私はようやく執筆できる具合となりました。
さて、今回は温泉回。凍月君は出ますよ?まぁ、ひとりぼっちですが。(笑)
では、第13話、始めます。
「ほー、これが温泉!まさか学校に温泉が出来るなんてねー。しかも貸し切りだよ!こんぱもあいちゃんもテンション上がんないのー?」
「むしろあんたがどうしてそこまでテンション上がるのかが謎だわ。」
「ねぷねぷ、子供みたいです。」
「もー、ベールもブランも待ってるんだし、早くいこーよー。」
……さっきからうるさいな……とまぁ感想はさておいて説明しよう。現在は放課後。教室の隅でネプテューヌ達がわいわいがやがやしている。ただそれだけだ。
「あのねぇ、まだ日も沈んでないのよ?あなたみたいにあの二人は暇じゃないの、あなたみたいに!」
ノワール参戦。
「ねぷっ、ノワール、それは酷くない!?」
またガヤガヤガヤガヤし始めた。
「頭に響くんだよ、ったく。」
「あ、影さん、ごめんなさいです。」
「いいよ別に。ネプテューヌ、少し音量下げろ。」
「え、ちょ、わたしだけ?」
こちとらブランに現国の教えを乞おうとして予定入れられたし、何よりも。
「高周波で騒がれると頭が痛くなる。」
「あーそう、なら帰れば?」
「無論そのつもりだ、アイエフ。」
あいつら温泉行くのか……気がかりを潰して、友人と遊ぶか。
それから数時間が経って、現在わたしはいい湯に浸かっているのだー!あったかーい!温泉サイコー!
「ほふぅ、いい湯ですぅ……」
「そうですわね、貸し切りにさせていただいて良かったですわ。」
「たまにはこんな感じにゆっくりするのもいいわね……」
ねぷ、いささかゆゆしき問題が、何あの大きな浮島6つは。
「…………(チラッ」
うん、ブランが無関心なようですんごいチラチラ見てるね、うん。
「あの3人は一体何を食べてるのかしら……」
あいちゃんも気にし始めた。ん?
「ねぇねぇブラン、耳に何かついてるよ?」
「……これは、通信機。」
「つ、通信機?」
『やっほー、皆の衆。安心してくださいな。今俺は友人達と麻雀してるから。っと、リーチ。』
「リーチって、相変わらず影はフリーダムね。」
「影さんも聞いておられるのであればお話ししやすいですわ、声を大にしてお話しできる内容ではないですから。」
『へぇ、大体の見当はついたけどな。あ、ロン。』
「あがったみたいね。で、その話って何よ、ベール。」
「えぇ、ブランとはもう話をしたのですが……」
ここからベールさんの長いお話し。話をまとめた影曰く、
『やっぱり、俺らは狙われてるな。』
「断言するのは早いわ、影。あくまで、可能性。」
「まぁ確かにオリエンテーリングの地図が6枚も同じなんてことはあり得ないわね。毎年かなりの種類ができるから。」
「けど、偶然にしては出来すぎてない?」
「そうですわね、疑い深くなれば周りのすべてが怪しく見えますわ。」
「それに、ここは学校ですよ?そんなことが……狙われてるなんて怖いですぅ……」
うーん、話よりも浮島6つに目が行くわたしとブランがいるけど事態は多分深刻。両方の意味で。
「影、この状況は非常に不愉快なのだけど……」
『こんなことは言われたくないだろうけど。』
ブランと影がなにやら会話中。まぁいわれなき差別に対する苦情というか、愚痴かな?
『ないことを気にやむ必要はない。むしろ無い物ねだりは不毛だ。ただ認めて、そこにアイデンティティーを見いだせばいいさ。』
『うわー……』
あいちゃんとわたしはきれいにハモる。
「……あなたに聞いた私が間違ってたわ。」
『だろうな。これだけは譲ることのない俺の主観的意見を交えてるからな。まぁ、ブランだけの特権だ。』
『うわー……』
『そんな言われようなのか。俺の偏り過ぎた意見は。あ、あ、あー……』
「麻雀でも撃沈したみたいね、影は。」
「少し、灸を据えることにするわ。」
「う、うん。その方がいいと思うよ、ブラン。」
「さて、皆さん、そろそろ上がりましょうか。」
翌日、影はすんごいげんなりしてたね、うん。
いかがでしたか?
R-15タグは必要なのでしょうか。あ、いるかも。
そんなこんなで13話です。
しばらくネタなし路線で行きます。原作に左右されますね。
次回、「ゲームとは戦略である。」
感想、評価、お待ちしてます。