定期テストとその後の部活の大会でてんやわんやでした。
本日無事時間が出来ましたのでようやく進みますね。
では、どうぞ。
「全く...こんなに暗いなんて...夜の学校は不気味ね...」
現状を説明すると、わたし、こんぱ、ベール、ブランが学長室に
潜入するためにこんな妖が出てきそうな時間に校内にいる。
「なんで言い出しっぺのノワールがいないんだよ、ちくしょう...」
ブランとわたしは変身してるけど、ブランは心なしか不機嫌に感じるわね...
-時は昼に遡る-
「やられた...!まさかこのタイミングで追撃なんて...!」
「ねぷ、どったのノワール。」
「今日のデイリーイストワールよ。私達の基地に奴らが偽装工作を...!」
「そんなものは情報戦の定石...しかし、不自然ね...」
「?、あいちゃんどーいうこと?」
「今日は学長代行が出張の日よ。つまり、これが虚実であることを
証明できる時間ができたわ。ちょっとしかないけどね。」
「...なら、とっておきの作戦があるわ。」
-そして今に戻る-
「その結果がこれというのは、どうも腑に落ちないわね...」
「そろそろ着きますわよ、学長室に。」
「ねぷねぷ、おしゃべりはおしまいにするです。」
「えぇ...って、開いてる...!?」
そう、学長の部屋は"開いて"いて、それでいて中から声が聞こえた。
「ないっちゅねー、ほんとに取引の証拠なんてあるっちゅか?」
「うるせーなー。トリック専務やレルーラさんだって言ってるだろ?
バカ代行は小心者だから裏切られないように取引の証拠を残すって。」
--あいつらだ。ネズミとリンダ。今すぐ踏み込まなかったのは
こんぱがわたしの腕を掴んで首を振っていたから。
--けど、それは判断ミスだった。
「ほう、やはり現れたか女神共。」
「...!?レルーラか!」
ブランがいち早く反応するもかいくぐられ、ベールに一蹴り浴びせる。
「ベールさん!?」
こんぱが駆け寄ったときはもう既に気絶しているのだから恐ろしい威力だ。
「な、なんだ!?」
「もう嗅ぎつかれたっちゅか?」
「まさしくその通りだよリンダ君。とんだ失態だねぇ。
如何にして償ってくれるのかな?」
「そこだっ!」(ガキィン!
ブランが振るった斧はレルーラの斥力で弾かれる。
「これだから下っ端は使い物にならんとトリック殿が言っていたのか。
ならお前達はそこの戦闘不可組を捕らえよ。」
「は、はい!」
「了解っちゅ!」
「させない...!」
「バカ、ネプテューヌ!」
「背中ががら空きだ!緋天幻客...狂咲!」
気づいたときにはレルーラの痛烈な回し蹴りを浴びて窓を突き破り宙に
投げ出される。正直、変身してないと骨折もあり得たかもしれない。
「ネプテューヌ、無事か!?」
ブランが回収してくれたが、お陰で大劣勢。
さらにそれに拍車をかけるように...
「アクク、騒がしいと思えば女神二人にレルーラか。首尾は上々かね?」
「えぇ、それはもう。ではそろそろ始めますのかな?」
「うむ。」
「何を始めるんだか知らねぇが...今度こそてめぇらまとめてぶっ飛ばす...!」
「心意気は十分だが、状況をみてみたらどうだね?まぁよい。こちらも
社長の指示で君たちを捕らえよとの仰せがある...リンダ君。」
「はいっす、指示通り戦闘不可能の二人を捕らえました!」
「な...こんぱ!」
「ねぷねぷ~、捕まっちゃったです~。」
「てめぇら...!」
「これで戦えるはずがあるまい。大人しくついてくるのだな。
でないと...アクク、ここから先は言えぬわい。」
「賢明な判断を下したまえ。」
--く...これは圧倒的不利...戦ってもこんぱとベールが...なら仕方ない。
「ふーんだ。判断だかどーだか知らないけど好きにすればいーよー!」
わたしは変身を解いて、それこそどっかり地面に座り込んだ。
以上です。久々にしては書けたかな...?
次回はあの社長が出ます。ようやく。
変態と狂人と仮面と妖艶かつ凶暴なあの連中からネプテューヌ達は脱出できるのか!?
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