ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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最後のヒロインが本編にやっと登場(長かった)。ですがこの場では深く関わり合わないですけどね
親友も次回登場するし残るは主人公だけ。・・・本編にはまだまだ出てこれません



再び冥界へ 北欧の神の来訪

【絶斗side】

 

ゼノヴィアと身体を重ねた次の日。俺は疲労を感じながらゼノヴィアと朝食を食べていた

 

絶「ふぁ・・・眠い」

 

ゼ「大丈夫か?観戦中に寝るようなことはしないでくれよ?」

 

絶「誰のせいだと」

 

俺とは対称に元気なゼノヴィア。何だか肌も艶々しているように見える

 

絶「大丈夫だろ。移動中に寝れば何とかなるさ」

 

ゼ「そうか。そのときは膝を貸すからよく寝ると良い」

 

昨晩と言いやけに積極的だな。今まで一緒に住んでてこんなことはなかったが

 

絶「・・・何かあったか?」

 

ゼ「あー、黒歌さんたちの姿を見てたら羨ましくなってな。それに・・・手遅れになる前に絶斗を私のものにしたかった」

 

納得。蒼?さんと黒歌さんはいつもくっ付いていてラブラブだからな。よく黒歌さんを抱きしめてるし。あれが互いに本気で殺し合うんだからなぁ。俺もゼノヴィアとあれぐらいの仲になれたらなと思っているとリビングに魔法陣浮かび上がり、いつものメイド服を来たグレイフィアさんが現れた

 

グ「絶斗様、ゼノヴィア様。お迎えに上がりました」

 

お辞儀をしながら迎えに来たというグレイフィアさん。その足元を見ると案の定靴を履いたままだった

 

絶「分りました。少し待っていてください」

 

俺とゼノヴィアは残っていた朝食を掻き込み、準備していた少ない荷物を取りに行った。準備は完了だがその前に・・・

 

絶「申し訳ないですが足元の掃除はしておいてくださいね?」

 

部長の家は洋風?の部屋まで土足で上がる家だった。あれだけ広いとその方が楽なのはわかるが日本ではその様な家は少ない。勿論俺の家も玄関で靴を脱ぐためそのまま来たグレイフィアさんはずっと土足のまま家に上がっていたことになる。そのことに今気付いたのか驚きの表情で足元を見たグレイフィアさんは急いで靴を脱ぐと魔法で綺麗にしていた

 

グ「失礼しました。ではこちらの魔法陣にお乗りください、会場の前に繋がっております」

 

展開された魔法陣に入るとどこかに飛ばされる感覚が襲い、一瞬で冥界に着いた。はぁ、移動中の睡眠計画が破綻か

 

 

 

 

 

 

 

会場に着きグレイフィアさんに案内されると装飾された扉の前へと案内された。VIPのみ入れるらしく警備の悪魔も配置され厳重だ。入るとVIP用だけあって中は広く豪華な部屋だった

 

リ「おかえりなさい、私の可愛い下僕たち」

 

入ると部長が出迎えていた。その後ろには部長の眷属が皆揃っていた。皆修行をしてたらしく腕に包帯がまかれたりしていた。特にイッセーはボロボロだった

 

絶「・・・ただいまです」

 

リ「何、今の間は?」

 

ゼ「絶斗はあまり寝てないから眠いみたいでな。申し訳ないが大目に見てやってくれないか?それよりもグレモリーが大貴族とは言え随分と豪華な部屋で観戦するのだな」

 

リ「それはそうよ。ここは魔王様や来賓の方の部屋だもの。お兄様と一緒に見ることを条件に入ることができたわ。ここなら普通の席よりも詳しく見ることができると思うわ」

 

ふーん。少しは考えるようになったのか?眠すぎて頭が回らないからよく分らん

 

絶「あー、その(シスコン)魔王様は・・・?」

 

リ「今来賓の方を迎えにいってるはずよ。確か北欧から来るみたいね」

 

北欧ね。有名どころだとオーディンやフェンリルか。どちらが来てもヤバイ方だろうな。そう考えてるとイッセーが話しかけて来た

 

イ「大丈夫だったかゼット」

 

絶「何がだ?」

 

イ「何がってあんな奴の下にいて連絡もなかったから心配だったんだよ。ゼノヴィアも一緒に行っちまったしもしかしたらあのおっぱいがなくなるかもしれなかっただろ?」

 

一瞬でも心配してくれたことにありがたみを感じたのが馬鹿だった。こいつはこういう奴だった

 

絶「何もなかったというのは語弊があるが許可を得て修行はしているぞ。周りが自分たちよりも強い方ばかりだしな」

 

祐「一体どういう修行をしていたんだい?傷らしい傷もないみたいだけど」

 

アザ「俺も気になるな。直接聞きに行っても青龍の奴は何も話さなかったからな」

 

祐斗とアザゼル先生が話に入ってきた。部長とアーシアと朱乃先輩はゼノヴィアと話しているみたいだ

 

絶「詳しいことは話せないがレーティングゲーム前の修行と変わりなくただひたすらに戦闘を行ってた。他は特にしていないな。傷が何のは治してもらってたからだ」

 

この程度は推測されるだろうし言っても問題ないだろう。どんなことをやったかは言えないからな

 

アザ「治してもらったと言っても傷跡ぐらい残るだろう?アーシアの神器(セイクリッド・ギア)じゃあるまいし」

 

絶「そう言われましても俺もよく知らないですし」

 

というのは嘘で薬は蒼枒さんが作っていると聞いた。喰われてなくなった腕とかも骨組みを作れば再生させることができるあたりアーシアの聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)を超えていると思う。よくよく考えてみれば神器(セイクリッド・ギア)は聖書の神が不思議な能力を所持者へ与えるシステムなだけで、神である蒼枒さんのほうが力が強いのは当然か

 

イ「俺は最上級悪魔のドラゴンにずっと追い回されてたんだぜ」

 

最上級悪魔のドラゴンに追い回されるだけ?甘くないか?倒しきるところまでやって初めて完了だろう。・・・いやどんなドラゴン見てないし否定するのはマズいか

 

イ「そういやなんでパーティ来なかったんだよ?部長とかドレス着て凄く綺麗だったんだぜ。特におっぱい「手紙を渡されたのが昨日だったから来れるわけないだろ」・・・マジかよもったいねぇ」

 

俺的にはこの待ってる時間ももったいないと感じるんだけどな。眠いし

 

 

 

 

しばらくどんな修行をしたかやパーティでの話を聞いたり、イッセーのおっぱいの話を聞き流していると扉が開きサーゼクスさんが入ってきた

 

サ「こちらになります」

 

?「ほっほっほ。さてどれが今代の赤龍帝かの?」

 

サーゼクスさんに続いて入ってきたのは古ぼけた帽子に質素なローブ、杖を体を支えてるのに偉大な風格をしている隻眼の老人がきた。後ろには鎧を着た銀髪長身の女性がいる。その腕には何かの機械がはめられていた

 

イ「誰だあの爺さん?それに後ろのおっぱいの大きな人は!?」

 

アザ「・・・北の田舎クソジジイか」

 

オ「久しいの、堕天使の悪ガキ。敵対していた者と仲睦まじいようじゃがな」

 

アザ「ハッ!俺ら若輩者は思考が柔軟なんでね!」

 

アザゼル先生が喧嘩腰に声を上げる。ほかの神話と仲が悪いのか?

 

オ「まあ別に良い。それよりもどれが赤龍帝か教えてくれんか?」

 

イ「あ、それ、俺です」

 

イッセーが名乗り出た。対するオーディン様は残った片方の目でじっくりと観察をしているようだった

 

オ「(赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)以外に特に力は感じられんが・・・ユーガのような例もある)お主の戦い楽しみにしておるぞ。・・・それにしてもここは良い女がそろっているのぉ。」

 

オーディン様は部屋を見渡しグレイフィアさんに部長、朱乃先輩、アーシア、ゼノヴィアの体を見ていった

 

?「オーディンさま!卑猥なことはいけません!ヴァルハラの名が泣きます!」

 

その様子に後ろに控えていた銀髪の付人が少し怒った顔でオーディン様を叱った

 

オ「まったく、おまえは堅いのぉ」

 

絶「あの、その方は?」

 

オ「こやつはわしの現お付きのロスヴァイセじゃ。全く、そんなんだから未だに処女なんじゃ、このままではユーガに捨てられてしまうぞ」

 

紹介がてら何てこと言うんだこの神は!?ロスヴァイセさんは顔を赤くしながら小さな声で何かを言った

 

ロ「(・・・あります)

 

オ「ん?聞こえんのぅ」

 

ロ「だから!ユーガとしたことあります!!」

 

オ「な、なんじゃと!!??」

 

何故か膝をつくオーディン様。赤い顔を手で隠して左右に振っているロスヴァイセさん。・・・なんだこれ?

 

オ「まさか・・・堅物の戦乙女(ヴァルキリー)であるロスヴァイセが・・・」

 

イ「くっ、あのおっぱいを好きにできる。なんて羨ましいんだ!!」

 

絶「いや、人の彼女を見て何言ってんだお前」

 

話的にユーガって方がロスヴァイセさんの彼氏なんだろう。すでに彼氏がいる女性に対して本当何言ってるんだイッセーは

 

イ「はっ!まさかお前も」

 

マジか!なんでこっちに気付いた!?どうしてこいつはこういうことだけ鋭いんだよ!

 

ゼ「ああ、したぞ」

 

絶「あ、ば」

 

そしてゼノヴィアも素直に答えない!面倒になるから

 

イ「この裏切り者ぉ~!!!」

 

絶「うるさい!」

 

イッセーが悔しがりながら殴ってきたのでを顎にアッパーを入れておいた。オーディン様は意味不明なショックから立ち直らないし、ロスヴァイセさんは恥ずかしがってるし、先生も魔王も動かないし何このカオス

 

 

 

オーディン様は本当に見に来ただけだったようだ。どうやらロスヴァイセさんの彼氏と今日のレーティングゲームに参加するゼファードルさんは親友らしく、サーゼクスさんに案内されていった

 

絶「もう無理。もう限界。ゲームまで時間があるだろう?それまで寝る」

 

お客さんも魔王様もいない。睡魔に耐えるのも限界に来た俺はソファーに一緒に座っていたゼノヴィアの膝へと横になった

 

ゼ「!?ああ、時間になったら起こしてやる。お休み、絶斗」

 

イ「あっ!ズルいぞゼット!膝枕で寝るなんて!!!」

 

イッセーがやはりうるさいが無視だ無視。レーティングゲームはちゃんと見たいから今は寝かせてくれ

 


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