第二の嵐となりて   作:星月

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茶野隊①

 6月から始まり8月まで開催されるB級ランク戦の新シーズン戦は大きな注目を集める事となった。

 その注目の的は今シーズンより参戦した二宮隊・影浦隊だ。

 かつてA級部隊に所属し、降格処分を受けてランク戦に参加した二部隊。彼らは精鋭と呼ばれた実力を大いに発揮すると瞬く間にB級の1位と2位の座を独占した。

 どんな相手も寄せ付けない実力に誰もが目を見張る。特に二宮隊は一人隊員が欠けたにも関わらず二宮の圧倒的な火力でB級上位グループを圧倒し、個人ランク2位の力を知らしめた。二位の影浦隊にさえ9点もの差をつけての単独首位。加えてこの二部隊は処分による降格の為、今シーズンと次シーズンにおけるA級昇格試験の受験資格をはく奪されており、この先もB級に君臨するとされているのだから厄介である。

 皆二宮隊が少なくとも半年はB級の頂点に立ち続けるのだろうと予感していた。

 勿論その間も他のB級隊員達も必死に少しでも上の順位を目指して戦っている。それは昨シーズンより加入した茶野隊も同じだ。18位から始まったランク戦。二宮隊、影浦隊の存在により何もしなければ二つ順位が下がってしまう。絶対に勝ち進んでやろうと活きこんでランク戦に臨んだ。

 ——だが。

 挑むものすべてが報われるとは限らない。

 B級ランク戦最終戦。那須隊と柿崎隊、茶野隊の三つ巴の戦い。

 

「ぐうっ!」

 

 茶野隊が選んだマップ・工業地区の上空。

 あらゆる角度から射撃の弾が襲い掛かる。展開したシールドが粉々に砕け散り、副の体に無数の風穴が刻み込まれた。

 

『戦闘体活動限界。緊急脱出(ベイルアウト)

「……くっ、そっ」

「嵐山隊員が緊急脱出(ベイルアウト)! 決着です。B級ランク戦中位グループ最終戦昼の部。5対3対2。那須隊の勝利です!」

 

     得点 生存点 合計点

 那須隊 3  2   5

 柿崎隊 3  0   3

 茶野隊 2  0   2

 トリオン体が崩壊し、副が緊急脱出(ベイルアウト)。那須が最後の一人を打ち倒し、最終戦を勝利で飾る。

 

「————ああっ!」

 

 緊急脱出(ベイルアウト)後、ソファへと転送された副はソファを乱暴に殴りつけた。

 最後、那須と副の一騎打ち。勝てば逆転で勝利、中位グループへの残留も確実にしていたはず。

 その負けられない戦いに、負けた。あまりにも悔しい一戦である。

 だが2点は得た。どうか勝ち残ってくれと祈りを込めて夜の部の決着を待つ。

 その夜、ランク戦は夜の部も終えて総合順位が決定された。

 結果。

 夜の部で松代隊が大量得点を獲得して中位に復帰。他の部隊も得点を重ねた事により、茶野隊は入れ替わる形で下位グループへ転落する。最終的にB級16位で二度目のシーズンを終えるのだった。

 二宮隊、影浦隊という部隊が加わった中で部隊の順位を二つ上げる。悪くはない結果ではあった。

 しかし副が追い求めている結果からは程遠い。彼が掲げる目標への道筋すら見えない日々が続いていた。

 

 

————

 

 

「——さて。どうしたものか」

 

 9月の上旬。

 ボーダー本部を訪れていた副は一通り個人(ソロ)ランク戦を終えてその後の予定について考えていた。

 ラウンジの一角に腰かけて飲み物を軽く口に含む。

 今日は防衛任務も入ってなく、作戦会議も先ほど終えたばかりであるため特にしなければならない事は何もなかった。

 

(もう一戦やっておこうかな。次のランク戦まで一か月もない。もっと腕を磨いておきたいし)

 

 次のランク戦が始まるまで一か月を切っている。今度こそ必ず中位グループは勿論上位グループも狙いたいと彼は考えていた。

 当然のことながら下位グループに沈んでいる部隊が進出する事は簡単な事ではない。だからといって当初の目標を下げる事はしたくなく、副はあくまでも高みを目指して訓練に励んでいた。

 

「——おう。こんなとこにいやがったか」

「へっ? ……カゲさん?」

 

 飲み物も飲み終え、そろそろ離れようとしたところに影浦が副へと声をかける。

 

「邪魔するぜ。ちょっと話に付き合えよ」

 

 そう言うと影浦は副の返事を待つことなく彼の対面に座った。

 

「どうだよ調子は。あんまり部隊(チーム)の方は振るわねえみてえだが?」

「……そうですね。カゲさん達のチームみたいに上手くはいきません」

 

 出来るだけ表情を崩さないように、副は影浦をたとえに出してそう答えを返す。

 影浦隊は今シーズン2位で終えて早速A級部隊の実力を見せつけた。

 その力を非常に羨ましく思う。かつての木虎隊を彷彿させるような快進撃を身近な者たちがやってのけたのだ。副も何も感じないわけがなかった。

 

「ハッ。俺らだって満足してねえよ。なんせ二宮のやろう共が一位に居座ってやがるからな。結局やつらが一位に立ってからは一度もトップを譲らずに終えやがった」

「二宮さんは別格ですからね。他の部隊とかそもそもまともに戦わない事を考えたりしてましたし」

「気に食わねえが実力は確かだ。鳩原が抜けたのに余裕さえ見せてやがんだからな」

 

 影浦が悪態をつく。

 彼らの言う通り二宮隊は現B級の中では最強といって差し支えなかった。隊員が一人抜けたにも関わらず、二宮隊は点を取り続けている。彼らと当たった時には逃走や他の隊員の手助けを優先する部隊が多発する始末であった。

 

「癪な話だが、この先も二宮がB級トップを独占すんだろ。うちでもあの牙城を崩すのは容易じゃねえ」

「……カゲさんでさえ厳しいならそうかもしれません」

 

 二宮の強みはトリオンの豊富さと射手(シューター)故の射程を持っていることである。隊員の中でもトップクラスのトリオン量から繰り出される射撃と中距離から敵を削り飛ばす戦術は単純かつ効率的だ。影浦でさえ近づく事が出来なければ一方的に落とされてしまう危険性があった。

 

「俺らもA級の挑戦権がない以上別にトップにこだわる理由はねえ。が、かといっていつまでも二宮達がトップに居座ってるのは気に食わねえ。次戦ではやつからトップを奪うつもりだ」

「そこまでですか」

 

 影浦の言葉を苦笑しながら副は聞いている。確かに師匠が負けず嫌いな性格である事は知っていたが、まさかここまでとは。あまり刺激しないようにしようと副は深くは聞こうとせず、相槌を打つにとどまった。

 

「とはいえ現状維持のままやつらに勝てるとは思ってねえよ。最近は俺らからも逃げ回る奴らが増えたからな」

「ああ。ゾエさん落ちた後だと焼き払うのも出来ないですからね」

「それだ。むしろ序盤でゾエを狙ってくる奴らが増えた。あいつは足がおせえからな。犠牲になるのは良いがそう簡単に落ちられても困る」

「いやもう少しゾエさんの事大切にしてもいいんですよ?」

 

 影浦も攻撃手として一歩抜きんでている。その為影浦隊からも逃げ切りを図る部隊は多かった。チームメイトに戦場を荒らせる北添という存在がいるものの、ならばそちらから落として後は潜伏に徹しようと考える者も中にはいる。

 北添は機動力が低かった。もしもマップの転送位置が悪ければ味方の援護も難しい。どうにかする手立てが欲しいと影浦隊は考えていた。

 

「そこでだ。俺はこの問題を解決するために一つ考えた」

「何です?」

「——お前だよ、副」

 

 すると影浦は目の前の副を真っすぐに指差すとさらに話を続ける。

 

「俺らの部隊に来いよ。お前はいつまでもそんなところにいるべきじゃねえ」

「……はっ?」

 

 それは突然の影浦隊への勧誘であった。

 師匠からの誘いに副は思考が追いつけず表情が凍り付く。

 

「いや、何を言ってるんですか!? そんないきなり」

「別にいきなりじゃねえよ。何なら前から考えていた事だ。お前が今の隊に自分から入ったと思っていたから考えるのやめたし、その後こっちも色々あったから有耶無耶になったが」

 

 これは影浦が前から考えていた事だと影浦は断じた。部隊の戦闘隊員の枠は最大まで4人。影浦隊にはもう一人の余裕がある。

 かつては副が自分の意志で茶野隊に加わったと考えていたから影浦はこの選択肢を除外した。しかしそうではなく根付の指示であったのならば話は別である。

 

「お前の機動力は丁度ゾエの弱点を埋められる。近中距離もいけるもう一つの駒はうちが欲しがってたもんだ」

「————」

 

 単に弟子としての甘えではなかった。純粋に戦力として認めているのだという影浦の言葉に、副は言葉を失った。

 

「…………すみません。無理です」

 

 影浦の誘いは本当に嬉しく思う。純粋に一人の隊員として力を認めてくれた。それは副が求めていたものである。

 しかし副は師匠からの誘いを一蹴した。

 

「俺は茶野隊の一員です。彼らと組んでからまだ一度も結果を残せていないんです。それなのに俺だけ他の部隊に、それも上の部隊に加わるなんて、できません」

 

 この言葉も服の本心である。

 茶野隊に加わってから副は部隊に貢献できていないと考えていた。そんな中で上の部隊の引き抜きに応じて一人部隊を去る等。

 生真面目な彼は自分勝手な選択肢に逃げるわけにはいかないとそう言うのだった。

 

「カゲさんに評価してもらえただけでも十分です。俺は——」

「何をごちゃごちゃと言ってやがんだ、この馬鹿が!」

「がっ!?」

 

 しかし副の発言は最後まで続かない。彼の言葉は影浦の拳によって遮られてしまった。

 

「聞いてりゃ一々めんどくせえ。ガキが余計な事考えてんじゃねえよ」

「ちょっ。あの、また処分くらいますよ?」

「ああ? だからトリガー使わずに殴っただろうが? こんなの軽いコミュニケーションだろ」

 

 いやそういう問題じゃない。副の指摘を聞き流し、影浦はその場から立ち上がると副に今一度問いかける。

 

「お前、何のためにボーダーに入ったんだよ?」

「————」

「俺に言った事は嘘か? もう忘れちまったか?」

 

 嘘ではない。忘れるわけがない。

 それは彼に本来の目的を今一度思い起こさせるもの。そしてその為に今何をすべきなのかを再考させるものだった。

 

「事情も知らねえやつらに用意された所で、世間体の為に振る舞うってか?」

 

 ——違う。

 

「ただ真面目に同じチームになったやつらと戦って、上の順位を目指すのか?」

 

 ——違う。

 

「ちげえだろ」

 

 そうだ。

 影浦の言葉を耳にして、副は目を見開いた。

 

「もう一度言う。俺らの所に来い。俺達は必ずA級に返り咲く。その為にはお前が必要だ」

 

 再度影浦に勧誘され、副の心が揺れ動く。

 

「……カゲさん」

「なんだ」

 

 一つ間を置き、副は彼の名前を呼んだ。

 

「今晩、だけでいいです。時間をください。この場で返事は出来ません」

「……チームメイトの事か?」

「確かに用意されたものではあります」

 

 それでも、と副は言葉を区切る。

 

「二シーズンだけとは言え、共に戦ってきた、大切な戦友です。彼らに断りも入れずに返事は出すような無責任な事はできません」

 

 短い間でも時間を共にした仲間だ。簡単に返事を出すわけにはいかなかった。やはり副は人一倍真面目で頑固な性格だ。

 ——このあたりは兄譲りかもなと影浦は息を吐く。

 

「ああ。だが、余計な事まで考えんじゃねえぞ。大体な、責任がどうとか言うならそもそも俺らがB級に降格したのはお前のせいだとか言ってたじゃねえか。ならその責任を取る為にも俺らの所に来い。俺らを上げて見せろ」

 

 ならばその重荷を減らしてやろうと最後に影浦は付け加えた。これでもスコーピオンを教えてからだいぶ時間がたっている。影浦も副の性質をきちんと理解していた。

 

「……いや、俺がいなくてもカゲさんはキレてたはずだって前言ってたような」

「細けえこと言ってんじゃねえよ!」

「また!?」

 

 だから余計な事は考えるなと影浦はアッパーをかます。

 世間体や責任なんて知った事ではなかった。

 ただ一人の中学生が兄を超えるために、より適した環境に移る。それだけの話なのだから。

 

 

————

 

 

「——そっか」

「影浦さんと知り合いだったもんな」

 

 その日の夜、茶野隊作戦室。

 副から話を聞いた茶野、藤沢の両名は短く呟いた。

 オペレーターである土倉は現在不在だ。高校の都合があって今日は本部に来ていなかった。

 そのため戦闘隊員三人だけが揃う中、副は二人に影浦隊からの勧誘の話をし、その返事を待っている。

 

「……自分でも勝手な話だと思ってる。でも、ごめん」

 

 そう言って副は頭を下げた。

 簡単には答えを出せない問題だ。悩む事は仕方がない。それでも影浦に発破をかけられた今、問題を先送りにはしたくなかった。

 

「この隊が嫌になったわけじゃない。俺は——」

「良いと思う」

 

 副が何とか二人を説得しようと口を開くと、彼が結論を出す前に隊長である茶野が移籍を承認する言葉を返す。

 

「……はっ?」

 

 あっさりと部隊転属の了承が得られた。あまりにも簡単に話が進んで副は呆気にとられる。すると茶野だけでなく藤沢も彼に同調するように話しはじめた。

 

「ここまでランク戦を続け来たけどさ。やっぱり年期の違いもあるし副とじゃ練度が違うってのはわかっていたよ」

「むしろ悪かった。二人で足を引っ張る形になっちゃって」

「そんな事は——」

 

 ない、と言おうとして先の言葉は藤沢に制せられる。

 

「事実だよ。そんな事は戦ってる俺達がよくわかってる」

「大体根付さんの手心が加わったような昇格だったし」

 

 実力の事は本人たちが感じさせられていた。そもそもの昇格が根付の思惑が含まれていたという事も。

 

「だから副まで付き合う必要はない。多分このままだとお互いに駄目になる気がする。合わせようとして、助けようとして。でもそれじゃ駄目だ」

「遠慮なんてすんな。——行って来いよ。お前の目標は、ここじゃないだろ?」

 

 だからこそ二人は穏やかな口調で副の背中を押した。

 根付の思惑に従う必要なんてない。もっと自分の願いに従って動けと。

 

「…………ありがとう」

 

 副は大きく頭を下げた。

 

 

————

 

 

 翌日。副は茶野隊から影浦隊への転属届を提出する。

 嵐山准の弟という事で知名度の高かった彼だ。当然の事ながらあちこちにその情報は伝わっていった。

 それは勿論彼を茶野隊へと加入させた根付の下にも。

 夕方、副の防衛任務が終わると彼は根付に呼び出されてメディア作戦室の室長室を訪れていた。

 

「失礼します」

「来たかね、嵐山君」

「邪魔するぜ」

「……か、影浦君!? 何故君までここに!?」

 

 嵐山の入室に続き、影浦の存在まで目にし、根付の表情は青ざめる。

 

「うちの隊員が上層部に呼ばれたとなりゃ気になるだろ? なんだ? 俺がいちゃマズイ要件ってか?」

「いや、そんな事はないが」

 

 やましい事情がないとはいえ、影浦に殴り飛ばされた身である根付は震えが止まらなかった。

 こうなったら一刻も早く要件を済ませてしまおうと根付は咳払いする。

 

「聞いたよ。影浦隊へと転属するそうだね?」

「——はい」

 

 確認されると副は迷うことなく頷いた。

 

「はぁ。嵐山君、君はわかっているのかね? 私が茶野隊を結成した意図を。現在ボーダーの広報は嵐山隊、君のお兄さんの部隊が担っている」

「ええ。説明されましたから」

「そこに新たな広報部隊が現れればよりボーダーの注目度は増すだろう。当然世間の目は隊員達へと向けられる。君にとっては悪くない話だ。お兄さんと同じ立場に立てる上に誰からも認められて——」

「綺麗言を並べてんじゃねえよ」

 

 副が茶野隊に所属する事で彼やボーダーに生じるメリットを次々と根付が述べていく。しかしその途中で根付の声は影浦によって遮られてしまった。

 

「認める? だからどうした。そんなのただの『ボーダーの顔』としての話だろ?」

「……影浦君。これは高度な政治的な話なんだ。我々は彼の事を必要として」

「嘘つけ。テメエらが欲しいのはこいつじゃなくて『嵐山の弟』って立場だろうが」

 

 強い口調で影浦は根付の理想を否定する。しかも彼の発言は実に的を得ていた。根付が欲しているのは第二の嵐山隊。それは戦力ではなく注目度を欲しての事。副の戦力としての需要は二の次であった。

 

「高度な話? 馬鹿言うな。ガキが今いる隊から他の隊に移るってだけのことだ。大人がゴチャゴチャと口を挟んでくんじゃねえ。次は顎じゃなくて頭でも行っとくか?」

「なっ、影浦君!?」

「カゲさん。さすがにそれは」

「ああ? 冗談に決まってんだろ。なあ?」

 

 軽口とはいえ、影浦ににらみつけられた根付は体の震えが止まらない。

 

「——用はそれだけか? なら行くぜ」

「根付さん、俺に声をかけてくれたことには感謝しています。失礼します。」

 

 これ以上話すことはないと影浦が背を返した。副も会釈すると、その後ろに続く。

 

「わ、わかっているのかね嵐山君!? 先に言っておくが私はもう同じ誘いはしない。もし影浦隊で上手くいかなかったとしても、今後世間に出る機会なんてないぞ!」

 

 背中が遠くなる中、根付は副へと訴えた。広報役として嵐山に並ぶ機会はこれが最後。そう訴えて彼の歩みを止めるために話し続ける。

 

「構いません。俺は影浦隊の一員として力を示します」

 

 その叫びを副は一刀両断し、扉を閉ざした。

 

「ハッ。お前も言うじゃねえか。上層部に逆らいやがって」

「それをカゲさんが言います?」

 

 今の会話で上層部とは壁が生じている。そうでなくても降格処分を受けた影浦隊への移籍となれば周囲の目も変わるだろう。

 だが副は関係ないというような口調で影浦に語り掛けた。

 

「いいぜ。それくらいの度胸がねえとな。改めて歓迎するぜ。ようこそ、影浦隊へ」

「ええ。よろしくお願いします、カゲさん」

 

 こうして二人は握手をかわす。師弟の関係にさらに隊長と隊員という関係が加わった瞬間だった。

 茶野隊万能手(オールラウンダー)嵐山副、影浦隊へ移籍。




影浦隊と副の戦術関連。
影浦—同じ伸びるスコーピオンの使い手。長く師弟関係だったので動きもわかってる。
北添—犬飼の言う『デカい、足が遅い』という弱点をカバー。中距離戦の戦術が一枚増えて得点力もアップ。
絵馬—かつての同僚の為連携は言わずもがな。かつてのつり狙撃も可能に。

的確な戦力補強だった件。

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