ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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お気に入りしてくださった方が160人超えました!皆様ありがとうございます

とりあえず今回は進展なし!そして次回は白龍皇の話になります・・・戦闘がはいるのでまたお気に入りしてくださった方が減りそうでこわいです・・・


絶斗 旧友を家へと招く

ゼツ「日本に来ることは聞いていたけどこんなすぐに会えるとは思わなかった」

 

ゼノ「それは私もだ」

 

写真で見たときよりも綺麗になったな。その写真も数年前のだけど。今ゼノヴィアが持っているのが聖剣か?写真が送られてきたときに聖剣に選ばれたと喜んでいたな

 

ゼノ「だが、なぜ悪魔たちと一緒にいる?君もあの2人と同じく協力者なのか?」

 

何故って言われてもな

 

ゼツ「まぁ・・・ちょっとしたなりゆきでな。ああでも、協力者ってわけではないぞ。夜に何かやってるみたいだけどさっぱり分からない。そもそも俺は5時に家に帰るからな。それよりもあの2人って?」

 

ゼ「部室に悪魔と一緒にいた白髪と水色の髪の2人のことだ。グレモリーが言っていたぞ」

 

珍しいな、部活に出るなんて。しかし・・・

 

ゼツ「部長」

 

リ「な、なにかしら」

 

ゼツ「嘘はやめましょう。蒼枒さんに怒られますよ。もしかしなくても殺されるかもしれません」

 

あの時は東雲姉妹が止めてくれたからよかったものの、止めてくれなければ今頃イッセーは死んでいただろう

 

リ「そ、そうね。気をつけるわ」

 

イ「ゼノヴィア~。決着がついたのならもう行きましょう。あ、これ。誰だか知らないけどありがとう」

 

ツインテールの子がブレザーを返してきた

 

ゼツ「どういたしまして。はぁー、イッセーのやつ人前で女の子が裸にするなんて」

 

イリ「ほんと!これも悪魔になって影響だね」

 

ゼツ「いや、悪魔になる前から全く変わってないぞ」

 

学園に入ってから見ているが全く変わっていない。

 

ゼノ「さてイリナ。そろそろいくぞ」

 

ゼツ「・・・もう行くのか?」

 

ゼノ「ああ。教会の依頼で来ているからな」

 

彼女はすでにエクソシストとして働いている。俺の勝手で邪魔しちゃいけないよな

 

ゼツ「私としてもまだ話をしたいがこればかりはな。だが時間が空けばまた会えるさ。ああそれとそこの赤竜帝に言っておいてくれ」

 

白龍皇はすでに目覚めているぞ。そう言い残して2人は学園から去っていった。・・・あれイリナって男じゃなかったか?まぁいいや、俺もやるべきことをしなければ

 

ゼツ「ようイッセー。もう起きているよな?」

 

イ「ゼット!ひどすぎるだろ!剣で「人前で女性を裸にしたやつの言うことかああああ!!!」

 

反省がないな。松田と元浜が頑張ってちょっとずつ評価上がてるのに、こいつのせいでを下げるわけにはいかない。O・SI・O・KIだな

 

ゼツ「アーシアはちょっと離れてて」

 

イ「!?待って!許してくれ」

 

ゼツ「ダ・メ・だ!」

 

イ「アーシア!部長!朱乃先輩!助けて」

 

アーシアは素直に離れ、部長たちも助ける様子はなk、祐斗はいつの間にかいなくなっていた

 

ア「イッセーさん。流石にあれはかわいそうです」

 

リ「そうね。素直に罰を受けなさいイッセー」

 

朱「あらあら。頑張ってくださいね」

 

イ「そ、そんな~」

 

ゼツ「さぁイッセー。覚悟はよいか?」

 

イ「ま、待て。落ち付け・・・」

 

イ「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

 

 

 

 

 

ゼノヴィア達が来てから2日後。バイトから帰る途中でなんか不思議な光景を見た

 

ゼノ「えー、迷える子羊にお恵みを~」

 

イリ「どうか、天の父に代わって哀れな私達にお慈悲を!!」

 

・・・町の真ん中。それもこんな時間(午後10時)にローブ姿をした2人がいた。後ろに巨大ななにかととんでもない絵があるのだが・・・一体なんの絵だあれは。イリナは必死にやっているがゼノヴィアは無理矢理付き合わされている感があるな

 

ゼノ「なぁイリナ。これで本当に大丈夫なのか?素直に教会に謝るべきだと思うぞ」

 

イリ「大丈夫よ!きっと優しい方が私たちに恵んでくれるわ」

 

今の日本、それも町中でそれはかなりきついと思うぞ。しょうがないけど助けるか。女の子2人を夜中の外にいさせるわけにもいかないし

 

ゼツ「そんなことしてもなんにもならないぞ」

 

ゼノ「絶斗!なぜこんなところに」

 

ゼツ「それは俺のセリフだ。とりあえず2人とも家にこい」

 

2人を連れて家に向かう。着いたら昨日から何も食ってないというのでバイト先のおじさんからもらったまかないと朝の残りのご飯とみそ汁を出したが

 

ゼツ「うまい!まかない料理がこんなに美味いとは!」

 

イリ「あぁ、久し振りのお米! お味噌汁! なんて美味しいのかしら!!」

 

気に入ってくれたようで何よりだが所詮残りだから量はないんだよな・・・

 

ゼツ「冷凍したのでよかったらまだあるが、いるか?」

 

ゼノ・イリ「くださいっ!!」

 

この勢い・・・足りるかなぁ

 

 

 

結局冷凍していた分も半分ほど食い尽くされた。まぁいいけどさ。冷凍焼けしていたのもあったし

 

イリ「あ〜、美味しかった。ああ主よ、この慈悲深き人間に祝福を」

 

ゼノ「ありがとう。本当に助かった」

 

ゼツ「どういたしまして。俺はただ知り合いが困ってたから助けただけだ」

 

流石に見ず知らずの人を助けるほど俺は聖人じゃあないしな

 

ゼツ「せっかくだ。なんで日本に来たか教えてくれないか?確か教会からの依頼だと言っていたが・・・」

 

ゼノヴィアの目が泳いでいる。人に話しちゃいけないことなのか?だが部長たちには話してみたいだったが

 

イリ「ゼノヴィア。どうするのよ」

 

ゼツ「どうするって。・・・すまない。一般人である君は巻き込みたくはないんだ。だから話せない」

 

やっぱりそうか。だがイッセーに聞けば答えてくれるだろう

 

ゼツ「わかった。なら無理には聞かないさ」

 

イリ「ねぇねぇ。あなたも剣を持っていたけどあれって聖剣?」

 

ゼツ「ああ、《アミル・ガウル》のことか?」

 

そう言って《アミル・ガウル》をテーブルの上に置く。照明の光に照らされて光り輝いている

 

ゼノ「改めて見ると綺麗な剣だな」

 

イリ「本当。よく見ると薄っすらと光っているし、この羽も素敵ね」

 

そう言ってイリナは《アミル・ガウル》を手に取ろうとする。俺はその手を叩き、手を引っ込めさせた

イリ「いったーい。何するのよ」

 

ゼツ「《アミル・ガウル》に触れるな!殺されるぞ」

 

ゼノ「そういえば初めて会った時もその剣は勝手に動いて怪物を殺していたな。あれはそういうことか」

 

ゼノ「ああ。前触った人はすぐに手を離したから無事だったが」

 

同じように助かるとは限らないからな。それを聞いたイリナは顔を青くしていた

 

イリ「そ、そんな危ないものだったなんて」

 

ゼノ「だがいつの間に使えるようになったんだ?前まで斬ることもできなかったのだろう?」

 

やはり聞いてきたか。キリスト教の2人には日本の神様からってことは伏せておくか

 

ゼツ「イッセーたちと修行を行った時に剣を指導してくれた人のおかげだ。まぁ指導と言っても実戦経験を積むことぐらいだったけどな」

 

ゼノヴィアたちと話しているとすでに0時を回っていた。急いでシャワーだけ浴びて寝るか

 

ゼツ「もうこんな時間か。明日も学校があるからそろそろ寝よう。空部屋に布団を敷いておくからそこを使ってくれ」

 

ゼノ「何から何まで悪いな。依頼が終わったら改めてお礼に来るよ」

 

イリ「本当にありがとう。・・・ところで親はいないみたいだけど大丈夫なの?」

 

ゼノ「ばっ!イリナ!?」

 

ああ、やっぱり聞かれるよな。ゼノヴィアもイリナの口を押さえているけど遅かった

 

ゼツ「・・・死んだよ。交通事故で、数年前にな」

 

部屋の空気が一気に重くなるを感じた。

 

イリ「ごめんなさい。貴方のことを考えてなかったわ」

 

ゼツ「気にしなくていい。じゃあおやすみ」

 

俺は2人を残し、部屋に布団を引いた。

 

ゼツ「はぁ」

 

大丈夫だったんだけどな。改めて言われると来るものがある。布団を引き終わるとシャワーを浴びて自分のベットに入った

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

「にゃ、にゃああああああああああ!!!」

 

暗い部屋の中。2人の姿を窓から降り注ぐ月の光だけがを照らしていた。夫婦の時間はまだ始まったばかり

 




やっちまったあああああああああ!!!
反省はしていない!でも後悔はしている!!
・・・最後いらなかったですか?

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