高校でも暗殺教室   作:紅音 葵

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バレンタインの時間と書いときながら、全然バレンタインの空気がない‼︎
一応次で終わる予定です。

あと今回はほとんどチャットで会話しているので書いてることと思っていることに少々ズレが出ることがあります。あまりにもありすぎる場合は是非教えてください。


第8話 バレンタインの時間 四時間

あまりにもすんなりとことが進んだため、カルマは不信感を抱いていた。

(…何かおかしい。烏間先生ってこんなにチョロかったっけ?)

ドローンに烏間先生をおびき寄せる。作戦が成功した…と思っていたが…。

何というか、静か『すぎる』のだ。この山が。

OKの指示は出したものの…普通はこんなにも静かだと警戒する。

烏間先生が相手ともなればなおさらだ。

それも踏まえて次の作戦も考えていたのだが…。

(…一応指示出しとくか…。)

『寺坂?』

 

 

一方牢屋の方は…

「なあ殺せんせー、俺見逃してくんね?」

「あっ、ズリィぞ、岡島。俺らも逃げてぇよ。」

 

なんやかんや言って牢屋では脱走を志願する人が激増した。

そんな男子たちに殺せんせーは、

「黙らっしゃい‼︎さっきは言い忘れていましたが、復活の条件は『全員一致でその人の復活を望む時』のみです!」

「「「「「…はぁ⁉︎」」」」」」

「ふざけんじゃねぇ!」

「そんな条件クリアできる奴いねぇよ‼︎」

 

あまりの横暴とも取れる措置に、そこにいた5人はブーイングをしたが、

「いーえ‼︎ていうかそもそも早くに捕まった君たちが悪いんですよ〜。バーカバーカ。」

「「「「「ガキか‼︎」」」」」

「それに岡島君・木村君・菅谷君・三村君の四人はしゃべってたから捕まったんでしょう?そんなの自己責任ですよ〜だ。」

「…マジでウゼェ。」

「文句を言う暇あったら職務(計算ドリル)をしなさい!」

 

 

「なんだかんだ言って楽しそうだね、男子。」

「自分もやりたいかと言われたらやだけどね。」

そう言い、女子たちはチョコを作っていた。

 

 

 

一方その頃、カルマは寺坂に…

『寺坂?』

『次は何だ。』

『俺今から…

 

渚をそっちに派遣する。』

『は?』

『はっきり言って、渚殺られたら結構イタイからさ。』

『俺ら班よりおまえらの班の方がドローンから遠いだろ。だったらそっちの方が安全なんじゃねぇか?』

『だからこそそっちの方が安全なんだよ。』

『は?意味わかんねぇ。それに渚がこっち来たらおまえら二人になるだろ。』

『あぁ、そこは大丈夫。そういうことだから。じゃ。』

 

そして磯貝の班はというと…

(あと30分か…。)

と、そこに

『磯貝、新情報。』

『何、前原?』

『さっき殺せんせーが言ってたハンデ、「全員一致」じゃねぇとダメらしい。』

『どういう意味?』

『全員が「その人でいい」って言わないと見逃さないってことだと。』

『マジかよ…。』

その時、

(ん?カルマから?)

『磯貝?』

『どうした、カルマ。』

『あと30分の指示磯貝に任せるから。』

『は?何で?』

『多分俺ら今から烏間先生に捕まるから。』

『何で?』

『俺らが一番ドローンから遠いから。多分寺坂の班が最後まで残ると思うけど。』

『そっか。了解。』

『じゃあよろしく〜。』

 

 

ちょうどその頃烏間先生はというと…

(やはりドローンか。前にイトナ君が作っていたからな。ということは少なくともイトナ君はこの近くにはいないな。

…元に戻ってみるか。)

 

残り時間は30分。残りのメンバーは、あと10人。




現在牢屋にいるメンバー
ー岡島・木村・杉野・菅谷・三村ー
ですね。
まぁもしかしたら、原作以上の扱いする奴もいるかもしれないですね。(いい意味でも、悪い意味でも。)
ただ、それはそのキャラが好きだから、嫌いだからということではないので。

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