ハイスクールD×D 『本物』を求めた赤龍帝   作:silver time

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大変遅くなりました。

何度も何度も書いては消して書いては決してを繰り返し、ようやくそれらしい形に纏まりました(と思いたい)
友人達のline(精神ダメージ)&ohanashi(物理ダメージ)による叱咤や、皆様の続きを待つコメントを受け、恥ずかしい面引っ提げて帰ってまいりました!

それでは皆様神様仏様、どうぞご笑覧あれ!


持つ者と持たざる者

駒王学園の今は使われていない旧校舎の中に存在するオカルト研究部

 

その部室に、部員である七人の人物が居て、それぞれが好きな事をして時間を潰していた

 

あわや、オカルト研究部の活動はどうしたとつっこむべきだろう。

しかし、この部活は所謂仮の姿であり、その実態はリアス・グレモリーとその眷属達による、悪魔である彼女達にとっての活動拠点のようなものなのだ

 

 

 

「――それで、監視の方はどうかしら?」

 

「いつも通りです。今日も比企谷さんの膝に失礼して一緒に本を読んでました」

 

「成程、いつも通りね……」

 

「あらあら、小猫ちゃんも随分と大胆ですわね」

 

「それでも、少しも反応してくれないのは何ででしょうか……」

 

「小猫ちゃんも大変だね……」

 

この四人の会話はとても悪魔らしい内容ではないが、本当に悪魔である

 

 

本当に悪魔である……

 

 

駒王学園でただ一人、燃え盛る炎の如く紅い緋色の髪をした女生徒、オカルト研究部部長リアス・グレモリーにいつもの報告をする白髪の一年生塔城小猫

 

そのいつもの様子を傍から微笑ましく見ている副部長姫島朱乃、唯一の後輩が軽くショックを受けているのを宥めるイケメン騎士木場祐斗

 

 

何度も言うが、彼女達は悪魔である

 

 

「…私もヒッキーに会いたい……」

 

「由比ヶ浜さん、今更彼に会う必要性は無いわ」

 

「ゆきのん……」

 

「それに、誰かさんが勝手に接触したせいで一応知り合いでもある私達はできるだけ接触しないようにリアス部長から言われてるじゃない」

 

「…………」

 

 

 

そして、後輩女子を羨ましがる桃色に染められた髪の何処か抜けているような女生徒由比ヶ浜結衣、そんな彼女を宥める?雪のように冷たい雰囲気を纏った女生徒雪ノ下雪乃、一言も言葉を発さない学内トップカーストの中心葉山隼人

 

彼等もまたリアス・グレモリーの眷属となった者達だ

 

その理由は多種多様だが

 

「それよりリアス部長、本当に彼を眷属として引き入れるのですか?」

 

「ええ、勿論そのつもりよ。というよりも彼が死に体の所を悪魔の駒(イービルピース)を使って転生させたからもう決定してる事だけど」

 

「……もう使ってしまわれたのは仕方ありませんが、私は彼を引き入れるのは気が進みません」

 

「私も、イッチーが入るのはちょっとな~……」

 

「分かってはいたけどかなり嫌われてるわね……」

 

「むしろ、覗きなんて変態行為をしているにもかかわらず未だに通報されないことが不思議です」

 

「小猫ちゃんには悪いけど、僕としては同性の眷属が増えるのは嬉しいかな。僕と隼人君しか男の眷属がいないから肩身が狭いからね……」

 

そんなやり取りをしていると、窓から見下ろせる風景に件の少年の姿が写った

 

誰がどう見ても平凡な高校生にしか見えない少年を見つめ、妖艶な笑みを浮かべる

 

 

 

「さあ、これからどうなるかしら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付けば既に放課後。今日の授業はすべて終わっており、各々が部活や帰宅の準備をし始めたなか、兵藤一誠もまた帰宅しようとしていた

 

まぁ、いつもならば変態三人組の残りの二人と共に変態談義を繰り広げるのだがこの日は違った

 

「おいイッセー!この前から見たいって言ってたブツがつい最近手に入ったぜ!いつも通り俺の家で鑑賞会と洒落こもうか!」

 

「ああ……悪い元浜、今日気分が悪くてよ、今日はもう帰るわ」

 

 

シン……と辺りが静まりかえった

 

話し込んでいたグループも、部活の準備をしていた者達も、話を持ち掛けた残りの2人も

 

普段の兵藤一誠では有り得ない言動に誰もが思考を停止させた

 

 

「……イッセー、お前頭でも打ったか?」

 

 

「大丈夫か?やっぱ見た方が良いんじゃないか?」

 

「いや、そこまで心配しなくても」

 

「あの兵藤がエロに反応しない……だと!?」

 

「アレは本当にあの兵藤か!?偽物じゃないのか!?」

 

「お前らも酷くねぇか!?」

 

 

自業自得である

 

いつの間にかまた違う意味で騒がしくなった教室、多種多様ではあるが皆一様に驚きを隠せないでいると

 

再び、先程とは別の意味で再び教室が静まりかえった

 

 

全員の視線が教室の入口、教室に入ってきた金髪の美少年に集中していた

 

彼はこの学園において知らぬ者はまず居ないであろう駒王学園のリアル白馬の王子様こと木場祐斗その人であった

 

木場は近くにいた女子に尋ねた

 

「……兵藤イッセー君と云う人は居るかな?」

 

彼とはまた違う方向で有名な生徒、兵藤一誠について尋ねると女子生徒は少しあたふたした様子でアレですと物を指すように兵藤一誠に向けて指を指した

 

 

「君が兵藤イッセー君かな?」

 

「……そうだぜ」

 

若干ぶっきらぼうに言葉を返す兵藤

 

明らかに勝手な嫉妬心からくる敵意を剥き出しにし、目の前のイケメンリア充を睨み付けていた

 

男の嫉妬ほど醜いものは無い

 

 

なぜ睨まれているのかと不思議に思う木場だったが、その疑問を頭の片隅へと追いやり本題を切り出した

 

「僕に着いて来てくれるかな?」

 

「何で俺が?」

 

「部長……リアス・グレモリー先輩が呼んでいる」

 

その言葉が放たれると周囲からざわめく声が一層強くなった

 

グレモリー先輩が!?とか、何で兵藤を!?とか、兵藤め死に晒せ!とか色々な言葉が飛び交う。というか主に兵藤への罵詈雑言である

 

ちなみに1番近くにいた松田と元浜は思考する事をを放棄した(考えるのを止めた)ようにピクリとも動かなかった

 

そんな彼らとは対象的に兵藤は何故?と疑問に思う前に、あからさまにその表情歓喜にを歪めていた。

 

「それで、着いて来てくれるかな?」

 

「OK!すぐ行こう!今行こう!」

 

そんな感じで、教室を後にする木場に異様にテンションを上げ付いていった変態(兵藤)であった

 

 

 

 

 

 

兵藤が教室を後にしてから数秒後、二人分の心からの雄叫びが校舎内に響き渡った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紛う事無き変態(兵藤一誠)は教室に訪れたイケメンナイト(木場祐斗)に連れられ、一般生徒が立ち入ることは無い旧校舎へと訪れていた

 

「……旧校舎って今は使われて無いんだよな…?」

 

実際、今進んでいる廊下もあちらこちらが老朽化しており、窓ガラスは割れてはいないものの汚れていて、一歩一歩足を進める度にギシギシと床板が軋む音が不安を募らせる

 

しばらく歩き続けると、一番奥にある扉の所で止まり、着いたよ、と言いつつ木場が振り向く

 

彼が扉を開くと中は如何にもオカルトに関するような物品が並び、部屋の中央には魔法陣のようなものが描かれて古びた旧校舎の雰囲気と合わさって余計に不気味さを醸し出している

 

そして、その部屋の中で見覚えのある(あか)見つけた

 

この学園でただ一人、鮮やかな緋色の髪を持った女生徒

 

「部長、イッセー君を連れてきました」

 

「ありがとう、祐斗」

 

リアス・グレモリー

この学園において知らぬ者はいない程の人物であり、彼が夢だと思っている記憶、実際数日前に彼を助けたその人である

 

遅くになって気づいたが、この部屋には既にオカルト研究部に所属しているものが全員揃っていた

 

そして

 

 

「兵藤一誠君、私達オカルト研究部は貴方を歓迎するわ――」

 

 

 

 

一つの真実を告げる

 

 

 

 

 

「――悪魔としてね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァァァ……」

 

「どないしたんや?」

 

「いや、別に何でもないんですけど……ちょっと」

 

一方職員室、図書室の施錠をして現在比企谷は急遽回されてきた書類と格闘していた

 

最近仕事が少なくなってきたなーとか思っていたらこのザマである

 

(……更に言うと兵藤(バカ)のヤツがいつの間にか悪魔になってるし、曹操からの連絡でヴァーリがまた暴走したとか(のたま)ってたし……面倒事の種が一気に押し寄せてきた······いや、一斉に芽吹いた感じだな……)

 

時刻は既に午後の六時を過ぎようとした時職員室の戸が静かに開かれ

 

「すいませーん、入部届け貰いに来ましたー」

 

 

最近の悩みの種のうちの一つがやって来た

 

 

「なんや、兵藤かい。って入部届け?」

 

「あ、はい」

 

「兵藤君が入部ねぇ……あんまり想像出来ないかな」

 

「まあ無理も無いと思うでチュウさん。コイツとあともう二人のバカが普段やってる事思えば」

 

「だからってそれ酷くないすか!?」

 

「だったらいい加減に覗きなんて人として最低な行いを改めろ。馬鹿者が」

 

「お、織斑先生……」

 

「全く、これだから問題児は。もう少し駒王学園の生徒として恥ずかしくない行動を取って――」

 

「あれ、紫藤先生いたんすか?」

 

「……」

 

(話が一向に進まん……)

 

職員室全域がカオスな説教場と化す前に、八幡は書類の山からオカルト研究部の入部届けを取り出し、席を立つ

 

「それで入部って何部に入るんや?」

 

「オカルト研究部ですけど」

 

「……は?」

 

 

瞬間、八幡を除いた全員が石化したように動かなくなった

 

それから数秒後

 

「……オイコラ兵藤、一体どんな手ェ使ったんや?脅迫か?」

 

「違いますよ!」

 

「あの部はグレモリーの認可が無ければ入れないものでは無かったのか?」

 

「えーっとそれは……」

 

「それについては、そのグレモリーが許可していますよ」

 

理由が理由なだけに言葉を濁す兵藤を見かねて、八幡はオカルト研究部と書かれた入部届けを片手に助け舟を出した。

 

「そうだろ?兵藤」

 

「えっ……そ、そうなんすよ!」

 

「んー……なんか怪しいな……」

 

訝しむ黒井先生を他所に、兵藤はふと疑問に思い小声で八幡へと訊ねた

 

(何で俺がオカルト研究部に入るって知ってるんだ?)

 

(そんな話を部活でしていたと塔城から聞いた)

 

本当はそんな訳では無いし、兵藤が入部届けを出す為に訪れるだろうと予想し、予め書類を作っておいただけである。

後は辻褄を合わせる為にそれらしい嘘を吐いただけなのだ。

 

「……まぁええわ。ほなさっさと入部届け書いて提出しや。もう時間も遅いさかい、さっさと書いてさっさと帰りや」

 

黒井は八幡の持っていた入部届けを分捕り手渡した。

 

いそいそと書き始めた兵藤を見ていると、横から織斑先生が小声で話しかけてくる

 

(比企谷、兵藤がオカルト研究部に入ったという事はもしや……)

 

(お察しの通りです。アイツはグレモリーの眷属悪魔に転生しました)

 

(······何故兵藤を転生させた?)

 

(······多分ですけど、死にかけの所を救ったとかじゃないですかね。予めマークしていたとしても強行手段を採るようなヤツではないと思いますし)

 

(となると、その下手人が駒王にいるという事か·········それが人によるものか、あるいは···)

 

ここで読者の皆様には軽く説明しておこう。

駒王学園第二学年主任、織斑千冬

かつては全国武道大会剣道部門女子の部にて弱冠17にして優勝を勝ち取った猛者であり、その裏では数多もの怪異や魔獣を屠っていた凄腕の賞金稼ぎとして活躍していた。その実力は計り知れず、素手でチンピラを薙ぎ倒し、木刀一本で岩を砕き、己の持つ神器を振るう暁には、向かいくる怪異を八つ裂きにし、時には神郡に属するモノさえ屠ってきたガチもんの霊長類最恐生物と比企谷に言わしめるほどのバケモノだ。

 

実際、神器なしの純粋な生身の身体能力ならばあっという間に瞬殺される。文字通りに。

 

今では賞金稼ぎを辞め、安定した稼ぎを得るために駒王学園の教師に就職している。

 

そしてそんな織斑先生と比企谷の小声での会話が終わる頃、兵藤も入部届けを書き終え、受理された事を確認した兵藤は職員室から去っていった。

 

「しかし、あの兵藤がオカルト研究部になぁ······」

 

ふと、黒井は改めてそう呟いた。今さっきの出来事が未だに信じられないというように。それは他の教師達も同じだった。

 

「意外ではありましたが、まぁこれを機に少しずつあの変態性が、なりを潜めてくれればいいんですが」

 

「むしろ更に加速しそうな気がするんだけど」

 

「あはは······多分、大丈夫だと思いますよ?」

 

「山田先生、疑問形になっとるやん」

 

 

そんな空気の中、比企谷は前々から聞きたかったある質問を投げ掛けてみた

 

 

 

 

「前々から聞きたかったんすけど、何であの三人組は未だに学校に来れてるんですか?」

 

 

 

考えてみれば、色々とおかしいのだ。

 

あの三人組が今までやってきた事、覗きなどの変態行為、普通なら良くて停学処分、最悪退学も有り得る案件だ。

 

それなのに、今もこうして学校に通えているのは何かがあるのかもしれない

 

単なる興味

 

聞いたところでどうこうするつもりは無いが、比企谷はそれがふと気になった。

 

「···えーと、それはアレか?覗きやらなんやらやってるにも拘わらずアイツらが何で退学になって無いかっていう意味での話か?」

 

「ええ」

 

これを聞いて比企谷以外の教師一同は話しづらそうにしつつも、やがて黒井が口を開いた

 

「···ウチらもおかしいってのは分かってるんやけどな?アイツらにも一応良い側面ってのがあるんや」

 

「良い側面?」

 

「あの三人組はいつもは比企谷君が見たとおりの事をやってはいるんだけど、まあなんというか、授業自体はしっかりと受けているし、学校行事にも積極的に取り組んだりする姿勢やらが評価されてたりしてるんだよ。一応ね」

 

「いや···それだけで免れるとはおもえないんですが」

 

「それだけじゃないんですよ」

 

「···?」

 

「ええ、それだけではないんです。彼らは町内のゴミ拾いやイベントにも自ら進んで参加しています。特にゴミ拾いの活動は毎回必ず参加しています」

 

「それに加え、近くにある不良校として有名な勉津高校の奴らにも、あの三人組有名でな。ウチの生徒がカツアゲやナンパ等で絡まれている時に助けていたりするんだ」

 

「······」

 

「彼らのお陰で守られている日常(いま)だってあるんですよ。後はあの異常すぎる性欲を抑えられれば本当にいい生徒なんですがね···」

 

なんだそりゃと、比企谷は思った。

それで帳消しにしてしまえるのかどうかは分からないが、彼らのそれはまるで

 

「···なんか、変わり者のヒーローみたいっすね」

 

「ヒーローって、そんな殊勝なものやないで?アイツらは」

 

彼らの所業は、今の世においてはれっきとした犯罪のそれだ。

それで帳消しなるかどうかは誰にも分からないだろう。

 

毎度制裁を喰らってはいるものの、彼らは兵藤達を軽蔑したりすれども、敬遠はしていなかった。

 

良くも悪くもクラスの中心で、皆で笑っていた。

 

無意識の内に、兵藤一誠という主人公気質の彼自身に、険悪ではない彼の周り世界に、比企谷は嫉妬していたのかもしれない

 

気付けば、比企谷はいつの間にか廊下へと出ていた。

窓から見える空の色と薄暗くなった校舎内が宵闇の時間がやって来る事を告げている

 

「···何で俺はアイツを気にかけてんだろうな」

 

 

薄暗くなりつつある空間の中、彼はそう独りごちた。

 

最初比企谷が兵藤に抱いた印象は、好きにはなれないヤツという簡素なものだった。

 

何故かは分からなかったが、いま、その理由が改めて分かった。

 

彼は恵まれていたのだ。

 

それを言えば比企谷自身もかなり恵まれた環境のなかで過ごしてきた。

魔術の家系、規格外な魔術回路、赤龍帝、自身に魔術を、戦い方を教えた龍、

今までに築いた無数の縁。

数えればきりがない

 

だが、

 

彼が嫉妬していたのは、彼がそれに至る前から、兵藤が持っていたもの。

 

兵藤にとっての本物の世界。

 

彼の本質を理解し、それでも歩み寄ることを止めなかった人達、彼を取り巻く環境。

 

前の自分が欲していた、日常のなかで見つけた、彼の本物の世界。

 

 

 

 

――あぁ、そうか。

 

 

 

「俺は、アイツにソレを見つけて欲しかったのか」

 

 

 

兵藤の今の環境は、下手をすればそのまま崩れてしまうだろう。

元々奇跡のように成り立っている兵藤を取り巻く今の環境(あたりまえのせかい)は、今までのようにしていては、その環境に甘えていれば、いつかは壊れてしまう

 

そうなってほしくなかったのだ

 

 

そう結論付けて、比企谷は窓の外を眺めつつ呟いた

 

「バカみたいな理由だな······本当に」

 

 

その呟きは、徐々に光が失われていく暗闇の中に、霞んでいくように消えていった




遅くなり本当に申し訳ない。

本当に色々あって小説には全く手付かずでした。
詳しくは言いませんが、この度ウチの愛猫が虹の橋に旅立ったりと色々なことがありました。

それでも何とかこうして年内に投稿することが出来て良かったです。

また不定期なると思いますが、これからも何とか頑張っていきます。

これからもお付き合いくださいませ。


友人A「良し、投稿したな」

Silver「キッツイわぁ·········」

友人A「それじゃあ次書くぞ、さっさと」

silver「ちょっと待って!少し休ませて!」

友人A「もう十分休んだじゃないか。ほら、さっさと続きを書く作業に戻るんだ」

silver「今日は空手の稽古があるの、付き合えないわ」

友人A「今日は休め」

silver「ヤメロー!シニタクナイ!シニタクナイ!」

その後、silverの行方を知るものは、誰も居なかった···





PS:ソロモンピックアップは見事爆死しました

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