久々の投稿ですね...見直し疲れました。
ではでは、4章も大詰め。
マグマ流出を止められるでしょうか。
--影さんが計算したところによると、火山が噴火するまであと7時間。
「ネプギア、そろそろ準備よ。」
「うん、わかった。」
今は朝6時。サイレンはあと4時間後に流れて、
島民の皆さんの避難が始まります。
「その様子だと、眠れなかったようね。」
「うん...やっぱり緊張しちゃって...」
「しかし...どうしてこの状況でも影さんは眠れるのかしら。」
「あはは...明ちゃんもロムちゃんもラムちゃんもぐっすりだね。」
私の緊張は気づいたら無くなっていました。
けど、眠れなかったのも事実で、作戦時間に眠くならないか、
それがとても心配でした。
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午前10時。作戦開始時刻。
「ロム、ラム、ミナ先生。誘導お願いします。」
通信機で連絡する。おそらくここが一番大事だ。
『わかりました。影さんの方も気をつけて下さい。』
「言われんでも気をつけてます...ギア、ユニ。
第一射準備。頼んだぞ。」
『はい!』
ギアとユニにも連絡する。
いい感じの返事で何より。
「よし...じゃあ行くか、明。」
「うん。行こう。お兄ちゃん。」
「あぁ、ヴァルゴを倒滅する。」
そして俺らは変身して、空に踊り出た。
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「ユニちゃん、準備出来た?」
「えぇ、エネルギーチャージ完了よ。」
『いっけぇ!』
私達の射撃は見事に火口の壁に当たって、まず少し傷をつけました。
「これで少し...」
「前進したわね...!」
リロードとチャージをして、第二射に備えます。
「それは困りましたわ...マスターが練った計画を無下にしてるのですから...」
「誰...!?」
影さんの予想通り、こっちにゾディアックシリーズが来ました。
「わたくしはヴァルゴと言いますわ...さて、貴女達がわたくし達を妨害
するのなら...わたくしも妨害させていただきますわ。」
「させるかよ!」
「んなっ...!?」
ヴァルゴに影さんが突撃...そして一気に突き飛ばしました。
「悪いねヴァルゴ...お兄ちゃんたちの邪魔はさせない...
こっから先は...一方通行だよ。」
変身した明ちゃんは弓を構えて、ヴァルゴを見据えていました。
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「全く貴方はしつこいですわね...!」
「煩い。そのしゃべり方は...神経が逆撫でされるんだなぁ、これが!」
「ほう、奇遇ですわねぇ...!スピカ!この忌々しき殿方に罰を!」
「かかった...明!狙い撃て!」
「言われなくても!」
明の矢は正確にヴァルゴに当たる。一瞬視界を無くせばこっちのもの。
ファンネルが出る前に...叩く!
「むぐっ...んなっ!?」
一気に近づきヴァルゴに一閃。片腕がなくともこれぐらいは出来る。
--しかし...
「ふふ、サジットもおられましたか。では本気で攻撃にまわりますわ...!」
予想外にヴァルゴは堅牢で、ファンネルによるオールレンジ攻撃が始まった。
以上、ヴァルゴvs凍月兄妹は次回へ。
ギアとユニは淡々と射撃。
次回、「妹達の援護」
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