女神科高校の回帰生   作:Feldelt

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最近ガンプラを本気で改造しているフェルデルトです。
まぁ、時間ないんでちょっと粗いですけど。
そんなことよりも二章3話目ですね。
レルーラが女神と接触します。どう対応するのでしょうか。
では、どうぞ。


仮面

「しかし、考えたものだな。周りから固めて同好会を守る作戦として

 公認部の協力を仰ぐ。そのためのパーティーとは。いやはや、

 軍師がいるものだな。女神共にも。そう思わんかね?リンダ君。」

 

仮面の男とイストワール記念学園の制服を纏った女、あとネズミが一匹が

学園で行われているパーティー会場の裏にいる。

 

「いやー、まぁ、そうなんですけど、レルーラさん、

 あたいがこんな重要な役でいいんですか?」

 

「当然だ。むしろこの作戦は君無しでは成立しない。たった一人、女神と

 フレンドリーになればよい。あとはトリック殿と私がやる。ワレチュー君は

 ここでトリック殿を待ちたまえ。いいな?」

 

「はい!」

「はいっちゅ!」

 

「さて、始めよう。我らの作戦を...!」

 

 

----------

 

 

「学生よ、今ここで立ち上がらず、いつどこで時の声をあげるのか!

 今以外にいつ戦うのか。学生よ、立て、立つのだ!そして、後の世代

 でもこの自由が奪われる事がないよう、このようなことを断ち切る

 事が必要なのです!どうか、まだ非力な私達に力を、力を貸して

 ください!ジーク、ジ·O...」

 

ガタンッ

 

「何っ!?」

 

「おや、熱のこもった演説に氷水を注いでしまったかな?まぁ、

 一通り終わったような頃合いだと思ったのだが。」

 

「...あなたは一体何者?その仮面は何?」

 

「フフフ、知りたいかね、女神候補養成科の優等生。」

 

「っ...まさか、黒幕...?」

 

「と言ったらどう動くかね?戦闘も出来ない一般人がぎゅうぎゅう詰めに

 なっている上で変身するのかね?」

 

「いいや、私の仲間がお相手するわ、そうよね、ベール、ネプテューヌ!」

 

「わたくしとしては穏便に済ませたかったのですが...」

 

背後をとっているな。戦術の基本だろう。

 

「おや、ネプテューヌは?」

 

「いない...サボったわね仕事!」

 

「では話を戻そう。今宵私はそなたたちに警告しに来たのだよ。

 我らに仇なせば痛い目に遭うとな...」

 

「それは、脅しですわね?」

 

「脅しでもあり、警告でもあり、挑発でもある。近々、また会うことに

 なるであろうから続きはその時にでも。では、これで失礼するよ。」

 

「最後に一つ。貴方、名前は?」

 

「レルーラ·フォン·ドゥシャ。では、また。」

 

仮面の下で笑い、レルーラは闇夜に消えた。

 

 

「リンダ君、トリック殿。こちらは完了致したぞ。」

 

「アククク、こちらも済んだぞレルーラ。」

 

「いやー、ほんと緊張したっすー...」

 

「ふぅ、ようやく終わったっちゅね。」

 

「これで終わったとは、まだ始まってすらおらんぞ、のう、トリック殿。」

 

「アククク、その通り。これからである。そして終わったら」

 

「フラグを不用意に建てないでいただきたい。」

 

「おっと、これはすまないな。明日は学長代行殿と会合があったな。

 レルーラ。お前は学園に潜入してもらう。」

 

「と、トリック専務!あたいだけじゃダメなんですか!?」

 

「念には念をという社長の指示だ。」

 

「了解致しました。あとはこの女神候補は泳がせておきますか。」

 

「うむ。もう少し身長が低ければよかったのだが...」

 

三人と一匹の視線の先には倒れているネプテューヌがいる。

 

「フェイズ1、コンプリート...」

 

レルーラの仮面は常に笑っている。仮面の奥の目は何かその先を

見据えているような怪しさを感じさせるのであった。

 




さー、ネプ子さんは何されたんでしょうね。
てか、下っ端とネズミを名前で呼ぶレルーラさん、上司の鑑じゃないでしょうか。
次回は反対運動に暗雲立ち込める中レルーラが動く。アイエフも動く。そんな
回となります。あいちゃんの能力は次回分かりますよ!
はやる気持ちを抑えてしばらく課題に打ち込むと思います。
分野的には得意なのですが量が多くてですね...これに生物の細胞分
裂とかあったら詰みますよ。あ、次回予告はこの後書きに隠れてます。なん
でそんなことをしたのかは気分です。はい。完全に気分で
す。まわりくどい事が好きなんでしょうか。

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