3章、開幕致します。
では、どうぞ。
通りすがりの妹、らしい。
先の2章の件で色々冷遇されつつある俺の学園生活はさらに混沌を極めることになる。
--さて、どこから説明したものかねぇ...
章と章の間に俺らは学長室に呼ばれ、ブランと双子妹を除く8人が
学長室内でまぁ、ネプテューヌの妹と名乗るネプギアと言う子の
話を聞いていたのだが...カットするには忍びない話であった。
いかんせんえげつない長さであったのが仇となった。
「ぷしゅー......」
案の定ネプテューヌはオーバーヒートした。
「あーあー...コンパ、麦茶頂戴、クールダウンさせるから。」
「はいです。ねぷねぷ、これを飲むです。」
「ぐびぐび、ぷはー...いやー、ごめんごめん...」
--やれやれ...
「ともかく、その話がネプテューヌを探す理由ねぇ...いい話だなぁ...」
「え、影が感極まってる!?」
「無理もないですわ...ここまで健気な妹さんがようやく
見つけた姉が記憶喪失だったと聞くと...」
「まさか影まで感極まるとは予想外だが...ともかく、
しばらくはお前達で面倒を見てやれ。」
「了解です、学長...」
そうしてランカーズテラスに移動したわけだが...
「あのねぇ、ネプギアさん?俺の腕がどうして機械仕掛けってわかったの!?
分解しないで!それは技術の粋を集めてるんだからさぁ!」
「ちょっとだけで良いですから!」(カチャカチャ
「あら、この子、性格変わってない?」
「あなたの妹ですわよ?把握しておくべきでは?」
「記憶喪失だからわかんないよー!」
「黙れ、ちょ、斥力ゲインは弄るな!ブラックボックスだから!」
「こうなると手がつけられなるんです。影さん、御愁傷様です...」
「ユニ、いや、なんでもないわ。」
「これは酷いなぁ...ったく...ブランはまだか...」
「呼んだかしら...?って、何してるの?」
「しらないひと、いっぱい...(ぶるぶる)」
「あ、でもあれ、えいおにーちゃんじゃない?」
「おー...来てくれたかぁ...というか全員揃ったなぁ...さて、んじゃぁ、行こうか...」
「行く?何処に?」
「それはだな、アイエフ...俺の"妹"のところさ。」
「あぁそう、影にも妹が...って...」
「「「「えぇぇぇぇ!?」」」」
--声が大きい...頭に響いた...
「ということでネプギア...戻してくれない?」
「え、あ、はい。分かりました...」
「名残惜しそうね...でもネプギア、後で頼めばいいと思うわ。」
「さすがにそれは勘弁してくれ...ってか、ノワールと違って
ユニは真っ当だな...さぞかし自慢の妹だろうよ。」
「失礼ね、私だって真っ当よ!」
そんなノワールのツッコミをスルーしてる中、義手が修復された。
「直った直った...んじゃぁ、行こうか。凍月 影の妹のところに。」
以上、3章始まりました。
ネプギアの機械ネタはやりたかっただけです。はい。
次回、久々登場の明がまた一騒動起こす...?
サブタイは「真逆の兄妹」
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