企画大放出を一旦お休みして、本編進めようと思います。
どこまででしったけ。
まぁ、ではどうぞ。
私達がオオトリイ島に来て一週間が経ちました。
「いやー、しかしいいでしょ、お姉ちゃん達と離れて暮らすのも。」
「そうだねユニちゃん、明ちゃんは?」
「うーん、今頃お兄ちゃんがどうなってるか心配だよ...」
「どうして?ブランさんがいるのに?」
「うん、病院にいたみたいだし、ブランお姉ちゃんとずっとべったりかそれとも...」
『それとも?』
「飛行形態で砂浜に突き刺さってるかの二択かな...」
「それって...」
「うん、そうなるわね...」
見ると、戦闘機のようなフォルムをした影さんが、砂浜に見事に、それはそれは
リバース1のお姉ちゃんのごとく、突き刺さっていました。
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「いやー、航空科学部のマスドライバーを拝借して飛んできたはいいけど
まさか砂浜に刺さるなんて...うわ、ジャリジャリ...」
「いいからお兄ちゃん、シャワー浴びてきたら?」
「着替えの準備してない。」
「じゃあ先生にでも頼んで...」
「いや、完全気密の飛行形態で潜るほうが...」
「服濡れるから同じでしょ!?」
「...なんだろう、凄い人だよね、影さん。」
「持って来た荷物は何もなく身一つって...無茶な人よね...」
「そして気づいたらいなくなってる。」
「どうなったのかしたね。潜るかどうかは。」
「さぁ...」
後で明ちゃんに聞いたら、影さんは予備の制服を着たようです。
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「というわけで...仕切り直そう...」
「登場がアレだっただけにかなり滅入ってるわね...」
「そうだねユニちゃん...」
「コホン、ここに約15分前に届いたFAX文書がある。学長からのな。」
「それって...どういう意味ですか?」
「読み上げるぞ。
『かのゾディアックシリーズの野望を打ち砕くために、ネプギア、ユニ、ロム、
ラム、明の5名には女神化能力の体得とその強化訓練を行ってもらう。』
とのことだ。女神化できる奴は挙手。」
「えっと、はい...」
「ギアだけか...?」
「いえ、凍月君。ロムちゃんとラムちゃんも出来ます。私が封じているだけで。」
「便利な固有能力ですね...それ...」
「一瞬で看破するのは流石です。貴方の固有能力も、封じなければ訓練に
ならないとも思います。」
「そうですね、ミナ先生。頼みます。じゃあギアとロムとラムは俺が。ユニと明は...」
「ブレイブ先生にお願いしましょう。」
「んじゃぁ、そういうことで...」
「待ってください影さん!明ちゃんがここにいれば世界再編は起こりませんよ!?
なのに対策訓練なんて...!」
「むしろここにいるからだ。明を守る為に俺たちは強くなる。」
「お兄ちゃん...私は...」
「変身していいぞ。もう、わかってるだろ?自分の力の在り方が何なのか。
...だが、今は安定させることのほうが重要だ。」
「うん、わかった...」
「んじゃぁ、今日から世界を救おっか。」
以上、影君来ちゃいました。
次回から影君と妹達との訓練です。
サブタイは「能力と妹達」
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