女神科高校の回帰生   作:Feldelt

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どーも、最近深夜テンションがおかしいフェルデルトです。
影と明の能力が発現して、影の人生に新たな展開が訪れる。

では、どうぞ。


発現·制御と女神化

「んじゃ、続きいくぞ。」

 

十数分の休憩の後、俺の昔話を再開する。

 

----------

 

「まさか、このデバイスに適応し制御能力を引き出すとは...」

 

「今にも死にそうな気がするのは気のせいだよな...?」

 

「大丈夫だよ、とーげつ君。どーやらこのデバイスは君を選んだよーだよ。

 おめでとう。君は制御能力、鎧装装着(アームズドライヴ)の適合者になったよ。」

 

「そう言われても実感湧かねぇな...」

 

「けどねとーげつ君。その能力は武器を自らの意思で精製出来るんだよ。それにね、

 武器を二つまで量子格納出来るんだよ。」

 

「凄いな...」

 

「合わせて戦闘力も高いんだけど、生命維持は度外視してるんだ。」

 

「大事なところだろそこ!」

 

「いいじゃん。別に。そういえばサジット...明の能力は?」

 

「あぁ、まだだ...紅奈は?」

 

「発現したよ。変身後も赤い髪に赤い目、赤いプロセッサだった。」

 

「通常の3倍強くなってそう。」

 

「そだね。で、後は明だけだよ。能力発現がまだなのは。」

 

「そんなこと言われてもな...明には主役は遅れてやってくると言ってるが...」

 

「ふーん、とーげつ君、君、実の妹がいるのかな?」

 

「いない...大親友の妹くらいだ。」

 

「へぇ、そうなんだ。」

 

「ともかく、明のところに行くよ。」

 

「行ってらっしゃい、とーげつ君。」

 

 

----------

 

 

「明ー、戻ったぞー。」

 

「あ、お兄ちゃん!見て!変身出来たよ!」

 

「何の前触れもなく!?まぁ、おめでとう明。」

 

「えへへ、やっと皆に会えるよ。」

 

「皆に、ね...」

 

--しかし...まるで変身したブランのようなプロセッサだな。ラインの色が

  水色ではなくオレンジだが。てか、髪型は変わってないけど髪色はオレンジ

  になったのか...なんだっけ、ハロハロとかいう丸いメカをあしらった

  ...って、違う。あれは燃えるアイドルだったはずだ。

 

「お兄ちゃん...?」

 

「え、いや、何でもないよ。武器は?」

 

「それがね、弓なの。弓なんだけど、色々出来るの。」

 

「色々?例えば?」

 

「弓、銃、盾、剣の4通り...使いこなせないよ...」

 

「ほぇー...いいなぁ、そんな便利な武器...」

 

「羨ましがられるものじゃないよ...」

 

「とーげつ君!サジットは変身出来たの!?」

 

「あ、あぁ...って、どうした茜。そんな臨戦態勢で...」

 

「いや。この部屋でとてつもないエネルギー反応が観測されたから...」

 

「へぇ...」

 

--戦闘装備は...なんだろう、まるで甲冑とドレスを足して2で割ったような

  感じだな...色は鮮紅色と銀のラインで...武器は片手剣、いや、両手剣か...

 

「ともかく、これで12人全ての変身が出来たね...」

 

「なぁ茜。一体何お前は、何をしようとしてる?」

 

「...それは秘密だよとーげつ君。けど、ありがとね。」

 

「俺は何もやってないけどな。」

 

「明、ゾディアックセンターへ行って。とーげつ君はこっち。」

 

「あ、あぁ、明、ゾディアックセンターだとさ。」

 

「うん、わかった...」

 

「...さてとーげつ君。ここから先は禁忌の領域だよ。」

 

「どういうことだ?」

 

「いずれわかるよ。そして、とーげつ君。」

 

「なんだ?茜。」

 

「一つ、私のお願い聞ーてくれるかな?」

 

「...内容による。」

 

「む、じゃ、簡単に。買い物付き合ってくれない?」

 

「...は?何故俺に頼むし。」

 

「気分。」

 

「はぁ、了解だ。」

 

「え、いーの?」

 

「いーよ...」

 

「よっsy(ズガゴーン)......何事!?」

 

「振動...いや、爆発だ...!」

 

「仙道さん!ゾディアックセンターの一部が爆発しました!」

 

「そんなのは分かってる、理由は!?」

 

「サジット...サジットが転化しました...!」

 

「なんだって...!?」

 

「了解、ゾディアックシリーズは退避。戦えても、転化状態じゃ歯が立たない

 だろうからね...それと、非戦闘員もね。とーげつ君。ぶっつけ本番の運用

 だけどいい?明のために、戦ってくれる...?」

 

「茜...分かった。行こう...」

 

そうして俺たちはゾディアックセンターに向かった。




以上、過去編3話目でした。
次回で多分過去編終わりますかね。はい。
明の転化に茜と影はどう挑む。
サブタイは「転化·刃と刃」

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