女神科高校の回帰生   作:Feldelt

29 / 95
いやー、課題を終わらせて満身創痍だった頃より大分調子がよくなったフェルデルトです。
最初に言って置きます。あいちゃん大活躍(?)です。
では、どうぞ。


計略

現在時刻、2100(ふたいちまるまる)。

 

このネプテューヌさんはすこーし悪いことをして、門限を過ぎてもなお

旧校舎近くの教会の地下にある私たちの秘密基地に皆でいるのだー。

 

「さてと、旧校舎取り壊しへの反対運動、おまけに影の退学も

 取り消しにしましょう。で、どうする?」

 

「やっぱり予算がかかんなくて手っ取り早いのは演説よね。」

 

「では公認部の重役を招いてのパーティーとかどうでしょう。」

 

「他に外の世論を動かすのもあり。」

 

「それで、校舎の取り壊しに反対するとともに、影さんの方もどうにかするです。」

 

「ねぇノワール、影って学校じゃ有名人なんだよね。」

 

「そりゃそうよ。影を知らない人はこの学園では希少種より希少よ。」

 

「...金や銀や赤って比じゃない。透明になるよりもあり得ない存在。」

 

「でしたら、全校生徒には知らされる話でしょうし、影さんの方は問題ないかと。」

 

「てことはやっぱり旧校舎か...ネプ子は?なんかないの?」

 

「うーん、同好会の皆で集会とか、紹介しようよ。」

 

「意外ね、ネプテューヌがしっかりしてる意見を出すなんて。」

 

「ねぷっ、失礼だなー。あとそれよりも反対運動をするのなら、」

 

「「「「するのなら?」」」」

 

「リーダーを決めるべきだと思うのです、わたしは。」

 

「ねぷねぷ、それは、言っちゃいけない気がするですよ...」

 

「え、なんで?」

 

「なら、先生達の協力を仰げる私が。」

 

「豊富な資金力と包容力のあるわたくしが。」

 

「旧校舎の文化的価値を理解している私が。」

 

「ちょっと、そこは大魔女を華麗に倒したわたしでしょ!」

 

「あー、なるほど、コンパの言う通りね。」

 

「むむむ、こうなれば...勝負だよ!とうっ!」

 

「へぶっ!?ネプテューヌ!何するのよいきなり!」

 

「リーダー決めの枕投げだよー!あいちゃんやこんぱに

 当てても意味ないからそこらへんよろしくー!」

 

「いいわ、やってやろうじゃないの、はぁっ!」

 

ドタドタガタガタ

 

「ええい!この広さなら、えーい!」

 

「ネプテューヌてめぇ!変身は反則だろうが!」

 

「あら?いつそんなこと言ったかしら?」

 

「っく、上等だゴラァ!」

 

ドタドタガタガタドタドタガタガタ

 

「うわー、大変なことになったわね、コンパ...」

 

「はいです...もうわたしは寝たいですぅ...」

 

「そうね...あんたたちー、もうそろそろ寝たいんだけどー。」

 

「何よアイエフ、決着を最後まで見届けなさいよ!」

 

「そうよあいちゃん、私たちは譲れない戦いをしているの!」

 

「はぁ、こりゃ説得は無理k、へぶっ!?」

 

「失礼致しましたわあいちゃん、ですが、下がってくださいまし。」

 

「あのですねぇ、ベールさん...」

 

「もらったぞベール!」(ヒュオッ

 

「させませんわ!」

 

「へぶっ!?あんたたちねぇ......!!」

 

「はわっ、あいちゃんが、あいちゃんが激おこです...!」

 

「あ、あいちゃん...?」

 

「いい加減にしなさいよこのバカ女神共!」(しゅぱーん

 

「あいたっ!?」

 

「痛っ!?」

 

「あうっ!?」

 

「いだっ!?」

 

「はぁ、はぁ、とっとと寝るわよ、あと布団も直しなさい!」

 

「あれ?あいちゃん、変身解けた..」

 

「ん?あぁ、それはね...発現したのよ、私の固有能力が。」




以上、影君いないとナレーションが難しいです。
あとあいちゃんの能力が発現。さー、どんな効果でしょうか。
次回「仮面」
レルーラが女神と合間見えます。
感想、評価、活動報告にてのパロディリクエスト等、お待ちしてます。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。