ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

70 / 137
UA80,000突破!お気に入りしてくださった方が270人越え!!そして感想が3件も!!!(感想の一つは誤字報告だったんですけどね)
皆さま本当にありがとうございます!
・・・ですが、今回を含めこれからの3話はあまり面白くないと思います。申し訳ありません(だってその後の話とかメインストーリーに関わらないですし、進展もないので)


後日談その1

今回と次回はあまり面白くないだろうと思います(だってその後とかメインストーリに関わることじゃないですし)

しかも今回はセリフが多くなっています(動きがないんだもの)

___________

 

【絶斗side】

 

 

会談から数日が経った。蒼枒さんたちが去った後、皆がイッセーの治療を行った。ミカエルさんたちの癒しの魔法やアーシアさんの頑張りもあり、無事に治った。身体を貫かれていても生きているなんてすげえなと思ったが倍加した力を生命力に回していたらしい。腕もぴったりとくっ付き問題なく動くと言っていた。アザゼルさんが言うには断面の細胞が一つもつぶれていなかったとか。そんなアザゼルさんが今オカ研の部室に来ていた。ちなみに東雲姉妹はいつもの如くいないがギャスパーはダンボールを被って部室に来ていた

 

アザ「てなわけで、今日からこのオカルト研究部の顧問になることになった。アザゼル先生、もしくは総督でもいいぜ?」

 

リ「・・・どうして、あなたがここに?」

 

額に手を当て、困惑する部長。気持ちはわかる。和平を結んだとは言え敵対していた組織のトップがここにいるんだからな

 

アザ「セラフォルーに頼まれたからな。俺としても近くで神器(セイグリッド・ギア)が見れるしデータもとれるからてことで引き受けて来たんだが、セラフォルーの妹からこの役職と言われたわけだ。まあ、俺の知的でチョーイケメンだからな。女子生徒でも食いまくってやるさ!」

 

・・・・・・?

 

絶「・・・もしかしてそれで堕天使になったんですか?」

 

アザ「おう!正解だ!」

 

イ「マジですか!?アザゼル先生!」

 

ろくでもねえ。そう思っているとイッセーがアザゼルさんの言葉に食いついていた

 

アザ「マジだ!きくが兵藤一誠・・・イッセーでいいか?お前は童貞か?」

 

イ「は、はい!」

 

ちょっと待て!聞くほうも聞くほうだが、答えるほうも答えるほうだぞ!

 

アザ「よし、ついでだ女も教えてやる。適当な美女でもひっかけて男になったほうがいいな。・・・そうだな。お前等も来い!童貞卒業ツアーと行こうぜ!」

 

総督は俺や祐斗にも言ってきた!だが俺にそんな気はない

 

絶「俺は遠慮しますよ。好きな人がいるますし」

 

アザ「ほう。で、そいつは誰だ?」

 

・・・ここは正直に言ったほうがいいか。この手の話題は女性も好きだし目も俺に向けられてる。ここを流しても後であれこれ詮索されるだろう

 

絶「・・・ゼノヴィアだ」

 

ゼ「絶斗・・・」

 

あ、しまった。まだ告白してなかった。ゼノヴィアを見ると顔が赤くなっていく。ええい、ままよ!

 

絶「順番が逆になってしまったが、ゼノヴィア。俺と結婚を前提に付き合ってくれ!」

 

オカ研に暴露してしまったんだ、もう後には引けない。俺は頭を下げ改めてゼノヴィアに告白した

 

ゼ「頭を上げてくれ絶斗。不束者だがこちらこそよろしく頼む」

 

やったぁぁぁあああああ!!ゼノヴィアも同じ気持ちでよかった!!

 

リ「キャーーー。おめでとう2人とも!」

 

朱「おめでとうございます」

 

ア「末永くお幸せに」

 

祐「いやまだ2人は結婚してないよ。とにかくおめでとう」

 

部室が黄色い声に包まれた。俺たちをお祝いしてくれる中、二人の男はというと

 

イ「くっそぉ絶斗の奴・・・一人抜け駆けしやがって!」

 

アザ「・・・ここはいくような空気じゃないな。だが機会があったら連れてってやる」

 

イ「はい!」

 

なんか不審な約束をしていた

 

 

 

アザ「じゃあ改めて、オカ研の顧問になったアザゼルだ。俺の神器(セイグリッド・ギア)の指導をする事になっている。イッセーに木馬、それにアーシアに朧月もか?」

 

絶「絶斗って呼んでください。苗字ではあまり呼ばれないんで」

 

アザ「そうか?まあとにかくおまえらのパワーアップが目的だ。特にイッセーは完全に禁手化が使えるようになること。これが当面の目標だな。ちょうど夏休みに入るんだ。修行する時間はあるだろう」

 

ふむ。《アミル・ガウル》が使えるようになって初めて大きな時間が取れたな。ダメもとで蒼枒さんのところに行ってみるか?祐斗も言っていたけど蒼枒さんは俺たちが目指すべきスピードタイプの剣士の極地にいるのだろう。刃だけでなくその動きすら全く見えずに刀を鞘に収める音だけが残る。両刃剣だから抜刀術はできないが俺もあの速さで動けるようになるのだろうか

 

イ「そうだ!もっと強くなってあいつを今度こそ倒してやる!今度は負けねぇ!!」

 

リ「そうよ!イッセーならできるわ!」

 

おいちょっと待て。実力差が分からないのか?俺達じゃあ束になっても勝てないって。それに強さだってそんな一朝一夕でつくものではないし

 

アザ「やめとけやめとけ。命がいくつあっても足りないぞ。それよりもお前はハーレムを作るのが夢みたいだな」

 

イ「え!?そうですけど?」

 

アザ「ドラゴンや英雄は自然と一夫多妻を形成するんだが」

 

イ「マジッスか!?」

 

そうなのか?英雄色を好むとは言うしドラゴンもそうなのか?確かにイッセーはその通りだけど青龍である蒼枒さんは全く見えなかったけどな

 

イ「はっ!まさか・・・ドラゴンだしあれだけ美女・美少女が周りにいる。あいつもハーレムを築いてるんじゃあ!羨ましい!!」

 

アザ「・・・いや。お前が戦った蒼枒、青龍たちは完全に別だ。特にイッセー、お前と正反対と言っていいぞ。あいつ等はハーレムや一夫多妻なんてものとは完全に無縁な奴らだ。俺もバラキエルから聞いた話だが、あの一族は生涯で愛するのは伴侶ただ一人らしい。そしてその愛は何よりも深く、愛する者を守る為にはあいつ等は何でだってするとのことだ。実際にヴァーリは蒼枒の逆鱗に触れて殺されかけたからな」

 

確か会談でもそのようなことを言っていたな。イッセーよりも神器(セイグリッド・ギア)を扱えてそうで史上最強の白龍皇って言われてるのに勝てないんだよな。そりゃイッセーが勝てないのも無理はない

 

アザ「ま、お前らはあいつらにはかかわらないのが一番だ。あいつは悪魔が嫌いだし触らぬ神に祟りなしと言うだろ?」

 

そうは言っても剣が扱える人で目標となる人は蒼枒さんただ一人なんだよな。ゼノヴィアとデートした時も気になることしていたし夏休みの間に神宮に行ってみるか


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。