女神科高校の回帰生   作:Feldelt

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どーも、シャドバアプデ後切断負け多発のフェルデルトです。
セラフラピスは強いです。はい。

さて、今回は明が遂にゾディアックシリーズの目的を語ります。
では、どうぞ。


星座の野望vs妹達

着いた時間が夕方だったので、私達は今寝室にいます。

もうロムちゃんとラムちゃんは寝ちゃいました。

 

「一体どういう事なんだろう...私と影さんが似てるって...見た目も

 結構違うと思うんだけどなぁ...」

 

「ねぇ、ネプギア、それもう明を連れてきてからかれこれもう二時間も

 それ言ってるわよ?そんなに気になるの?」

 

「うん、影さんのことだから何か含みというか、伏線というか...こう、

 裏がありそうな気がして...」

 

「あー、お兄ちゃんは物事を半分までしか教えないスタンスだからね...」

 

「情報戦も強いって...もう弱点ないじゃんあの人...」

 

「お兄ちゃんの弱点?たくさんあるよ?」

 

「例えば?」

 

「私とロムちゃんとラムちゃんとブランお姉ちゃん。」

 

『あぁ...そういう...』

 

「あと、お兄ちゃん曰くコンパさんとベールさんも苦手...てか天敵って

 言ってた。理由は全くわからないけど。」

 

「......明ちゃん、それって...」

 

「言わないであげましょうネプギア、影さんの弱点がわかっただけめっけもんよ。」

 

「そう、だよね...」

 

「......?」

 

...明ちゃんはきょとんとしてました。

 

 

 

--翌日。

 

トゥルルルトゥルルル...

 

「こんな朝に...一体誰ですか...」

 

[あー、悪いギア...言いそびれたことがあってさ...]

 

「時間考えて下さい...まだ朝5時ですよ...?」

 

[考え事してたら徹夜しててよ...]

 

「大丈夫なんですか、それ...」

 

[あー、大丈夫...でさ、本題なんだけど、明からゾディアックシリーズの目的を

 聞いてくれね?俺もさっぱりわからないんだよね...]

 

「...それを聞く為にこんな朝に電話を...?」

 

[そう、なるな...]

 

「...ちょっとはこっちの都合も考えてください!」

 

[悪い...んじゃ、お休み...]

 

「......目が覚めちゃった...」

 

色んな意味で目覚めが悪い朝でした。

 

「...ギアちゃん、どうしたの...?」

 

「はわっ!?明ちゃん!?」

 

「もう...何かあったの?」

 

「い、いや、影さんから電話が...」

 

「お兄ちゃんから?まっさかー。あのお兄ちゃんだよ?起こさないと

 11時まで起きない伝説を持ってるお兄ちゃんだよ?」

 

「そ、そんな伝説が...じゃなくて。明ちゃん。」

 

「なーに、ギアちゃん。」

 

「...ゾディアックシリーズの...目的って何?」

 

「...お兄ちゃんの差し金?」

 

「まぁ、そうだけど...私も知りたいから。」

 

「...いいよ。ゾディアックシリーズの目的...それはね。世界の再編。」

 

「世界の...再編...?」

 

「うん。十二体のゾディアックシリーズの力を一点に集めて世界を一度滅ぼす。

 そして...作り直す。生物から何から何まで。」

 

「そんな...でもそれって...」

 

「そう。私がいないと成り立たない。だから私はそれを聞いた時、嫌になって

 転化しちゃったの...」

 

「そう...だったんだ...(どうしよう、思ったより深刻だよ...)」

 

「ねぇ、ギアちゃん。もし、私が連中に連れ戻されて世界再編を強制的に

 起こそうとしたらその時は...お兄ちゃんをつなぎ止めて。」

 

「影さんを...?」

 

「うん。お兄ちゃんのギアちゃんと似たような強い強い力がもし、転化みたいなことに

 なったら...とても怖い...優しいお兄ちゃんが、いなくなるようで...」

 

「つなぎ止める...影さんを......わかった。」

 

「お願いするね、ギアちゃん。」

 

そんなことは起きないだろうと、いや、すぐには起きないだろうと

思っていた時期が私にもありました。

 

 

 

 

「調子はどうだイ、マジック·ザ·ハード...トリック·ザ·ハード...」

 

「...狂おしい程に上々だ。」

 

「アクク、幼女達がいるのだな、あの島に...」

 

「サジットさえ回収してくれば何も言わないよ。では、いきたまエ。」

 

「ふふ、せいぜい期待していろ...」

 

「...いいのかいカプリコーン...あんな異世界の魂に蝕まれた者共を

 サジットの回収に向かわせるなんて...」

 

「リブラ、心配しすぎだよ。少なくとも、ちょっとは楽しめるサ。」

 

「なら、いい。」




ゾディアックシリーズの目的も明らかになり...さーて、どうなるんでしょうか...

作者である私もこの先どうする的心境です。それじゃあダメなのですが。

次回、やっぱりアイツがやって来る。
サブタイは「兄と妹達」

なんで来ちゃうんでしょうか。
感想、評価等、お待ちしてます。
各種リクエストは、クリスマスとかにとっておきますね。

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