の知識有りって事ぐらいじゃないかな?
あの強さは生まれだと思います。

精神力が異常に強靭だという評価を頂いている作者。ある日、こんなコメントを頂いた。
【一 言】
脳内メーカーで作者のユーザーネームを見たら…ま、まあ所詮想像のようなものだし、
本名でもないし(震え声)現実でほんと何があったんですか⁉…いやいいです、
思い出さなくていいです一生封印しててください

はて、そんなにアレなユーザー名だったのだろうか。 少し気になり、レッツトライ。
H 4.5割、欲 4.5割、秘 1割。
目元がクラクラした。 作者、変態疑惑浮上。 いっそ殺して!
そんなにもストレス抱え込んでいたのだろうか、もはや末期。
作者に癒しを……。

して、癒しといえば、この後書きにも何度か書かせていただいた女性読者。
【一 言】
一誠君可愛い………///ポッ
作者さん大変ですね。できればそちらに行って癒してあげたいです。膝枕で………。
そう言えば作者さんは胸が大きい方と小さい方どちらがお好きですか?ちなみに私はDです。
それと、夜道に気を付けてください!痴漢や強姦魔に襲われるかもしれませんよ!

……おっふ。
い、いや、待て待て待て、待つんだ作者よ。アレか、弱っている時に優しくコロッと作戦かも!?
よーしよしよし、まずは落ち着くんだ作者、お前はやれば出来る子だ。
そう、何事も落ち着いて対処することが肝心だ。 取り乱すなんか以ての外なのだ。
冷静沈着に行けばお前に越えられぬ山など無い、クールだ、クールになれ。
ここは落ち着くためにも「あなたになら襲われても構わない!」と叫んだ作者取り敢えず落ち着け。
しかし、Dっすか……。 なんとも夢の広がる魅惑の響き。 ……イイ。

はい、今回の後書きは変態成分少なめ。 感想もかなり変態成分が減ってしまっている。
歴戦の変態達が「仲間が少なくて近頃さみしい」という感想を送ってくるほど。
前回の後書きに対してちょこちょこ答えてくださる方々がいらっしゃった。
中には「全部見たい!」と書いてくださったヒトまで。
結果としましては、ヤンキー編がチラホラ、デート編がゼロ、野郎達のバカ話が少し。
ヒロインとのイチャイチャが少ないという割にはデート編ゼロですか、もう作者分かんない。
ご希望受付はまだ続いております、どしどしご応募を。
黒歌の出番を!とおっしゃる方々がいらっしゃいますが、ちなみにデート編では黒歌とイッセーくんのギャグ有り、イチャラブ有りのを書く予定です。 
ヤンキー編が根強いかなぁ、と思い少し書き出してみるとなかなかどうして楽しい。
ちょっとエグいのありですが、基本ギャグ、シリアス皆無。
バカ話はホントおバカな日常を送っているイッセーくんと匙くん中心のギャグ話。
で、これらの番外編をどこに入れるかなのですが、いつ入れればいいでしょうか?
長々とスイマセンでした。
ではまた次回、さようなら。

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