高校でも暗殺教室   作:紅音 葵

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後半少々ご都合主義入ります。

そして相も変わらず短くて、その上すごいフラグを折ってます。

次回から完全にオリジナルストーリーに入るんで、待っててください!


第25話 私の生徒の時間

今の攻撃で『僕等には』ダメージは無かった。

 

 

それはつまり…

二代目死神の全力の一撃を全て殺せんせ—が…一身に受けたということだ。

 

二代目死神の一撃を受けた殺せんせーは、ボロボロになっていた。

 

「殺せんせ—!!」

そんな殺せんせーを見たみんなは、大きな声を上げた。

 

 

そして、柳沢は…

「教師の鏡だなモルモット‼︎

自分一人なら逃げれるだろうこの強撃を…生徒を守るためだけに正面から受けるとは‼︎

さぁ『二代目』次だ‼︎」

 

その言葉を合図に二代目死神は再び生徒達を取り囲んだ。

 

「あ…」

 

とそこで再び殺せんせーが飛び出す。

 

そして…またズドンッと強烈な一撃が入る。

 

「次‼︎」

 

 

殺せんせーは、間髪入れずに繰り出される強烈な攻撃を正面から受け止めていた。

 

標的(ターゲット)と生徒がいっしょにいれば…『こうなる』のは目に見えていた。

不正解だったんだよ‼︎今夜校舎(ここ)に入って来たおまえ等の選択はな‼︎」

 

その言葉に、E組のみんなは衝撃を受けた。

 

その時…

 

「やめろ柳沢‼︎」

 

 

そう言って銃を構えたのは…烏間先生だった。

「これ異常生徒を巻き添えにするな‼︎さもなくば…」

 

しかし……二代目死神の触手で、烏間先生は拳銃ごと弾かれてしまった。

 

「…く…」

 

「黙って見てろ国家の犬。

おまえはもう俺らに勝てはしない。」

 

 

 

 

そんな様子を渚達は呆然とした様子で見ていた。

 

そして…思う。

 

 

(…ずっと…気づいてた。

気付いてたけど…目を逸らしてた。)

 

目の前では殺せんせーの体に何本もの触手が突き刺さっている。

 

「どんな気分だ⁉︎だ〜い好きな先生の足手まといになって絶望する生徒を見るのは‼︎わかったか‼︎お前の最大の弱点はな…」

 

 

(殺せんせーの最大の弱点…

それは…

 

 

 

 

 

 

 

僕等)

「なわきゃないでしょう!!」

 

その言葉を、殺せんせーは大声で否定した。

 

「正解か不正解かなど…そういう問題じゃない‼︎

彼等は命がけで私を救おうとし、強敵を倒してまでこの校舎にまで会いにきてくれた‼︎

その過程が‼︎その心が‼︎教師にとって最も嬉しい贈り物だ‼︎

弱点でも足手まといでもない‼︎

生徒です‼︎

ここにいる全員が…私の誇れる生徒達です‼︎」

 

殺せんせーは自分に突き刺さっている触手をググっと握る。

 

「…っそれに……生徒を守るのは……教師の当たり前の義務ですから…‼︎」

 

「そうかそうか。

だがな、そんなお前の努力もすぐに全て無駄になる。

その義務も今すぐ我々の手で否定しよう。…やれ、『二代目』。」

 

 

その言葉を合図に、二代目死神はまた触手を振りかざした。

 

そしてそれを殺せんせーに突き刺した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずだった。

 

直後に聞こえてきたのは……

 

 

 

「ぐっ………。」

 

 

 

という声。

 

そしてそれを発したのは………殺せんせーでなく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二代目死神だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




昨日活動報告に書きましたが、殺数買いました〜。

やっぱり結構わかりやすいです。殺単の時も思いましたが。

で、見終わった第一声は……



千葉と速水さんってやっぱ怪しい。(←超ゲス顔)
そもそも二人でスコープ覗くって…見ているこっちはカップルにしか見えん‼︎

こういうところは前原と気ぃあうわー(笑)。

でも律の反証可能性には笑った。さすが律。

とりあえず今は本編で二人の関係を書きたいと思っています。いつになるかはまだ未定ですが。

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