高校でも暗殺教室   作:紅音 葵

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KJK初コラボ作品です!

湊さんよりちょっと遅めの投稿ですが、ぜひ、楽しんで読んでいただければ嬉しいです‼︎


番外編
コラボの時間ー欠けた月の満ちる頃


今日はーー高校の文化祭。

 

中2の柊は、その文化祭にいた。

 

「もぉ…真由美ちゃんどこ?」

 

そう…柊は、従姉妹である林 真由美(高1)の文化祭に来ていたのだ。

 

会社勤めの両親は、本来休みのはずの日なのに、

「ごめん!急に仕事入った!」

というわけで…

 

結果、1人である。

 

で、そのお誘いの日に入ったLI○Eでは、

『10:00に正門前に来てね〜。迎えに行くから〜(^O^)/』

とあった。

 

 

そしてただいまの時間

 

10:20

 

 

はっきり言って、真由美は遅刻常習犯である。

しかしいくらなんでもこの遅刻はひどい。

 

そして先ほどLI○Eで

『ちょっと真由美ちゃん!今どこ?私正門前にいるんだけど(*`へ´*)』

と送ったところだった。

 

 

すると、すぐに既読がつき、返ってきたのこんな返事。

『あっ!ごめ〜んm(_ _)m

うち今ちょっと忙しいから、今から友達そっちに派遣しまーす( ^_^)/~~~』

 

…そろそろ怒っていいと思う…。

ていうか忙しいって言う割に早く既読ついたね…。

 

 

(ま、いっか…)

そんなことを考えながら、柊はそのままーー高校の正門前で待っていた。

 

 

…と、そこに

 

 

「ねぇねぇ、そこの君。いま1人?」

「ちょっと俺らとあっちでお茶でもどぉ?」

 

 

なーーーんかガラの悪そうな高校生に声をかけられた。

 

(やだなぁ…)

と思いつつ柊はこう答えた。

 

「ごめんなさーい。私今ちょっと人待ってるんですよ〜」

 

しかしそんな柊の言葉虚しく、その高校生たちは、

「イヤイヤ、さっきからずーーっとここにたってるじゃん?」

「待ってんのって男?やめちまいなよ。そんな女のコ待たす男なんてさ。」

「そんな奴より俺らと遊ぼーぜ」

 

 

見てたのかよ…。

これはまた、ややこしい…。

 

 

しかし、昔から人を怒らせないように済ますのはまぁまぁ得意な方である。

そんなわけで、柊はこう切り返した。

 

「いや?彼は悪くないですよ?私が待ち合わせの時間間違えちゃって〜。早く来ちゃったんですよ〜」

 

だが…

「いや、そんなこと言って、本トは彼氏待ちでしょ?」

「わざわざそんな奴庇わなくていいからさ〜」

「ほら、来なって」

 

そう言って、手を掴まれた。

 

「ちょ…やめてください!」

 

相手は、

「大丈夫だって〜」

とか

「そんな悪いことしないからさ〜」

とか言ってたけど…

 

そんな言葉は、柊の耳に入ってこなかった。

 

ただ彼女の頭の中にあったのは…

 

(誰か…助けて‼︎)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!その子嫌がってるでしょ!」

 

その瞬間、大きな声がかけられた。

 

その方向を見ると、ーー高校の制服を着た女子生徒。

 

すると、柊の手を掴んだ高校生たちは

「あァ?誰だお前?」

「別に関係ねぇだろ」

「…あー、わかった!自分がナンパされないからシットしてんだ〜」

 

 

そんな高校生たちに、その女子生徒は反論した。

「そういうことじゃなくて!嫌がってるのに無理やり連れて行こうとすることがおかしいって言ってるの!」

 

その言葉に激昂したのか、高校生たちは掴んだ手を放し、その女子生徒の方へと歩いていった。

「なんだ、お前?女だからって調子のんなよ?」

 

そう言って、その高校生たちは女子生徒に手を出そうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、

 

ウーウー…

 

 

どこからか、パトカーのサイレンが聞こえてきた。

 

途端に、高校生たちは焦りの色を見せる。

「お前…警察呼んだのか⁉︎」

「え…ええ!よびましたよ‼︎」

 

その女子生徒の答えに、高校生たちは

「チッ…お前ら、逃げるぞ!」

 

そう言って逃げていった。

 

 

その後ろ姿をみながら、柊はホッとした表情を浮かべた。

 

と、突如聞こえたのが…

「こ…怖かったぁ…」

 

 

…薄々感じてはいたが…

 

「警察、呼んでないんですね…」

「うっ…」

 

でも、と柊は言葉を続ける。

「本当に助かりました…。なんかしつこかったんで…」

 

その言葉を聞き、女子生徒はホッとした表情を浮かべた。

 

そして…

「ちなみに…あなたって、柊佳奈さん?」

「ん?」

 

 

『ごめん響!うち、学校で従姉妹のコ待たせちゃってるんだ。地下鉄が結構遅れてるみたいだから、代わりに行ってくれないかな?佳奈ちゃんっていう子なんだけど』

友達のまゆみんからそう連絡が来たのは、ついさっきの事だった。

従姉妹?まゆみん従姉妹いたんだ。

私も結構忙しかったので断ろうかと思ったが、結局行くことにした。

理由のひとつとしては、忙しい理由が「テストで赤点を取ったので再試の為の勉強」だったからだ。

…こんなかっこ悪い理由をまゆみんに言いたくない。

それと、もう一つは────

 

 

その子に、何となく興味があったのだ。

 

 

「───ええと…初めまして。まゆみんの友達の今村響です。まゆみんは地下鉄がちょっと遅れちゃって、少し遅れるみたい。あの、佳奈ちゃんって呼んでも…」

「あ、いえ!全然良いですよ」

恐る恐る聞いてみると、柊さん───佳奈ちゃんは、ぱたぱたと手を降って笑ってくれた。

いや、私の方が年上なのは分かってるんだよ?

でも…なんかこの子、私より大人びてるんだよなあ。

 

黒髪のハーフアップヘアに、スタイルの良い身体。

中学生なので幼さはあるが、すっきりとした美人顔。

声も落ち着いていて、彼女のどこをとっても優等生!な感じの子だ。

うっかりこっちが敬語を使ってしまいそうになる。

…この子、絶対赤点で再試なんてならないだろうな。

そんな事を考えつつ、私はおもむろに口火を切る。

「まゆみんは結構遅れちゃうみたいだから、代わりに私が来たんだけど…あの、私と文化祭回ることになっちゃうけど、一人で回ったほうが良い?」

「一人で回ると色々と不安なので、2人だと心強いですよ。あと、何て呼べば…」

「あっ、えーと…先輩って言うのは堅苦しいから、響ちゃんでいいよ。うん、敬語もやめてお友達になろう」

「敬語なし……こ、これでいい…かな?」

おお、普通の子だと敬語なしって言われると戸惑っちゃうのに、素直に敬語をやめてくれた。

この子絶対いい子だなと確信する。

せっかくこれっきりの出会いなんだし、仲良くなっておきたいよね。

それに、楽しく回って沢山思い出作って欲しいし。

「じゃあ回ろうか、佳奈ちゃん!」

「あ、うん。響、ちゃん」

 

これは、今から少し前────私が高校一年生の頃の話である。

 

 

響ちゃんは真由美ちゃんと同じクラスの友達らしい。

 

最初こそ「響ちゃん」呼びに慣れずに戸惑っていたものの、人に馴染みやすいという元々の性格も幸いして、5分も経つと敬語なしで普通に話せるようになった。

 

「そういえば、佳奈ちゃん1人できたの?」

「あー…ちょっと親が急に仕事入っちゃって…。

同じ学校の友達も用事あったみたいだし…。」

「そうなんだ。どんな子?」

「え…と…。芸能人でいえば、摩瀬榛名みたいな…?」

「へぇー!かわいい子なんだね‼︎」

 

…似てるというより本人なんだけどね…という言葉は胸の中にとどめた。

 

ーそれにしても響ちゃんって、あかりに似てる…。

顔とかじゃなくて雰囲気?みたいなのが。

あと、話しやすくてとっつきやすいところとか。

 

(素がいい人なんだろうなぁ…)

 

そんなことをかんがえていると、響ちゃんが口を開いた。

「そうだ!佳奈ちゃんってお化け屋敷とかっていける?」

「ええと…正直苦手かな…。そもそも暗いトコが怖くて…」

「そっかぁ…」

 

残念…とつぶやいた響ちゃんを見て、ん?と思った。

これって…

 

「もしかして…響ちゃんのクラスの出し物ってお化け屋敷?」

「あはは…。まぁね」

 

……。

 

「そうなんだ‼︎じやあ今から響ちゃんのクラス行こ‼︎」

「いや、いいよ⁉︎無理しなくて‼︎あれは怖いから‼︎」

「いや…怖さを楽しむのがお化け屋敷じゃ?」

「本当に怖いから!あれは仕掛けを知ってた私たちも怖かったくらいだし!」

 

…ん?どういうこと?

そんな私の気持ちが顔にも出ていたんだろう。

響ちゃんはそのまま説明を続けてくれた。

 

「いや…私たちのクラスの男子たちの中で『初めての文化祭だから盛り上ろう!』みたいな雰囲気になって…そしたらある男子が『お化け屋敷するんだったら、せっかくだし怖いの作るぞ〜‼︎』って言って…」

「結果、すごい怖くなった…と」

 

その私の言葉に、響ちゃんは無言で頷いた。

 

 

…っていうか、どこの学校にもいるよね〜。

こういう行事ではしゃぐ人って…。

 

 

「あっ、そうだ!ちょっと部活の先輩に『私たちのクラスの出し物に来て』って誘われてた!一緒に行こ‼︎」

 

そう言って、響ちゃんは私の手を引いてまた歩き始めた。

 

 

 

結局、お化け屋敷には行かない事にした。

まゆみんの従姉妹を怖がらせちゃうのは嫌だし、何より…私もそんなに行きたくなかったからだ。

いや、本当に怖いんだって。

「恐怖感を味わいつつ楽しむ」の「楽しむ」の部分が、皆の頭から完璧に抜け落ちてたんだって。

気づいたら本気で泣かせるスタイルになってたんだって。

完成したお化け屋敷にテストで入ってもらった新任の先生が半泣きになって出てきたのを見て、ようやく私達はとんでもないものを作ってしまったと悟ったのだ。

だから…正直、仕掛けが分かってても行きたくない。

「…お化け屋敷より、ずっと楽しいのがあるからそこ行こ!うん!」

「う…うん」

佳奈ちゃんを引っ張って、部活の先輩に「来てね〜」と言われていた所へ行く。

先輩のクラスの出し物、「メイド喫茶」へ入ると、いらっしゃいませ〜と揃った声に出迎えられた。

メイド喫茶って、女子も行っていいもんなんだ。ずっと男専用だと思ってた。

「あ!響じゃん、来てくれたの?ありがと〜」

出迎えたメイド役のうちの1人が、私に向かって手を振ってくれる。

「いえいえ、先輩のお誘いですから。…あ、この子は私の友達の従姉妹ちゃんです」

笑顔でそう返しながら、佳奈ちゃんを紹介する。

「初めまして、柊佳奈と言います。中2です」

「佳奈ちゃんって言うの?よろしくね」

先輩がそう言って、佳奈ちゃんに向かって笑いかける。

心温まる光景だ。

ニコニコしながらそれを眺めていると、先輩が「あ、ごめんごめん」と言ってメニュー表を取ってきた。

「ごめんねー、立ち話しちゃった」

「大丈夫ですよ。じゃあ、私達はそこのテーブルに───え?」

佳奈ちゃんと奥のテーブルに行きかけた所で、先輩にガシッと肩をつかまれる。

振り返ると、先輩は先程と変わらない笑顔でこちらを見ていた。

「え?あの、先輩?」

「事前に話さなかった私が悪いんだけどね。ていうかわざと話さなかったんだけど───

 

 

響ちゃん働く側だからね」

 

 

……………え? 働く側って、つまり…。

驚いている私に、先輩が猫耳カチューシャとメイド服を押し付けてくる。

「1回こういうの、響ちゃんに着せてみたかったんだよね〜。絶対似合うって」

「いや待ってくださいよ!働くなんて聞いてないし、猫耳カチューシャってこれ私だけですよね!?」

突然の展開に、佳奈ちゃんがぽかんとしている。ごめん、私も知らなかったんだ。

断ろうとして、気づく。

なるほど、わざと話さなかったのは私が逃げるからか。

メイド服に猫耳カチューシャなんて、私絶対嫌がるし。

さっすが先輩!さぁ、逃げる口実を探そうじゃないか!

「えー…えーと……あっ!」

必死で考えていると、不意に頭に名案が浮かんだ。

これなら切り抜けられる!

「あの!」

笑顔でメイド服を押し付けてくる先輩を、私は引きつった笑顔で押し返す。

「やっぱり無理ですよ、私は。嫌だっていうのもありますけど…何より、」

そこまで言ってから、私は佳奈ちゃんを先輩の前に突き出した。

「え?」

「ほ…ほら、この通り連れがいますし!」

急に前に出された佳奈ちゃんは、驚いて目を白黒させている。

佳奈ちゃん、口実に使っちゃってごめん。

でも、これしかもう策がない!

「佳奈ちゃんひとりで回らせるのは危険の一言に限ります。さっきだって、彼女ナンパされてたんですよ?」

これは本音だ。

佳奈ちゃんは可愛いし、しかも中2だよ?

危険だし、心配すぎる。

「────────そうね。仕方ないね」

ずっと話を聞いていた先輩が、そう言ってニコッと笑った。

お。分かってくれた?

私が期待に満ちた目を向けると、先輩はその笑顔のまま、私のものより少し小さいメイド服を出してきた。

「まだメイド服の余りあるし、佳奈ちゃんもやってみたら?」

…佳奈ちゃんを巻き込んだだけだった。

 

 

 

 

 

数分後。

私達は先輩の絶対の笑顔に圧され、結局メイド服を来てコーヒーやらケーキやらを運んでいた。

「はい、こちらカフェオレですー」

そう言いながらテーブルにカフェオレを置く私の頭には、可愛らしい猫耳がついている。

しかも服までフリフリのメイド服だ。

うわぁー…一生で1番着たくなかった服のセットだ。

先輩は似合う〜とか言ってたけど、絶対うそだ…こんなの恥ずかし過ぎる。

「げ、元気だして、響ちゃん」

落ち込む私に、佳奈ちゃんが慰めの声をかけてくれる。

そんな佳奈ちゃんの頭にも、色違いの猫耳がついていた。

正直言って似合ってる。すごい似合ってる。

完璧に美少女メイドなんだけど…罪悪感がハンパない。

「あの…何ていうか、ごめん。巻き込んじゃって」

「いやいや、大丈夫。むしろ貴重な体験だよ」

手をぱたぱた振りながら、そんな事を言ってくれる佳奈ちゃん。

天使かな。天使なのかな。

「休憩時間になったら、私達解放してくれるんだって。もうちょいで休憩時間だから、頑張ろうね」

「解放って……了解、頑張ろうね」

私の言い回しに、佳奈ちゃんがおかしそうにくすくす笑った。

そこから更に20分ほど経ち、休憩時間まで残り2分となった時。

「もうちょっとで休憩だし、2人とももう終わって帰ってていいよ。疲れたでしょ、お疲れ様」

先輩からそう言われ、私達は休憩時間より少し早く解放される事となった。

ああー!やっと自由だー!

先輩に会釈をして、着替えようと思った時。

「お、メイド喫茶なんてやってんじゃん!」

教室の戸が開いて、ガラの悪そうな男子高校生が2人入ってきた。

私達の高校…ではなさそうだ。凄く不良って感じがする。

「い…らっしゃいませー」

危なそうな2人に一瞬空気が凍ったものの、すぐに持ち直して先輩たちが挨拶をする。

「なあ、ここ座ろーぜ。で、メイドさん、メニューはどんなんがあんの?」

2人はテーブルにつくと、やってきた先輩に馴れ馴れしく話しかけ始める。

…うーん。なんかあの2人、危ないなぁ。

何かやらかしそう───私の勘がそう言っている。

心配だから、もう少し見ていよう。そう思って佳奈ちゃんと見ていると、不良のうちの1人が不意にこちらを見た。

「…お!なんだよそこの子、すげぇ可愛いじゃん!」

と、ガタッと席を立ちこちらに歩いてくる。

これって…佳奈ちゃんを狙ってるよね。

さっきナンパされてたくらいだし。

「響ちゃん…」

「大丈夫だよ、佳奈ちゃん」

「え?───響ちゃん?待って、違う…これは」

私は何か言っている佳奈ちゃんの前に立ち、こちらに来る不良を緊張した面持ちで見つめる。

佳奈ちゃんは絶対守る。怖い目になんか遭わせない。

「なあなあ、俺らとどっか行かない?ヒマなんでしょ?」

絶対、ぜっ────────え?

次の瞬間、予想外の事が起きて私は驚いて目を丸くする。

そう、なんと不良は私・の・腕・を・引っ張ってきたのだ。

え、私なの?佳奈ちゃんじゃなくて?

予想外の事だったために、私はされるがままに引っ張られてしまう。

「俺らと違うところで遊ぼうぜ?」

「────響ちゃん!!」

佳奈ちゃんの声に我に返った頃には、もう廊下に連れ出されていた。

…あれ、これヤバくない?

「これで3人っきりになったな」

振り返った不良の顔を見て、私は気がついた。

そうだ。この顔、校門で佳奈ちゃんをナンパしてた…。

じゃあ私を連れてきたのは、あの時警察を呼んだ(ように見せかけただけだけど)私への復讐で?

ああ、だから佳奈ちゃんは違うって言ってたのか。

佳奈ちゃんはターゲットが私だと気づいてたんだ。

でも、私は話を聞かなかったから…。

そんな事を考えている間に、私は暗い教室に入れられる。…って、ん?

なにこれ、電気を消してたとしても暗すぎる。

ここってひょっとして────…

私のクラス────お化け屋敷のゴール地点だ。

入り口から入ると受付の子に怪しまれるから、出口から入ったんだ。

ゴール地点は終わりの場所なので、驚かす仕掛けなんて何も無い。

ましてや今はおそらく休憩時間、新たに入ってくるお客さんも居ないわけで────。

…まずい。これホントに絶体絶命だ。

佳奈ちゃんや先輩あたりが、私のいる所を突き止めてくれれば良いんだけど…。

 

……To be continued




後編もお楽しみに!

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