転生・太陽の子   作:白黒yu-ki

41 / 52
前話からかなり経ってしまいました。
ここまでやってしまうと完全にオリジナルストーリーになってしまい、話をどのように進めていこうか悩みどころです。

でも久しぶりに読み返してみると、自分の作り上げた二次小説としてはなかなか面白くて(自画自賛)時間ある時にまた投稿を始めたいと思います。


創世王との対峙

シャドームーンは戦場から姿を消した。

彼が最後に言い残した言葉、それは創世王からの離反。RXへの敵対心が次期創世王への野望を上回った結果なのか。それとも僅かに人の心を取り戻せたからか。今のRX達には知る由も無い。ただ理解できるのは、この場からシャドームーンが去り、創世王との戦いが今まさに始まらんとしていることのみだ。

 

【シャドームーンめ…まだ人の心を…甘さを残しておったか。この時代の世紀王はどちらも失敗作のようだ。我が直接手を下さねばならぬか】

 

突如RXたちの視界が歪み、異次元空間に吸い込まれる。そして再び元の空間に戻ると、周囲の景色がまるで違っていた。

 

「…ここは洞窟の中?」

 

イヴは周囲を見渡し、そう結論づける。数秒前は京都の山中にいたにも関わらず、この人数を瞬時に移動させる力は流石創世王といったところだろう。皆が混乱から回復していない中、RXのみが過去の記憶を蘇らせていた。

 

「ここは俺がかつて別の世界で、創世王と最後に戦った場所に似ている」

 

「それでは、この通路を進めば光太郎さんの敵が…ゴルゴム最後の敵がいるのですね」

 

サタンサーベルを手に、セフィリアは視界の先の気配を手繰る。この場にいる彼等は人間レベルを遥かに超えた者たちである。だが生物としての根源的な恐怖が、RX以外の者たちの足を竦ませていた。ゴルゴムの怪人にすら立ち向かった彼等だが、こうして間近に迫る事で本能が感じ取っていた。

 

 

 

 

…次元が違う、と。

 

 

 

「みんなはシャルデンの傍で守ってやってくれ。創世王は…俺が必ず倒してみせる!」

 

未だ意識を取り戻さないシャルデンを戦場に連れて行くことは出来ない。そしてここから先は、生半可なレベルの者では無駄に命を落とす戦いとなるであろう。この先にいるであろう創世王の恐怖を乗り越え、対峙する事の出来る人間は存在しない。トレインもスヴェンも、自身の一歩先の大地がまるで底無しの崖のように錯覚させられた程だ。だがそこに一歩を踏み出した者がいた。

 

「私も一緒に行く。光太郎の相棒(パートナー)だから」

 

イヴはRXの隣に並び立ち、通路の先を見据えている。

光太郎と出逢い、トルネオの元から救い出され、自由を与えられたイヴ。そしてこの時を夢見ていたのだ。守られる対象ではなく、いつか隣で一緒に戦えるように…と。その光太郎への想いは創世王からの恐怖を容易く上回るものであった。だが想いの強さによって盲目となっている訳ではない。創世王との戦いに際し、秘策もあるとイヴはRXに伝えた。

 

「貴方は確かに強い。ですがそのようにひとりで戦おうとしないで下さい。私も貴方と共に戦います。私は貴方のための剣なのですから」

 

セフィリアも、RXの隣に立っていた。

かつてはクロノスの剣として、そして時の番人として幾多もの敵を屠ってきた。クロノスの為に生き、クロノスの為に死ぬ事しか知らなかった。部下のトレインがクロノスを抜け、掃除屋として生きていると知った時も、彼女はその生き方が羨ましいと感じつつもクロノスの呪縛からは逃れ得ず生きていた。だがRXとの戦いでそれは砕かれ、共に旅をする中で芽生えた感情が彼女を更に強くした。何かから与えられた命令でなく、自身がそう願ったのだ。彼の剣で在りたいと。

 

自分の両隣に立つ二人を見て、RXは二人の意志を無下には出来なかった。

 

「分かった。共に創世王を倒そう!」

 

強敵に挑む3人を前に、トレインはため息をひとつ零す。

 

「ここまで来たらお前を信じるしかなさそうだな。ま、俺たちは光太郎、お前がどれだけ強いか知ってる。出口を探して勝利の凱旋を待っててやるぜ」

 

「確かにトレインの言う通り、光太郎で敵わなけりゃ人類が逆立ちしたって勝てんだろうな。俺やトレインにはまだまだ借金が山ほど残ってるんだ。それを踏み倒して終焉を迎えるのは紳士道に反する」

 

「アンタもこんな時まで借金の事考えて、大変だな。いつかハゲるぜ?」

 

「トレイン! 何でお前はそんな他人事なんだ!」

 

トレインとスヴェンがいつものやり取りをしていると、「光太郎は私が相棒で良かったね」とイヴが2人に聴こえる声量で耳打ちしてきた。RXは決戦直前だというのに思わず苦笑してしまった。そしてそれは本人も気づかないうちに、体に入っていた余計な力を抜く事に繋がっていた。かつての強敵と再び対峙しようというのだ。知らず識らず体が固くなっていたのだ。「良い仲間たちと出逢えた」と胸中で呟く。

 

 

 

トレインたちが出口を求めて反対側の通路を進み、姿が見えなくなる。それを見送ったRXはイヴとセフィリアに「行こう」と声掛け、強大な気配を放つ戦場へと向かって行った。

 

 

 

 

洞窟の最深部、RXにとっては見覚えのある場所である。そこはかつて自身が仮面ライダーBLACKであった時、創世王と戦った場所。既に創世王にその身は無く、かつては巨大な心臓のみでBLACKを圧倒した。その状態であっても地球をも破壊できる程のエネルギーを要していたという。

 

だがこの戦場でRX達を迎えたのは心臓のみの創世王では無かった。玉座に腰を降ろすは紅き鋼の王。姿はシャドームーンに酷似しているが、気配はまるで別物である。

 

「…創世王…なのか?」

 

相対するRXの戸惑いに、紅き王はゆっくりと立ち上がる。

 

「…かつて心の臓のみで貴様と戦い、私は敗れた。私は考えた。同じ轍を踏まぬ為にどうすれば良いかを」

 

緑の目が妖しく光る。

 

「万が一、貴様とこうして戦う事となった時、その身として作り上げたのがこの体よ。本来のキングストーンには及ばぬが、私のエネルギーが込められた擬似キングストーン。以前の私と思わぬ事だ」

 

創世王がそう言い終えた直後、RXは岩盤に埋まっていた。創世王の掌底により、吹き飛ばされていたのだ。イヴとセフィリアは創世王の動きすら見えていなかった。一瞬遅れた意識が目の前の創世王を捉え、身構える。優れた動体視力を有する二人にも見えぬ速度。それはもはや人間には感知できぬ次元なのかもしれない。凄まじい圧力をその身に受けていた二人だが、すぐに行動に移していた。セフィリアはサタンサーベルで、イヴはナノスライサーで創世王に斬りかかっていたのだ。しかしそんな二人の斬撃も創世王にとっては児戯にも映る。親指と人差し指でサタンサーベルの刃を掴み、ナノスライサーはその身で受け止めていた。超振動を発生させているナノスライサーと創世王の体の間で火花が散るが、創世王に傷一つ負わせることは出来ない。

 

「…人間が我に剣を向けるか。愚かな」

 

二人は決して弱くない。ゴルゴムの怪人どころか、それよりも上の肉体、強さをもつ大怪人やビルゲニアをも屠ったのだ。この世界では5指に入る強者なのは間違いない。だが創世王、RX、シャドームーンが3指に入り、その差は決して小さくない。創世王が敵意を二人に向けると、セフィリアとイヴは同時に笑みを浮かべた。創世王が二人を攻撃しようとした為、一瞬であってもRXから意識を外してしまったのだ。再びRXが吹き飛んだ岩盤に視線を向けるが、そこには誰もいない。創世王の速度に匹敵するバイオライダーとなったRXは、既に創世王の背後に回り込んでいたのだ。バイオブレードが横薙ぎに創世王の背中を刻む。

 

「ぐっ!?」

 

創世王は思わずサタンサーベルから指が離れた。この機を逃すセフィリアではない。

 

「サタンサーベル!」

 

赤いオーラを放つサタンサーベル。セフィリアの叫びに呼応して数百の残滓を残し、創世王に斬撃の雨を降らす。創世王が攻撃に転じようとした瞬間、創世王の目の前に謎の球体があった。それは突如強烈な光を放ち、創世王の視力を一時喪失させた。この中で閃光弾など持ち合わせていた者はいない。だが創り出した者はいたのだ。ナノマシンを体に宿した少女。ナノマシンに強烈な光を放つプログラムを施して作り上げたのだ。その隙をついて、彼女らはRXを中心に両翼の位置で構える。かなりのパワーアップを果たしている創世王を相手に、RXたちは引けをとってはいなかった。

 

「イヴ、目眩し助かりました」

 

「光太郎、セフィリアさん、私のナノスライサーじゃ創世王に通用しないみたい」

 

「気にすることはない。イヴはイヴに出来ること、イヴにしか出来ない事をすれば良い。だけど二人とも、決して無理だけはしないでくれ」

 

初手の攻防としては10:9でこちらが主導権をとれた。だがこれで慢心する程彼等は楽観的ではない。現に、創世王から感じる圧力は弱くなるどころか更に増しているのだから…。

 

目に見えぬ圧力は周囲を崩壊させていく。洞窟中の岩壁はヒビ割れ、地割れが起きる。その圧力の余波はこの場に留まらなかった。

 

 

◆◇◆◇

 

 

洞窟内から脱出することに成功したトレイン達。外に出たと同時に地震が起き、洞窟の入り口は崩落により閉ざされてしまう。崩壊していく洞窟の奥から感じる圧力の正体は彼等も察している。

 

「これが創世王…か。想像以上だぜ」

 

トレインは思わず独りごちる。これだけ距離があるにも関わらず、根源的な恐怖からか無意識に脚が震えていた。何かに恐怖するのは幼少時にまで遡る事になるが、その比ではない。

 

「おい…何が起きてるんだ? 空を見てみろよ」

 

スヴェンが空を指差す。オーロラが流れ、かと思えば雷が轟き、その直後には竜巻が其処彼処に発生する。猛吹雪が起きたかと思えばそれは雹に変わり、いきなり猛暑のような太陽熱が降り注ぐ。創世王の凄まじい圧力は周囲だけではなく、地球全体にまで影響を及ぼしていた。地球が狂ってしまっていたのだ。

 

地割れが起きる中、慎重に街に戻ったトレイン達だが、街はそれ以上に大混乱に瀕していた。信号機が目まぐるしく変わり、それに伴って交通事故が多発。川は重力に逆らって逆流を起こし、上流で氾濫して大惨事となっていた。

 

「こりゃいかんな。トレイン、俺は救助活動の手伝いをする。この状態だとリンスはともかく、ティアーユが心配だ。そちらで先に合流してくれ」

 

そう指示するスヴェンだったが、間が悪かった。偶然にも、件の人物がそこにいたのだ。スヴェンは耳を引っ張られ、痛みを訴える。

 

「ちょっと『リンスはともかく』ってどういう意味よ!」

 

「リ、リンス、いたのか。無事で何よりだ」

 

リンスはスヴェンを解放し、面々を見つめる。皆傷だらけだが、無事に戻ってきた事に胸を撫で下ろす。そんな中、ジパングマンに背負われる気を失ったシャルデンを見つけ、ティアーユが駆け寄った。

 

「シャルデンさん!」

 

ジパングマンはシャルデンをゆっくりと下ろし横に寝かせた。

 

「生きてる…無事で良かった…」

 

安心して思わず腰を抜かすティアーユ。ずっと気に掛けていたらしく、張り詰めていたものが切れてしまったのだろう。だがまだ全てが終わったわけではない。

 

「人数が足りないわね。それにこの状況、どうなってるか教えてもらえるかしら?」

 

「…ゴルゴムの幹部連中は倒した。でも最後の大ボスが残ってる。光太郎、セフィ姐、姫っちはまだそこで戦ってる」

 

リンスの疑問に答えた後、トレインは戦場の方角へ顔を向ける。鈍い地鳴りが続く。その表情には悔しさが滲んでいた。創世王と自分との力の差は圧倒的で、自分の力の無さが恨めしかった。そんなトレインの顔を見て、リンスは「そう」とだけ呟いた。ここまでの影響を地球に及ぼす存在など、リンスには推し量る事など出来ないのだ。逃げ惑う人々の中には「地球最後の日だ」と恐れる者さえいる。

 

「俺たちは俺たちに出来る事をしよう。俺とトレインは救助活動、キョウコは道の力を使い切っちまってるから、シャルデンの傍についてやってくれ。ジパングマン、お前はこっちを手伝え」

 

「おお、ゴルゴムとの戦いでは対して役に立てなかったからな。任しとけ」

 

スヴェンの指示を受け、三人は方々に散った。

皆の胸中では光太郎達の安否が気に掛かっていたが、自分達の無力を嘆いて茫然自失と立ち止まっている時ではないのだ。

 

◆◇◆◇

 

初めは捉えられなかった創世王の動きに、セフィリアとイヴはついていき始めていた。セフィリアは長年の戦闘経験によって創世王の態勢から初動を察し、事前予測で対応。イヴは微細なナノマシンを周囲に散らせてセンサーの役割をさせ、僅かにでも反応があればその直進方向から避けて応じていた。二人はこの戦いで確実に強くなっている。

 

「創世王ー!」

 

RXキックを仁王立ちで受け止めた創世王。周囲は余波によって崩壊する。大怪人レベルであれば破壊可能な威力であるが、創世王は僅かに体を仰け反らせるだけに終わる。RXは創世王と距離をとって態勢を整えた。RXは勝負を急いでいた。その理由はセフィリアとイヴにある。二人の表情に疲れが見えていたのだ。普通の人間であれば対峙するだけで創世王の圧を受け、廃人になりかねない。そんな中で戦い続けている二人の体力の消耗はゴルゴムの幹部との戦いの比ではない。今は創世王の攻撃を防いでいるが、長期戦となればいずれねじ伏せられてしまうだろう。それを理解してしまっているからこそ、二人の身を案じて少しでも早い決着を、と攻撃が単調化してしまっているのを本人は気付いていなかった。

 

「…RXばかりか、下等な人間がここまで我に食い下がるか。認識を改めねばなるまいな」

 

創世王にとって人間とは脆弱で淘汰されるべき古き人類であった。この世界を統べる存在となる創世王は自然の摂理に従って滅ぼすつもりでいた。しかしそんな脆弱な存在がゴルゴムの幹部に打ち倒し、こうして全力を注いでいないにしても自分の攻めを防いでいるのだ。

 

「人間の中にはこういう稀有な個体もいる…か」

 

突如、創世王が意識的に体から放出されていた圧を収めた。何のつもりかと身構える三人に、創世王は淡々と「RXよ、我と取り引きせよ」と告げた。

 

「…取り引き…だと?」

 

「そうだ。我は圧倒的なこの肉体を有したが、寿命はすぐそこまできておる。お前がその肉体を我に捧げるならば、その二人の命は保証しようではないか。そして優れた人間であれば怪人へと手術をせぬまま生かしてやってもよい。悪い話ではあるまい? 今後襲いくるクライシス帝国とやらも、お前の肉体を得た我であれば敵ではない。この世界を守ってやろうというのだ」

 

この戦いで二人をどう守っていこうか思案していたRXは、思わず創世王のその提案に思いが揺れる。創世王は言葉を続けた。

 

「だが断れば、我は確実にその者らを殺す。さぁ選ぶが良い。己の命か、その二人の命か。人間という生物は他者を重んじるのであったな。この天秤にかけられた命、お前であればどちらを取るか考える事もあるまい」

 

自分の命か二人の命、どちらを一方を救うという選択であれば、RXは自身の命を捨てる覚悟はあった。己の命は惜しくない。RXは答えを出していた。

 

「創世王、確かにお前の力があればクライシス帝国すらも滅ぼすのは容易いだろう。だがその後はゴルゴムによる圧政が始まる。人々は苦しめられ、怪人の為の世が作られていく。俺はそんな世界を認める訳にはいかない!」

 

「…その二人を殺すという選択をするのだな?」

 

創世王が再び圧力を放ち始める。その問いにRXが答える前に両翼にいた二人が前に躍り出た。

 

「光太郎さん、私はあなたの剣です。最後まで一緒に戦わせてください」

 

「私もセフィリアさんと同じ気持ちだよ。光太郎を犠牲にして生き残っても、私はちっとも嬉しくない。まだ私は光太郎と色んな景色を見てみたいから…」

 

その言葉はRXにとって何よりも有り難かった。二人はこんな自分に命を預けてくれる。これ程の頼もしさは、以前の世界に存在した先達仮面ライダー達に匹敵する。

 

「二人とも、ありがとう。創世王を倒し、絶対に生きて帰ろう!」

 

構えをとる三人を前に、創世王は自身の中で結論づけた。この戦いにおいて、殲滅以外に決着の方法は無いのだと…。創世王から流れる赤いオーラが右手に集束される。徐々にサタンサーベルに酷似した剣が形成され、創世王はその身を浮遊させる。

 

「ならば…滅びるが良い」

 

創世王が振るった斬撃は大地を割る。洞窟は完全に崩壊し、崩落する。セフィリアは頭上から降り注ぐ大岩を避けながら、地上に向かって跳躍する。今のセフィリアの身体能力であればそれも容易かった。空中へ飛び出したセフィリアの視界には、天使の羽を生やしたイヴとRXの姿がある。洞窟があった場所は土煙によって何も見えないが、巨大な気配から創世王がそこにいるのが分かった。

 

刹那、地上から無数の赤い稲妻が走った。疑うべくもなく、創世王の攻撃だ。三人は空中で懸命に躱すが、数が多すぎる。セフィリアは相殺しようとサタンサーベルを輝かせ、数百の剣戟を落とす。

 

「はあぁぁぁぁ!!」

 

両者の武器の性能は互角、しかし肉体の力は創世王が遥かに上だ。すぐに圧され始め、セフィリアの持つサタンサーベルが弾かれた。

 

「…サタンサーベルは本来世紀王、そして我の為に存在する。貴様のような者が手にして良いものでない」

 

眼下に注意を向けていたセフィリアのすぐ背後に不気味な声が響く。そこにいた創世王は剣を振り上げ、今にもその凶刃を振り下ろそうとしていたのだ。

 

「セフィリアさーん!!」

 

空中を自在に舞う事のできるイヴが飛び込み、セフィリアを抱えて創世王の剣線から離脱する。振り下ろされた凶刃は赤い刃を生み出し、大地に落ちた瞬間に大爆発を発生させた。三人が地上へ降り立った時には、そこにあった筈の山がひとつ消えていた。

 

 

 

天空で静止する創世王。

圧倒的な力の前に、RX達に勝機はあるのか。

 

最後の攻防が今、始まろうとしていた…。




創世王のイメージはアナザーシャドームーンです。この作品ではオリジナルの擬似キングストーンを使用し、それ自体はRXのキングストーンに劣りますが、創世王は原作のあの状態でも「星ひとつ破壊できる力」があるようなので、かなり強めの設定になりました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。