陽光サタンなんですけどねぇ...
そんなのはともかく遂に影君が反凍月派へ宣戦布告。
どうなるでしょうねぇ...
今回は久々に高等部サイドも出ます。
では、どうぞ。
「宣戦布告...!?」
「...ついに影も、堪忍袋の緒がはち切れたみたいね...無理もないだろうけど...」
けど、このタイミング...暗に私たちに聞かせてるのかしら...
「しかし...そうなるとまたひとつ戦闘が起きますわね...」
「平和にならないのかなー。」
「そうです。戦いはダメです!」
「...そう言いたいのは私も山々だけど...けど、筋は通ってるのよね...」
「え、あいちゃんはまさか戦争肯定派?」
「そんなわけないでしょ!?けど、影はそうせざるを得ないと思ってるのは確かよ。」
「まずはユニとネプギアに注意を促さないと...」
[まぁ、しかし、いささか戦力差がありすぎることだし、何人でもかかってきていいよ。
こちらは俺がお相手するよ。日時は96時間後。...場所は中等部校庭。では。]
「切れましたわね...」
「遂に始まっちゃうのね...影と、反凍月派の戦いが...」
「影...一体貴方は、何で戦うの...?」
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放送を終えた影さんは真っ先に小屋に帰ってきました。
「影さん、何で貴方は戦うんですか!?」
「粛清。そして憂さ晴らし。明の代わりに、奴らを消す。」
「まさか...例え学生でも影さんは殺すんですか!?」
「いいや...流石に殺しはしない...痛め付けるだけだ。」
「けど...それでも怪我人は...!」
「死人が出るよりはいい...それに、頼みたいことがある。」
「なんですか、私は戦いませんよ。」
「ヤバいと思ったら、俺を止めてほしい。これはネプテューヌ達にも伝えてほしい。」
「え...?どういう、ことですか?」
「ギア、今から95時間15分後、俺は俺でなくなる可能性がある。
だから、そうなったら止めてほしい。この通りだ。」
「影さん...」
驚きました。影さんが、本当に誠心誠意で頭を下げるところを想像すら
できなかったからです。それが、今影さんはしている...
「わかりました、影さん。もし影さんが影さんでなくなったら、私、いや、
私達が全力で影さんを止めます。」
「あぁ、頼むよ。」
そして影さんは伸びて...
「じゃあ、ちょっと出かけるよ。」
「明ちゃんを置いていくんですか!?」
「ここは誰の目にもつかないからね...大丈夫だよ。」
「そういう問題じゃなくてですね...」
「いいんだ。今、明は俺とも会いたくないらしいからな...
ギアでも無理だろうよ。」
「そう、ですか...」
「んじゃ、行ってくる。宛もなく、ただただ、強くなるために...」
影君、これ以上強くなってどうするんですかねぇ。
次回、遂に影vs反凍月派の大乱闘が始まる...!
サブタイは「凍月争乱·序」
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