とか言いつつ、今回は普通の
ユ「ロセの誕生日プレゼントか。何がいいだろうか」
家の倉庫でDホイールをいじりながらロセへのプレゼントを考えていた。俺の家は1階が倉庫、2階が居住区となっている一軒家、建物が古いため安く買うことができた
ゼ「邪魔するぞ」
俺の家に入って来たのは俺と戦ったゼファードル・グシャラボラス。あのゼファードルとの戦いの後、月に1回の頻度で俺の家に来るようになった。まぁいつも対応できるわけもなく、帰ってもらうこともあるが、だいたいコーヒーを片手にやってくる
ユ「邪魔するなら帰ってくれ。今構ってられないんだ」
ゼ「分かった・・・と帰るわけがないだろ!・・・ユーガほどの男が何を悩んでいる?」
俺が悩んでいることに気付くとは。なんでこうも勘が鋭いのか。原作じゃあり得ないがジャックと考えれば違和感はないか
ユ「・・・ロセの誕生日が近いんだがプレゼントは何を送ろうか悩んでいた」
ゼ「アクセサリーでも送ればいいのではないか?」
ユ「それなんだが・・・」
ロセはあまり着飾らない・・・というよりロセはめちゃくちゃな倹約家で、服装もジャージを好む。着飾ればそこら辺の令嬢なんか目ではないほど綺麗なのに・・・。まぁそういう俺もいつもライダースーツなわけだが
ユ「欲しいものがわかれば大体のもの買うことができるが・・・」
ゼ「本人に聞くのはありえないな。友人辺りに聞くというのも彼氏の立場からしたらまずいか」
ゼファードルがコーヒーを啜りながら倉庫中を見渡し1ヶ所に止まった。その視線の先にある物、それは俺のデュエルディスクだった
ゼ「ユーガ。彼女は何か言ってなかったのか?」
ユ「そういえば・・・」
前に「私もユーガとデュエルしたい」と言っていたのを思い出した。デッキこそ作り、最初はテーブルデュエルで満足していたが、モンスター実際に現れるのを見たのならば自分も召喚したいと思うか。ならば
ユ「よし!決めた!」
ゼ「ほう。何に決めたんだ?」
ユ「俺はデュエルディスクをプレゼントする」
俺ならばリアルソリッドビジョンシステムまで作れるが、これは危険も伴うためソリッドビジョンシステムまでにしよう。俺は早速作業に取り掛かった
ゼ「ふっ、悩みは解決したようだな。俺はそろそろ帰らせてもらう」
ユ「おう!またな」
ロセの誕生時当日
「「「ロセ!誕生日おめでとう!」」」
ロ「皆、ありがとうございます」
ロセの友人の家で行われている誕生パーティ。到着と同時にロセは友人に家の奥へと連れ去られ青いドレスに着替えさせられていた。学生のころのクラスメイトや同じヴァルキリーに囲まれて祝われるたくさんの花束やプレゼントをもらい嬉しそうだ
「ロセ。将来の旦那様からプレゼントをもらったの?」
ロ「旦那様なんて・・・」
「クリスマスにデートしてたの知ってるんだからね」
ロ「み、見てたのですか///」
「もちろん♪あの堅いロセに彼氏ができるなんてね~」
会話は聞こえないがロセが赤くなってる。何か知らないがからかわれてるな
ロ「もう!からかわないでください!」
「あはは、ごめんって。ほら、愛しの彼氏様のところに行ってプレゼントをもらってきなさい」
輪の中から背中を押され出てきたロセはチョットした文句を言いながら俺の元まで来た
ロ「あ、ユーガ///」
ユ「何名前呼んだだけで赤くなってるんだ?」
ロ「それは貴方のせいです///!」
俺の名前言っただけで赤くなるロセ。何故だろうと先ほどまでロセがいたほうを見るとある女性がニヤニヤしながら俺たちを見ていた
ユ「あー。あれのせいか・・・」
ロ「それよりもユーガ。プレゼントは・・・」
ユ「ああ。はいこれ」
ロ「これは・・・?」
赤くなっているのを隠すように俺にプレゼントをねだってくるロセに俺は手に持っていたアタッシュケースを渡した。アタッシュケースを受け取ったロセは赤くなっていた表情から一変。キョトンとした顔になっていた
ユ「いいから開けてみなって」
ロ「は、はぁ。・・・これは!?」
ロセがアタッシュケースを開けて取り出したもの。それは俺のとそっくりデュエルディスクだった
ロ「これはデュエルディスクですか!」
ユ「そうだ。俺とおそろいの、だがな」
早速腕にはめてみるロセ。よほどうれしいのか腕を上げたり、至る所を触ったりしている
ロ「うれしいです!ありがとうございます。ユーガ!」
ユ「喜んでもらえたようで俺も作った甲斐があったぜ。・・・そうだ!この場でひとデュエルと行こうぜ!」
ロ「え、この場でですか?」
ユ「ああ。ロセのデッキも持ってきてるぜ」
そう言ってデッキをロセに渡す。ロセはしょうがないな~みたいな顔をしていた
ロ「しょうがないですね。せっかくユーガが私のために作ってくれましたし引き受けます」
ユ「そう来なくっちゃ!」
俺とロセは屋外に移動した
「ただいまより今日の主役ロスヴァイセと彼氏ユーガのディエルが始まります!皆様!安全なところまでお下がりください」
ロ「ちょっと!!?」
乗りのいいロセのクラスメイトが実況を始めた。誕生会に来てくれた方々を俺たちを囲うよう集まったが、実況者め、その情報はわざわざ言わなくてもいいと思うんだが
ユ「いくぜ、ロセ」
ロ「は、はい!」
『デュエル開始ぃぃぃ!!!』
先攻後攻はデュエルディスクが決めてくれる。先攻は俺だ
ユ「俺の先攻! 俺は《チョコ・マジシャン・ガール》を召喚!」
《チョコ・マジシャン・ガール》
水色の流れるような髪に、足を覆う黒いタイツ。小悪魔を思わせる美少女の姿が、男性陣の目を釘付けにする
「「かわいい!」」
『おっと!ユーガが彼女の前で美少女を召喚した!お前はそれでいいのか?』
ロ「あの、ユーガはどうしてそのモンスターを・・・」
ユ「効果が優秀だからだが?」
ロ「そうですか・・・」
ユ「?」
よくわからないが続けよう。手札には展開するカードもヴァーラーもないからな
ユーガの手札
《マジシャンズ・ローブ》
《光と闇の洗礼》
《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》
《ブラック・イリュージョン》
ユ「俺は《チョコ・マジシャン・ガール》の効果を発動。手札の《マジシャンズ・ローブ》を捨てて、デッキから1枚ドローする」
『ユーガが手札交換を行った!見た目に反していい効果だ!』
ユ「今引いたカード《強欲で謙虚な壺》を発動。自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードをデッキに戻す。・・・(ヴェーラーも棺もないが)俺は永続魔法《黒の魔導陣》を手札に加えてそのまま発動!デッキの上からカードを3枚確認し、その中に《ブラック・マジシャン》のカード名が記された魔法・罠カードまたは《ブラック・マジシャン》があった場合、その1枚を相手に見せて手札に加える残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。(くっ、魂もナビゲートもない)俺は《イリュージョン・マジック》を手札に加える。2枚伏せてターンエンド!」
『ユーガまずまずといった滑り出し、これに対してロセはどう動く?』
ユーガ
手札:2枚
フィールド:《黒の魔導陣》・伏せカード2枚
ロ「私のターンです。ドロー!まずは《調律》を発動。デッキから《シンクロン》とついたチュナーを手札に加えます。・・・・・・あのユーガ」
ユ「どうした?」
ロ「これ、《スターダスト》デッキじゃないです」
ユ「・・・マジで?」
だとしたらまずいな。ロセは《スターダスト・ドラゴン》をエースとしたデッキをメインに使っているが、それ別のモンスターを切り札にしたデッキを持っている
ロ「ディエルは始まってますし変えることはできません。私は《調律》の効果で《ジェット・シンクロン》を手札に加え自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送ります」
墓地に落ちたカードは《ドッペル・ウォリアー》か。普通は手札に来てほしいものだがロセは微笑みを浮かべていた
ロ「さらに《増援》を発動し《ジャンク・シンクロン》を手札に加えます。そして《ワン・フォー・ワン》を発動。手札の《ジェット・シンクロン》を墓地に送りデッキから《チューニング・サポーター》を特殊召喚。《ジャンク・シンクロン》を召喚し効果で《ジェット・シンクロン》を蘇生。墓地の《ドッペル・ウォリアー》を除外し《輝白竜 ワイバースター》を特殊召喚します」
『おお!ロセのフィールドにもモンスターが現れた!これがユーガから送られたプレゼントかぁ!羨ましい!!』
実況者が言うようにデュエルディスクは俺しか持っていない。遊戯王のカード自体はデッキごと配ったりしているため持っている人は少なからずいるが、すべてテーブルデュエルで行われている。まぁロセに渡したことで俺も欲しい、とかいう輩が出てくると思うが作る気はないな。ロセのフィールドにはフライパンを被ったようなロボットと飛行機のタービンみたいな姿をしたロボット。オレンジ色の機会の身体を持つ戦士と青いドラゴンが現れた
ロ「私はレベル4《輝白竜 ワイバースター》にレベル1《ジェット・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚《
《ジェット・シンクロン》が緑の光の輪となり《輝白竜 ワイバースター》を包む。光が輪を貫くと白い服装の司書が現れた
『現れたのは《
ロ「シンクロ素材となった《輝白竜 ワイバースター》の効果発動!デッキから《暗黒竜 コラプサーペント》を手札に加えます。そして手札から《機械複製術》を発動。デッキから《チューニング・サポーター》を2体特殊召喚します!」
『ロセのフィールドが完全に埋まった!だがチューナーとそれ以外のモンスターが3体。大型のシンクロモンスターを召喚するつもりか!?』
・・・これはやばいな。このシンクロ召喚を許せば4枚もドローさせてしまう。ここが止めどころか
ユ「《機械複製術》の発動にチェーンして伏せカードを発動する。速攻魔法《イリュージョン・マジック》!《チョコ・マジシャン・ガール》をリリースしデッキ・墓地から《ブラック・マジシャン》を2枚まで選んで手札に加える」
《チョコ・マジシャン・ガール》が光の粒となり俺のフィールドから消える。周りの男たちはちょっとがっかりしたように見えた
ユ「そして墓地の《マジシャンズ・ローブ》の効果を発動。このカードが墓地に存在する状態で、相手ターンに自分が魔法・罠カードの効果を発動した場合カードを墓地から特殊召喚する。さらにチェーンして手札の《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》を守備表示で特殊召喚。このカードは自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。これにより《黒の魔導陣》の効果が発動する自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を除外する。」
ロ「させません!さらにチェーンして速攻魔法《サイクロン》を発動!《黒の魔導陣》を破壊します!」
ユ「くそっ」
黒い魔術師の幻影と魔術師のローブが現れ、ロセのフィールドにはロボットが3体に増えた
『ロセが《サイクロン》で危機を回避した!《黒の魔導陣》の効果で《ジャンク・シンクロン》を除外されていればシンクロ召喚できず、ここで終わっていた!』
ロセの展開を妨害できなかったか。もうこれ以上妨害は出来そうにないか。
ロ「私は《チューニング・サポーター》はシンクロ素材とするときレベル2と扱うことができる。私は3体のレベル2の《チューニング・サポーター》にレベル3の《ジャンク・シンクロン》をチューニング!」
3体のロボットが6つの星に変わり3枚の輪が星を囲む
『なんだか気温が下がり始めたぞ。一体なぜだ?』
光が貫くと空気が冷え始めた。ロセを中心に周りに氷が浸食をはじめ観客の一部は寒そうに腕を摩ったりしている
ロ「シンクロ召喚!現れよ《氷結界の龍 トリシューラ》!」
4体のモンスターが光の中に消え去り、中から出てきたのはシンクロモンスターの最強の一角。三つ首のドラゴン、《トリシューラ》
『ロセが《トリシューラ》を召喚した!《トリシューラ》は効果が1つしかないかわりに非常に強力な効果を持っているぞ!』
ロ「《トリシューラ》の効果発動。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外します。私は伏せカードと墓地の《チョコ・マジシャン・ガール》、手札のカードを除外します」
ユ「《トリシューラ》の効果にチェーンしてトラップ発動!《ブラック・イリュージョン》!さらにチェーンして《マジシャンズ・ローブ》の効果を発動する。これにチェーンするカードはあるか?」
ロ「いえ、ないです」
ユ「ならチェーンの処理を行う。《マジシャンズ・ローブ》の効果。手札から魔法・罠カード1枚を捨ててデッキから《ブラック・マジシャン》を1体を特殊召喚する」
俺のフィールドに黒のローブに身を包む魔術師、《ブラック・マジシャン》が現れる
ユ「そして《ブラック・イリュージョン》の効果で《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》はターン終了時まで、戦闘では破壊されず、効果は無効化され、相手の効果を受けない!」
『ユーガのフィールドに《ブラック・マジシャン》が現れた!そしてトラップの効果により幻影は強固な壁とかした。これを破るの面倒くさいぞ!』
ロ「モンスターを増やし、耐性を付けましたか。ですが私のやることは変わりません!そのカードは除外させてもらいます」
これで手札は《ブラック・マジシャン》1枚だけか。フィールドには《ブラック・マジシャン》と《マジシャンズ・ローブ》、戦闘では破壊せれない《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》がいるが・・・
ロ「シンクロ召喚に成功したので《ライブラリアン》の効果、デッキから1枚カードをドローします。さらにシンクロ素材として墓地に送られた《チューニング・サポーター》の効果によりカードを3枚ドローします」
『ここでロセが大幅な手札補充を行った!補充した手札でさらにシンクロが続くのか?』
・・・うわぁ、手札が減ってねぇ。手札5枚か。1枚は《暗黒竜 コラプサーペント》だけど何も安心できねぇ
ロ「そして《シンクロキャンセル》を発動します。《トリシューラ》をデッキに戻し、シンクロ素材となった《チューニング・サポーター》と《ジャンク・シンクロン》を特殊召喚します」
ドラゴンが消える代わりに戦士とロボットたちが再び現れた
『なんとここで《シンクロキャンセル》を引いていた!これでロセはさらにドローが可能だ!」
ロ「レベル2扱いの《チューニング・サポーター》とレベル1の《チューニング・サポーター》にレベル3《ジャンク・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!《スターダスト・チャージ・ウォリアー》!」
再び緑のリングが《チューニング・サポーター》を囲う。光がリングを貫ぬくと、水のような色の鎧を身に纏った戦士が現れた
ロ「《ライブラリアン》の効果で1枚、《チューニング・サポーター》の効果により2枚ドローします《スターダスト・チャージ・ウォリアー》の効果。さらに《スターダスト・チャージ・ウォリアー》がシンクロ召喚に成功した時にデッキから1枚ドローします。」
『氷の龍が消えて代わりに現れたのは水色の鎧を身に纏った戦士!そしてその効果もドロー効果!ロセは再び4枚ドロー』
ロ「《おろかな埋葬》を発動し《レベル・スティーラー》を墓地に送ります。手札の《グローアップ・バブル》を捨てて《クイック・シンクロン》を特殊召喚。《クイック・シンクロン》のレベルを1下げ《レベル・スティーラー》を墓地から特殊召喚します」
『ロセのフィールドが再びモンスターで埋まった!ここからさらにシンクロ召喚かぁ!?」
次から次へと入れ替わるモンスターに観客は盛り上がっているがやっぱり長いよな~。《クェーサー》出すまでまだかかるし妨害もできないし座ってるかな
ロ「レベル1《レベル・スティーラー》にレベル4《クイック・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!《ジェット・ウォリアー》。《ライブラリアン》の効果で1枚ドロー。《ラッシュ・ウォリアー》を墓地へ送り《ジェット・シンクロン》を墓地から特殊召喚!《チューニング・サポーター》に《ジェット・シンクロン》をチューニング!希望の力、シンクロチューナー、《フォーミュラ・シンクロン》!《フォーミュラ・シンクロン》と《ライブラリアン》、《チューニング・サポーター》の効果でそれぞれ1枚ずつ、計3枚ドロー。《ジェット・シンクロン》は自身の効果により除外されます」
『ロセのフィールドでモンスターが激しく入れ替わる。そして連続でシンクロ召喚を行っているのでこれだけやって手札が8枚!?』
ロ「《スターダスト・チャージ・ウォリアー》のレベルを1下げ《レベル・スティーラー》を特殊召喚。そしてレベル5となった《スターダスト・チャージ・ウォリアー》とレベル5の《ジェット・シンクロン》にレベル2、《フォーミュラ・シンクロン》をチューニング!!」
それまでの緑のリングと異なり黄金のリングが水色の鎧を身に纏った戦士とジェット機のような黒の鎧の戦士を囲う
ロ「集いし星が1つになるとき、新たな絆が未来を照らす!光さす道となれ!リミットオーバー・アクセルシンクロ!進化の光、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》!!」
巨大な光が天地を貫き、空か現れたのは神々しい輝きを放つ白く巨大なドラゴン
「・・・綺麗」
誰かがつぶやいたが俺もそう思う。《シューティング・クェーサー・ドラゴン》はカッコイイ!いやふつくしい、よりも綺麗というのが合う
『なんて美しく、綺麗なドラゴンでしょうか。今までカードでしか見れなかったその姿を実際に見れて私、感動しています!!』
ロ「ユーガに薦められるままに《スターダスト》デッキを使ってますが、モンスターたちは皆綺麗なモンスターばかりです。私もカード以外の姿を見るのは初めてです」
ユ「感動するのもいいけどデュエルは続いてるぞー」
ロ「そうですね・・・。《ライブラリアン》の効果で1枚ドロー。手札から《二重召喚》を発動します。これによりもう1度通常召喚を行うことができます。《シンクロン・エクスプローラー》を召喚し効果で墓地の《クイック・シンクロン》を特殊召喚。レベル1《チューニング・サポーター》とレベル2《シンクロン・エクスプローラー》にレベル5《クイック・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!《ロード・ウォリアー》!《チューニング・サポーター》と《ライブラリアン》の効果で2枚ドロー」
『ドラゴンの次に現れたのは3体のモンスターでシンクロ召喚された《ロード・ウォリアー》!金の鎧にマントをつけたまさに君主ような戦士です』
ロ「《ロード・ウォリアー》の効果によりデッキから《ジェット・シンクロン》を特殊召喚します」
『《ロード・ウォリアー》がマントを広げると中から《ジェット・シンクロン》が現れた!まさかまだシンクロ召喚するつもりか!?』
ロ「そして墓地の《輝白竜 ワイバースター》を除外し《暗黒竜 コラプサーペント》を手札から特殊召喚します。レベル4《暗黒竜 コラプサーペント》にレベル1《ジェット・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!《アクセル・シンクロン》!《ライブラリアン》の効果で1枚ドロー、そして《暗黒竜 コラプサーペント》が墓地に送られたことにより《輝白竜 ワイバースター》をデッキから手札に加えます」
『なんとロセの手札は10枚に達した!しかもフィールドにはチューナーがいるためシンクロ召喚が可能!いったいどこまで行くんだ!?』
ロ「《ロード・ウォリアー》のレベルを1下げ《レベル・スティーラー》を特殊召喚し、速攻魔法《リミットオーバー・ドライブ》を発動します。レベル7となった《ロード・ウォリアー》にレベル5の《アクセル・シンクロン》をエクストラデッキに戻し《聖珖神竜 スターダスト・シフル》を召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚します」
『またも現れた白く美しいドラゴン!《クェーサー・ドラゴン》が純白の白ならば《スターダスト・シルフ》は青を含んだ白でしょうか?どちらも美しい!!」
ロ「そして墓地の《ジェット・ウォリアー》の効果発動。自分フィールドのレベル2以下のモンスター1体をリリースして墓地から守備表示で特殊召喚します。・・・あれ?なんで召喚できないんですか?」
ユ「《レベル・スティーラー》の効果だ。《レベル・スティーラー》はモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。よって《ジェット・ウォリアー》は蘇生できない」
『なんとここで痛恨のミス。手札はある。しかし予定が狂ったが大丈夫か?』
ロ「なら別の方法で召喚するまでです。フィールド魔法《スターライト・ジャンクション》を発動。そして《レベル・スティーラー》を手札に戻し《
『ここでフィールド魔法が発動された!景色が変わり、光り輝くクローバー型のジャンクションが形成される!』
ロ「《スターライト・ジャンクション》の効果発動。自分フィールドのチューナー1体をリリースしてリリースしたモンスターとレベルが異なる《シンクロン》モンスター1体をデッキから特殊召喚します。《
『ここでロセがモンスターを揃えてきた!そのレベルの合計は12。再び《クェーサー・ドラゴン》を召喚するつもりか!?』
ロ「いいえ、違います。レベル5《
『チューナーのリングは緑だったが現れたのは白いドラゴン。これで3体目が現れた!《クェーサー・ドラゴン》と《スターダスト・シルフ》と比べてロセのエースモンスター《スターダスト・ドラゴン》に近く、その白さも《スターダスト・シルフ》と違い緑を含んだ白ってところでしょう』
ロ「手札から《ネクロイド・シンクロ》を発動。墓地の《クイック・シンクロン》と《暗黒竜 コラプサーペント》、《チューニング・サポーター》を除外し、《スターダスト・ウォリアー》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚します。そして魔法カード《アドバンスドロー》で《スターダスト・ウォリアー》をリリースして2枚ドロー。《死者蘇生》で《スターダスト・ウォリアー》を蘇生します」
『ロセのフィールドには3体の白いドラゴンと1体の水色に輝く鎧の戦士!この状況に対しユーガのフィールドはモンスターが3体』
ロ「バトル。《シューティング・クェーサー・ドラゴン》で《ブラック・マジシャン》を攻撃!天地創造撃 ザ・クリエーションバースト」
『《クェーサー・ドラゴン》の掌から放たれる光が《ブラック・マジシャン》を飲み込む!もちろん攻撃に耐えきれず《ブラック・マジシャン》は破壊せれた!』
ロ「《シューティング・クェーサー・ドラゴン》はこのカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。《マジシャンズ・ローブ》も破壊です」
ユ「《マジシャンズ・ローブ》はその効果により除外される」
『《クェーサー・ドラゴン》の2回目の攻撃で《マジシャンズ・ローブ》も失った!』
ロ「破壊できない以上これ以上の攻撃は無意味ですね。私はカードを3枚伏せてターンエンド」
『ロセのターンがようやく終了。ユーガの場には耐性を失った《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》1体と手札の《ブラック・マジシャン》のみ。ここから逆転なるか!?』
いや、無理だろ。というか俺終わった
ユ「俺のターン。ドロー。
ロ「トラップ発動《スターライト・ロード》。自分フィールドのカードを2枚以上破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動。その効果を無効にし破壊して《スターダスト・ドラゴン》1体をエクストラデッキから特殊召喚します」
『ここにきてロセのエースモンスターが登場だ』
ユ「・・・ターンエンド」
『おっと。ユーガは何もせずにターンエンドだ。これは決着ついたか』
ロ「私のターンです。ドロー!伏せていたカードを発動《シューティング・ソニック》。自分フィールドの《スターダスト》シンクロモンスター1体を対象として発動できる。このターン、その自分のシンクロモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、ダメージステップ開始時にその相手モンスターを持ち主のデッキに戻します。私は《スターダスト・ドラゴン》を効果の対象にしてバトル!《スターダスト・ドラゴン》で《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》を攻撃!《シューティング・ソニック》」
『《スターダスト・ドラゴン》から光の咆哮が放たれた!攻撃力と防御力がともに2500だが《シューティング・ソニック》の効果で《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》はデッキに戻る!』
ロ「これで止めです!《シューティング・クェーサー・ドラゴン》、《聖珖神竜 スターダスト・シフル》、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》、《スターダスト・ウォリアー》でダイレクトアタック!天地創造撃 ザ・クリエーションバースト!
掌・口・拳から光線が放たれる。それらは混ざり合い、そして
ユ「うわあああぁぁぁ・・・」
俺を飲み込んだ
ユーガLP 8000→4000→0→-4000→-8000→-10500
『けっっちゃぁぁく!!勝者は圧倒的な展開とドラゴンたちを見せてくれたロセだぁ!!!』
「「「ワアアアァァァァァァ!!!」」」
ユ「はぁ、負けちゃったか。やっぱり妨害札が足りないよな」
ロ「そんなことないですよ。手札に《サイクロン》がなければシンクロ召喚できず、後に召喚された《ブラック・マジシャン》にやられていたと思います」
確かにモンスターはすべて攻撃表示だったな。《チューニング・サポーター》の攻撃力は低いからライフを0にすることもできたかもしれなかったな
ユ「何はともあれデュエルディスクは問題ないみたいだな。改めて誕生日おめでとう』
ロ「ありがとうございます」
『デュエルは以上となります!皆さま。室内にお戻りください!』
この後、俺たちは室内に戻りパーティの続きを楽しんだ
おまけ
オ「のうロセ。ユーガからデュエルディスクをプレゼントされたみたいじゃの」
ロ「はい。ユーガの手作りです」
オ「ワシも見てみたいから召喚してくれないか?できれば女性のモンスターを」
ロ「分かりました」
《女邪神ヌヴィア》
《インセクト女王》
《スフィラスレディ》
《ワーム・クィーン》
オ「のう・・・ロセ?」
ロ「どうかしました?お望みの女性のモンスターですよ。ほら、皆さんオーディン様を歓迎してくださってますよ」
オ「こんなモンスター!儂は嫌じゃああ!!」
ロ「オーディン様!そちらには・・・」
オ「うぷっ。なんじゃ・・・?」
《治療の神 ディアン・ケト》
オ「・・・わしは若い娘がいいんじゃあああああああ」
ユ「なんか悲鳴が聞こえた気がするけど・・・」
ダルク「マスター。全員準備はできているぞ」
ユ「わかってるって。《光霊使いライナ》召喚!」
ラ「・・・・・・あれ?マスターにみんなどうしたの?」
「「「「「ライナ!憑依装着の登場、おめでとう!」」」」」
ラ「あ、ありがとう!皆!マスター!」