【ユーガside】
俺は
~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~
ユ「ちゃんと転生できたか・・・。で、ここはどこだ?」
俺は目を覚ますとあたりを見渡した。辺りは木ばかりだが木々の間からに道と看板を見つけることができた。自分の近くには大きめのバックとディエルディスクが置かれていた。つけてみようと思い歩き出したとたんに転んだ。
ユ「うおっ!なんだ?・・・手が小さい?っまさか!?」
自分の身体を見ると明らかに子供の姿だった。転生したはいいが子供の姿ってどういうことだ!?なぜ普通の姿にしてくれなかった!?しかもここは日本じゃあない!!?(看板に日本語以外で何か書かれているのが見えた)
ユ「はぁ。しょうがないか」
愚痴っても仕方ないのでバックの中身を確認した。Dホイールが書かれているカードが一枚にノートパソコン・着替え・食料等・お金が入っていた。
お金は・・・ほとんどない。お金に関しての願いを特典で言ってなかったししょうがないか。俺はデュエルディスクにDホイールが描かれているカードをセットした。すると思った通り目の前にDホイールが出現した。早速町に行こうと思ったが念のためデッキを作ってからにしようと思いパソコンを起動し、適当にデッキを作っておいた。
Dホイールに乗り込み町の近くまで行くことにした(正直足がギリギリだった)。Dホイールをしまい、手っ取り早くお金を稼げる仕事を探した。近くの人に聞いてみたらギルドなるのもがあるらしくそこに向かった。言葉は通じなかったがデュエルディスクの翻訳機能で会話ができた。訳アリの人とかもいるようで、特に身分証明とか必要なく賞金稼ぎになれた。文字はわからなかったが書類は代筆を頼んだ
~~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~~
ちなみに休みの日には町のカードショップでデュエルしたり、Dホイールを改造したり、魔法カード≪次元の裂け目≫を使って他の次元にいけないか試してみたり楽しんでいる。今のところ冥界に行った程度で失敗が続いている。
そういえば最近冥界に行ってないな。・・・レッド・デーモン・ドラゴンを見せた俺と同じぐらいの悪魔の子供は今何やってるんだろうか。テンション上がってていろいろやらかした感があるんだけど・・・。
拠点のある町からDホイールを走らせること数十分、依頼のあった森に到着した。ここからどうするか。モンスターに探してもらうこともできるけどフィールドが埋まるし破壊されたら嫌だしな。緊急の依頼みたいに時間が短いわけじゃないし、ゆっくり探すか
森の中を歩き回ること数時間。まだ見つからねえ。この森であってるはずなんだが・・・ん?遠くで木が倒れるような音がしたな。ターゲットか?
音のする方に向かうと長い銀髪の美少女がターゲットの魔獣と戦っていた。美少女はボロボロで頭から血を流しているがそれでも魔獣に向けて魔術を放とうとしている。俺は助けるために急いでデュエルディスクをセットし5枚ドローする。
ユ「デュエル!」
デュエル開始の宣言は相手に聞こえるようにしなければならない。何とも面倒な設定だ。奇襲も何もできやしない。魔獣は俺の声を無視してすでに動いているため後攻は俺だ!1枚ドローするがすぐに召喚できるがあいつに太刀打ちできそうなモンスターがいない
手札
≪太古の白石≫
≪トレード・イン≫
≪銀龍の轟咆≫
≪|青眼の亜白龍《ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン》≫
≪ガード・ブロック≫
≪滅びの
ユ「俺は≪トレード・イン≫を発動。手札の≪|青眼の亜白龍《ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン》≫を墓地に送り2枚ドロー。さらにコストとして≪太古の白石≫を手札から捨て今ドローした≪ドラゴン・目覚めの旋律≫を発動。≪青眼の白龍≫と≪青眼の亜白龍≫を手札に加える」
手札
≪銀龍の号砲≫
≪滅びの
≪|青眼の亜白龍《ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン》≫
≪ガード・ブロック≫
≪
≪正義の味方 カイバーマン≫
ユ「俺は≪青眼の亜白龍≫の効果を発動。手札の≪青眼の白龍≫を公開することにより≪青眼の亜白龍≫を特殊召喚する。さらに≪正義の味方 カイバーマン≫を召喚し効果発動。手札の≪青眼の白龍≫を特殊召喚する。カードを一枚伏せバトル。2体の
2体の
ユ「おっと、大丈夫か?」
【???side】
私達は学校の課題で森の魔物の討伐に来ていました。目的の魔物を討伐し、帰還しているとき熊のような魔獣と遭遇しました。私たちは剣や魔法で攻撃しましたが大きな身体と覆われている毛によって剣も魔法もはじかれてしまいます。私は撤退の指示をグループにだし、魔獣の注意を引き付けるため魔法を魔獣の顔を狙って攻撃をし時間を稼いでます。しかし魔獣は見た目に反して素早く、避けきれない攻撃が私に傷を作っていきます。ついに魔獣の前足が私をとらえ、大きく吹き飛ばされた私は木にたたきつけられました。魔獣はよだれをたらしながらゆっくりとこちらに歩いてきてます。私はせめて一矢報いようとふらつきながらも構えました。
ユ「2体の
突如目の前が白く染まりました。数秒して白が去った後は魔獣の姿がなく、脚だけが残ってました。気が抜けた私は腰を抜かしてへたりこんでしまいます。
ユ「大丈夫か?ってその状態じゃ大丈夫じゃないか」
私の前に現れたのは2体の美しいドラゴンを従えていた私と同じぐらいの男の子でした。
?「あの、あなたは?」
ユ「俺はユーガ。賞金稼ぎをやってる
ロ「私はロスヴァイセと言います。助けてくれて・・・ありがとう・・ござい・・・ま・・・す」
すでに限界だった私はそこで気を失ってしまいました。
目を覚ますとたき火をいじっているユーガがいました。私が起き上がると彼は私に気が付きました。
ユ「もう起きたのか。応急処置はしておいたぞ」
確かに腕や頭には包帯が丁寧に巻かさってます。
ロ「危ないところを助けていただき、ありがとうございます。それに手当てまでしていただいて」
ユ「手当てするのは怪我してるんだったら当たり前だろ。それに、あれは今回の俺のターゲットで助けれたのは運が良かったかだけ。少し遅れてたら死んでたかもしれなかったし」
ロ「それでも、助けてもらったことには変わりません。重ね重ねありがとうございます。・・・助けてもらって何ですが一つお願いがあるんですけど」
ユ「ん?」
ロ「私の・・・勇者になってくれませんか?」
ユ「・・・・・・はい?」