ヤンデレ・シャトーを攻略せよ 【Fate/Grand Order】   作:スラッシュ

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 今回は敵に捕まった話。

 活動報告で16万UA記念企画を開催中です。来週までですので、興味がある方はお早めに!


っく……殺せっ……! オルレアン編

 

 ジャンヌ・オルタ編

 

 前回、リヨ子相手に大立ち回りを演じ、マスターとして勝つ事が出来た俺こと切大さんですが、今は無残にも敗北し捕虜として捕まっております。

 

「……こ、このシチュエーションは本当に予測して無かった」

 

 場所はオルレアン、竜の魔女の城の地下。

 

 此処まで来た経歴は何時もの様に悪夢が始まって……

 

 ストーリーを楽しめとか言われて……

 

 気付いたらストーリーの記憶を頭に捩じ込まれて此処に捕まっていた。

 

 捩じ込まれた記憶から察するに竜の魔女ジャンヌ・オルタとの最終決戦にて、聖杯の持ち主であるジルを倒した後に、何故か聖杯の効果で強化されたジャンヌ・オルタの反撃を受け拘束されてしまったようだ。

 

 現在は地下にある薄暗い部屋に鎖で両手を背にして縛られ放置プレイの最中である。

 気持ちよくは無いけど、このままだと寂し過ぎて死んでしまいそうだ。

 

 だが、ヤンデレに追い掛け回されるよりは楽かもしれない。そう考えると中々快適だ。

 目を閉めて寝てしまえる程に図太い神経なんてしていないけど。

 

(お礼企画の活動報告、読んでくれてるかな? 出来れば主人公を俺じゃなくて他の奴にしてくれれば俺も死んだり苦しんだりせずに済むんだけどなー……)

 

 宣伝は基本。メタ発言をしつつも廊下から聞こえてくる足音に耳を傾ける。

 コツコツと軽快な音を鳴らしながらこちらに近付く影は……

 

「ご機嫌如何かしら、囚われのマスター?」

 

 ジャンヌ・オルタのご登場だ。

 

 聖女だったジャンヌ・ダルクの怒り恨みをその身に纏って現界したサーヴァントこそがジャンヌ・オルタ。

 自身が生きていた時代のオルレアンで聖杯により復活した彼女は竜の魔女として数多くのワイバーンを従え、自ら故郷を滅ぼすために動いていた。

 

 それを撃破し聖杯を回収するのが正しい結末だが、先に述べた通り謎の力が働き反撃を受けてこのザマである。

 サーヴァント達は令呪で逃走したが、その際に俺は捕まり令呪の強制力で逃走するしかないサーヴァント達はそのまま見えなくなってしまった。

 

 兎に角、機嫌を損ねればアウトだ。適度に抵抗、適度に屈服して飽きられて殺されないようしないと。

 

「無様なモノね。サーヴァントは逃げてマスターが捕まるなんてね?」

「……」

 

 無言のままジャンヌを睨み付ける。

 ジャンヌは恐らく俺に対して拷問の限りを尽くしてから殺そうとするだろう。

 

「何? 生意気な目ね……」

 

 ジャンヌは槍の様に鋭い旗の先端を俺の首筋に当てる。

 

「っく……」

「サーヴァントでも無ければ騎士でも兵士でも無いマスター……なんでそんな奴が私をイラつかさせるのか……ようやく分かった気がするわ」

 

 そう言ってジャンヌは旗を下ろす。なんのつもりだろうか?

 

あの小娘()が好むから苛立たせるのかと思ったけど、違うわね」

 

 縛られ座った姿勢の俺に目線を合わせて来た。

 お互いの目が合った瞬間に、理解した。

 

「貴方、私の物になりなさい」

 

 ジャンヌ・オルタがヤンデレになっているんだと言う事を。

 

 

「っ!」

 

 鎖が外された。しかし、ルーラーとしての能力か令呪は封じられ、サーヴァントとのパスが薄くなっている。

 

「なんで……?」

「言ったでしょう? 貴方は私の物になるのよ?」

 

「殺さないと、後で後悔す――!?」

 

 俺の発言が気に入らなかったのか、ジャンヌは再び旗を向けてきた。

 

「勘違いしないで。貴方の命は鎖が外されても私の手の平の中よ。

 逃げる事は出来ない。生死は私が握ったまま。貴方に出来る事は、私の物になって一生私の求愛を受け入れるだけよ」

 

 そのセリフが終わると同時に旗を振るうと、数体のサーヴァントが召喚された。

 マルタ、カーミラ、ヴラド、デオン。倒した筈のサーヴァント達だ。

 

「聖杯の力が私の強化に使われたせいで万全では無いようね……さあ、もう一度チャンスをあげるわ。お前達、忌々しい小娘を探し出せ!」

 

 その命令を聞いて、4騎のサーヴァント達は一斉に出ていった。

 

「これで私が見つかるのも、時間の問題ね」

「っく……!」

 

「今頃あの娘は、絶望しているでしょうね? 私を倒す事は出来ず、貴方は人質に捕られ、自責の念に負われているでしょうね?」

 

 ジャンヌは本物の自分が苦しんでいる様を想像して喜んでいる様だ。

 

「そんな情けない小娘なんて忘れて、私と何もかもを滅ぼし壊しましょう?」

「っ……! 巫山戯るな! 誰がそんな事を!」

 

「貴方は本当に立場を理解していないのね?」

 

 ジャンヌは旗の先端で俺の足を貫いた。

 

「っぐぁぁぁ!?」

「本当に腹立たしいわ……! 私ではなくあの小娘の味方をする貴方が本当に腹立たしい……!」

 

 旗が抜かれると同時に、俺は立つ事ができずに崩れ落ちる。

 

「聖杯よ」

 

 小さくジャンヌが呟くと俺の傷は消え去る。

 

(っくそ……オルタはどいつもこいつも……!)

 

 殺傷からの治療、マシュ・オルタを思い出し、苦い顔をする。

 

「愛なんて抱いた事は無いわ。貴方を好いているのは私が小娘()に怒りと嫉妬を抱いているせいよ」

 

「それでも貴方が欲しいの。

 あの小娘から貴方を奪うだけじゃ足りないわ。貴方の中のあの娘すら消し去って、私がそこに居座ってあげる」

 

「だ、れが……お前を……」

 

 正直、ヤンデレじゃなかったらオルタの方が好きです。

 

「聖杯よ……」

 

 下らない事を考えている内に再びジャンヌが聖杯をかざす。

 

「彼に、愛を」

 

 

 

「んー……?」

「目覚めたかしら?」

 

 目を擦るとジャンヌ・オルタが俺の目の前いた。

 いつの間に寝ていたんだ? しかも敵地の真ん中で。

 

「……っく……!」

「寝ている間に助けが来るとでも? 随分呑気なのね?」

 

 ジャンヌに見下されるのがしゃくなので立ち上がる。

 

 しかし、長い間放置されていたせいか、空腹の知らせが響いた。

 

「そういえば人間は食事が必要だったわね? 生憎、食料は用意していないし、精々苦しむ事ね」

 

 ニヤニヤと笑いながら、ジャンヌ・オルタは俺を見下し続ける。

 

「くそ……」

 

 体力を温存する為、ジャンヌに背を向けて寝っ転がる。だが、腹が鳴り止む訳では無い。

 

「私を愛していると言えば、何か食べさせてあげてもいいわよ?」

 

「誰がそんな事を! て言うか、用意してないって言ったばっかりだろ!」

 

 ドサッと、何かが俺の後ろに落ちて来た。 

 思わず振り返ると、ランチボックスが置いてあった。

 

「食料は用意していないけど、ペットの餌は用意してあるわよ? 食べる?」

 

 ジャンヌがボックスを開くと、中には肉と野菜が挟まれたサンドイッチが置いてあった。

 

「……断る」

「そう」

 

 ジャンヌは再び俺と距離を開ける。俺の反応を見て楽しんでいるのだろう。

 

「まさか、心から私を愛せないから言えないなんて思っているんじゃないでしょうね? 愛していると、嘘でも言えば食べさせてあげるわよ?」

 

「じゃあ……愛してるー」

 

 俺はわざとらしく棒読みでそう言った。

 

 ジャンヌはそれを聞くと、笑いながら近付いて来た。

 

「よく言えました」

 

 ランチボックスの中からサンドイッチを取り出すと、それを俺に向けて来た。

 

「はい、あーん」

 

「……なんの、真似だ?」

「食べさせてあげる。そう言ったでしょう?」

 

 サンドイッチは依然としてこちらに向けたままだ。

 空腹には抗えず、俺は控えめにサンドイッチに口をつけた。

 

 だが、サンドイッチの美味しさと飢え切っていた腹が次の一口を求め、完食へと誘った。

 最後の一口で、ジャンヌの指が唇に触れた。

 

「あらあら、がっついちゃって……」

「……〜〜! ……次を、くれ」

 

 ジャンヌの指摘に顔を赤らめながらも、俺は次を求めた。

 

「良いわよ。ほら……」

 

 差し出された2つ目も完食し、腹は満たされた。そのせいか、また再び睡魔が襲ってきた。

 

「それじゃあ、ゆっくりとお休みなさい……」

 

 

「んー……?」

「目覚めたかしら?」

 

 目を擦るとジャンヌ・オルタが俺の目の前いた。

 いつの間に寝ていたんだ? しかも敵地の真ん中で。

 

「……っく……!」

「寝ている間に助けが来ると思っていたの?」

 

 ジャンヌに見下されるのがしゃくなので立ち上がる。

 

 しかし、長い間放置されていたせいか、空腹の知らせが響いた。

 

「そういえば人間は食事が必要だったわね? 生憎、食料は用意していないし、精々苦しむ事ね」

 

 ニヤニヤと笑いながら、ジャンヌ・オルタは俺を見下し続ける。

 

 俺は腹を抑えながら、床に寝っ転がった。

 

「私を愛していると言えば、何か食べさせてあげてもいいわよ?」

 

 ドサッと、何かが俺の後ろに落ちて来た。 

 思わず振り返ると、ランチボックスが置いてあった。

 

「食料は用意していないけど、ペットの餌は用意してあるわよ? 食べる?」

 

 ジャンヌがボックスを開くと、中には肉と野菜が挟まれたサンドイッチが置いてあった。

 

 サンドイッチをジャンヌがこちらに向ける。

 

「……愛してる」

「ふふ……素直ね。はい」

 

 彼女の手に握られたサンドイッチを食べる。最後の一口で唇を指に触られる。

 

「もっと食べて、ね?」

 

 

「んー……?」

「目覚めたかしら?」

 

 目を擦るとジャンヌ・オルタが俺の目の前いた。

 いつの間に寝ていたんだ? しかも敵地の真ん中で。

 

「お腹、減ってない? 何かほしいなら、なんて言えばいいの分かるかしら?」

 

「……愛してるよ、ジャンヌ」

 

 

「んー……?」

「目覚めたかしら?」

 

 目を擦るとジャンヌ・オルタが俺の目の前いた。

 いつの間にジャンヌの前で寝ていたんだ? 

 

「食べる? サンドイッチ」

 

「ああ、ジャンヌの事を愛してるから」

「そう言ってくれると嬉しいわ。じゃあ食べる前にキスしてくれる?」

 

「はは、食べる前にお腹いっぱいになりそうだな」

 

 口づけを交わした俺は、ジャンヌのサンドイッチで飢えを満たした。

 

 

 

 

 

 ヴラド、カーミラ、デオン、マルタが再び撃破され、マシュや他のサーヴァントと一緒に、ジャンヌ・ダルクがオルレアンの城へ侵攻してきた。

 ワイバーンの群れと戦い続けるサーヴァント達。

 

 その隙にジャンヌ・ダルクだけが城の前へとやって来た。

 

 城のバルコニーに立ってそれを見下ろすジャンヌ・オルタと、俺。

 

「遅かったわね、私」

「竜の魔女! 今度こそ貴方を!」

 

「遅かったのよ、貴女は」

 

 ジャンヌ・オルタが手招きをする。俺はバルコニーの奥から、前に立っていたジャンヌの横に立つ。

 

「マスター!? 魔女よ! その人を開放しなさい!」

 

「だそうよ? 私から離れたい?」

 

 ジャンヌは俺の両手首にかけられた手錠を解錠した――

 

 ――それと同時に俺は彼女に抱きついた。

 

「…………ま、ます、たー……?」

 

「ジャンヌ……俺のジャンヌはお前だけだ」

「あらあら、マスターは寂しがり屋ね?」

 

 抱き返され、彼女の温もりをより強く感じる。

 

「ま、マスター!? しっかりして下さい!」

 

「ジャンヌ……今日のご飯は?」

「たまにはパン以外がいいかしら?」

 

「マスター!!」

 

 おっと、敵の前でイチャつき過ぎた様だ。

 

「マスター、命令を」

 

 ジャンヌの頼みに、俺は目下の敵を指差しながら言い放った。

 

「……偽物のジャンヌを、斬り伏せろ」

 

 ジャンヌはその命令に口を綻ばせる。

 

「マスター!? 正気にお戻り下さい!」

 

「了解! さあ、消えなさい偽物! 

 私が、私こそがマスターのジャンヌ・ダルクよ!!」

 

 

 

 バーサーク・マルタ編

 

 夜の森を駆ける迫る巨影。

 聖女マルタとその竜タラスクに俺は攫われ、木に括り付けられていた。

 

「――っ! 頭が……!! っぐ!」

 

 マルタは現在、付加された狂化スキルにより嫌々ながらジャンヌ・オルタの命令を聞いている。

 

「マルタさん! っ!?」

 

 悲痛な表情のマルタはこちらに接近し、腕を思いっきり振り下ろした。

 

「っく……不味い、わね……!」

 

 間一髪、振り下ろされた拳は俺では無く木に命中した。

 木が破壊され、俺を縛っていた縄も解ける。

 

「さ、さっさと令呪を使って!!」

 

「無理! 令呪が使えない!」

 

 ジャンヌ・オルタの妨害を受けているのか、令呪が発動できず、サーヴァントを呼ぶ事も叶わない。

 

「う、うぁぁぁ!」

 

 迫るマルタ。サーヴァントの身体能力に俺では勝ち目は無い。

 

「なら――」

 

 ヤケクソだと、俺はマルタに接近し、その唇を奪った。

 

「〜〜ん!?」

「んっちゅ、ん、ちゅっは……!」

 

 ディープキスに驚いたマルタは動きが止まる。抵抗は直ぐに無くなった。

 

「んっちゅ……んっはぁ……」

「んー……んっ……す、すいません……」

 

 咄嗟にやってしまった。最近こればかりなせいだろうか?

 だが幸いにも効果があった様だ。マルタもだいぶ落ち着いて――

 

「何すんのよ!?」

 

 めっちゃ怒ってるな。うん。

 

「いや、すいません! 本当に咄嗟に!」

 

「せ、聖女の唇を、咄嗟で奪ったですって!? ……ご、ごほん……わ、私の修行不足ですので、ふ、不慮の事故として、ゆ、許しましょう……」

 

「本当にすいません!」

 

 俺は必死に謝る。ヤンデレ・シャトーにかなり毒されていた様だ。

 

「も、もういいです……狂化もだいぶ収まって……っ!」

 

 またしても頭痛に頭を抑え始めるマルタ。

 

「ま、マルタさん!?」

 

「っく……ど、どうすれば……狂化も、強くなってきて……!」

 

「……マルタさん、ごめん!」

 

 俺はもう一度マルタに近づき、その唇を奪う。

 そのままディープキスをし、落ち着くまで口内を貪り尽くす。

 

「ん……!」

 

 やがて、再び顔が赤くなる彼女を見てもう大丈夫だろうと唇を離す。

 

「ま、って! ん……!」

 

 だが、離した筈の唇は彼女に頭を掴まれた事で再び水音を立てる。

 

「んっちゅ……んん……はぁ……」

 

 今度はマルタから求められる形で交わり合い、絡み合う。

 

「んっ……! マルタ、さん!?」

 

 だが、先から様子がおかしい。一向に離れない。

 

「奪わないと……ジャンヌ・ダルクから……守らないと……竜の魔女から……!」

 

 どうやら正気と狂気の間にまで意識が飛んでいる様だ。狂化スキルが強くなった影響だ。

 

「マルタさん! しっかりして!」

 

「……そうだ。どっちにも、触れさせなければ良いのね」

 

「マルタさん!? っう……!」

 

 手刀を当てられ、意識が遠のいていく。

 

「タラスク」

 

 何処かに連れて行かれた事だけは理解した。

 

 

「大丈夫。此処にいれば誰も来ない。安全よ」

 

「ま、マルタさん……正気に戻ってください!」

 

「正気、私は正気よ。大丈夫、貴方を守れるのは私だけ」

 

 完全に様子がおかしくなったマルタは俺に抱き着き、ひたすら頭を撫で、偶にキスをする。

 

「大丈夫よ、大丈夫。私が守ってあ――」

 

『――』

 

 何度もくっついた唇が離れ、もう一度迫って来た時に俺のお腹から聞抜けた音がした。

 

「……そ、そろそろお腹減ったんですけど……」

 

「タラスク」

 

 竜に指示を出して木の実を持ってこさせる。駄目だ。離れてはくれない。

 

「貴方は私が守ってあげるから、このまま私と一緒にいるだけでいいの」

 

 狂化スキルの命令から逃れる為にジャンヌ・ダルクから俺を奪い、ジャンヌ・オルタから俺を守ろうとしている。その彼女に、悪意は無い。

 

「だからお願い。私の側を離れないで……!」

 

 精神的にかなり参っている様子だ。もし俺が出ていけば、本当にバーサーカーになってしまうだろう。

 

「……わかりました。絶対離れません」

 

 俺はそう言って彼女の手を繋いだ。

 

 

 

「っはぁっはぁ……」

 

 この1週間、彼女と一緒に過ごし続けた。

 狂化が激しくなるにつれ、彼女は更に激しく俺を求め続けた。キス、愛撫、今では肌を重ねるまでに至ってしまった。

 

「いや、いや! 私は、私は!!」

「落ち着いて、マルタさん! 自分はここにいます!」

「っはぁはぁ……切大君……うん、私はマルタ。うん、大丈夫……大丈夫……」

 

 そして、狂化の影響ですり減った彼女の精神は只々温もりである俺を求めた。24時間、抱きしめたままの体勢を崩す事無く彼女に抱き着かれたまま食事を取り、眠りに付いていた。

 

「大丈夫ですよ、マルタさんの側には俺がいますから」

 

「ありがとう、切大君……お願い、また私と1つになって……」

 

 人理崩壊を迎えたこの時代で、聖女と俺は、終わりが来るまで体を求め合うのだった。

 

 

 




 最後のマルタさんのね、お互いに堕ちるところまで堕ちるのって言うのが作者の好みのヤンデレですね。
 人理守護を忘れたマスターと、自制心を無くした聖女。この組み合わせならいい感じかなとか思って書いてみました。

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