高校でも暗殺教室   作:紅音 葵

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本当にありがとうございます‼︎

…はい、すごい興奮しています。



…あと誕生日が近い。


第30話 驚きの時間

『柊 佳奈』を名乗ったその女の子は…

 

渚に講堂への行き方を教えてくれた子だった。

 

 

渚がびっくりしている中…となりに座っていた茅野がいきなり立ち上がり…

「え⁉︎佳奈⁉︎なんで?」

 

そんな茅野の言葉に…

「久しぶり〜、あかり!」

 

え?あかり(・・・)

 

「え?待って?どういう関係⁉︎」

そんな渚の言葉に、カルマが…

 

「やぁ…特待二位はある程度予想できてたけど…

 

 

 

 

 

 

 

まさか佳奈(・・)と茅野ちゃんが知り合いだったとはね〜」

「あっ、カルマも久しぶり〜。一位カルマだったんだ〜」

「どーせ気づいてたでしょ」

「あっ、ばれた?」

 

………………………………………………………ん?

 

 

「「「「「「はぁ⁉︎」」」」」」(本日二回目)

 

突然のみんなの大声に、柊とカルマはびっくりしたように体を震わせた。

 

「…何…突然…」

「元気だねぇ。カルマのクラスは」

「で、なんで茅野ちゃんと知り合ったの?」

「「「いや、お前らの関係の方が気になるわ‼︎」」」

 

カルマと柊のトントンと進む会話に、やっとみんなが追いついた。

そして答える。

「…関係って…ただの幼馴染だよ。ねぇ」

「うんうん」

 

 

そんな言葉に…

「あっ、バレンタインで言ってた…。毎年チョコくれる子だったっけ?」

「あー…あったね。そんな話も」

 

そういうカルマに…

「へぇ〜。チョコか〜」

「…言っとくけど義理ね」

「そう言われればそう言われるほど疑いたくなるのが人間の性でしょーが」

 

しかし中村の言葉に、カルマがそっけなく返した。

「期待させて悪いけど、俺らにそんな雰囲気ないから。ねぇ」

「ないね。絶対にありえない」

 

そんなすごくドライな対応に、中村は「な〜んだ。つまんね」と呟いた。

 

 

「で、なんで茅野ちゃんと知り合ったの?」

 

そんなカルマの言葉に、茅野が答えた。

「中学が一緒でね」

「ん?…あー、そういうこと」

「同じクラスで仲よかったよね〜」

 

そんな柊の言葉に、茅野が…

「…で…なんでこの学校に?あっちのほうがレベル高いでしょ?」

「ん?だってこの学校特待制があるじゃん。それにあの学校つまんなくなってさ」

「いや、どういうこと…」

 

 

そのとき…

「ニュア‼︎先生も話があるんです!柊さんへの質問は後にしなさい‼︎」

「えぇ…いいじゃん」

「ダメです!重要な話ですから‼︎」

「「「「「…はぁい」」」」」

 

そう言ってしぶしぶみんなは席に着いた。

それを確認した烏間先生が、口を開く。

 

「ここの理事長には当然このことは説明している。だから全員が同じクラスになったわけなのだが……理事長から『どうしても譲れない』と言われた点がいくつかあってな」

「その一つが、柊さんのこのクラスへの加入です」

「まぁ、そりゃ特待二位だしな〜」

 

「そして二つ目が…」

 

そう言って、殺せんせーは出席簿を取り出して…

 

「今から行う委員決めについてです‼︎」

「「「「「へぇ〜」」」」」

「ちょっと皆さん⁉︎先生これに関しては結構理事長と話し合ったんですよ⁉︎」

「話し合うも何も…委員長は磯貝で、副委員長は片岡で決まりだろ」

「だから話し合ったんですよ‼︎」

「いや、どういうことだよ⁉︎」

 

そんな中…

「そーだよ殺せんせー。委員長は磯貝、副委員長は片岡。全員の総意で決まりでよくない?」

 

そう言うカルマに、殺せんせーが言った。

「…カルマ君?」

「ん?何?」

知っていますね(・・・・・・・)?」

「なんのこと?」

「委員決めのことですよ‼︎知っているでしょう⁉︎」

「さぁ?」

 

そう飄々と返すカルマに、殺せんせーは諦めて説明を再開した。

 

「っとりあえず、委員長と副委員長は学校側ですでに決定しているそうです!」

「え、まじで?」

「ええ。これはこの学校の決まりだそうで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラスの中で、最も入試成績が良かった男女1名ずつがなるそうです‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぇ〜そうなんだ。

確かに磯貝君も片岡さんもトップではないね〜。

 

えっと…確かこのクラスのトップ2人…は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………ん?

 

 

 

 

 

 

んん?

あれ?

 

 

 

 

 

 

「「「「「「はぁぁぁぁぁ⁉︎」」」」」」(本日三回目)

 

…その日…たぶんこの一年で一番大きく、一番クラス全員のそろった声が…この新しいクラスで響いた。




もうすぐ期末テストなので、更新減らします。

次は私の誕生日回ですね。

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